佐賀県条例に基づく移入規制種の指定に関わる
意見交換参加者による報告書

報告者 横峯 竜一  
   
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  • ホームセンターユートク本部の発言
    私どもの店鋪ではこれまでいろいろな動植物、魚類を販売してきましたが、今回の指定に関しては率直に従い、指定された動植物、魚類に関しては販売を見合わせる方針です。
  • まるまんフィッシングの発言  
    ※横峯氏註 Q4とほぼ同じ内容でした。
  • 日本釣振興会の発言
    バスはもう既に日本の生態系に定着しており、地域振興及び経済効果、釣りをとおしての子供等の教育に対しても重要であり、何とかバスを指定から外してもらいたい。(「県民」のバス釣り人も皆ほぼ同じ意見)
  • 筑後川漁協の発言
    筑後川でもバスは確実に増えており、生態系及び在来生物に影響を与えている。是非とも指定してもらい、捕獲して食用にできないか。日本の釣りはもともと獣肉を食べなかった日本人にとっての蛋白質を摂取するための手段であり、キャッチ&リリースという思想はなかった。だからバスも釣って食用にすべきである。なお指定に関しても山梨県等はバスを特定外来生物等には認めていない(河口湖のことか?)このような条例は全国一律、一斉に指定・施行しなければ相手が自分の意志で移動できる生き物であるから効果はない。だから是非とも我が県だけでなく、全国の都道府県にも働きかけてもらいたい。
  • 牟田漁協・湖面利用組合の発言
    (※ 横峯氏註 Q3とほぼ同じであるが)
    我々も日本固有の生態系を無視してまでバスを増やせ、釣らせろ、指定するな、と言ってるのではない。
    現在バスやギルの生息していない水域には絶対密放流等がないように、北山湖に訪れる釣り人にも指導徹底するし、北山湖でもこれ以上増えないようにするし、ワカサギやヘラブナの放流も継続する。そして現在バス・ギルの生息していない水域で確認されれば、駆除作業に率先して参加するものとする所存である。この点を誤解しないでいただきたいと思います。
  • まるきん(釣具屋)の発言 
    ※横峯氏註 日本釣振興会とほぼ同じ内容でした。
  • 私(横峯氏)の発言
    私がまずはっきり言いたいのは、バスのみを指定から外してほしいとか、カムルチーだけを指定から外してほしいとか言うつもりはありません。
    私はパブコメで述べたとおり、外来種問題をこのまま放置してよいとは絶対に思わないし、何らかの規制を取るのは基本的に賛成です。しかし、現在の生態系破壊をすべて外来魚の責任として「まず指定、排除する」という公正を欠いた条例施行の風潮には反対です。(私は去年釣ったカムルチーとバスの奇形魚11点の写真資料を見せました)このような奇形を育ててしまう水質悪化やそれを促す工事等にも問題があると思います。
    一般的に佐賀では昔から「ライギョは汚染に強い」(実際はそんなことはない)と言われてきましたが、そのライギョでさえ、生態系の頂点に立つ生き物がこのようになるということは、在来の小型魚はもっと汚染されている可能性があるということです。バスだカムルチーだという議論の前に、こういったことも考慮して、大変難しいとは思いますが、現在の佐賀の生態系の中に生きるすべての生き物達が平和に、安心して生息していけるような議論と、条例の施行をどうかお願いいたします。
    ※横峯氏註 あと、興味深い(理解が難しい)発言があったので記載します
  • ネイチャー佐賀か佐賀大学教授の発言(どちらか覚えていません)
    淡水魚は原則的に自力で生息地域を広げることはできない。従ってオオクチバスやブルーギルの生息域拡大は、明らかに人為的なものであり、自然のものではない。従ってバスは移入規制種に指定し、駆除するべきである。
    ※新家註 佐賀に住んでいて、そこの水域の特性(クリークによる水域の連結)も知っているはずなのに、こんな稚拙な意見が出てくる。せめて「閉塞水域に限定して」という前置きぐらい…。これもあからさまな外来魚嫌悪の例であろう。
  • 佐賀大学教授の発言
    釣り人の皆さんに質問したい。あなたがたはバスを数多く釣りたいのか?それとも数より大物を釣りたいのか?(一同無言)数ではなく大物を釣りたいのなら、県の条例に賛成すべきですよ。
    ※ 横峯氏註 この大学教授の発言で、終了時間を30分延長していた公聴会は一応閉会となりました。


これで「県条例に基づく移入規制種の指定に係る意見交換会」の報告を終了いたします。
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