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vol.98

月刊「WHIPLASH」Nov,2014

11月の目標:お仕事

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は9月24日から10月23日までです。

ある日ある場所で偶然『WALTON』の編集長というか社長というかのK氏に遭遇。遅れていたVol.4を印刷所に入れてきたところだったらしい。そういやVol.3からずいぶん間が空いてたような。ひさしぶりだったのでしばらく立ち話。で、この『WALTON』、琵琶湖や西日本の騒がしくない釣りを、押しつけがましくなく紹介した、いい意味でとってもローカルな釣り雑誌です。ルアーだけでなく、小物のエサ釣り記事などもあり、なんかほっとする内容だったりします。関西というかほぼ近畿エリアで、しかもまだ取り扱い店も少ない雑誌ですが、こちらに出張とかで来られた方は探してみるのもよいかと思います。イマドキの釣り雑誌によくある、にぎやかさ(←よく言えば)はなく、オトナが読める落ち着いた内容です。ちなみにVol.4が店頭に並ぶのは10月中旬ぐらいだそう。ということは、このページが更新される頃にはすでに発売中ですね。興味のある人は、まずは手にとって目を通してみてください。もちろんワタクシは出ておりません。

某国でルアーショップを経営しているK氏が先月に引き続き帰国。今回はOM氏&サエちゃんにくわえ、FRAタダノリ氏、つり人社のO氏、サエちゃんの友人で以前その国にも住んでた女子も一緒に会食。途中から酒宴恒例のタダノリ氏節が飛び出したものの、あまりドギツイ内容ではなく…。今回もいろんな人からいろんな話が聞けました。また少し世界が広がった気がします。みなさんありがとうございました。

いろんな国からいろんなおもしろそうな話が聞こえてきます。10年早かったら…と思わぬこともありませんが、実際そうだったとしても、あの頃は財政的にも精神的にも余裕もなかったしなあ。まあ財政は今も厳しいままですが、それを割り切って考えることができるようになりました。残り少ない釣師寿命をできるだけ活用して、あちこち行ってみたいと思います。そして釣師寿命を少しでも延長すべく、体力増強と老化遅延を画策中。ムダな足掻きってか?そうでもないよ。

夕方の色が変り、太陽がねばらずにすとんと落ちるようになってくると、近所の川ではマナマズの食いにも変化が出てきます。索餌回遊のモノはいいのですが、物陰や岩の隙間にいる個体は、食い損ねても追い食いというしつこさがなくなり、フックにかすりもしてないのに、1度食い損ねるとそれっきりで岩の下に潜ってイジケてしまう感じ。この夕方もアタックはけっこうあったのですが、フックアップしたのは1本のみ。この魚を最後に、このポイントは来春まで封印しようと思います。他のポイントも後1回ずつ釣行したら封印予定。そろそろ淡水から海の小物釣りに移行します。

[当日使用タックル]

  • Rod:RAW DEALER KAIKEN RK6△△MM3 THE △△S△△△ T△△-F△△△△_test(Whiplash)
  • Reel:DAIWA-Z2020H(Daiwa)+20lb

ようやく通行止めが解除された道の先にある場所は、台風によって地形が大きく変化。いつもついてたポイントにはマナマズは不在。90cmほどのコイが悠々と泳ぐのみ。コレはコレで釣ってみたいけど…。少し上流に移動すると、瀬脇のサンドバー周辺を泳ぐマナちゃん発見。すかさず投げると追ってくるものの、ルアーが瀬に入ると追いきれずにUターン。食わせることができる引きしろは2m弱、通す角度によってはルアーを嫌がって避けたりされましたが、ある特定の角度が反射的な追いを誘発することがわかり、数度くりかえすと食ってくれました。ただ、高い岩場からやってたので、ランディングのために急な岩を降りるのが少し怖かったです。このあたりの岩は一部モロいし、岩の上に大水の際にのっかった小石が点在するからね。しかも真下は急深で渦巻いてるので、落ちたら致死率高そう。無事水面まで降りて、魚を浅場に連れていき、ちょっとだけ水中撮影。
ここでも秋を感じました。まだまだ明るい時間帯から浅場をのうのうと索餌回遊するなんて、夏場のこのエリアでは見られなかった行動。この場所もこの釣行を最後に春まで封印です。

[当日使用タックル]

  • Rod:RAW DEALER KAIKEN RK608LM3 THE SHREDDING KAZAKAMA(Whiplash)
  • Reel:DAIWA-Z2020H(Daiwa)+20lb

恒例の駿河湾のサットウ&バラムツジギングは、台風19号のせいで中止になりました。でも年に1回ぐらいはあの引きを味わって、あの顔を拝んでおきたいものだ…と思いつつも予定が立たない今日この頃…。

今年もワタクシども小物釣師は、秋の恒例「海のお気楽小物釣り」に。ターゲットはメッキ(ギンガメアジの子、たまにロウニンの子も。ともに小さくても引きは強い)とカマス(食欲先行ターゲット。一夜干しが絶品)。まずは神戸のコーヘイ君夫婦を迎えに行って、そこから明石海峡大橋を渡り、淡路島を縦断して四国の鳴門へ。そして徳島県をずずっと南下。
最初に入ったポイントではいきなりミノーにメッキが連続アタック。しかし、干潮のため足場が高く、ルアーをうまく操作しきれずフックアップできない。その周辺では全員に追いやアタックがけっこうあったので、相当数のメッキがいることがわかりました。夕方が楽しみだ。しかし例年この時期にけっこう見かけるカマスが見えない。カマスの一夜干しをたくさん作ることを目的に来てる人も約1名いるのに(←ワタクシではナイ)…。その後カマスはスロープまわりで釣れたものの、数が少なく後が続きませんでした。しかしメッキは例年よりいる。食うにはいたらないものの、追いはけっこうありました。この場所は夕方のマヅメ時のために残しておいて、山越えで昨年いいメッキが釣れた場所に移動。
到着して水面を見るとやや濁り気味。カタクチの群れは入っているものの、フィッシュイーターたちはシラケ気味。ここは小型のカマスとチビメッキだけに終わる。コーヘイ君はプラグを追ってきても食わないメッキを、ソフトベイトで釣るというセコイ手段に出て、数匹のメッキを釣獲。どんなリグかは紹介しませんが、このメソッドはマジで釣れます。ジグヘッドではないし、使用するソフトベイトも意外なモノ。しかも色カラーは海っぽくない黒赤(以前は違う色でもよく釣ってるのを見た)。
その後、道の駅で時間を潰してから、さらに南下してとある漁港へ。ここは小アタリのみ。いいサイズのチヌをたくさん見かけましたが、こいつらはどれもルアーを無視。無視どころかすぐに逃げる。そうこうするうちにいい時間になったので、最初に入った場所に戻ることにしました。
車を停めて1投目、小さい流入河川内でアップストリームキャスト。山岳渓流でやってるような連続トゥイッチを入れると即座にひったくるようなアタリ。やたらと黄色く目が鮮やかなオレンジのメッキが釣れました。港内に移動しても、夕方なのと水位がいい感じなのとで、メッキたちは高活性。みんなトップで水面を騒がせると、ノラないまでも果敢なアタックが見られました(たまにのっても小さかったけどね)。いい時間帯になったので、対岸に入ったコーヘイ君たちと離れて自分は浜のスロープに移動。1投目から派手にトップに飛沫。食い損ね。さらに追い食い。ノリきらず…。この食い方はついさっきまでのチビメッキのものではなく、少しサイズアップした感じ。時合になってマシなサイズの群れが回ってきたらしい。ここからはほぼキャストごとにアタックあり。後ろで船を修理していた漁師のおっちゃんらが「すごいなあ、兄ちゃん、入れ食いやなあ」というほどの状況に。立て続けに7、8枚釣ったが、まだまだ続きそうなのでコーヘイ君夫婦を呼びにいく。彼らも到着後アタック連発。それからの15分ほどはキャストごとのアタック率は約50%、2投に1度はアタックがくるという状態。完全に暗くなるまでトップでたっぷり楽しめました。ミノーならもっと確実に食わせられたんとちゃうの?とか、上で少し触れたソフトベイトならさらに…などというゲスな話はヤメましょう。誰が何といってもメッキ釣りはトップが一番おもしろい。食い損ねが多かろうが、トップで出るのならそれで通せばいいのです。結果だけでモノを言うようなみみっちい根性では、釣りのプロにはなれても、遊びの釣師にはなれんぞ。

*当日のお魚たち
カマス、メッキ(ギンガメアジの子)、セイゴ 食わなかったけど追いアリ:イケカツオ、コトヒキ、クサフグ

[当日使用タックル]

  • Rod:月下美人76ML-T(Daiwa) *ガイドとグリップを改造
  • Reel:LUVIAS 1003 w/1503 Spool(Daiwa)+PE#0.6 w/Floro 8lb Leader
  • Lure(Minnow): SALTY DR.MINNOW 50FS(Daiwa)、テトラワークスTOTO48S(Duo)
  • Lure(Top): 自作50mmスプラッシャー、月下美人 不知火5F(Daiwa)、クリスタルポッパー55S(Bassday)

*ルアーは45〜60mmのミノーやシンキングペンシル、同サイズのペンシルベイトやポッパー、スプラッシャーがあれば遊べ ます。また小型のメタルジグがあれば、遠くのボイル撃ちもできます。

*持ち帰った魚は…カマス:開いて一夜干し、メッキ:刺身(ポン酢+ネギ)、煮付け、ムニエルでいただきました。

ある時、今後開発したい竿やルアーその他を書き出してみました。昔よりはずいぶん減ったものの、それでも竿は思いつくだけで10モデルほど、ルアーも7、8モデルほど。毎年少しずつやっていこうと思います。
ルアーといえば、G-13の次は全長107mmのミノー(仮称「TBR-107」*TBRが何の略かを当てる人は99.6%いないだろう)をやります。先日、自分が作った原型と照らし合わせて修正点を指摘したので、現在そちらの専門の方がCADデータを修正中のはず。多分2015年は丸々このミノーのテストの年になるでしょう。カタチや性能はわりとありきたりかもしれませんが、当然ありきたりではない部分(どうってことないけど)を備えていますので、一部の方には喜んでもらえるかも。

売りモノとは別に、ロッドでは6'6"ぐらいの2pcライトアクション・ベイトロッドと、7'6"ぐらいのライトなスピニングロッドを自作しようと考えています。前者は海外釣行時の小物用。小型のタライラとかピラーニャとか、アジアでなら小型のナマズやスネイクヘッド釣りに。後者は海の小物バーサタイル。そういうロッドは市販されてないし、かりにスペック上は近いモノがあっても、「なんや、このテーパーは!?」とか「ガイドがハヤリの小径すぎてリーダーが使いづらい」とか…。ショートリーダーにして巻き込まないようにすればいいといっても、使用中には必ず何度か巻き込んでしまうしね。それと山岳渓流用のベイトロッドも作ってみようかな…と。それ用の落ち着いたデザインのベイトリールでも出ないかなあ。ベイトフィネスのリールって何か派手だったりして沢には似合わんよなあ。でも一番心配なのはレベルワインダーのウォームギア。ガレ場登りや高巻きで砂や泥を噛みそう。

京都国立博物館に昔から大好きな鳥獣戯画を見に行ってきました。一般的ではありますが、やっぱり自分は甲巻が好きです。世間的には自分は美術館や博物館という文化的なモノとは無縁だと思われているようで、えっ、そんなとこに行くの!?と驚かれることもありますが、実はどちらにもちょこちょこ行ってるのです。某博物館には寄贈品もあるし。

香港の「Umbrella Revolutoin」を興味深くTVで眺めています。自分はデモ支持派。香港も台湾も頑張れってね。若い人たちがおかしなことに対して怒りを表明するのはいいことだ。自分たちで未来を作ろうとするのはいいことだ。

「Umbrella Revolutoin」を眺めていると、時々天安門事件を思い出します。その天安門事件も記憶の中で風化してきました。自分はROGER WATERSの「WATCHING TV」という曲とともに、あの事件を回想することあります。

年内にもう一度海外逃避ができそうな感じ。ご近所の国だけどね。

最近の!!な試合

★WBAフェザー級王座統一戦 ノニト・ドネア vs ニコラス・ウォーターズ

マッチメイクを聞いた時から予感はしていた。個人的にはドネアに期待したいが、勝つのはウォーターズだろうと。フライ級から5階級を制覇してスターになったドネアと、純フェザー級のウォーターズ。身長差はあまりなくても、ナチュラルなカラダが違うのだ。ナチュラルなカラダの生む潜在的体力の違い。ボクシングではないが、これは自分も過去に経験したことがある。弾力のある岩か?コレは?なんてね。そんなわけで2Rにドネアの左が当たってウォーターズがぐらついた時には、思わず立ち上がりました。ドネアは岩を壊すのか!とね。しかし潜在的体力で上回るウォーターズは回復し、ドネアにプレッシャーをかけはじめる。そして6R、ロープに追い詰められたドネアが打って出た時、ウォーターズは引きながらパンチをかわし、左を大振りしたドネアが態勢を崩し、そこから頭を上げた瞬間に右をテンプルやや後方に当てた。ヒットした瞬間のドネアの体の泳ぎ方を見た瞬間「勝負アリ」と思った。そして倒れ方を見てそれを確信した。6R2:59、ウォーターズのKO勝利。
この結果はふたつの試合を思い起こさせました。ひとつはマニー・パッキャオvsファン・マヌエル・マルケスの第4戦。終了間際に前に出たパッキャオが、マルケスの右一撃で沈められたあの試合。そしてもうひとつはS.フェザー級から6階級制覇したオスカー・デ・ラ・ホーヤが、ナチュラルなミドル級のバーナード・ホプキンスに倒された試合。試合後のドネアのインタビューからは完敗感とやり尽くした感がひしひし。言及こそしなかったが、表情と発言からは引退の予感が漂っていました。

最近の愛読書

★特になし

以前読み終えたものを、いくつか読み直し中です。マトモな本を読んでないと、頭が劣化していくような気が…。

最近の珍事件

★その他のクモ被害

クモ被害といえば自分は2回カバキコマチグモに咬まれていますが、9月末にVH担当氏が、クモに手や頭部を複数箇所を咬まれ、痛みや目眩や頭痛に悩まされた模様。種類はわかりませんが咬んだのはいずれも緑色の小さなクモで、やられた時間帯は日中とのこと。咬まれた時に強い痛みがあったわけではなく、「なんかチクッとしたかな?」と思って手を見るとクモがとまっていたというレベルだったそうです。その時はそれで済んだそうですが、翌日に症状が悪化したらしいです。瞬間の痛みと状況と色から判断してカバキコマチグモでないことは確実。さあて何のクモやろか?
「日本には毒をもった在来種のクモなんていません」などとおっしゃる、知ったかぶりの昆虫博識者(クモは節足動物だけどね)や自然博識者がよくいますが、実はほとんどのクモが獲物となる昆虫の動きを封じる程度の毒をもっているはずです。ウソやと思うなら片っ端から咬まれてみなはれ。痛みが持続したら「毒あり」ってことでしょう。というわけでハチ毒と同様のアナフィラキシー・ショックに陥る可能性があります。
そのアナフィラキシー・ショックの中にはジンマシンもあるようで…。通算で数十回ハチに刺されている知人がセグロアシナガバチに襲われ、またしても10箇所ほど刺された数日後、上半身に掻くとすぐに出血するブツブツが一面出て、それが1カ月以上消えないでいるそうだ。発症は数日後のため本人はソレとハチ毒との関連性がわからず、「これはヤバい病気かも…」と悩んでいた(心当たりあるのかね?)ようですが、事情を聞けばこれはハチ毒に起因するものと思われます。自分は医者でもオーソリティでもないので診断も判断もできないけどね。とにかく早いとこちゃんとした医者に診てもらえ!と言っておきましたが、医者嫌いやもんな、アイツ…。美人で巨乳の看護婦さんがいるぞと言ったら、喜んで行きそうだけど。それにしてもヤツは毒の強いハチばかりにやられているなあ。コガタスズメにキイロスズメ、各種アシナガバチ…。中でも昔ホソアシナガに股間を20箇所刺された話は、かわいそうだが笑ってしまいました。無尽蔵のセイ欲はハチ毒パワー?

★10月下旬にクマゼミ

10月下旬にメッキを釣りに徳島県南部に行った際、11時頃由岐町でクマゼミの声を聞きました。一瞬空耳かと思いましたが、耳を澄ませばどう聞いてもやはりクマゼミ。一緒にいたコーヘイ君もまさかと疑いつつも、よーく耳を澄まして「やっぱりクマゼミですわ」。声からすると2匹でした。たしかに暖かいところだし、海には華やかな南方系の小魚が泳いでいたりするし、当日は半袖Tシャツ1枚で夕方まで過ごせるほど暖かい日でしたが、それにしてもクマゼミとはねえ…。

最近のお買い物

★『A Naturalist's Guide to the BUTTERFRIES OF PENINSULAR MALAYSIA, SINGAPORE and THAILAND』

東南アジアの蝶のガイドブック。一般的な280種が掲載されているので、自分のような釣りや旅行の合間にチョウを観察・撮影する程度の人間には、ブ厚い図鑑でなくて、このぐらいのペーパーバックで十分かな…と。でも♂♀別の写真もほしいし、表裏の写真もほしいなあ。次回東南アジアのどこかに行った時に街で探してみるか…。

今月のダメな人

★特になし