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vol.120

月刊「WHIPLASH」SEPT,2016

9月の目標:北の方で初の魚を釣ること

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は7月25日から8月24日までです。

7月末、長かったTBR-107SPのウェイトセッティングがやっと終わりました。当初予定していたビーズが入手不可になったり、代替えのビーズが重すぎたりで、最後の調整に時間がかかってしまいました。さらにウェイトボールの配列を変更し、ノーズの下向き具合を微調整。これをAダムに持ち込んでアクションテスト。ダートさせる際の入力も縦やら横やら。その際のラインスラックも長短いろいろ、ダートもショートやらロングやらひねり入りやらいろいろ試して、「まあこれでエエんとちゃうやろか」というレベルになったのを確認。結局Type-8Rというテストモデルのウェイトセッティングが正規採用となりました。
「これにてテスト終了」となると、操作するのも仕事ではなく遊び。気分よく操作していると、左斜め前方に小魚のライズリングが出始めました。見える範囲の地形から察するに、あのあたりの水中には傾斜があるはず。そして背後の緩い斜面から足元にかけて点々と小湿地があるので、そうした湧き水は水中にもあるはず。盛夏の17時半、まだいい時間とはいいがたいけど、「ひょっとしてバスが出るんやないか」という勘が働きました。そして、ライズリングが点々と出るあたりにキャスト、3度ほどダートさせた直後にティップを押さえ込むようなアタリ。引かないがそこそこ重さはあるし「そんなチビではなさそうやな」と思いつつ寄せると、魚はそのまま浅場に乗り上げ、とてっとてっと2度跳ねた後、横たわってしまいました。うーん、まぐろバスか…。フライの世界の超有名人マスタークラスの某氏は一緒に飲んだ時に「オレは『まぐろ』の良さがわかるオトコになった」と言っていたが、自分は未熟なので魚であってもその他であっても、「まぐろ」の良さはわかりません。そんなわけで今回のバスは45cmほどあったものの、「まぐろ」だったので喜び半減。でもまあテストルアーを食ってくれたのはうれしかったけどね。

[当日使用タックル]

  • Rod:RAW DEALER R703RS2 THE CROSSFIRE-BSV_test(Whiplash)
  • Reel:DAIWA-Z2020H(Daiwa)+20lb
  • Lure:TBR-107SP-8,SP-8R(Whiplash)

あれこれロッドテストやってます。現在テストしているバスロッド(ホンマか?しかしRAW DEALERシリーズなので、一応カテゴリーとしては「バスロッド」なのである)は、2モデルもほぼ2等分の2pcです。どちらも7フィート後半のやや長めのロッドです。一方はいわゆるヘヴィアクション。もう一方はミディアムアクションでティップはややライト…といったところでしょうか。ともに張りを出しすぎず、適度にしなやか。使用ルアーの範囲が広く、曲がるけど強く、魚をコントロール下におきやすいという、ワンタックルでの釣りの実質的な部分を念頭に置いたモデルです。もちろんバス以外にも使えます。前者はオーナマにも使えるし、後者はスズキやマス族にも。後者は今のところテストモデルはベイト仕様ですが、実釣を繰り返してブランクスがOKなら、スピニング仕様に移行する予定。これらは9月に海外に持ち出して使う予定です。
それとライギョロッドも1本テスト中。ティップはXSR701GXに近く、バットはXSR705SX-Rに近い感じです。無理のないテーパーでなかなかのキャスタビリティーです。

[タックル_1]

  • Rod:RAW DEALER R7△▽R◇2 THE E◇○□※◎◯▽△ER-BSV_test
  • Reel:RYOGA 2020H & DAIWA-Z2020H(Daiwa)
  • Lure:スピナーベイトNaked WT 1/2〜5/8oz, 100〜130mmミノー, 100〜130mmミノーペンシルetc.

[タックル_2]

  • Rod:RAW DEALER R7▽▽R◇L2 THE H◇○□N ※◯▽△◇R_test
  • Reel:15 CATALINA BJ 100SH & ZILLION TW 1516SH(Daiwa)
  • Lure:スピナーベイトNaked WT 〜1/2oz, 80〜110mmミノー, 100〜115mmミノーペンシル, 14〜21gスプーンetc.

[タックル_3]

  • Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION XSR△▽7※◇X THE R△□△L F○▽☆I◇N_test(Whiplash)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#8-10
  • Lure:TEST MODEL_1&TEST MODEL_2(Whiplash)

盆が明けてしばらくした頃、琵琶湖周辺にケタバスの様子を見に行ってきました。相当減水してるだろうけど、魚がいれば釣れるだろうと甘い考えで出かけたのですが、思わぬ展開が待っていました。まずは減水がただごとではない。川がカラカラに干上がりポイントが消滅。そして少ないながらも水のある川では、家族連れの水遊び&投網炸裂。さらに繁殖行動の疲れか、オスの多くは流れの緩い場所でぼーっと表層を漂っている。まあ同じオスとしてこの状況は「お察し申し上げます」という感じなのだが…。とにかくすべての状況がよくない。マイナスのカードをすべて揃えた観がありました。かろうじて何本か釣れたものの、どれも追い方も食い方も鈍かったです。とどめはニゴイまで超低活性。というわけで残暑も釣りも厳しい1日でした。

[当日使用タックル_1]

  • Rod:6'6" ORIGINAL U.LIGHT BAIT ROD(Blank:MHX)
  • Reel:ALPHAS FINESS CUSTOM(Daiwa)+PE#0.6+Fluoro 8lb Leader
  • Lure:自作ミノーペンシル65mm, 自作ミノー70mm, Dr.MINNOW 5FS(Daiwa), Dr.MINNOW 7FS(Daiwa)

*同行したコーヘイ君&カヨコさん夫婦も釣果はまったくふるわず。彼らが言うには「ミノーやトップよりシンキングペンシルの方が反応がマシかも」。事実ミノーがまったくダメな時に、カヨコさんのシンキングペンシルにアタリ2連発というのがありました。いずれも食いは浅く、リアフックが口の先にちょん掛かりという状態で手前でバレましたが、それでも同じエリアを通しているミノーにはまったく無反応だったので、シンキングペンシルがヤル気なく表層(観察していた感じでは水面下10〜20cm)をフラフラ泳ぐ…というのがよかったように思います。

上のケタバス釣行の際、とある川の土手を走りつつ、河川敷の茂みや林、竹薮を観察しました。なぜそんなことをしたかというと、7月末(8月頭?)にその川に釣りに行った友人・爆裂爛漫息子センセーが、梁からそう遠くない場所でツキノワグマの足跡を発見し、獣の異臭を嗅ぎとったからです。梁からそう遠くないということは、本湖からもたいした距離ではありません。センセーがいうには「あの足跡は間違いなくツキノワのもの。そしてあの獣臭もおそらくツキノワで間違いないと思う。付近にはシカの足跡もたくさんあった」とのこと。自分は「それは生きている獣の臭いなのか、それとも死臭系か?ひょっとしたらシカを食害したツキノワの糞か、もしくは川が干上がりかけていたので、魚を捕らえて食った糞が近くにおびただしくあって、そのタンパク系悪臭がたちこめていたとか?」と尋ねましたが、センセーは「糞は見当たらなかったけど、あの臭いは他の動物のものではない」と回答。たしかにツキノワグマの獣臭はかなりキツイ。自分も数度沢筋で嗅いだことがありますが、汚れた毛の長い大型犬にツンと鼻にくる刺激臭をまぶしたような感じでした。これが一般の釣り人の話なら、まだ「ホントかなあ?」と疑問符がつくのですが、証言者はツキノワグマの生息圏での渓流釣り経験もあり、鼻が効き、自分と同じく屋外でふとしたことで高鼻を使って風に混じる匂いを嗅ぎとることができる爆裂爛漫息子センセーなので十分信用に足ります。ちなみに自分の周囲で風に混じる匂いを嗅ぎとるという行為をする人間は、このセンセーのみ。ライギョ釣りの人やバス釣りの人、その他いろんな釣りをする知人がいますが、そのうち95%はフィールドでも釣り以外に目や鼻や耳を向けることはありません。
そんなセンセーの話を聞いた後だったので、けっこう距離のある山からツキノワさんが降りてきて、日帰りする距離ではないし、彼らが安全に身を隠す場所はあるのか、本来の居住域である山までどれぐらい距離があるのか、河川敷を歩いていても土手の道から見えにくいのか…などを確認した次第です。流域での2016年のツキノワさん目撃情報も調べましたが、もっと山に近いJRより西のあたりでした。そこから先日の足跡発見現場まではかなり距離があります。ちなみにその足跡の主、センセーの話から推測すると3〜4歳モノと思われます。滅多なことはないとは思いますが、安曇川流域の方はご注意。

TBR-107はすべてのウェイトセッティング、カラーパターンが決まり、後は生産…というところまできましたが、工場の生産ラインがかなり詰まっていて、早くてもリリースは晩秋になるとのこと。そこで晩秋という季節にリリースするのはいかがなものかというVH側からの意見もあり、晩秋から冬にかけて生産し、満を持して来春(2017年春)発売という方向でいくことになりました。年内の発売を期待してくださってた方、申し訳ありませんm(__)m。来年少し暖かくなる頃にはサスペンドとフローティング、そしてシンキングの順でリリースされますので、よろしくお願いします。

この秋、ワタクシが今年3度目の海外逃亡をしなければ、多分10月中にTBR-107を含めた、ウチのプラグとワイヤーベイトのアクション動画を撮ろうと考えています。「バレーヒルさんはよくHPに新作の動画等をアップしているのに、WHIPLASHは何にもしてへんやん。怠慢である。それにカタログの説明やリップサービスだけではわかりにくいので、動画でやってほしい」という声がフィッシングショーの頃からちらほらありましたので、その「ちらほら」のお声に応えようと思います。それに海外の方には拙い英語で説明するより、見てもらうのが一番だから。いやなに、ワタクシのルアー操作がヘタだからとか、ロクに動かんルアーばかりだからとか、プロモーションに値しないブランドだからとかいう理由で動画をやってなかったというワケではありませんよ(ラストは当たってるかも)。自分は動画をほとんど撮らないし、撮られるのも好きではない(知人といえども無断で撮ると怒るよ)ので、まーったく思いつかなかっただけです。でも実際に動画を見たら「こりゃダメだ」と思う人が続出したりして(笑)。
先日、出版社の人や広告代理店の人にもそんな話をしたところ、「是非とも誰でも見られる動画を、ちゃんと作ったほうがいいですよ」と言われました。それもオフィシャルなアクション動画を撮ろう(というより「撮ってもらおう」が正解だな)と決めた理由のひとつです。BGMはどうしようかな? 某SGギタリストにお願いしようか…。ここ数年会ってないけど。でもそれよりなにより、ルアーの動きがはっきり見える水のキレイな池や川を探さないとね。

『ルアーマガジン』に初めて出ました。しかもおちゃらけ系企画(笑)。なんであんな釣りを提案したかというと、楽しい釣りって意外に身近なところにあるかも…そして釣り方によっては、思わぬ魚が好ターゲットになりうるということを言いたかったから。
「何cmの魚を獲るまでは」とか「誰それより大きいのを釣るまでは」という必死感、「○○以外はオレ様のターゲットじゃない」という限定感、そこから生まれる閉塞感に少しだけでも穴をあけることができたら…という思いからです。そしてケタバス釣り用に自作したあんなロッドやルアーを持ち込んだのは、「遊びにおいて手抜きはしないよ」という「アマチュア小物釣師」としての姿勢の表明です。バスしか認めない、ライギョしか認めない…という偏狭さを押しつけられると息苦しいな。自分はお気楽小物釣師だからタナゴからケタバス、バスやマス族、ライギョなどといった小〜中型魚族を、季節によってあれこれ釣って遊びたい。時には海の少し大きめのお魚たちや、海外のやや大きめのお魚たちを狙ったりすることもあるし、またいつかピラルクーみたいなホントに大きい魚を釣るために、南米に渡る気でもいるけどね。

小物釣りといえば、ビワヒガイ釣りをすっかり忘れてた!

ウチの前の溝にオイカワが上がってきた。ひさしぶりにオイカワ釣りもやりたいなあ。

遊びといえば…9月に北の方に渡って、これまでのワタクシの釣り歴からは想像のつきにくい魚に、これまた「何でそんなルアーを?」というルアーを投げてこようかと考えております。完全に季節モノなので、その魚がその時そこにいなかったら、どうしようもなくお手上げですが…。

東京都知事選より気になるアメリカ大統領選。

最近の!!な試合

★WBA フェザー級選手権 レオ・サンタ・クルス vs カール・フランプトン

12Rまで続いた息がつまりそうなテクニカルな攻防戦。いい試合になるだろうとは思っていたけど、これほどの内容になるとは…。一進一退だったが自分の判定では僅差でレオ・サンタ・クルス優勢。しかし判定は意外に離れた点差2名とドローによる2:0のマジョリティ・ディシジョンでフランプトンの勝利。これは納得いかない人も多いんじゃないかな。再戦熱望。

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★マウス

MACのマウスにトラブル発生。どうやら断線気味でPCに信号が行ったり行かなかったり…。しかもそれが原因でフリーズが頻発。で、マウスを交換することに。しかしウチのG4は古い。OSも古い。なかなか対応するモノがなく、ネット上でやっと1個新品を見つけて即購入。これで通常通り作業できるようになりました。

★コレット

MACのマウスの次にリューターのコレットがトラブル。DREMELは近所に扱い店がないので、手っ取り早くネットショッピング。その際、コレットだけでなく、そろそろ内部も寿命かなあと思いつつ後継機種を調べてみると、付属品も充実していて昔に比べて異様に安い。原産国メキシコだから? いっそのことセットで買い替えようかと思ったが、旧来の武骨なフレックスコード先端部が手に馴染んでいるので、買い換えは延期としました。

今月のダメな人

★特になし