• 月刊WHIPLASH
  • PHOTO CORNER
  • SOUND CORNER

vol.79

月刊「WHIPLASH」April,2013

4月の目標:4月こそ初釣り(…遅れてます…)

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は2月22日から3月25日までです。

「やっとバス釣りに行ける」と思ってたら、作業中に電動工具のビットの破片が指先に突き刺さるという事件。破片を引っぱりだし消毒したものの、これが意外に深く8mmほどの傷。しかも困ったことに何かと釣りで使う人さし指と中指。テーピングしていてもちょっとモノに当たるとズキッと痛みが走る。で、釣りの約束をキャンセルして治癒にあてることにしました。さいわい1週間で治りましたが、次の週末は横浜なので釣りに行ってる場合ではない。今年は釣り運「ダメ」かな。

ちょっと暖かくなってきたので、バスでなくても日本の小型淡水魚釣りってのもいい。いわゆる清流域の岸沿いに集う小魚をあれこれ。魚種に関係なく小さいのをあれこれというセッソーのなさが、バスまんやライギョまんには受け入れがたいようだが、根が小物釣師なので仕方がありません(笑)。あれこれ小物を釣って眺めていると、わずかなエリアでも魚種の多さに感心することがあります。これまで一番多かったのは10mの区間で、釣った以外に目撃例もあわせると、タイリクバラ、ヤリタナゴ、アブラボテ、ムギツク、オイカワ、カワムツ、コウライモロコ、カマツカ、ニゴイ、コイ、ギンブナ、ヘラブナ、オヤニラミ、ギギ、ナマズ、ヨシノボリ(何ヨシノボリかは調べていない)、ドンコ、シマドジョウと18種(多分まだいる)というのがあります。そこにはバスとブルーギルとカムルチーも少しいるので21種か…。こんな隠れ里みたいな場所で小さな魚と遊んでいると、つい時間が経つのを忘れてしまいます。うららかな春の日には、のどかに小物釣りというのもいいのでは?せっかく日本に住んでるのだし、釣りという水辺の遊びをやってるわけだから、日本のいろんな魚たちを知っておくのもいいことだと思います。日本のバス釣りの有名人には、カワムツとモロコの見分けや、カワムツとウグイの見分けのつかない人や、オイカワのオスはずっとあんな色をしてると思ってる人もかなりいますが、ホントいかがなものかと…。

前回、リールのドラグがどうのと書きましたが、ターゲットが大きく強くなると、ホントにドラグなしではハナシになりません。このページを読んでくださってるお客さんの中には何人か「生涯に1度でもいいから野生のピラルクーを」と考えている人がいることは存じてますので、そのピラルクーを例にとってみましょう。アルミボートやキャストするたびに揺れる小型カノアからのゲームでは、相手が30kgもあれば、捕食に対しアワセたと同時にドラグは突破され、ドラグは滑ってるのにカノアも引っぱられます。魚のさらなる加速や突進、急反転などを考慮すると、ロッドを思いっきり立ててタメこむ気にはなれません。自分は急な動きにはドラグの滑りで対応すべく、やや緩い角度でファイトコントロールを展開します。あんな魚を力でねじ伏せるなんて到底できません。「力でねじ伏せることなどできない」なんて言うと、「お前、弱いんだなあ」と笑う人もいるでしょうが、ワタクシ、日本人の平均的成人男子と比較して、体力的(瞬発力・持久力すべてにおいて)にも精神的(根性論だけどね)にも下位にあるとは思っていません。でもね、飼育下でブ厚い水槽を破壊したり、養殖業者に突進して頭突きで肋骨を折ったりする(これらの行動は驚いた時にやるようだ)お魚相手に正面衝突するのはいかがなものか…と思います。勇壮なことを言うのはいいけど、口だけで終わるようじゃカッコ悪いよなあ。
そういう「剛」に対しては「柔」でいなす。スキにつけこんで、こちらが優位な展開に持ち込む。そんなやり方が人間のためにも道具のためにも安全なんやないかと思います。そのショックアブソーバーのひとつがリールのドラグ。特にショートリーダーのゲームでは、いくら伸びやすいナイロンを使ったところで、その吸収効果はたかが知れていますからね。
そうそう、もしもですがピラルクー(にかぎらず大型魚)をかけて、ドラグ調整もちゃんとやってなくて、フッキング後に態勢が整えられず、安定の悪いカノアから転落したとします。タックルを離さなかったら恐ろしい目に遭いそうですね。それにそこが乾季のラゴアで、木の上から落ちてくる鳥のヒナなどに味をしめたピラーニャちゃんたちが集結していたとしたら…。転落したことでジタバタ慌てる人間を、もし万が一「食い物!」と判断したら…。考えただけでも恐ろしい。

ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領死去。行ったことがない国なのに、ずっと興味の対象であった人物。クーデター失敗後に投獄されたが、後に政権についた人物。14年にわたり国のトップであり続けたが、自国でも支持と反発が真っ二つに割れた人物。国連総会で「昨日悪魔がここにいた。まだイヤなニオイが残っている」発言でブッシュ前大統領をおちょくり(純粋な批判というより、あんな場でやらかしたことには茶目っ気も感じられる。十字を切るだけでなく、合掌までしてたもんな)、アメリカを帝国主義と叩き、キューバのフィデル・カストロ前議長(同志であったゲバラは今日でもヒーローとして扱われているが、カストロは…)と歩み寄り、中南米の反米左派連合の核となった人物。
故チャベス氏にかんする身近な例では、ベネズエラ出身の知人(アメリカ移住後、現在コロンビアに在住)が「あいつは暴君だ!あいつはイーヴルだ!」と罵ったのを鮮明に憶えています。外国の人とフザケて「あのオネーチャン、なんてイーヴルな体なんだ」とか「酒が回ったのは空気が薄いせいか、それとも酒自体がイーヴルなのか」などと言いあうことはありますが、彼らの口から本気で「イーヴル」という言葉を聞いたのはこれ1回だけです。彼のような富裕層には徹底的に嫌われ、逆に貧困層には圧倒的に支持されましたが、様々な意味でベネズエラという国の存在感を強めたのは、疑いようのない事実。
日本ではなんかのバラエティー番組で、まるでアメリカ○ブ○資本主義者によるプロバガンダみたいな映像が流れ、独裁とわがままと悪の象徴であるかのようにお茶の間に印象づけられたのを憶えています。あれはひょっとしたら○○○と△△△による日本人洗脳かも(苦笑)。死後やっと日本のニュースでも、各種の貧困支援策や医療の無料化などについても報道され、一面的ではなくなった気がしますが、それでも「独裁者」的な印象が強いんだろうな。
自分は右でも左でもない(モノゴトによっては右傾だし、別のモノゴトでは左傾)が、リベラルに見るならこうもいえるでしょう。カネの力にモノを言わせ大国が支配的にせまってきたなら、実質的に長いものに巻かれるか、もしくは自国(もしくは民族)の独立や自立を主張するかのどちらかでしかない。彼は後者を選択し矢面に立ったのだ…と。
強烈なカリスマが消えた後、中南米情勢はどう変化するのか。チャベス大統領と緊密であったボリビアやエクアドル(ともに大統領は貧困層の支持を得ている)はどうなるのか。ブラジルだってそうだ。前大統領のルーラ氏はチャベス寄りだったし、現政権もおおまかに言うならルーラ時代を継承しているように思う。アルゼンチンだって左派政権だ。アメリカのオバマ大統領は「今後の外交の展望が開ける」とばかりに、弔意のカケラもない声明を出していたが…。
自分は十字を切るかわりに、合掌して弔意を表しておきたい。彼の存在がなければ、中南米の政治に興味を持つことはあまりなかっただろう。チェ・ゲバラとその革命人生、フィデル・カストロとシモン・ボリバル以外には。

ちなみにエクアドルの3月上~中旬の主な話題は、チャベス大統領の死去と、新ローマ法王が南米出身(アルゼンチン)ということだったそうです。

ある伝記映画の中に「あと15年もすれば肌の色なんて関係なくなるさ。人間そのものが評価されるようになる」というセリフがありましたが、それから30年以上経ってもカラード蔑視は残存。で、自分もたまに出かける海外でそのとばっちりを受けることに。白人からの肌の色による差別は4回受けたかな。なくならないよなあ。

ある日、母校の前を通ると卒業式でした。自分がそこを卒業したのは25年ほど前。すでに就業していたので、休みをとって卒業式に出たのを憶えています。女の子はけっこう華やかに装ってましたが、男はみんな決まりきったようにスーツ。中には目立ちたがりの男が着物でリムジンで乗りつけたりしていましたが、自分は大学に通っていた時と同じく皮ジャンにジーンズというメタルの正装。証書をもらいに壇に上がった時、担当教授がニヤニヤ笑っていたのを思い出すなあ。25年といってもやたら早かった気がするし、えらく長かった気もします。自分自身何か変わったかな。いや、あまり変わってないか…。苦労してないからね(笑)。もちろんそれなりに年はくったけど…。
この先25年生きていられるかどうかわかりませんが、適度に気を抜いて、力を抜いて、極力イヤなことはせずに、のほほんと暮らしていこうと思います。できることならね。

横浜のフィッシングフェスティバルにご来場ありがとうございました。金曜土曜は全体的にお客さんが少なく、やっぱり大阪から1ケ月以上も空くと冷めるよなあ…間に名古屋での催しもあったもんな…日曜もこんな感じだったらヤバイよなあ…と思わずにいられませんでしたが、さいわい最終日はそこそこの入りだったようで、会場内を歩いていてほっとしました。それでも大阪のような熱気と活気はなかったけどね。

金曜日は会場に入る前に、横浜で神社ひとつとSANSUIさんに寄り道。そしてみなとみらいで横浜美術館にも寄り道しました。横浜美術館に寄った理由は「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」という展示。戦場報道カメラマンの先駆であったキャパ(キャパという名の経緯にはここでは触れない。長くなるからね。興味のある人は各自調べてください)と、その最愛の人であったタローによる写真を見ることができる数少ない機会だったので、会場入りを遅らせて見学してきました。「崩れ落ちる兵士(斃れゆく瞬間の民兵)」の前はやはり人だかりでした。ちょうど『キャパの十字架』も出版されたばかりだし。それと療養中のヘミングウェイはなんとなくおかしかった。事情が事情だから。戦争にかんする写真はもちろんですが、1954年の来日時の市井の写真にはいろいろ感じ入ることがありました。尼崎の昭和通りのような知ってる場所も写ってたし。戦後の復興を予感させる日本の庶民の写真の次は、キャパが帰らぬ人となる東南アジア戦線へ。ふとした平和な風景の次が再び戦場。キャパの人生のみならず、すべては平穏と波乱の繰り返し、悲喜こもごも。この循環は止まることはないという悲しい事実を呈示された気がしました。
その晩、夢で自分は死体が累々と転がる荒れ果てた古い市街地にいました。よく似た夢は幼少期から何度も見ています。ある時は荒廃した市街、ある時は焼かれた密林の小道、ある時は草もない川の土手、自分はいつも無名の死体に囲まれて、それらを避けながら悲しみながら歩いているのです。単純にフロイドの「夢はすべて願望充足である」に当てはめるなら、生き残り願望なのかもしれないし、弔意とともに見られる死者に自分を投影しているのかもしれませんが、本当のところはわかりません。まあ、フロイド説(『夢判断』内)は古いからね。
金曜日の夜はバレーヒルの社長さんや社員さん、モニターやテスターの人たちと食事会。こういう場がないと誰が誰だかわからんし、他の人たちも自分のことなど知らないだろうし。といいつつ、自己紹介を振ってこられなかったので、食事会以前とあまり変わらんか(笑)。すごく寝不足だったので、食事会中にうたた寝してしまいました。失礼いたしましたm(__)m
土曜日の夜は担当氏と2軒(いかにも昭和な居酒屋とジャズバー…エクアドル以来ひさしぶりにラムをロックで2杯)で飲んだあと、桜木町駅で奥多摩之迷彩頭巾氏と合流してバーへ。偶然入った店で「なんかカッコのええマスターやなあ」と思ってたら、元ダウンタウン・ブギ・ウギ・バンドの新井武士さんでした。軽く飲んでお店の常連さん風の人たちと少ししゃべってから宿へ。迷彩頭巾先生は相変わらずブットんだおもしろさでした。ひさしぶりに「昭和のオトーチャン」を見た気がします。もちろんホメ言葉(笑)。会場外ではそんな感じでした。

一方会場内では…。メインステージの近くだったので、そこの音量を心配していましたが、意外なほどやかましくなくほっとしました。いろんな催しが行なわれていましたが、どれも見ることはないままでした。タダノリ氏の好きなアングラーズアイドルなんとかというのもやってましたが、当然それも見ることなく。
一般の釣り人、メーカーの人、代理店の人など、いろんな人から釣りにかんする紙メディアの劣化を嘆く声を聞きました。まずは文章力の低下、アケスケな提灯具合、写真の限度を超えた嘘っぽさ、あまりなタイアップ企画…。紙メディアと疎遠になって長いので、最近の雑誌のレベルは野生マス族の1誌(これは◎)以外は知りませんが、いろんな人がいうのだから、きっと劣化気味なのでしょう。こうした人たちの声、ちゃんと届いてるのかな?
日曜日にはマレーシアでお世話になったO氏が現われたので、ちょうどトークショーでにぎやかになったこともあり、ちょいとブースからフケて雑談。昨年行く予定だったが雨で流れた場所の治安悪化情報、別の国のお魚釣り情報など、あれこれ教えてもらいました。で、O氏が懇意のリップルフィッシャー&ヤマガブランクスさんブースに行ったり、うろうろするうちに残り時間30分。慌ててブースに戻るとUFC JAPANのパンフレットとオフィシャルTシャツを持ったサラリーマン格闘家K君が。UFC JAPANは解説席の高阪剛氏の真後ろで観戦したとか。すごい席をもらってよかったね。彼と雑談していると、嬢メタラー・ボブやヴァイキングメタラーAMON君(顔塗って自社ブースに立ってくれ)やPRESSO高田さんやZEAL OPTICSのS君や爆裂爛漫息子センセーの弟分JIN君が集まってきて、釣種バラバラの集会になりました。で、最後はばたばたっと終了。長かったような短かったような。いや、金曜土曜にかんしていうなら、間違いなく長かったなあ。18時までだったし…。お土産類、いろいろありがとうございました。あらてめてお礼申し上げます。

横浜のショーで個人的に気になった新製品は下記です。あれ、2社だけや。しかも1社の方は新製品やないし。他のブースにはほとんど入らなかったなあ。入ってもZEAL OPTICSさんみたいに、大阪でじっくり見たところぐらいだし…。

・PHANTOM NT 54UL, 504TUL(Daiwa)
ともにUL表記ですがしっかりした張りを備えているので、3.5g程度のシンキングミノーのトゥイッチにも使えそうなモデル。PHANTOMシリーズと聞くと「テロテロ」なイメージがありましたが、意外や意外。やっぱり竿は実際に触ってみないとわかりませんね。オープン価格のため小売り価格は不明ですが、高くはないはず。ハンドル回りのデザインはちとチープな気もするが、細かいトゥイッチにもブレを発生させにくそうなブランクスは悪くない。山岳渓流入門用としては十分及第点だと思います。テレスコモデルの504TULは45cmの仕舞寸法なので、沢登りのお供や、コケてメインロッドを折った際の予備としてリュックにつっ込んでおくにも好都合ですね。こちらの意外に張りがキープされていて操作性はよさそう。自分なら海外旅行時の小物釣り用にも使うだろうなあ。やっぱり小物釣師(笑)。

・13 CERTATE 2500PE-H(Daiwa)
大阪では12 LUVIASと13 CERTATE 2004CH&2506Hに気を取られ、見過ごしていたモデル。PE1.5号150mというラインキャパが◎。10 CERTATEにはなかったよなあ、この規格。ハイスピードモデルだから長めの55mmハンドルなんだろうけど、個人的には2500ベースなら50mmの方が好きやなあ。CERTATEコーナー担当のMELVIN君が力説してたけど、ZAION製ローターの搭載は、軽量化のみならず、感度の向上や一層の滑らかさ、振動の低減に大きく貢献しているようです。たしかに理論上それは間違いない。

・MORETHAN SCOUTER BB130F(Daiwa)
MORETHAN SCOUTER 130Fの貫通ワイヤー&2フック仕様。ほぼ水平浮きなので、アクション形態は従来の3フック仕様とは異なる。試しに浮かせてみると十分な浮力が確保されていたので、フックサイズやリングサイズの変更やウェイト追加で、浮き角度を変えるなど、自分好みにイジることも可能。やはりこういうルアーには若干の「イジリしろ」がほしい。それが確保されているのはありがたいです。自分の用途としては青物、アノ水系の大型ヒゲモノ。そのヒゲモノ狙ってたら多分いいサイズのバスも出るだろうけど…。もちろん海外釣行時にも携行します。まだキャスト&リトリーブはやってませんが、クィックでイレギュラーで騒がしい動きが出せるなら、ピーコックバスやトーマン等にもイケると思います。

・OCEAN RIDGE ULTIMO 83M UG SWIM(Ripple Fisher)
コレ、新製品ではないけど「おおっ!」となった1本です。この手のロッドをこれまで何本か触ってみましたが、その中でもトップクラス。マイナスポイントが見つからないレベルの高さが光ってました。さすがブランクスメーカーさんです。多分ルアーをアクションさせやすく、魚にプレッシャーをかけやすいだろうなあ。自分が乗るサイズの船のミヨシでは、やはりこれぐらいの長さがほしい。何の竿かって?ダイビングペンシル等を操るための青物プラッギングロッドです。

横浜と大阪のショーの違い。横浜の方が和柄のワルっぽい服を着た人が多い。大阪の方が軍隊系の服装の人が多い。どーでもいいか、そんなこと(笑)。それと横浜の方がスペック的なことを尋ねる人が多いかな。で、大阪の方が感覚重視の人が多い感じ。それとVALLEY HILLさんやウチの地元なせいか、お客さんの食いつきもは大阪の方が強いかな。

なんともいえない遊離感だ。自分の歩いてる地面は、彼らのそれとは異なるらしい。彼らはきれいな路面を、自分はガレ場を歩いているが、いつかきっとイイことあるはず。ま、べつになくてもイイけど(笑)。ガレ場を少しずつ踏破するのは、気持ちさえ切り替えたら、それはそれでけっこうおもろいんやけどね。


INFORMATIONS


2013年新製品説明

★RAW DEALER REPURATION RR701LX-S THE BLACKTHORN (ブラックソーン) 

Length:7'1" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:182cm
Line Applications:6-12lb, PE#0.8-1.5G
Taper Design:Fast
Rear Handle Length:220mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KTSG, T-KLSG-H *ガイド径:Top5.5~20)
Reel Seat:Fuji VSS-D17 Black Finish+IP Chrome Hood
ハード、ソフトを問わず、様々なルアーをシャープに操作するためのスピニングモデル。RAW DEALERシリーズの各スピニングモデルよりも張りの強いタイトな操作感が特徴。他モデルよりさらにファストなテーパーデザインだが、負荷に応じてスムースにベンドし、十分なパワーを確保したバットセクションで確実に受け止めます。バット側にはハイフレームのT-KLSG-Hを配置しているせいもあり、一見流行のマイクロガイドやKR仕様に見えますが、細めのPE+リーダー(FGノットで16lb以下で矢引き以内のショートリーダー)の使用も考慮して、最小ガイドは「5.5」サイズです。あえて極端な小径セッティングにはしていません。
「BLACKTHORN」とはサンザシという樹木です。自分はこの木の花や実の雰囲気が好きでして。同時にベタ訳すると「黒い棘」という意味にもなります。そーいや、サンザシって陰陽座の某曲の歌詞にも出てきますね。

★RAW DEALER EXTREME EDITION REX605HX-T THE SCOUNT'N'ASSAULT (スカウト'N'アサルト)

Length:6'5" 2pc(Spigot Joint)+Offset Handle
Closed Length:81.5cm
Line Applications:14-30lb, PE#2.5-5G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:330mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG *ガイド径:Top8, 1st7~16)
Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
携行性を重視したブランク2ピース&ハンドルオフセットの3ピースモデル。トラベルロッドは携行性を追求するあまりにブランクスの性能が軽視されがちですが、このモデルは1ピースモデルに遜色のない機能性を確保。REX601HX-Gと同等のパワー、スピゴットジョイントと極力ストレスを排したスムースなレギュラー寄りのテーパーデザインで、高次元のファイトコントロール性能を確立しました。大型魚の突然のアタックを考慮した長めのリアハンドルを装備。PE+リーダーの使用を考慮し、最小ガイド径は「7」にしました。もちろん国内の大型バスにも余裕で対応。
継ぎが多いとジョイント部の調整などの生産時の作業も多くなるし、スピゴットジョイントには「型」も必要なので、「本気の多ピースロッド」を国内で作るとなると、どうしても1ピースものより価格は上がってしまいます。世間的には先からケツまで1ピースのモノこそ高くて当然で、それ以外は安くなきゃ…という通念みたいなモノがありますが、ソレは製作面から見ると正しいとはいえないのです。もちろん価格はマテリアルやパーツ類や装飾にもよりますけどね。以上、価格高騰(…というほどではないが…)の弁明でした。限定生産品(の予定)。
このEXTREME EDITIONシリーズ、今後もフツーのバス路線から少し離れたモノを思いつけば、モデルを追加する予定です。

★SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE SERIES (タスクフォース・シリーズ)

[SERPENT RISING RETRIBUTION]自体、ハードコアな趣のあるシリーズですが、この[TASK FORCE]は、その名「特殊任務」が示す通り、さらに特化を試みています。その特化が今後いかなる方向に広がるのかは不明ですが、まずは様々な移動手段における簡便性とライギョロッド本来の強靱な機能をブレンドした変則2ピースモデルを開発。航空機による移動が増えたこともあり、「空」や「飛行」を意味する形容詞「AERO」に蛇神「NAGA(ナーガ)」を合体させ「AERONAGA」と命名しました。2011年秋に上がった1stテストモデルは、すぐさまアマゾン水系に持ち込まれ、ピラルクーやピンタイージョの洗礼を受けました。そして2012年に数度のブランクスの変更と度重なるライギョでのテストを経て生誕しました。通常のガイド仕様モデル以外にも、同一ブランクで太いリーダーの使用を想定した大径ガイドのベイトモデル、さらになんとスピニングモデルも設定(←誰が使うねん、そんなもん…笑)。それらの用途は……てきとーにお考えください。
「タスクフォース・シリーズ」なんて銘打ってますが、シリーズ化するかどうかは現在のところ深く考えておりません。シリーズ化の確立は33%ぐらいかな…。あとはSERPENT RISING RETRIBUTIONの本筋を少し離れた、特殊性のあるモノをどれだけ思いつくか…です。まあRAW DEALERにおけるEXTREME EDITIONみたいなものです。

★SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR703GX-TF THE AERONAGA (エアロナーガ)

Length:7'3" Irg2pc Spigot Joint(変則2pc, インロージョイント)
Closed Length:135cm
PE Line Applications:#7-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:390mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG *ガイド径:Top8~16)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
変則2ピース仕様で仕舞寸法135cm。ロッドケースに入れても全長を短く抑えることが可能な機動性重視の設定。室内の狭い車や列車、航空機での移動に好適。あらゆる場面における素早い対応性を重視したXSR701GXをイメージベースに、プラスアルファの長さを付加。テーパーデザインをストレスのないレギュラー寄りに設定。1stテストモデルはアマゾン水系のピラルクーやタイガーショベルノーズとも対戦。その後十分なテスト期間を設け、カバーエリアのライギョを中心に実戦力を磨きました。スピゴットジョイントは、ショアからのGTや青物ロッドでも実績のある高強度のモノ。実釣テストではトラブルは皆無でした。ただ、たまには緩んでないかの確認は必要ですけどね。このモデルはフツーのガイド設定です。

★SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR703GX-TF THE AERONAGA -BOUNDLESS- (XSR703GX-TF エアロナーガ・バウンドレス)

Length:7'3" Irg2pc Spigot Joint(変則2pc, インロージョイント)
Closed Length:135cm
PE Line Applications:#7-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:390mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG *ガイド径:Top12~20)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
太いショックリーダーを使用するゲームでは、既存のガイドセッティングでは無理が生じる。海外釣行にもこの種をロッドを携行する開発者新家が、XSR703GX-TFをベースにガイドセッティングを変更した、大径ガイド採用の自己満足的ベイトモデル。ベイト仕様ということもあり、ロングリーダーには向きませんが、矢引きプラスアルファ程度の長さには、通常のガイド仕様のモデルより快適に対応。リアハンドルのコルクが通常モデルより20mm長いのも特徴。特殊かつ需要の少ないであろうモデルゆえ少量生産予定です。
ガイド径が大きいとはいえ、PEとリーダーと接続は、ノット部が短く径も小さくできるFGノットおすすめです。自分はキャスティングの場合はFGノットを多用します。
海外の強大な魚を相手にする場合には、くれぐれもリールやロッドでねじ伏せようなんて考えないでください。ファイトコントロールの道具として、限界に留意しながら使用することをお勧めします。

★SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR703GX-TFS THE AERONAGA -BOUNDLESS- (XSR703GX-TFS エアロナーガ・バウンドレス)

Length:7'3" Irg2pc Spigot Joint(変則2pc, インロージョイント)
Closed Length:135cm
PE Line Applications:#6-8G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:390mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG, ICMNSG…バットガイド2個はICMNSG逆付け *ガイド径:Top12~30)
Reel Seat:Fuji DPS-D20+Long Nut+IP Chrome Hood
XSR703GX-TFのブランクをベースに、これまた完全趣味的にスピニング仕様にしたモデル。総重量が重く空気抵抗が大きく、通常のベイトリールのブレーキシステムでは投げづらいルアーを繁用するゲーム、ベイトタックルが不利な状況下、どうしてもスピニングでやりたいゲームのためのモデル。推薦リールは10 SALTIGAや12 CATALINAなら4500~5000クラス。旧SALTIGAや旧CATALINAなら4000~4500が適合します。バットガイドがICMNSG#30なので、これ以上大きいリールとなると支障が出ると思います。他社のリールの場合は、上記モデルとスプール系他が同じ程度なら適合するはず。特殊かつきわめて需要の少ないであろうモデルゆえ少量生産予定です。
「なぜバットはKガイドじゃないんですか?ひょっとして付け間違い?」と尋ねられましたが、ワザとMNSGなんですよ。自分なりの理由があるのです。ウチ以外でも、ある理由で「バットのみMNSG」というのはけっこうあるのでは。
「マグロに使えますか?」とか「GTに使えますか?」とか尋ねられましたが、元来船からのそういう用途のロッドとして作っておりませんので、レングス設定もテーパーデザインもガイドセッティングもハンドルの前後バランスも完全に不向きです。
マグロやGTにはそれ用に開発された優秀なロッドがたくさんありますので、どうぞそちらをお使いください。高いお金を払って、わざわざ向いてないモノを買って使うのは、理にかなわない奇妙なことだと思います。

*「少量生産予定」「限定生産品」と表記しているものは、基本的に需要が少ないと見込んでいるものです。そのため一般的なモデルより少量生産を予定しています。しかし万が一の売り切れ、そして熱烈なリクエストが最小生産ロットに届きそうな場合は、再生産する可能性があります。「2度と生産しません!」というわけではありません。それでは入手しそびれた方々に失礼だと思いますので…。

★GUN2 ZERO GGZ-74HH3 TRINAL BOUNCER (トライナル・バウンサー)

Length:7'4" 2pc+Offset Handle
Closed Length:87.5cm
PE Line Applications:#6-10G
Taper Design:M.Fast-M.Slow
Rear Handle Length:380mm
Fuji S.I.C Guide Stainless Frame(EMNST,EKWSG *ガイド径:Top8~16)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20+Long Nut+E-Color Hood
2010年からあれこれ調整していた、ブランク2ピース&ハンドルオフセットの特異な3ピース仕様。室内の狭い車や列車、航空機を使う移動、旅行の合間の釣りに好適。細身のブランクは一見頼りなさげですが、バットセクションにはGGZ-70HHと同等のパワーを秘め、長期間の度重なるテストを乗り越えた実力は侮れません。技術を持ったアングラーの手にかかると、想定以上の魚にも太刀打ちできるポテンシャルを持っています。とはいえあくまでもライトカバーエリアでのゲームを想定しています。GGZ-70HHやGGZ-76HHあたりの使用が好適と思われる状況下での使用が望ましいです。スムースなテーパーデザインと無理のないプットオーバージョイント(逆並継)により、ありがちなジョイント部の違和感をほとんど感じさせません。

★NOIZE ADDICT New Color:09R:Raging Claw

Type:Combination Buzz
Naked Weight:1/2oz class
09R:Raging Claw[レイジング・クロウ](G/G):やや凄みを効かせたレッドカラー。ブレードカラーはゴールド。赤いバズベイトが水面を蹴散らすのを、水中から見るといい眺めかな…と思って塗ってみました。ちなみに赤は性的興奮色や活力系色ともいわれています。逆に青や緑は萎え色?(笑) そーいう方面でいくと自分は青より緑がダメだ。このあたりの色にかんする議論は、今後タダノリ氏や権威マエストロN氏、イツザイ・ケンちゃんたちも交えて展開すべきかと。ルアーの色にかんする議論なんかどーでもいい(笑)。一体何の色?
*カタログのカラーチャートのものは、サンプルが間に合わずイラストです。

★S.O.B(Son Of Blitz) New Color:09R:Raging Claw

Type:Double Willow, Single Willow
Naked Weight:5/8oz class
09R:Raging Claw[レイジング・クロウ](G/G):やや凄みを効かせたレッドカラー。ブレードカラーはゴールド。名前にはCLAWとついていますが、別にザリガニを意識したわけではありません。この手の色は時として不思議な効力を発揮しますね。我ながらいい配色にできたと思ってます。
*カタログのカラーチャートのものは、サンプルが間に合わずイラストです。

★S.O.B(Son Of Blitz)

Type:Double Willow, Single Willow
Naked Weight:1/2oz class
常用サイズ1/2oz class(Naked Weightは15.5gぐらいになる予定)を2013年秋までにリリースするのが目標です。テストモデルがあがり初期テストは合格です。3月中旬から実釣に入ります。

★BULLPUP.DC [ブルパップ.DC] *今年は出せそうです

7/8oz Class (w/Dead Sting-IIIC #5.5/0-XL)*フックのゲイプは#5/0より少し広いので#5.5/0という表記に変更します
Action Style:ドッグウォーク,ショートスライド
シングルカラー6色, フレークカラー6色, マーブルカラー6色, ペイントカラー2色
チューニングウェイト1oz(28g)上限のロングレンジ対応大型モデル。長さはL.D.SRやD.O.G-LDとほぼ同等ですが、ボリュームアップでヘヴィチューニングへの対応性を確保。あくまでも動きにこだわったデザインで、カバー上での安定感を保ちつつポケットでは多彩なアクションを展開。前面をスムースな曲線で構成し、大型モデルが苦手なスリ抜けも性能も確保。ワザで食わせることを喜びとする技巧派釣師も唸らせるはず。24~26gでの動きは大型モデルのくせに相当キレてます。総合性を重視するなら総重量を24~26gに設定するのがいいと思います。「BULLPUP」とは銃用語であり空対地ミサイルの名称でもありますが、ここではその意味も含ませつつ、BULL FROG(ウシガエル)のPUPPY(子供:普通はイヌの子に使うが…)もかけて、ルアーに命名しました。
*やっとフックがだいたいキマリました。#5/0よりややゲイプが広い#5.5/0(#6/0と呼べるほど広くない)で、ウェイトワイヤーを巻く部分を長くとったロングシャンクモデルです。

★DEAD STING-III CLENCH

#5/0-S, #5/0-X, #5.5/0-XL *#5.5/0-XL、やっとサンプルが希望のカタチに接近
少しシャンクに角度をもたせたウィードレスプラグ用のフックです。現行モデルよりもフトコロがやや広くなります。2011年はフックのみの発売にまで手がまわりませんでした。2012年は#5/0-Sと#5/0-X、その後#5.5/0-XLにうつる予定です。

★WF-ADD WEIGHT [WFアッド・ウェイト] *今年は出せそうです *近日カラーサンプルUP

1.5g, 2.0g, 2.5g
ブレードチューニング等のためにパーツハンガーをつけるアングラーは多いと思いますが、このWFアッド・ウェイトはそのハンガーに付属のスプリットリングでセットして、手軽に浮き角度やウェイトを調整できる小型のオモリです。別名「ケツリグ」(笑)。オモリの裏側には小さい穴があいているので、そこにマテリアル類を突っ込んで接着し、純粋なウェイトチューンのみならず、プラスアルファのアトラクターとしても使えます。もちろんアイディア次第でウィードレスプラグのチューニング以外にも。
*たとえばこんな使い方もアリです。2フックのトップウォータープラグを腹だけのワンフック仕様にして、リアフック用のアイにWFアッドウェイトをセットして急角度の浮き姿勢にしてアクションを変えるとか…。3フックのミノーのセンターに配して沈降速度を変えるとか、さらにフェザー系マテリアルを少量追加して、プラスアルファのアトラクターにするとか…。

★お知らせ 2012年以降生産予定のロッドにパーツ類の変更があります(ブランクスは基本的に変更ナシです)

・RAW DEALERシリーズはK-GUIDEへのランニングチェンジ中です。今年生産予定のR703RS THE CROSSFIREはK-GUIDE仕様でリリースされます。
・SERPENT RISING RETRIBUTIONシリーズはK-GUIDEへのランニングチェンジ中です。今年生産予定のXSR707ZX THEREDEMPTIONはK-GUIDE仕様でリリースされます。
*変更点はトップページからご覧いただけます。

WHIPLASH FACTORY単体のカタログは2013年も存在しません。ご希望の方は谷山商事株式会社さんの「VALLEY HILL 2 013」カタログをお求めください。当サイトでも後日「VALLEY HILL 2013」カタログのWHIPLASHおよびGUN2 ZERO、HEAD HUNTERに関するページのPDFデータをアップする予定です。

 

最近の!!な試合

★UFC157 L.ヘヴィ級3回戦 リョート・マチダ vs ダン・ヘンダーソン

もっと爆発的な瞬間を見ることができるかと思っていたが、リョート・マチダはヘンダーソンの右を警戒し、ヘンダーソンはマチダのカウンターと直蹴りを警戒し、爆発に至る距離に近づくのは一瞬で、そのまま3Rが終了。気分的には「ドロー。よって、エクストラ・ラウンドのサドンデス…」と宣言したいところだが、そういうルールの適用はUFCにはない。冷静に判定すると、打撃のヒット率(Landed…着弾という)はマチダ、下がりつつも試合の流れを作っていたのもマチダ。ジャッジの判定も2:1のスプリット・ディシジョンでマチダの勝利。こんな試合はタイトルマッチではないけど5R制とか、エクストラ・ラウンド制とかにしてもらいたいね。続きが見たくて仕方がなかったもん。多分だけど5Rもやっていれば、シビレが切れたり、集中力が途切れたりして、それがきっかけで爆発が起こったと思うなあ。
女子のバンタム級選手権試合は柔道あがりのロンダ・ラウジーに海兵隊員のリズ・カムーシュが挑戦。おんぶ状態からのフェイスロックでカムーシュがキメかけるが、ラウジーが根性でズリ落とし、最後はグラウンドで腕十字。実はラウジー選手、総合は全勝ですべて1R決着、しかもすべて腕十字なのだそうだ。なんか聞いたことある名前やな…と思ってたら、アメリカ女子 柔道界初のオリンピック・メダリストだった。柔道家である母親から「腕十字を磨きなさい」と教えを受け、それが今日の総合でも必殺のキメ技になってるそうだ。ある意味スゴイ。たんなるタイトル防衛だけでなく、今後どこまで腕十字で勝ち続けるか…なんて見方でも楽しめる選手だ。要注目ですね。

★UFC JAPAN L.ヘヴィ級3回戦 ヴァンダレイ・シウバ vs ブライアン・スタン

お互い危険を考慮しつつも果敢に打ち合う素晴らしい内容。ドン・フライvs高山戦を思わせるクリンチしての打ち合いなど、短い中にも見所満載。2Rにシウバがカウンターの右、そして返しの左でノックダウンを奪い、パウンドを落としKO勝利。早くも年間最高試合候補。ふと気がついたのだが、スタンはローブローの注意の際にも必ず「Yes, Sir.」と受け答えていました。根っからの軍人なのか、ジェントルマンなのか。両方らしいね。そのファイト、人柄により、試合後、スタンにも大きな賞賛の声があがっていました。

UFC158 ウェルター級3回戦 カルロス・コンディット vs ジョニー・ヘンダーソン

圧倒的な左の破壊力で躍進中のジョニー・ヘンダーソンがウェルター級屈指のファイター、カルロス・コンディットと対戦。クリーンヒットというほどではないが、何度も左を当て、テイクダウンも奪い判定勝利。コンディットでなければあっという間になぎ倒されてたような…。これでヘンダーソンはおそらく次戦でジョルジュ・サン・ピエール(GSP)に挑戦だろう。GSPがどうさばくのか見物だ。ひょっとしたら王座陥落の可能性も。そのGSP、メインでニック・ディアスと対戦。柔術黒帯のディアスをいとも簡単にグラウンドでコントロールするが、3Rあたりからディアスの奇妙な軌道のパンチもくらい、鼻筋をカット。しかしフルマークで判定勝利。残念なのは試合後のインタビューで、ニック・ディアスが引退発言ともとれるコメントを発したこと。まだ29歳、続行して悪童キャラとトラッシュトークを続けてほしいなあ。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・全曲『LIVE X』 / 5X『LIVE X』
・全曲『CARMEN MAKI'S 5X』 / 5X『CARMEN MAKI'S 5X』
*めっちゃうれしい『LIVE X』のCD化!やっぱり5Xはライヴのほうがいい。そして『CARMEN MAKI'S 5X』もCD化。こちら は前作『HUMAN TARGET』に較べるとソフトになったけどね。しかも「何でこんなジャケやねん?」と発売当時にずっコケた思い出があります。日本のHM/HRもずいぶん復刻盤が出ましたね。あと自分が望むのはSABBRABELLSの『DOG FIGHT』。 1986年に発売された(←多分)4曲入りのミニLPでした。「WATER NIGHT」とタイトル曲(ライヴをYou Tubeで見ることができますが、スタジオ盤より数倍上です)が印象に残ってます。しばらく東京に出ていた間(友人の下宿やらを点々としてた。早稲田大学の講義に何食わぬ顔で出てたり、歌舞伎町界隈で喧嘩やらかしたり…)に、どこかのレコード屋さんで買いました。懐かしいなあ、まだ学生の頃、25年以上前の話だ。中野の友人とさんざん飲んで帰る時、ヤツの下宿の前にネコが2匹(白茶と黒トラだった)座っていたのを憶えています。で、部屋に戻ってからまたウィスキーのボトルをふたりで空けて…。
多分人生で一番飲んだ夜でしょう。うん、あれ以上飲んだ記憶は他にないし、今ではあんな量、絶対無理だ(笑)。
・全曲『MUSIC FROM SONS OF ANARCHY SEASONS 1-4』 / V.A『MUSIC FROM SONS OF ANARCHY SEASONS 1-4』
*アメリカのバイクバイオレンス・コメディドラマ(?)のサウンドトラック。死神ジャケットだが抱えてるのがアコギだけあって、収録曲はアコースティックなモノも多数。いろんな曲のいろんなカバーが楽しい。たとえばボブ・ディランの「FOR EVER YOUNG」、ニール・ヤングの「HEY HEY, MY MY」、ROLLING STONESの「GIMMIE SHELTER」、以前触れた「HOUSE OF RISING SUN」。他にもジョン・フォガティの曲など、どこかで耳にしているメロディが多いです。個人的にはレナード・コーエンの「BIRD ON A WIRE」のカバーが気に入ってます。邦題「電線の鳥」、いつ聴いてもこの歌詞には感心します。さすがは詩人でありシンガーソングライターであり、和尚であるレナード・コーエン(和尚は関係ないか…笑)。自分が初めて耳にしたのは学生の頃で、同じ大学の音楽をやってた女の子から、「たまにはこんなのも聴いてよ」といって渡されたジェニ ファー・ウォーンズの『FAMOUS BLUERAINCOAT』においてです。「THE SONGS OF LEONARD COHEN・レナード・コーエンに捧ぐ」とクレジットされたアルバムで、当時激しい音楽に深く傾倒していた自分を、意外な方向に目覚めさせるきっか けになりました。
・FIRST WE TAKE MANHATTAN / JENNIFER WARNES『FAMOUS BLUE RAINCOAT』
*そのジェニファー・ウォーンズの『FAMOUS BLUE RAINCOAT』の1曲目がこの曲。スティーヴィー・レイ・ヴォーンがカッコいいギターを弾くナンバー。「まずはマンハッタンを征服し、次はベルリンを」ってどういうことだ?
・HARD ROAD / BLACK SABBATH『NEVER SAY DIE』
*「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」展を見たあと、桜の下にくつろぐ人たち、はしゃぐ子供たちという平和な風景の中を歩いていく際に、頭の中で流れていたのがこの曲です。

 

最近の愛読書

★『愛と憎しみの豚』 中村安希著 集英社

いや、興味深かった。ブタをテーマに各国を旅してルポルタージュ、こんなの初めてではないだろうか。最後までおもしろく読ませてもらいました。内容にあまり触れると、今後読む方によろしくないので、そっちのほうはおいとくとして、またしても女性らしいタフさを秘めつつも、時にライトに時にシャープに切り込む視線がおもしろい。欲を言えばひとつ。寄生虫学者の藤田紘一郎氏は著書の中で、イスラム教やユダヤ教でブタが嫌われ食用として禁止されている理由のひとつとして、それらの宗教が浸透している地域は、かつて有鉤条虫(ブタの生食で感染し、体内で産出された卵が孵化し、幼虫が全身に移行して「虫コブ」だらけになる)の濃厚感染地域だったということがあげられるのではないか…と述べておられたが、この点にかんしても実地で考察してきてほしかったなあ。

★『ちょっとピンぼけ -SLIGHTLY OUT OF FOCUS-』 ロバート・キャパ著 文春文庫

ロバート・キャパの手記として有名な一冊。第二次世界大戦の従軍を中心とした事象が、時にシリアスに時にユーモラスに語られています。この本以外にキャパにかんしては4冊追加しました。『キャパ その青春』、『キャパ その戦い』、『キャパ その死』、『キャパの十字架』。時間のある時に全部読み切るつもりです。

 

最近の珍事件

★特になし

ホントになにもなかった…。

 

最近のお買い物

★メレルの靴

海外旅行や近所の山行用にライトなミッドカットシューズを。メレルのは一般的な日本人足ならワンサイズ上のほうがいいと聞いていたので、まずは実際にメレルを履いてる珍さんに、履き心地をおうかがいする。「たしかカメレオンを履いてたよな。で、履き心地はどうなん?それとサイズの件はホンマなん?」と尋ねると、なんとなく口調が警戒モード。「誰がかぶせるか。キミの愛用してるアジカラーのエギみたいなのは絶対履かへんから大丈夫や」「いやあ、それだけではなく日本限定のモノも少々持っておるんです。それらがかぶるといかがなものかと…」「それも問題ない。俺が購入を考えてるのはカメレオンではなく地味めのカラーのゴアテックスのヤツで、カメレオンより軽くて…」「ああ、じゃあセスジスズメみたいな柄のヤツじゃな。ああいうのはボクとしては対象外じゃ」「セスジスズメ!?まあ、見ようによっては…。でもグレー系のにするから、セスジという色調やないけど…」。ということで、かぶらないことがはっきりしたので購入決定。実際にお店で履いてみると、たしかにワンサイズ上の方が合いました。それと最初の履き心地はやや硬め。そのうち馴染むのだろうけど。それにしてもセスジスズメで疎通する我々はそうとうヘンな気がする…。
「興味ない」とか言いつつも、他人の所持品を実際に見るとすぐに欲しくなるという珍癖の珍さんだが、苦手なスズメガ扱いしてたぐらいだし、派手好きなので、多分今回はかぶせてこないだろう。ちなみに珍さんが最も苦手なスズメガはモモ、新家はシモフリです。ともに幼少期のトラウマが…。そういや『LURE FREAK』で「海のジグレンジャー」を書いてたお方は、バイクで走行中にスズメガと正面衝突して、潰れた残骸(卵など)が顔面に張りついたというおぞましい経験をしてたはず。ヤママユでしたっけ?カメムシが口の中に飛び込んで、そのまま飲み込んでしまったという事件もありましたね。自分は原付ノーヘルOK時代、夜間走行中に額にブイブイ(多分クロコガネ)がブツかって潰れたことがあります。

 

今月のダメな人

★特になし

該当者なし。