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vol.97

月刊「WHIPLASH」Oct,2014

10月の目標:年内もう1回ご近所海外逃避(!?)

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は8月24日から9月23日までです。

前号の更新データを送る準備をしていた8/24、午後から密度の濃い雨がみっちりと降りました。溝の流速は増し、水位はみるみるうちに1mも上昇し、ついに暗渠の蓋にぶつかって飛沫を上げ始めました。ヤバいぞ、あと数cm水位が上がったらウチの前は全面的に川になる…と思っていたら、なんとか雨は小止みになり、徐々に水位は下がりました。ひさしぶりに雨で冷や冷やしました。

国外逃避の前夜、某国でルアーショップを経営しているK氏と会いました。鱒族の雑誌への寄稿を2度ほど見かけ、「ああ、こんな人もいるんやなあ」と思いつつ読んだことがあった程度で、面識はまったくありませんでした。K氏の帰郷のタイミングと自分の出国のタイミングをはかると、うまく重なるのはそこだけだったので、共通の知人OM氏も一緒に大阪で会食しました。いつものように飲みたいところですが、翌朝は早めに空港に行かなあかんので酒類はぐっと控えめ(笑)。興味深い話をいろいろ聞くことができて参考になりました。帰郷途中の時間を割いていただきありがとうございました。その某国もそう遠くないうちに行ってみたいと思っています。まだまだ未開なところがあるだろうし…。

2015年発売予定の3モデルのうち、2モデルは今回マレーシアに持ち込み使ってきました。もちろんテスト釣行というわけではありません。遊びの釣りに行った際に使いこんできたという感じです。まあでも国内で普通に使うよりは、テスト的な使い方になったわけで、さらにいうならその結果も良好なものでした。特にまったくエクストリームでないRK6△△MM3には想定以上の魚が出て、そのファイトコントロール性能を試すことができました。いや、しかし意外だったなあ、あんなピーコちゃんが出るなんて。ガイド君も日本語で「ビックリ!オドロイタ!」って言って、数度溜息をついてたし(笑)。
普通に釣れるのは25〜35cm、40cmにもなればグッドサイズと言われるマレーシアン・ピーコ。大型はボトムにいてトップには出にくいと言われる中、ペンシルベイトで水面を派手に割らせて、いいサイズをキャッチできたのは、かなりの幸運だったかもしれません。しかも体高がありどっしりと厚みもあり、引きも強く、おまけにとっても美麗なピーコちゃんでした♪ これまで原産各国(ブラジル、コロンビア、エクアドル)でかなりの数のピーコちゃんを釣ってきましたが、この種類でいうなら、原産国レベルで見ても十分なサイズでした。本気でピーコちゃんを釣りたいのなら、やはり南米の原産各国をお勧めします。フィールドの雰囲気が全然違うからね。でも「ちょいとピーコちゃんを釣ってみたい」というお気楽短期釣行で、しかも大型を期待しない(自分の知るかぎり、トゥクナレ・アスーなどの大型化する種類は野良化してないはず)のであれば、マレーシアもアリかなと思います。個人的な感想では、今回の野池エリアより、昨年入った北の方の人造湖の方がピーコの魚影は濃いように思います。そちらはセバラウ(サバロ=ハンパラ:コイ科のフィッシュイーター)もかなりいて、何度も彼らの派手なボイルを見かけました。そのセバラウも1kgを超えるぐらいから、なかなかの好ファイターになります。「走るスピードはピーコより上」という現地の釣り人もいるぐらいです。
マレーシアのピーコちゃん釣りのタックルは、日本の一般的なバス釣りでいうところのミディアムクラスぐらいが好適ですが、同じエリアにトーマンもいるので、もし大きなトーマンが食ってきたらオオゴトになります。ルアーは75〜100mmのミノーやトップが中心。現地の釣り人は藻穴にジグを入れて、ボトム付近の魚を狙うこともあるそうです。セバラウも同様の道具でカバーできます。遠くで起きるセバラウのボイル打ちには、シンキングペンシルや14〜20g程度のスプーンがあればなお良いと思います。今回はなんとバズベイトで釣ってしまったけどね。

[テスト_1]

  • Rod:RAW DEALER KAIKEN RK6△△MM3 THE △△S△△△ T△△-F△△△△_test(Whiplash)
  • Reel:RYOGA 1016H(Daiwa)+PE#2+Leader

[テスト_2]

  • Rod:RAW DEALER EXTREME EDITION REX6△△HXX-△ THE △△△N △△△L_test_1(Whiplash)
  • Reel:RYOGA 2020(Daiwa)+PE#8

[テスト_3]

  • Rod:RAW DEALER EXTREME EDITION REX6△△HXX-△ THE △△△N △△△L_test_2(Whiplash)
  • Reel:RYOGA BJ C2020PE-H+w/2025 Spool(Daiwa)+PE#6+Leader

軟弱小物釣師のワタクシは、今回は小型のグーラミィなども釣ろうと、タナゴ竿も持って行きましたが、結局出番はなし。キッシング・グーラミィの原種をけっこう見かけましたが、こいつらタナゴ竿ではムリムリ。フツーに300〜500gほどある。しかもあの口の形なのに口内は黒くてグロなもんで、とてもチューなどする気にはなれない魚でした。職業漁師にきくと、大きいものは1kg以上になるとのことでした。で、そのグーラミィ。網を打ってた漁師から買い取って中華料理屋に持ち込み、調理してもらって食べました。「かすかに泥臭いかな…?」という程度で、十分食えました。というか、むしろ旨かったです。北の方の人造湖では、彼らがジャイアント・グーラミィというところのオスフロネームスもかなり見かけました。こいつはフツーに1.5kg以上あり、頭部はややリーゼント風。漁師さんちの氷の中においてあったのは、2.5kg以上ありました。ガイド君によると、稀に小型のルアーで釣れることもあるとのこと。引きは「Very Strong!」だそうです。一度釣ってみたいね。
*自分は熱帯魚にはあまり興味がないので、魚の名前とか間違ってたらすみません。

日本に帰ってきてからの最初の釣りは淀川のキビレ。サングラスを修理に出した際にZEAL OPTICSのSMZ君から誘われたので、夜にちょいとお気楽電車釣行。SMZ君おすすめのポイントに近づくとすでに先客。他にもあちこちにキビレ狙いやら、ブッ込み釣り人やら。とあるアシ際ギリギリでいいサイズをかけたものの、アシ内に走りこまれ、それでも2mほど引きずり出したけど、絡み込まれてポロリ。走りのトルク感といいドラグの滑り具合といい、これは40cmを余裕で超えていただろうと推測されます。その後は他のアシ際で極小アタリが数度あっただけ。結局1時間30分ほど釣りをして納竿。結果は残念でしたが、いたるところでマツムシが鳴く夜の河川敷はわるくなかったです。その後近所のOM君とサエちゃんも誘って終電まで飲食。こっちの時間のほうが長かったか?(笑)
SMZ君によると、淀川のこのエリアのキビレは9月上旬にいっせいに姿を消すそうです。というわけで今回がおそらくラスト釣行。残念でした。また来年。

[当日使用タックル]

  • Rod:月下美人76ML-T改(Daiwa)
  • Reel:AIRITY 2500(Daiwa)+PE#0.8G+12lb Fluoro Leader
  • Lure:ジグヘッドリグ(3/16oz前後 トレーラー:バグアンツ2")

マツムシ、ガキの頃にくらべると増えた気がします。ある夜ちょっと遠くから帰宅途中に携帯が鳴ったので、郊外の田園地帯の道端に車を停めて通話。電話を切った後、あまりに多種で判別しにくいほど様々な虫の声(正しくは音だけど)とともに、ひときわ高い音程で耳に入ってきました。それもあちこちから。車の音も民家からの音も聞こえてこない草原でマツムシの声を聞くと、自分はいつも本能寺の焼跡に仮屋を設けて行なわれた信長追善百韻連歌の会における紹巴の句を思い出します。

キビレにフラれたので、なんかお魚の感触をつかんでおきたいワタクシは、夕方近所の川のマナマズ釣りに。ところがいつものポイントに渡る橋が通行止め。ここしかないんよなあ、対岸に渡るには…。仕方ないので別のポイントに行くが、こちらも土砂崩れで通行止め。それも県道から脇道に入ってだいぶ進んでから、いきなり鉄骨でとおせんぼ。普通メイン道路からの分岐点に「○○方面は土砂崩れのため通行止め」なんて看板出すやろ。生活道路ではないので怠慢こいてんだろうけど。大きく迂回して(ロスした時間は40分)ポイントに着いたら、大水のせいですっかり様変わり。堰堤の一部だったはずの1.5x3mほどのコンクリート塊が河原に転がってるし、そこらの木はなぎ倒されてるし、あったはずの岩場の淵はただの河原になってるし…。でもお魚はコイもマナマズもオイカワも残っていました。で、うれしいことにマナマズが景気よく水面を割ってくれました。

[当日使用タックル]

  • Rod:RAW DEALER KAIKEN RK608LM3 THE SHREDDING KAZAKAMA(Whiplash)
  • Reel:RYOGA 1016H(Daiwa)+PE#2+Leader

軟弱小物釣師のワタクシもたまにはちょっと大きめの魚を釣りに行くこともあります。というわけで来月は駿河湾のサットウ&バラムツ。今年もココロザシ高く(?)ジグ単体、フロントワンフックのみでやってきます。昨年はひさしぶりに30kg級を釣ることができましたが、今年ははたして…。

一部の方々からご心配いただきましたドネコさんの膀胱炎は、一度の通院ですっかりよくなりました。涼しくなってきたせいか食欲も向上し、むくむくと太ってきました。

帰国して3週間弱、マレーシアの田舎町が恋しいです。何軒かのメシ屋で店の人に顔を憶えられていたとは…。

最近の!!な試合

★WBCフライ級選手権 八重樫東 vs ローマン・ゴンザレス

現在、この八重樫選手ほど感情移入しやすいボクサーは世界的にも少ないのではないだろうか。今回も無敗のゴンザレスを迎え、激しい試合を展開。結果9RTKOで王座を奪われるが、あのゴンザレスを相手に善戦以上のものを見せてくれたと思う。辛くて心が折れそうな人はこの試合を見よ。負けた後の「やりつくした」感のある表情を見よ。そして「試合を見たいという人がいるかぎり再起する」という心構えを倣え。多分今年、これを超える試合はないだろうし、今後何年も語り継がれる試合だろう。

★UFC JAPAN ヘヴィ級5回戦 マーク・ハント vs ロイ・ネルソン

他の試合がかすむ超重量級インパクト。それまでのパンチも効いてたはずだが、右アッパー一撃でネルソンが沈んだ。TVの前で思わず立ち上がったね。

最近の愛読書

★『陰陽師』シリーズ 夢枕 獏 文春文庫

地球の裏に住んでる友人(自称元文学少女…ホンマか?)からのリクエストがあり購入。で、送る前にちょっと読んでみました。エッセイ『本日釣り日和』は以前読んだことがありますが、おもしろかったですよ。

最近の珍事件

★ひさしぶりにヒヤヒヤ

関空に向かう途中、エアポートリムジン内で驚きの放送。「阪神高速湾岸線で事故発生。迂回路をとるため到着が遅延します」。その迂回路も高速道路の事故を避ける車と通勤ラッシュで大渋滞。おまけに雨なのでいつもより車が多い。進まぬエアポートリムジン、刻々と過ぎる時間。どうしようもないことなので誰も何も言いませんが、バスの中の空気も凍り気味。フライトの2時間15分前に空港に着く便に乗っていたのですが、これはひょっとするとヤバイかも…。バスはのろのろと一般道で弁天町を通過し、やがて15号堺線で堺へ。そしてまた一般道に。本当に時間大丈夫か…?もう時計は見ないことにしよう。さいわいバスは渋滞を抜けて湾岸線に復帰。そして大幅に遅れはしたものの、無事関空着。急いでチェックインカウンターに向かうと、そこにいるはずの同行者・通称センセーがいない。エアアジア前で待つように言っといたのに。電話を入れると違う航空会社のカウンター前にいることが判明。何でそんなもん間違うねん!すぐに来てもらい、チェックインを済ませ、出国審査を通過しゲートに行ったら、すでに搭乗は始まっていて、土産すら買う間もなくペットボトルの水を1本買っただけでそのまま機内へ。本来なら朝食とって、土産買ってから乗るはずだったのに。ドタバタでしたが、なんとか無事にフライト。
海外に行かれる皆さん、「チェックインカウンターにはフライト2時間までに行く」という鉄則を守るべく予定を組みましょうね。国内線と違って出国審査もあるし、関空なんかはモノレールで移動だし、何かと時間がかかります。フライト1時間50分前に空港着の便と、2時間30分前に到着の便があるとするなら、時間的に余裕のある後者を選んだほうが無難だと思います。

最近のお買い物

★ニーブーツ

一部が裂けたニーブーツを修理して履いていましたが、傷はひろがるばかりで浸水がどうしようもなく、ついに買い替えました。

★コンプレッサー

10数年エアブラシ用に使っていたコンプレッサーがついに壊れました。分解修理を試みたものの、根本的な部分で相当なダメージ。仕事でもそれ以外でもしょっちゅう使うものなので、急いで新しいのを購入しました。

今月のダメな人

★約1名

マレーシアに行った際の同行者。いろんなイミでね(笑)。さすがセンセー。

★もう1名

そりゃ朝から特大チキンカツ定食を食って、おまけにウワサの栄養ドリンク「M」なんか飲めばロクなことはないだろう。ケミカルかつイーヴルなゲップを放ち、屋外でもそれとわかるニオイを空気中に拡散。まさにEvil has no boundaries...。さすがの大食漢も具合が悪くなって昼メシ抜き(笑)。