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vol.119

月刊「WHIPLASH」AUG,2016

8月の目標:今月も節(約)(生)活

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は6月25日から7月24日までです。

今月も山岳渓流に行ってきました。遊漁券売ってるオバチャンに「今年もクマさん出てる?」と尋ねると「フツーに出てるよ。サルもようけ出てるよ。このへんは何でもおるよ」とのこと。「何でもおる」というのはようわからんが、とりあえず入渓。
ところが梅雨のせいで水量が多く押しも強く釣りづらい。ちょっとした淵も流れすぎで、魚はルアーを追いきれない感じ。結局3本の沢に入って小型のアマゴを8本だけ。ヤマビルにもやられたし、コーヘイ君夫婦もあまり釣れてないし、夫婦とも滑ってコケてたし、早めに見切りをつけて、「釣れない時のケタバス頼み」で琵琶湖北部へ。
昨年はこのあたりでツキノワグマの食痕やフンを多数見かけましたが、今回はそれらしきモノは見かけませんでした。珍しくニホンザルも騒いでおらず、静かなものでした。やや珍しいモノとしては、車に轢かれたジムグリの亜成蛇を1匹見かけた程度。合掌。クマといえばマオ先生が自分も何度か通ったことのある某林道を車で走行中に、前方を子グマが走り抜けたそうだ。まだまだ一人立ちする大きさではなかったので、「どこかに親がいるはず」と、車を停めてあたりの森を注意深く見回したが、親グマは発見できなかったらしい。

[当日使用タックル]

  • Rod:GILLIE HEADWATERS 53 Bait(Zenaq:今のところワタクシの個人的特注品)
  • Reel:SS AIR(Daiwa)+Nylon4lb:Normal Spool
  • Lure:EMISHI 50S(Ito Craft), DR MINNOW 5FS(Daiwa)

*SS AIRの渓流バージョンが出るようですよ。ベイトでの山岳渓流に興味のある方は要注目。カラーとハンドル、スプールとギア比、ムーンドラグなどが現行のSS AIRと異なるようです。個人的にはギア比は現行仕様の超ハイが気に入ってるんだけど、スピニングの渓流定番2004Hの巻き取りに近い設定も、スピニングからの転向には違和感が少なそう。あと、スプールも通常仕様の方が好みやなあ。でもドラグの引き出しクリックはうらやましい。やっぱりドラグが滑った時の「鳴き」はいいよなあ。詳細はDAIWAさんのHP内の「PRESSO PRESS」で。

山岳渓流を15時過ぎに切り上げ、夕方の湖北へ。例年と比較すると川によっては魚影が薄い。オスの婚姻色の出方も薄い。チェイスも激しくない。しかし今回はサイズがいい。釣れてくるオスはほとんど尺丁度ぐらい。中には全長32cmに達するモノもちらほら。別の川に入ると、こちらも魚影は薄いものの1投目から連続ヒット。サイズはややダウンか。しばらくはトップを投げたりミノーに換えたりスプーンをつけたりして遊んでいましたが、だんだん飽きてきたのでニゴイ狙いに変更。こちらはたまにルアーに反応するのですが、なかなか食ってくれません。しかしついに1本、60cmあるなしのヤツがふら〜っとついてきて、ミノー目がけてヒワイな口を延ばしました。ケタバスを釣ってもヒン曲がるULベイトタックルで、このサイズの魚を相手にするのはなかなかキツイ。ロッドはリールシートの前からヒン曲がってるし、当然ドラグは滑りまくり。両岸はアシのブッシュなのでそこに突っ込まれたら終わり。用心してあやしながら最後は手づかみでランディング。やっぱり夏の湖北は裏切らない。貧果だった山岳渓流のウサを吹っ飛ばす釣りができました。
今回は1本、掛かりどころが悪くて弱ったので、持ち帰って塩焼きにしました。特にクセもなくあっさりして旨かったです。さすがコアユを飽食しただけのことはある(笑)。

[当日使用タックル_1]

  • Rod:6'6" ORIGINAL U.LIGHT BAIT ROD(Blank:MHX)
  • Reel:ALPHAS FINESS CUSTOM 105H(Daiwa)+PE#0.6+Fluoro 8lb Leader
  • Lure:自作ミノーペンシル60-70mm, Dr.MINNOW 5FS(Daiwa), CHINOOK 7g(Daiwa)

[当日使用タックル_2]

  • Rod:SILVER CREEK 63L(Daiwa)
  • Reel:14 CALDIA 2004H(Daiwa)+PE#0.6+Fluoro 8lb Leader
  • Lure: Dr.MINNOW 7FS(Daiwa), 自作ミノーペンシル60-70mm

*今回は派手な蛍光系カラーへの反応がよくなかったようです。自分はたまたま地味系カラーしか持ってきてなかったので比較はできませんでしたが、コーヘイ君によると蛍光オレンジ等へのケタバスの反応はイマイチだったそうで…。そーいや昨年もド派手な蛍光色のルアーへの反応はよくなかったなあ。チャートバックのクラウンとか反応よくなかったもん。自分は自作ミノーペンシルの地味カラー(ギンクロ系)とDr.MINNOWのバッタカラーを多用しましたが、コレらはきわめて好反応でした。カヨコさんもバッタカラーでケタバス連発。えらく気に入ったらしく「バッタちゃん、買い占めなアカンな(笑)」とのたまっておられました。ちなみにバッタカラー、マッチ・ザ・ベイトというわけではなく、反射を抑えたマットな感じがよかったのだと思います。こういうテレストリアル系をデフォルメしたカラーって、遊び心があって好きですね。一応デザイン業に携わる自分としては、リアルよりデフォルメがキモかと。

バッタカラー、正しくは「流れバッタ」にかんしては、DAIWAさんのHP内の「PRESSO PRESS」でも取り上げられています。

その後取材でケタバス釣りに行きました。浅くてきれいな川にサンダルや水遊び用シューズで入り、チャラ瀬に小型ペンシルを投入して泳がせると、鮮やかな婚姻色のものや、時には白銀のものが果敢にアタックしてくるので、一緒に釣りをした記者の人たちも「オトナの夏休みって感じですね〜」と楽しんでくれました。梅雨明けで空は青く晴れ、雲はあくまでも白く、流域の木々は緑。絵に描いたような夏の風景の中、たっぷり遊んできました。

[当日使用タックル]

  • Rod:6'6" ORIGINAL U.LIGHT BAIT ROD(Blank:MHX)
  • Reel:ALPHAS FINESS CUSTOM 105H(Daiwa)+PE#0.6+Fluoro 8lb Leader
  • Lure:自作ミノーペンシル60-70mm, Dr.MINNOW 5FS(Daiwa), Dr.MINNOW 7FS(Daiwa)

*ケタバスはオスよりメスのほうが、ルアーをがっちり食ってきたように思います。恒例のニゴイも記者さん2名、そしてカメラマンさんにも出てくれました。

諸事情あって3週間以上ライギョ釣りから離れていましたが、7月中旬にいくつかテストものが入ったので、梅雨の晴れ間を狙って、午後から時間を空けて行ってきました。テスト品はいずれも想定していた通りの働きをしてくれましたが、天候のせいでいくつかの池ではヒシがほぼ壊滅。盛夏〜晩夏には復活するのだろうか。例年みたいに立ち上がるぐらいに繁茂してほしいんだけど。4つの池を見て回ったけど、前述のようにヒシが壊滅していたり、水が死んでいたりで、結局「釣りをしようか」と思えた池はひとつだけ。ここの水生植物すらも例年よりは元気なかったなあ。お魚さんは数発出てくれたのでテストにはなったけど。仕事と所用とテストモデルのアップ事情により、次のライギョ釣りは8月に入ってからになりそうです。

[使用タックル_1]

  • Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR703JX-TF THE HYDRONAGA(Whiplash)
  • Reel:RYOGA SHRAPNEL C3000H(Daiwa)+PE#10
  • Lure:TEST MODEL_1&TEST MODEL_2(Whiplash)

その時、ふと立ち寄った深い森の前の池で、ニイニイゼミとクマゼミに混じって、ウグイスがさかんに「ホケキョ」と鳴いていました。この有名な鳴き方は繁殖期のもので、こちらではたいてい5月中旬にもなれば、「ホケキョ」をやめて地鳴きになっているのですが、今年は何かがおかしいようです。同様のことを7月上旬に神戸市で知人が体験して、「なんかキモチわるいなあ…」と言ってました。ちなみにこの池、自分がチェックした範囲では、今年ライギョたちはディスプレイのみで産卵しなかったようです。現在ヒシは壊滅、ブッシュもまばらで弱々しい状態。こんな状態で台風でも来たら終わるぞ…。たくさんいた小魚もカエルもあまり見られません。まるでこの状況を予見したかのような産卵ナシ…。

お父さんと小さい男の子が水辺で釣り。本来なら微笑ましい光景だ。しかしそこで展開されていたのは、エサ釣りで釣れたブルーギルや子バスを、歓声をあげながら踏みつぶして殺したり、あるいは石で叩き潰して殺して喜んでいるという光景だったそうだ。バスやギルのリリース禁止の水域だったそうなので、法的には問題ない。だが、生き物を殺して喜ぶという行為に小さい頃から慣れ親しんだ子供の将来はどうなるのだろう? お父さんはの言い分はこうだろう。「悪い魚だから」「この国には不要だから」。苦言を呈されたらこう言うのだろう。「法律ですから」。どんなものであれ、命の重さが法律の前で紙屑以下になるのはいかがなものかと思う。

断食月にテロ、革命記念日にテロ、軍部のクーデター、銃乱射、またしても自爆テロ。その種のテロと縁が薄いと思っていた地域でも企てた容疑で拘束。この先どうなっていくのだろうか。

最近の!!な試合

★WBC S.フェザー級選手権 フランシスコ・バルガス vs オルランド・サリド

激戦の末に三浦をTKOに下して王座を獲得したバルガスと、数々の激戦で知られるサリドの、戦前から激戦必至の好勝負。やや様子見気味だった1Rを除き、残る11Rで激しい打撃戦を展開。特に6Rの激しさは特筆モノ。しかもそれらは単なる殴り合いではなく、そこには恐ろしいほどのスタミナとそれを裏づける練習量、不屈の闘志、実は巧妙な防御(特にサリド)が見て取れた。自分の個人的な採点ではドローだったが、公式判定は15:13でバルガスが1名、残る2名のジャッジは14:14のドローをつけていた。よって判定はマジョリティ・ドロー。バルガスがタイトル防衛を果たしたが、第2戦に大いに期待。この試合、ボクシングが好きなら是非とも見ておいた方がいいと思う。別にボクシングファンでなくても、絶対引き込まれると思うしね。

★UFC200 フェザー級王者決定戦 ジョゼ・アルドJr. vs フランキー・エドガー

豪華絢爛カード目白押しのナンバー大会。なんせオープニングマッチが五味vsジム・ミラーだもん。あっけなくストップされたけど。その中で個人的にもっとも興味深かったのがアルドvsエドガー。前回はアルドが判定で勝利したカードだが、今回はアルドの慎重さが目につく。やはりコナー・マクレガーに13秒で敗れた試合が後をひいているのだろう。誘いに乗らず、距離をとって、確実にジャブを当てるゲームプラン。得意のタックルはすべてディフェンスされ、ジャブで削られ、消耗していくエドガー。それでも驚異的なスタミナで5Rをフルに動き回り、勝負は判定に。結果的にアルドのユナニマス・ディシジョン勝利だったが、オクタゴンサイドで見ていたマクレガーにはどう映っただろうか。
その他ではケイン・ベラスケスも完全復調って感じだったし、ブロック・レスナーはマーク・ハント相手に怪物ぶりを発揮。女子バンタム級選手権では、ホーリー・ホルムを破って戴冠したミーシャ・テイトが1Rに血まみれで破れる波乱あり。アマンダ・ヌネスの肩の力を抜いた状態から伸びて、当たる瞬間に効かせるパンチをくらい崩れたところに背後からのチン・ロックでタップアウト負け。ロンダ・ラウジー不在の女子バンタム級はカオス状態。個人的にはクリス・サイボーグにタイトル戦線に出てきてほしいんだけど。
残念だったのはジョン・ジョーンズがドーピング検査でひっかかり、ダニエル・コーミエとの新旧ライトヘヴィ級王者同士によるタイトルマッチが流れたこと。代役として出場したアンデウソン・シウバは試合2日前に出場を決めるという男気を見せてオクタゴンに上がったが、締まりのない腹回りが未調整を物語っていた。お腹のお肉がたぷたぷしたアンデウソン・シウバ…(T_T)。

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★エアブラシのニードル

ちょっとした不注意でニードルを傷めてしまいました。フツーに使えるように復元はしたのですが、再度トラブルがあった時に即時対応できるように、予備のニードルを購入。ついでに少し変形してたニードルカバーも。

今月のダメな人

★ウーリーモンキーのテイルスープ?

エクアドルのあゆセンセーから送られてきたウーリーモンキーの写真を転送したら「この太い尻尾でテイルスープを作ったら旨いのでは?」と思うM君はややダメな人かと…。ちなみに自分はまだサルを食わされたことはありません。かつてブラジルでは先住民に食われたサルの頭蓋骨(大きさと形状から推測するにマカコ・アラーニャ、つまりクモザルと思われます)は見たけどね。食わされたのはカピバラとかクビワペッカリーとかメガネカイマンぐらい。クビワペッカリー(現地名サヒーノ)を食わせてくれた集落の納屋(?)には狩猟した動物の遺品(?)がいくつかあったが、サルのはなかったなあ。クモザルの子供とクチジロペッカリー(現地名ワンガナ)の子供がペットとして飼われてたけど。かわったモノといえば、FRAタダノリ氏はマレーシア北部で、ガイド(自分の馴染みのガイド君ではない)がジャングルで撃ってきたマメジカ(ネズミジカとも。多分LESSER MOUSE DEER)を食わされたことがあるらしい。