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vol.92

月刊「WHIPLASH」May,2014

5月の目標:青物トップとコウナゴ飽食スズキと山岳渓流

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は3月24日から4月22日までです。

狙って作るとなるとやはりミノーは難しいです。以前、偶然(?)すごくいいアクションを生んだバルサモデルをベースに、もう少しカッコよくしようと製作してみたのですが、悪くはないものの、あのモデルの独特のローリングアクションが再現できません。再現するにはリップをカッコ悪くしなければならないのか…。バルサで苦労するぐらいだから、ABSでやるとしたらもっと難航しそう。前途多難です。ABSのミノーはまだ当分期待しないでくださいm(__)m。

近日、2014 VALLEY HILLカタログからのWHIPLASHおよびGUN2 ZEROページの抜粋をPDFでアップ予定です。

今年初の山岳渓流に行ってきました。最初に入ったのはアマゴの谷。全体的に活性はよくありませんでしたが、日当たりのよい場所では連続ヒットやダブルヒットも数回。釣れてくるのはいずれも体高のあるきれいなアマゴ。成魚放流はやってないので魚がキレイなんだと漁協の人が言ってたのがわかる。
昼食後はイワナの谷へ。最初に入った谷は状況がよくなかったので、少しやって撤退。そして地形図に流れが記されてない別の谷へ。ここでは淡色斑点はあるものの、腹部に淡いピンク系の斑点が散ったイワナが出ました。昨年はよく釣れた谷なのですが、秋の大雨のせいか土砂や落石、倒木が沢を塞いで、ポイントが減少。ぽつぽつと釣った後、ほどほどで見切りをつけて撤収。
帰る前にもう一丁といことで、最後に通い慣れた谷に入る。釣り人の足跡はあったものの、竿抜けポイントも多く、そういうポイントではイワナが果敢にアタックしてきました。とはいえ水温や日照のせいか食いは浅く、しっかりフックアップするのは少数。そうこうするうちに夕暮れが近づいてきたので、区切りのいい滝まで釣り上がって、その先には手をつけずに帰途へ。
よく釣れたかというとそれほどでもなく(各自10数本ずつぐらい)、いいサイズのが出たかといえばそうでもありませんでしたが(各自最大で25cm度)、春の一日を楽しく遊んで過ごすことができました。計4つの谷に入ったので、歩いた距離もなかなかのもの。いい運動にもなりました。

[当日使用タックル]

  • Rod:GILLIE HEADWATERS 53(Zenaq)
  • Reel:10 CERTATE 1003+RCS2004 Spool(Daiwa)+Nylon 4lb
  • Lure:EMISHI 50S(Ito Craft) *カラーは時々変えましたが、モデルはコレのみ

*沢の入口で漁協の人と話している時に気になる発言がいくつか。まずはその人はイワナと△○▽◇を分けて話すのがひとつ。 「ここらの谷にはイワナはおらんかった。おったのは△○▽◇」。ホントか?ホントならひょっとしてひょっとすると…。「○△谷の禁漁の本当の理由は△○▽◇の保護というより、滑落等による死亡事故を防ぐため。魚族の保護は二次的なもの」。どのみち禁漁の谷には入らないけど、そうかそんなに危ない場所なんや…。「この水系には○▽◇△マスがおるらしい。▽◇川から上がってきたのかもしれんが…」。まさか▽◇川からは無理でしょう。ということは密放流か。しょーもないことをしやがる。伏せ字ばかりで何のことやら不明でしょうが、土地の人と話をすると、運がよければ今回のように興味深いネタが聞けることもあるということ。

暖かくなってくると釣りの虫が騒ぎ出します。ある日の夕方ふと時間が空いたので、近所の川(流れているのは近所だがポイントまでは車で約20分)にマナマズ釣りに行ってきました。タックルをセットし流水脇の岩盤エリアに近づくと、岩の隙間にマナマズらしき魚影。流れに乗せて顔の前にルアーを通すと、ふらっと浮き上がりチェイス、そしてパクっ。沈んでる時にはわかりませんでしたが、これがけっこうなサイズ。走る走る。竿が曲がる曲がる。さてそうおもしろがってばかりもいられません。足元は垂直で2m以上あるし、下流方向は急勾配の護岸。水面に近づける場所までは70mほどある。仕方がない、引張っていくか。
水辺の草に何度もラインを絡まれながらも瀬を30mほど下流に下ったところで、しっかりしたイバラの薮に阻まれる。これはかわせないので、急な斜め護岸を2.5mほど下ってナマズの下顎をつかみ、3駆(3駆:両足と片手。竿は口。魚を持っての撮影時には竿をくわえたりは絶対しないけどね)で這い上がってランディング。撮影できる場所まで連れていってあらためて眺めると、こってり太っているしマナマズのわりにはかなり大きい。その時は「68cmぐらいか?」と思っていましたが、帰ってから竿につけた目印を測ると70cmを超えていたことが判明。この水系のマナマズは平均的に50cm台後半。60cmをちょいと超えるぐらいのは珍しくありませんが、70cmを超えるのはさすがに少ない。今年の初マナ釣行、しかも1投目でそんなのが釣れるとはツイてます。他の魚種もこの調子でいきたいね。

[当日使用タックル]

  • Rod:RAW DEALER KAIKEN RK608LM3 THE SHREDDING KAZAKAMA_test model(Whiplash)
  • Reel:T.D.ZILLION 100H(Daiwa)+Nylon 16lb
  • Lure:BLITZ SPIN 1/2oz SW

ウソのように魚が減った川があります。以前はバスやコイやニゴイを普通に見ることができたし、マナマズやライギョも時々釣れてきました。ある日の夕方2時間ほど、かつてバスの魚影が濃かったエリアに入ってみましたが、その日のルアーへのアタックは80cm程度のカムルチー1本のみ。ルアーへの反応はニゴイのヤル気のない緩やかなチェイス1回のみ。どこかにいるのかもしれませんが、視界(自分の視界はバスまんやライギョまんの視界とは異なる)にはコイ1匹、オイカワ1匹入ることはありませんでした。気味が悪いので釣りをやめて、魚影を探してみましたが、以前石積みにあれほどいたモツゴやタナゴ類も皆無。ブルーギルすらもゼロ。それだけ魚がいないとカワウも現れません。原因は一体…。

外国でよく聞かれます。いわく「あんたはあんたの住んでる日本が好きか?」と。自分の答えはたいてい「日本という国は好きだが、政府や政治は好きではない」。聞いてきた外国の人の7割ぐらいが言います。「自分も同じ意見だ。この国自体は好きだが、この国の政府や政治は嫌いだ」と。

最近の!!な試合

★WBOウェルター級選手権 ティモシー・ブラッドリー vs マニー・パッキャオ

注目の再戦。ブラッドリーの「砂嵐」連打vsパッキャオの左一撃という予想は展開されず、意外なほど力を込めて打つブラッドリーに対してパッキャオがコンパクトに返すという試合展開。結局12R判定に。個人的には競ってはいるが3ポイント差でパッキャオとジャッジ。しかしこの日の前座試合は判定における評価基準が荒れていた。第1試合はアグレッシブヴネス(積極的な攻撃性)より確実なパンチのランディング(着弾性)を重視した判定。第2試合は一転してアグレッシブネス優先。メインカードは一体どっちだ?結果はユナニマス・ディシジョンでパッキャオの勝利。これでパッキャオは世界王者に返り咲いたわけだが、試合内容は全盛期のそれとはほど遠いものに見えた。途中からブラッドリーの右足にトラブルが発生したらしく、思いきって右のパンチを放てない状態だったのに、決め手に欠く内容だった。よく言えば勝ちに徹したのだろうが、その煮え切らなさの根底には、マルケスによるワンパンチKOのトラウマがあるのかもしれない。このままでは今後のビッグマッチに暗雲。
試合後リングに上がって挨拶にきたパッキャオの母親に、「Congratulation」と言って抱き締めたブラッドリーは実は紳士かも。ただそのパッキャオの母親、キャラ濃すぎ(笑)。

★UFC171.5 ライト級3回戦 エドソン・バルボーザ vs ロナルド・セローニ

え、このジャブで倒れる?と思った瞬間、それまでやや優勢さに欠いていたセローニが倒れたバルボーザの背後をとりバックチョークで極めた。一瞬の隙も許されないなあ。でもバルボーザの蹴りはいつ見ても素晴らしい。
メインのファブリシオ・ヴェウドゥムvsトラヴィス・ブラウンは、破壊力抜群のブラウンをうまくいなしつつも、要所で正確に打撃を入れたヴェウドゥムが判定勝利。でもこのままではベラスケスの牙城を崩すのは難しそう。とはいえ劣勢な中からヒョードルを三角締めで極めて勝った選手だからなあ…。ひょっとしたら…。

★WBA,WBC S.ライト級選手権 ダニー・ガルシア vs マウリシオ・ヘレラ

勢いに乗るガルシアが故郷プエルトリコで防衛戦。ヘレラの戦績等を見るとミスマッチ?ガルシア楽勝…なんて気もしたのだが、このヘレラ、「マエストロ(達人)」のニックネーム通り、ディフェンシヴなテクニシャンぶりを発揮してガルシアの強打を封じ込める。攻撃においては軽いながらも奇妙なタイミングのパンチをクリーンヒットさせ、途中からはガルシアをロープに追う展開に。下がりながらもカウンターを狙うガルシアだが、予測しづらいタイミングのパンチに対するカウンターを取れず、精彩を欠いた試合運び。最終12Rには軽いながらもヘレラの右が複数クリーンヒット。自分の採点では僅差でヘレラの勝利。しかし、現地採点はドロー1者、優勢2者でガルシアがマジョリティーディシジョンで防衛。勝ったものの、今後の課題が浮き彫りになった試合だった。
この試合のヘレラを見ていて「おっ」と思ったのは、ちょっとずれてカウンターを取りようのないタイミングで放つパンチと、クリンチすれすれの際にすっと引きながら頭を相手の顎の下に入れるテクニック。ねじ込んだり押し込んだりするのではなく「すっ」と入るのだ。こうしながら軽く打ってくる。相手は見づらいし打ち返すにも手打ちしかできない。破壊力はないが、どんな選手にとってもやりにくい相手だと思う。ヘレラは試合には負けたが、名を上げたことだろう。

最近の愛読書

★『総員玉砕せよ!』『敗走記』 水木しげる著 講談社文庫

ある深夜CATVで放送されていた『総員玉砕せよ!』を見て興味をもったので、このコミック版も入手して読んでみました。親からは戦中戦後、祖母からは戦前戦中戦後の話を繰り返し聞かされた自分は、小さい頃からよく死体だらけの密林や砂浜をひとりで歩くという悪夢を見ました。オトナになってからは自決の介錯をする夢も何度か見ました。いつも引金を引く直前や、刀を構えた瞬間に目が覚め、呼吸が落ち着いてからは「本当に夢でよかった…」とつくづく思います。死に向かって歩を進める夢も何度も見ましたが、いつもすんでのところで目が覚めます。うがった見方をすると、いかなる状況でも自分は生き延びたいという願望の表れかもしれません。自分ごとはさておき…。水木しげる氏の戦記モノは、戦争をダイレクトに体験した人たちから、おりにふれて実体験を聞かされてない人に特にお勧めしておきたいです。
氏の漫画は背景の綿密な描き込みに対して、人物が著しく簡略化されていることが多いですが、これは画面上のコントラストの問題だけでなく、「ある理由」によるものではないか…と思うようになりました。

最近の珍事件

★特にナシ

最近のお買い物

★ウェーダー

これまで使っていたウェーダーの劣化・浸水が修理レベルの限界にきたので購入。当初はウェストハイにするつもりでしたが、希望サイズ・希望カラーがメーカーで欠品中だったのでチェストハイにしました。渓流で使うなら先が長靴になってるブーツフットタイプではなく、ネオプレーンソックスになってるタイプにウェーディングシューズを組み合わせる方が動きやすいのでお勧めですよ。それとあまりに安物はお勧めできません。GORE TEXでなくても、名の知れたメーカーのそこそこの価格帯のモノの中から選びましょう。

★自家用車

これまで乗ってた車が10万kmを超える頃からあちこちに不調が発生し、それが11万kmを超えるとさらに悪化し、次の車検でそれらを全部直して通すとなると、相当な費用がかかると判明したので、昨年の春あたりからいろいろ候補を探していました。で、増税前になんとか乗り換えました。基本的に釣りで車中泊はしないし、荷物も少なめだし、誰かさんのようにいい年こいて車をラ○ホがわりに使ったりもしない(←誰だろう?)ので、室内は広くなくてもOK(その誰かさんは狭い室内がお好きなのかも)なので、前の車よりもやや小さめで小回りも効き、汚れが目立たない地味な色の車にしました。同じ2000でもエンジンがまったく違うし、車重も軽いし、けっこう速くてちょっと驚き。そして燃費もなかなかのもの。地上最低高もそこそこあるので、ちょっとした悪路ならOK。でも問題はATなんよなあ…。免許取得以来MT車に乗り続けてきた自分としては、それが少し残念です。運転する楽しみの半分ぐらいが消えるような気がして…。パドルシフトがついてるからほんのちょっとだけマシだけど。でもまあ新車ってのはうれしいね。うきうきして納車日の夜にけっこうな距離をドライブしました。その後もほぼ毎日、特に用がなくても乗ってます。
さすがに車ともなると、あのお方にかぶせてこられる心配もほとんどないので安心です。でも用心用心(笑)。ちなみにミスター自衛官の車とは兄弟車種だし、爆裂爛漫息子センセーやJIN君の車とも親戚みたいな感じだけどね。

★増税当日に買ったモノ

接着剤と小型クランプと虫ゴム。ホームセンターも前日までの混み具合ではなく、さすがに人の入りが少なかったような…。

今月のダメな人

★特にナシ