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vol.109

月刊「WHIPLASH」Oct,2015

10月の目標:1年ぶりの駿河湾

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は8月25日から9月24日までです。

短期東南アジア旅行から帰ってきました。それにしても今回はバッドラック続き。現地入りする前にふとしたことにより、体の部位を3カ所傷めていたし、現地入りしてからは大小あれこれあわせて7つ(船外機、背面フッキング、ライン拾い、ティップのガイド、ラインに咬みつき、踏み違え、ビール)の不運(?)に見舞われました。何か悪いことしたっけ? 日頃の行ないがそんなに悪かったっけ? 最後にあわやカヌー転覆!!というのがありましたが、岸辺だったので自分の手がギリギリ届き、ガイド君のパドルも底を押し、浸水のみで最悪の事態は回避できました(その時カヌーの縁で打った肋骨は10日ほど痛んだ)。これは全員のことなので、ワタクシ個人の不運は現地では7つでした。もうひとつ「デブ半ケツ」というのもあるが…。世間ではよく「ラッキー7」と言いますが、完全に「アンラッキー7」やんか。簡易釣行記は後日…。
で、どんな魚を釣ってきたかというと、今回の表紙のような…。口にフライがついてますが、フライ単体で釣ったのではありません。フライには興味を示して寄ってくるものの、滅多に口を使わないので、ねるねるねるっと練餌で覆って投入(セコイ!サイテー!笑)。すると秒釣・瞬釣(←造語しました)。

今年も秋の恒例「海のお気楽小物釣り」の季節がやってきました。この季節になると、小物釣師のワタクシは50mm程度のルアーの入ったボックスを開けたり閉めたりして落ち着きがなくなります。そこで小物釣りが大好きな神戸のコーヘイ君&カヨコさん夫婦を誘って四国へ。いつものように明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断して鳴門へ。そして徳島県を一路南下。
最初に入ったポイントではチビメッキがけっこうチェイス。しかし、アタックにはいたらないし、アタックしても乗りづらいほど小さい。岸を歩きながらあちこちのポイントを探るが、たまにアタってもチビの食い損ね。なんかアカンなあ…と思っていたら、湾の外側で釣ってたコーヘイ君から「こちらで連続アタックあり」という連絡。カヨコさんとそちらに向かうと、悪くないサイズのメッキをぶら下げたコーヘイ君がにっこり。あまりにメッキの反応がないので、アオリでもおらんかいなとエギを投入して探っていたところ、底近くからメッキの小群れがついてきたので、素早くポッパーに換えて、そのあたりを探ると3度のアタックのすえに釣れたという。彼が指差すあたりにペンシルを数投。するといきなり水面が割れて、悪くないサイズのメッキがアタック。しかし軽くフックにかすっただけでノラず。さらにしつこく投げていると、今度は目の前でアタック。こいつはかすりもせず。その後しばらく粘ってみたが、反応はそれっきり。どうやら小群れはこのあたりを離れたらしい。ちなみにエサで釣っていた地元のじーちゃんは「今日は群れが小さいし活性が低い。表層では食わない。1ヒロより下だ」と言ってました。沈黙が続いたので、車でポイント移動。
しかし山越えで着いた場所は、工事によって岸も底も地形がすっかり変わり、魚は少しいたものの、昨年までのような「いいポイント」ではなくなっていました。よってさっさと見切り。そして道の駅で時間を潰し、夕方の気配が少し漂い始めた時間に、再び最初のポイントへ。
時間的なものだろうか、ルアーへの魚の反応はよくなっている。食わないまでも追いが派手。それまで低活性に悩まされたが、ここにきて俄然期待が膨らむ。ポツポツ食いだしたのは17時頃。そして本格的に食いだしたのは18時過ぎ。1投ごとに追いやアタックがあり、昼間の低活性がウソのよう。経験上たしかにメッキは夕マヅメが狙い目なのですが、今回はそれがいつもより極端でした。本格的な活性時間帯は30分程度でしたが、その時間内は密度の濃い釣りが楽しめました。

*当日釣れたお魚たち
メッキ(ギンガメアジの子)、セイゴ、クサフグ、ハゼ

*食わなかったけど追いアリ:イケカツオ、カマス、コトヒキ、ダツ、チョウチョウオ(こいつは多分威嚇)

[当日使用タックル]

  • Rod:月下美人76ML-T(Daiwa) *ガイドとグリップを改造
  • Reel:14 CALDIA 2004H(Daiwa)+PE#0.6 w/Floro 8lb Leader、
  • Lures:ソルティDr.ミノー50FS(Daiwa)、自作55mmペンシル、月下美人 不知火5F(Daiwa)、クリスタルポッパー55S(Bassday)、リッジSライン ラファエル(Zip Baits)、テトラワークスTOTO48S(Duo)

*ルアーは45〜60mmのミノーやシンキングペンシル、同サイズのペンシルベイトやポッパー、スプラッシャーがあれば遊べます。また小型のメタルジグがあれば、遠くのボイル撃ちもできます。でもやっぱりメッキ釣りはトップが断然楽しいです。

「TBR-107」の進行状況です。先月、すごく進んだようなことを書きましたが、あの後、自分の未熟さゆえの弱点に気がつき、再び1段階戻って、変更を加えています。ひとつのことに気をとられて、全体像が見えてなかったのだと反省。同時に、感覚を頼りにモノを作っていた自分が、基礎的な物理を見直す機会にもなりました。その結果、1個のテストモデルのリップをパテやらなんやらであれこれ成形し、位置と角度も変えたし、形状も7回変更しました。ボディ断面もイジリました。ウェイトの量や位置やバランスも再考です。まあここで苦しんでおいたほうが、後で頭を抱えるよりずっとマシだ。…というわけで、発売が遅れる可能性も出てきました。そして年内にやりたかった、準完成品の国外テストはお流れになりそうな予感も…。
「そんなわけで国外テストはお流れかな…」とふと口にしたら、某広告代理店の営業さんは「そのほうがいい。お願いだから、年末の忙しい時期には国内にいて、(2次元の)仕事をしてくださいね」と笑いながらのたまった。いや、年末ではなく、せいぜい11月末下旬あたりを考えていたんだけど…。それも年末か。
などと言ってたら、シルバーウィーク初日に、各部に変更を加えたモデルが工場から届きました。SW返上で仕事をしろってことやな。どうせ出かけても車だらけ人だらけ。それなら自宅にこもって内部構造を…。以前のモノとは異なるパーティションを設定して、前後の配分を決めて、移動ウェイトの部屋もきちんと作って、ウェイトもアイも仮組して、タンクテストという名の浴槽テスト。おお、いきなりサスペンド。泳ぎも悪くない。ハイスピードでもバランスを崩さない。トゥイッチを入れてみる。「!」。この動きが出たか…これならイケるかも…。あきらかに変更前のモデルとは異質で、狙っていた感じがほぼ出ている。しかし、ここで喜んではいけない。フィールドに持ち出して、実際のタックルで操作するまでは、肝心の部分はわからないのである。その前に以前のモノと同系のカラーリングを施して、カラーによる目の錯覚を防止する必要があるので、すぐに持ち出すわけにはいかない。そして持ち出そうとしていたら雨が続いて、川も池も人造湖も濁って、アクションの視認がきびしい状況に。よってフィールドテトは延期。
さらにこれまで使ってなかったサイズのウェイトボールのサンプルも発注したので、これも試していたら、やっぱりテストにけっこう時間がかかるだろうなあ。

2016年中にリリース予定のロッドのテストがほぼ終了しました。高負荷の実釣テストもやりましたが、問題なくクリア。ただし、高負荷とはいっても、わざわざ折れるような負荷をかけたり、限度を超えた曲げ方をしたりするわけではありません。限界が近いかなと判断したら、テストといえどもロッドの負荷を減らすために、角度を緩やかにするし、ドラグも出します。高負荷でやりつつも、いざという時にはいつでも負荷を緩和できる態勢で使います。以前、GTをはじめとする海の大物用のロッドをたくさん開発している人と話したことがありますが、その人が「折れにくい竿を作ることを心掛けるのは当然だが、折れないように使うのも当然のこと」と言ってたのが頭に残ってます。

「自分が好き」なのは悪いことではないと思う。「自分が嫌い」でイジケているよりは、ずっといいことだと思う。しかし、その「自分大好き」が態度に出すぎると、どーにもこーにもキモチのワルイことになる。いつから釣りの世界はこーなってしまったんだろう。ソーシャルメディア時代、芸能人やスターにでもなったような気になるんだろう。まだまだナル化は進みそうな…。

自分は今後とも自分の手でFACE BOOKをやることはないだろうし、TWITTERもLINEもやることはないでしょう。それらを否定しているわけではなく、ただ単に自分はSNSが性に合わないからやらないだけです。いろいろお誘いはうけますが、自分はそこまで自身を発信する趣味はないし、発信すべき人間だとも思っていません。それに同じじっとしているなら、スマホをいじくってるより本を読みたいし、音楽を聴きたいし、思索に耽りたいし…。悪いね、とっても時代遅れで。
先日終電を待つ駅のホームで回りを見たら、20人ほどの乗客のうち、スマホをいじってないのは自分と、マンガ誌を読んでるサラリーマンだけでした。そうまでして一心不乱にいじるほどのものなのだろうか。でも、それはまだマシだと思う。駅のトイレで片手でスマホをいじりながら小用をしている若者を見かけたが、あれはいくらなんでも…。

SNSがあの革命を成功させたわけではなく、ツールのひとつになっただけ。それに先進国の情報機関がその気になれば、SNSなんて為政者にとって好都合のツールになってしまうだろう。「私たちにはコレがあります」なんて、スマホやSNSの有効性を振り回すのは稚拙すぎやしないかと思う。ジャスミンの話がよく出るが、一時的な革命の成功の後、何が生まれ、何が置き去りにされ、何が利用され、そして現在どうなっているのか…。若い人たちには、そこにも深い目を向けてほしいと思います。

真摯に耳を傾ける気もなければ、理解を求める説明する気もないくせに。理解ではなく忘却と諦観を望んでいるのはありありだが、そこまで国民を小馬鹿にしている連中が何かを決めたところで、同意する気なんてさらさらない。不服従をつらぬく所存。「愛国者は自分の国を政府から守るべきだ」という言葉を見かけた。コレだと思う。

最近の!!な試合

★特になし

最近の愛読書

★特になし

最近の珍事件

★ハチに「咬まれた」自衛官

草むらの草刈り作業中にハチの群れに襲われたミスター自衛官。話を聞いてると、どうやら他のハチをキイロスズメと見間違えたようだ。自分はそんな低い位置にキイロスズメが巣を作ってる例は知らないしね。
しかし調べてみると、キイロスズメは引っ越しするハチで、初期の巣が手狭になると、軒先などのしっかりした場所に大型の巣を作るとのこと。自分がこれまで見てきたのは、こういう大型の巣で大岩の陰や軒下、橋の下に吊り下がるように作られていました。だからひょっとしたら、低い位置に作られていた初期のキイロスズメの巣を刺激したのかもしれない。でも、そのわりには飛び出したハチの数が多いような…。やっぱり動転してキアシナガかセグロアシナガを見間違えたんやないの? 「珍」なのは、作業中の何人かは「刺された」のに、ミスター自衛官は「咬まれた」だけ。咬むと同時に刺すんやけどね、フツー…。

最近のお買い物

★特になし

今月のダメな人

★ワシかも…

でもまあダメなのではない。ただただバッドラックが続いただけ。7つ目の不運に逢った時は、自分でも思わず笑ってしまいました。こういうのを真剣に受け止めすぎるとダメなのである。どんどん気分が滅入っていくし、気分的にイジケてしまって、できることもできなくなってしまう。自分は知人のそんな例を何度も見ています。…というわけで笑い飛ばして、ビールをグラス一杯なみなみ注いで一気に飲み干して、安宿の広間にいらっしゃる関羽公にお詣りして線香をあげて、BADLUCK OFF!! 効果覿面。