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vol.108

月刊「WHIPLASH」Sept,2015

9月の目標:ちょっと海外逃避すること

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は7月25日から8月24日までです。

早朝から山岳渓流のアマゴ、15時ぐらいに切り上げ、夕方は湖北のケタバス…というダブルヘッダーの予定でしたが、言い出したワタクシ自身に午前中いっぱい抜けられない用事が入り、お昼出発でケタバス釣行のみということになりました。ゆったり出かけたので、湖北の某河川についたのは16時前。浅くてサラサラ流れる水の偏光グラスで透かして見ると、ところどころにケタバスの姿。そして1投目からミノーにアタック。それも水面直下で出たので、リリース後はミノーペンシルをキャスト。これもまた1投目から水面炸裂。同行のコーヘイ君&カヨコさん夫婦もアタリ連発。ダブルヒットは数回、一度だけトリプルヒットもありました。開けた川だし水もクリアなので、ここではいろんなルアーで遊んでみました。常用するミノーやミノーペンシルだけでなく、スプーンやスピナーも。どのルアーでもキャッチし、17時過ぎまで釣って別の川に移動。
そこも1投目からアタックあり。しかし、最初の川ほどではなく、ポツポツと当たる程度。最後に入った川はとにかく連発。27〜30cmのオスのケタバスがガツガツ当たってくる。日没までたっぷり遊んで、3人ともダメ人間と化して帰路につきました。結局何本釣ったのかなど数えていないし、覚えてもいない。何となく思い出すと、そうやなあ、25〜30本ぐらいだろうか。アタックの数はその2.5倍ぐらいあったと思います。ワンキャスト3アタックとか、4キャストで4本とかあったしなあ。
さて今回自分は食用キープはなしでしたが、コーヘイ君たちはオスを数本持ち帰って、甘酢あんかけにして食べたそうです。これがなかなか美味だったとのこと。あれだけたくさんいると、少しぐらい持ち帰って食べるのもヨイかと…。

[当日使用タックル_1]

  • Rod:6'6" ORIGINAL U.LIGHT BAIT ROD(Blank:MHX)
  • Reel:ALPHAS FINESS CUSTOM(Daiwa)+PE#0.6+Fluoro 8lb Leader
  • Lure:Dr.MINNOW 7FS(Daiwa), 自作ミノーペンシル60-70mm, CHINOOK 7g(Daiwa)

[当日使用タックル_2]

  • Rod:SILVER CREEK 63L(Daiwa)
  • Reel:14 CALDIA 2004H(Daiwa)+PE#0.6+Fluoro 8lb Leader
  • Lure: Dr.MINNOW 7FS(Daiwa), SUGAR MINNOW SLIM 70F(Bassday), 自作バッタペンシル, 自作ミノーペンシル60-70mm, 自作ミノー65〜75mm, SALAMANDER 6g(Paravan), CHINOOK 7g(Daiwa), PANTER 5g(Myran)

*SILVER CREEK 63Lは今年のフィッシングショーで一目惚れ(一振&一曲げ惚れ)して購入したロッドですが、ケタバスごときのパワーは当然のことながらモノともせず、ミノーペンシルに出たもののスレ掛りしてしまった60cm級ニゴイとのファイトにおいても、最終的なバットには余裕を残したままコントロール下におくという、ポテンシャルの高さを見せてくれました。いい買い物だったと実感。このロッドにかんしては、「こんなのもありますよ」とフィッシングショーにて紹介してくれた、ダイワのメタル変態ロシアン・バイキングN氏に礼を言っておきたい。スパスィーバ!

*今回はケタバスに嫌われたルアーがいくつかありました。メーカー名や製品名は出しませんが、まずは小型ポッパー。ミノーペンシルのダイブ音やスプラッシュ音には反応が鋭いのですが、ポッパーのカップが放つ音はイマイチ。速い動きでごまかしてみたものの、ミノーペンシルほどのキレがないせいか、アタックはかなり少なかったです。そしてジョインテッドミノー。これもキレが足りないせいか、アタックは少なかったです。そしてコーヘイ君の意見ですが、派手な蛍光色がイマイチ。ナチュラルなカラーのルアーの方が反応がよかったそうです。そーいや、上記のポッパーは蛍光オレンジバック、ジョインテッドミノーはチャートバックのクラウン。動きも色も当日のケタバスには合わなかったってことか…?

*釣行後ふと気づきました。SALAMANDER(サラマンダー)ってまだ売ってるスプーンだっけ?…と。ところがどうやら市場にはもうほとんどないらしい。自分は数年前に某ルアーショップで偶然見かけて、「PHOTO CORNER」に掲載されている白ベースにイエローベリー、ブラックドットという、中学生の頃から気になっていたカラーを購入した(店主さんに「シブイの選んだねえ」と言われた)のだが、ひょっとしたらそれが運命的なモノであったのかもしれません。なくすと深い後悔に沈むことになりそうなので、もう使えないなあ。そういえばダーデブルやルブレックスなどの名スプーンたちも、姿を見ることはなくなりました。さみしいことです。自分たちがルアー釣りを始めた頃に主役だったものは、優れた性能を持ったものでも消えつつある。ひょっとしたらそれは日本だけの現象であって、本国では相変わらずショップの壁に掛っているのだろうか?それらのルアーが生まれた国に行くことがあれば、是非とも釣具屋さんで探してみたいものです。

ケタバスをコーヘイ君に持たせて、おーもの風かいぎょ風ド広角マジック写真を撮ろうと思っていたが、釣りに夢中になってすっかり忘れていました(笑)。やはりどーでもいいことだからすぐに忘れるらしい。釣り人が隠れてしまう山のようなGT(実は15kg程度)とか、3mほどありそうなキハダ(実は1.2m程度)とか、1mほどありそうなバス(実は50cm程度)とかのマネをして、80cm級に写したシラジラしさ満点のケタバス写真を撮ろうと思っていたのだが。しかも後でPhotoshopであれこれ細工したりして…。追星をSM風メタルスタッドにするとか(笑)。

極東ロシアから帰ってきたら、なにかと忙しく慌ただしく、そして日本はあまりに暑く、なかなかお魚釣りにも行けない状況。
すぐに個人的釣禁期間の盆がやってきたし、ミノーの進行を滞らせるわけにはいかないし、9月頭にはちょっと海外にお出かけするので、その準備も必要(といっても準備は2日でOKだが)だし…。そんなこんなで、黒くて長いお魚釣りには1度も行けず。行ったら行ったで、フィールドの汚さが目につくし、釣り人のゴミがうっとーしいんだろうなあ…。あの広大な湿原が懐かしくなるんだろうなあ。

「TBR-107」進行状況は、内部構造指示書にしたがって正確に製作されたABS削り出し版がアップ。リップ角度を少し浅く調整したモデルも上げてもらい、ウェイトを組み込んでテスト中です。
現在フローティングモデルでフック&リング(ST-46#4x2, #3スプリットリングx3)込みで約17gです。これならベイトタックルでMH〜Hクラスのロッドに20lbラインでも、飛距離はなんとか確保できます。もちろん、リアヘヴィのミノーペンシルと比較するとかなり落ちますが…。ちなみにこのフック&リング・セッティングなら、ギリギリ浮きではなくフツーな感じのフローティングです。試しにST-56#4x2, #4スプリットリングx3をセットしてみましたが、それでも一応浮いていました。
アクションは大振りではないウォブリングに、明滅のはっきりわかるローリングが加わったモノです。タンクテストだけでなく、実際のフィールド(まだ止水域のみ)で竿とリールを使って動かしてみましたが、デッドスローではゆらゆらロール、スロー〜ファストではウォブリング+ローリング。ボディの振りはカクカク、ピキピキしたものではなく、ややヌメリを帯びたような観があります。さいわいバレーヒルさんのGUIDE PRIDE B'FREEZE GP100SPや100Fとは、アクションはカブってないし、潜行レンジも異なります。B'FREEZE GP100SPとかの方がTBR-107より潜ります。同じような大きさのミノーだから住み分けないとね。こっちが後発だから迷惑かけないようにしないと。
試しにR703RSとDAIWA-Z 2020H(ギア比6.4, ナイロン20lb使用)でゴリゴリのファストリトリーブをしてみましたが、バランスを崩して飛び出したり、迷走することはなく、直進安定性をキープしていました。そんなリトリーブ安定タイプなので、ロングダートは見せません。でも軽いトゥイッチではヒラを打ちながら、身震いするようなアクションを見せます。このアクションはフローティングモデルだけでなく、サスペンドモデルもシンキングモデルも、程度の差はあれども持ち合わせています。今後、少しリップ形状を変えて、深度とアクションのバランスを調整予定です。なので、上記のアクションにも若干の変化が生まれる可能性があります。よって、ここまで申し上げてきたことは参考程度にしてください。
バス専用とかシーバス専用とか、○○な状況対応とかで作ってるわけではないので、コムズカシいバスまんやシーバスまんたちにあれこれ言われても、それに対してどうこう理屈を申し上げる気もありませんが、自分は「ミノーはいろんな種類のフィッシュイーターに対応できるモノであるべきだ」と思っていますので、1個のミノーにオールラウンド性を求めます。動きや特性は異なりますが、RAPALAのF11やCD9、LUCKY CRAFTのB'FREEZE 78SPあたりに、ミノーのあるべき姿を見ている自分としては、やはり理念的にそれらの影響は受けています。アクションやカタチは全然影響受けてないけどね。
インジェクションのボディができたら、ちょっとしたアクションの動画でも公開しようかと考えています。そこまで進む頃には、季節は晩秋か初冬になりそう。実は昨年G-13のアクション動画も撮ったのですが、その時撮影した担当者さんが会社を辞めたので、そのデータはどこに行ったんだか…。
略号的な名前「TBR」の「R」は「RAM」の「R」です。「RAM」には、「(去勢してない)雄羊」以外に「(破城鎚で)打ち壊す」とか「(杭を)打ち込む」という意味もあります。たとえばJUDAS PRIESTの「RAM IT DOWN」とか。
そんなこんなで、個人的に釣禁期間と設定している盆の3日間は、TBR-107のプロトをあれこれ組んで遊んでいました(←働いていたと言いたいところだが)。そしてその後もまた少しいじったのをテスト。パテと接着剤と塗料にまみれてます。この分でいくと、9月までには形状の結論が出そうだなあ。やはり問題は固定ウェイトだ。

2016年に向けたプロトロッド(いずれも一応名目上バスロッド)も、実釣テストの段階に入りました。どのモデルにも本来想定されている用途より、少しばかりしんどい目をしてもらおうと思います。やっぱりミノーの最終チェックと合わせて、どこかヨソの国に持ち出して使ってみたいなあ。国内での高負荷実釣テストも、もちろんみっちりやりますが、ミノーの進行にあわせるなら、晩秋か初冬にちょいとどこか近所の国に行って、些事に煩わされることなくやっときたいです。…といえば、ちっとはカッコいいのですが、結局いつもの通り、国外逃避して水遊びしてお魚釣りして帰ってくるだけ(笑)。
ロッドは毎年2〜3モデル程度、新しいのを作っていこうと考えています。そしてルアーも1〜2モデル。以前と異なり企画開発しづらい状況ではなくなってきた気がするので、オーバーワークにならない範囲で、モノ作りに携わろうと思います。そしてネタが尽きたらWHIPLASHをヤメて、釣り業界から身を引いて、違う仕事に従事しようかと…。

おかしなことを書くようですが、WHIPLASH FACTORYというのは、現在新家個人とバレーヒルさんのプロジェクトであり、製品の製造には様々な工場さんに関わってもらっていますが、企画開発は新家ひとり、様々な手配はバレーヒルさん、販売の元締めはもちろんバレーヒルさんというか、その母体である谷山商事株式会社さんオンリーというスタイルでやっております。よって「WHIPLASH FACTORYの誰それ」などというスタッフみたいな人物や、フィールドテスターなどはひとりもおりません。いうなれば自分の「ひとり親方」状態。これが真相です。知人からまぎらわしい話が聞こえてきて、はっきりさせてほしいとのことだったので、ここにはっきりさせておきます。

仕事もかねて懐石料理ばかり食ってたので、自分の東南アジアでの食事の話を聞いたら、そこに旅行に行きたくなった…という人がいるが、契機は何であれ、釣りだけという狭い目的で旅行に出るのではないというのはイイことだと思う。視野だの興味だのはある程度解放しておかないと、偏狭な人間になってしまう(…と思う)。自分は釣りであれ、他の趣味であれ、常にそうならないように気をつけています。

『WALTON』のVol.05は、8月中旬に発売になりました。当初「発売は6月中」ということでしたが、いつものことながらあれこれ難航したようで。お疲れさまでした。自分は「ちょっとした旅行のススメ」と「マレーシア、ジャングルリバーの小物釣り」という感じの内容で寄稿しています。自分のページなんかより、一番のおすすめは「西近江路の懐かしい釣り」です。ひとつ突っ込ませていただくなら、アレはアヒルではなくガチョウですが(笑)。こんな記事が読める雑誌なんて、今では『WALTON』だけかも。その他の記事も珍しくだいたい読みました。「珍しく」というのは、実は自分は基本的に釣り雑誌は『鱒の森』ぐらいしか読まないし、自分が少し出ていたつり人社のライギョムックにも、さらっと目を通しただけで、斜め読みすらしてない部分もあるほど。それが「だいたい読」んだとは珍しい(笑)。
また、釣りのイベントってけっこうあるんやなあ…と初めて知りました。自分は人の集まる場所は苦手なので、足を運ぶことはまずないだろうけど…。なにはともあれ一風変わった釣り雑誌です。興味のある方はどーぞ。基本的に近畿圏の雑誌なので、それ以外の地域では店頭での入手は難しいかもしれません。ホームページは下記です。
http://www.waltonsha.com
今年はこれで2誌に出たことになります。ここ数年(…どころか、もっと…だな)、一切なんにも出てなかったので、なんか奇妙な感じです。あと1誌、話が来ましたが、内容やタイトル的に気がすすまなかったのと、個人的なスケジュールが立て込んでいたのとを理由に辞退しました。

「らいぎょまん」でも「おーものまん」でも「かいぎょまん」でもない自分は、いつもユルく気楽かつニュートラルな立場でいたいと思っています。もちろんライギョ族は大好きだし、大きい魚を釣るのも好きです(たいして大きくないけどね)。それが怪魚なのかどーかはぜーんぜんわからんし、そんなもんまったくもってどーでもいいことだが、海外の牙が生えてたり、奇妙なカタチをしていたり、独特の色彩を纏ったりしているお魚たちにも興味があるので、のこのこと釣りに行ったりもするけどね。今のお魚釣りの現状(←メディアが作り上げた)への心情を音楽ジャンルに例えていうなら「メタルはメタルでええやん」、さらにいうなら「ロックはロックでええやん」という感じ。「デスメタルしか聴かん」とか「様式美系しか認めない」なんて感じの人とは話しづらいし、しんどいもんね。雑誌にしても昔の総合誌が懐かしいね。1980年代の『フィッシング』とか。中高生の頃からずっと、そういうのを読んでいたからこそ、自分はやらないまでもフライの知識は多少ある(代表的なパターンはだいたいわかる)し、いろんなエサ釣りにかんしても、ある程度のことは知っているし、今でも興味があるし、エサ鈎の形状にかんしては、G社さんやO社さんの総合カタログを眺めながら酒が飲めるほど好きです。

9月上旬にはちょいと東南アジアに行ってこようと思います。極東ロシアに行ったのは、お仕事もかねてだったので、純粋な遊びの釣りとしては、6月のインドネシアに次いで今年2回目です。遊びながら竿のテストもやってこようと思います。今回は異なる地域に住んでいる同行者(上記の「仕事もかねて懐石料理ばかり食」べてた人)との行程の関係上、格安航空会社ではなく、フツーの航空会社の便で行くことになりましたが、FRAさんがLCCとそう変わらない、かなり安い席を確保してくれたので、懐へのダメージも少なくすみそうです。めっちゃありがたい。同行者が超安宿雑魚寝OK、ハンモックもテント野営もOK(むしろ歓迎)という、タフかつ無頓着な人なので、宿泊費も軽減できそうで助かります。暑い日本から暑い東南アジアに行くわけですが、暑さの質が違うし、釣れる魚や風景が全然違うので、そのあたりは気になりません。
そういや、極東ロシアで世話になった人たちは「オレたちは暑いのが苦手だから、東南アジアや南米なんてイヤだ〜」なんて言ってたなあ。「こっちも32℃になった。サイアク〜」なんてメールもきてたなあ。逆に自分は、凍結した海上でのコーリュシュカのアイスフィッシングなんてイヤだ〜。芯から凍える寒さなんてサイアク〜。興味はあるしやってはみたいけど、その手の寒さは耐えられそうにないもん。彼らとのメールでも、コーリュシュカ釣りの話題とかは避けておこう(笑)。

ジムで「筋トレ」を「正しく」やってる知人に言わせると、自分がやってるのは間違いだらけなのだそうだ。「そんなことをしていても効率よく筋肉はつきませんよ」と言われたが、べつに自分はお肉をたくさんつけたくてやってるわけではない。そういう意味では「筋トレ」ではなく、単なる「トレーニング」なのだ。用途にあわせて必要なだけ強くなることや速くなることが目的であって、お肉の量やカタチなんぞは二次的なモノなのだ。「たとえば仰向けになって、腹筋で上半身を起こした状態で、足に重りを巻いて、空中自転車漕ぎを全開で左右100回ずつとかやらんの?」と尋ねてみたが、ジム通いの彼は「何ですか、ソレ?」と怪訝な顔をしただけであった。重りは巻いてなかったけど、女子レスリングの選手がそんなことをやってたから、自分なりに回数をきめてマネしてるんやけど。効能は多分タックルの速さアップ。「誰相手のタックルを想定してるんですか?」なんて笑われたが、別にタックル以外でも活かせそうだと思ったからやってるわけだ。前後スプリットのスクワット(正しい名称は知らぬ)なんかにも興味はないらしい。彼らは「効率」という言葉をよく使うが、「効率的」なトレーニングでは、彼らのように筋肉はついても、その筋肉に根性は宿らないのでは?と思う。根性…。古い。精神論から抜け出せていない。たしかにそうかもしれないが、自分としてはそれでもいいのである。間違いだらけかもしれないが、いまだにほんの少しずつだけど強くなってるようだし。

櫻島がヤバそうだ…と報道を眺めていたら、世界最高峰の活火山、エクアドルのコトパクシ(5896m)が噴火。この山はチンボラソ山(6310m)に次いでエクアドルで2番目に高く、2013年にキトからプヨに車で向かう際に、その佇まいを「なるほど、エクアドル富士ねえ…」と感心して眺めつつ、写真を撮ったので、印象に残っています。そういやプヨに近いバニョスという町は温泉で有名で、その郊外には溶岩や火山灰の跡があったような記憶があります。あのあたりは火山地帯なわけだ。被害が少なければいいんだけど。

そういえばバニョスで思い出しました。バニョ(bano)という単語(正しくは「n」の上に「〜」がつく)、これはスペイン語圏に行く人は覚えておいた方がいいと思いますよ。入浴とか浴室という意味もありますが、一般的に「トイレ」として使われます。温泉で有名な地名のバニョスは「入浴・浴室」からきたのかもしれません。自分はその町を通過する時に「ここは硫黄のニオイがして臭いから便所って地名になったのか?」と尋ねましたが、現地在住のあゆセンセーは「違うでしょ」とそっけなくお答えになられただけでした。その時自分はバニョに入浴とか浴室という意味があるのを知りませんでした。ちゃんと勉強せず、現地で聞きかじっただけで言葉を覚えて使うと、こんな頓珍漢な発言をすることもあります。ちなみにバニョスは、車で通った程度では別府のような硫黄臭はしませんでした。
トイレを表す単語には他にセルヴィシオ(servicio)やアセオ(aseo)というのもありますが、南米のスペイン語圏では「bano」が最も普通に使われていたように思います。ちなみに「servicio」はサービスというのがメインの意味で、婉曲的にトイレも表すそうです。自分は最初こちらを使ってましたが、現地の人は「bano」を使うことが多いので、そちらに変えました。どうでもいいことと思われるかもしれませんが、外国で「トイレ」という現地語を知らず、風雲急を告げる状況下でどう言っていいかわからず、顔面蒼白になった人を2名知ってます。特にお腹の弱い人は、それぞれの国の「トイレ」を表す言葉を覚えてから行きましょう。思い出せない場合はボディ・ランゲージで(笑)。ただし、ボディ・ランゲージの最中に真に迫りすぎてしくじらないように。

教育なのか洗脳なのかよくわからんが、よくまあ簡単に染まるものだと思う。きっと皆さん、ワタクシのようにヒネてないのだろう(笑)。今のところ、こちらに実害は押し寄せてきてないので、どうでもいいことなのだが。

不服従・反体制。ますますその態度を硬化せざるをえないよなあ、イマのニッポンにおいては。

最近の!!な試合

★UFC190 女子バンタム級選手権 ロンダ・ラウジー vs ベチ・コヘイア

いずれ劣らぬ怖い顔で入場したふたりだが、試合になると女王ラウジー様が圧倒。強烈なプレッシャーで追い詰め、側頭部に右ストレートでトドメ。試合時間わずか34秒。この階級で勝てる人材はいないかも。というか、世界女性のパウンド・フォー・パウンドやね。

最近の愛読書

★『アマゾン 森の貌』 高野 潤著 新潮社

「例外はある」。これは真実をついた言葉だ。アマゾンにかんするものにかぎらないが、フツーの人がちょっとやそっとで行けない場所や、ちょっとやそっとで体験できないことについて書かれたモノには、自身を大きくエラく見せるためか、断定的な表現が散見できることが多い。しかし、その断定的な物言いの多くは、いとも簡単に「例外」の前で崩れ去るのだ。自分の場合、ことアマゾンにかんしていえば、たった数回(ブラジル3回、エクアドル2回。コロンビアはオリノコ水系なので違うね)しか入ってないが、「例外」だらけだと思うし、ケース・バイ・ケースが散乱してるし、「なんでやねん?」という言葉がしょっちゅう口をついて出てくるのだ。釣りにしか興味のない人には勧めないが、著者の切り取った動静物の姿や風景と、付されたコメントには、シンプルだが奥行きを感じる。自分はこんな奥までは行ってないが、機会があれば垣間見てみたい世界が広がっている。1点、どうにも解せないところもあるし、写真に1点「それはその動物ではないのでは?」というのもあるが、前者は日本でのその動物の生態しか知らない自分にとっての「例外」であるかもしれない。でも後者は「科」も違うかと…。もしワタクシが間違っていたらスミマセン。

『年鑑 ナイフマガジン』 株式会社ワールドフォトプレス

どんなカタチであれ『ナイフマガジン』が再び刊行されたのはうれしい。隔月刊時代よりも内容も濃いしね。できれば特別に画家の彦一彦氏のページが復活してたらもっとよかったのだが…。全部の記事の中で欲しいモノの筆頭が、松田菊男氏の「ガールズナイフ試作品」と、島田英承氏のウルのような「ガールズナイフ」というのが、我ながらおかしい。もちろん女子へのプレゼント用ではなく、自分が所持して使ってみたいのだ。そういうそそるアピアランスを持っている。
サンダル履きのハンターの話は、今の釣り事情とかぶってケッサク。ヒルトなしでコードラップ・ハンドルのナイフでシカを捌くってのも、釣具に実用性よりその他のモノを求める、今の釣り人や釣具企画者とカブリます。

最近の珍事件

★特になし

最近のお買い物

★コンパス機能や気圧・温度計、高度計のついた腕時計

特に海外旅行時、コンパスがあったらなあということはよくあります。いや、実際持っていってはいるのだが、たいてい釣り具と一緒かドキュメント類と一緒に小型バッグに入れたままで、車やボートで移動中など、取り出そうとしている間に、そのポイントを過ぎてしまうこともしばしば。気圧変化は肌で感じるし、それによってイイお魚をけっこう釣ってきましたが、時々その変化を数値やグラフで見ておきたい気もしていました。高度もたまに調べたくなることがあります。そんなわけで、それらの機能がついた腕時計を思いきって購入しました。これまで釣りで愛用していた「G」は、海水に強く作られたモデルなので、海釣りの際には今後ともずっと使い続けるつもりです。で、新しいのは主に山岳渓流や海外釣行時に携行しようと思います。この時計にかんしては、すでに高そうなPRO TREK(自分のはPRO TREKではない)を持ってる珍さんが、わざわざマネする可能性はないだろうから安心だ(笑)。

今月のダメな人

★特になし