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vol.71

月刊「WHIPLASH」August(Agosto),2012

8月の目標:夏期集中テスト

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は6月23日から7月22日までです。

雨の隙間をついて夕方に釣行すると、やはりヒゲモノが多発。場所によってはライギョのアタリ1に対して、ヒゲモノアタリが5ぐらい。COMA-NZなんかの小型ルアーを使ってるとけっこうノるし、「またヒゲモノかいな~」などといいつつ、それでもけっこう楽しかったりして…。
かといってヒゲモノばかりでは飽きるし、どれも55~60cm程度なので竿のテストにはならぬ…ということでヒゲモノたちが棲んでない池に行ったりもしました。でも、そういう池のアタリの少なさはやはり寂しく、「ヒゲモノってイイやつやなあ」と、普段疎ましいヤツらをありがたく思ったり…(笑)。まあ、模様つきの黒っぽい長モノ(早い話ライギョである)もけっこう釣ってるので、ちゃんと竿のテストにはなってます。でも、今年はまだ1日かけてのライギョ釣りがゼロのまま。長くても夕方前からの4時間程度です。「山岳渓流自粛!」の声が聞こえてきそうだ(笑)。ソレはソレ、コレはコレよ。

[最近の高頻度使用タックル_1]
Rod:GUN2 ZERO GGZ-??HHTR T#*※◇▽ △O◎※□E♯_test model-3(Valley Hill)
Reel:MILLIONAIRE 300 SNAKEHEAD CUSTOM(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS #8&10(Valley Hill)
Lure:COMA-NZ, A.M.G.R, X.O.SR(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_2]
Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR???GX-TF THE AERONAGA_test-2(Whiplash)
Reel:MILLIONAIRE BLACKSHEEP 300(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS BS #10(Valley Hill)
Lure:X.O.SR, D.O.G(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_3]
Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR???GX-TF THE AERONAGA_test-3(Whiplash)
Reel:MILLIONAIRE BLACKSHEEP 300(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS BS #10(Valley Hill)
Lure:X.O.SR, D.O.G, M.U.D(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_4]
Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR???GX-TF▽ THE AERONAGA_b△△less_test-1(Whiplash)
Reel:♪◇▽○*♂◇(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS #8(Valley Hill)
Lure:X.O.SR, D.O.G(Whiplash)

キトのあゆさんにメールしてると、後ろでつけたままになっていたTVから、ガラパゴスのロンサム・ジョージ死去のニュース。その旨も報告すると、返信にはあゆさんが撮った、飼育員と戯れる元気な頃のジョージさんの写真が添付されてきました。マツオカ亀羅マンにナマで生前の姿を見てほしかったなあ。結局ロンサムなまま逝ってしまったのか…。なんか寂しいよなあ。でも飼育係さんとはよく戯れてたみたいだし、そういう意味ではロンサムではなかったみたいだ。せっかくだからあゆさんが送ってくれた「在りし日のジョージ(2012年3月撮影)」の写真を載せておきます。合掌。

2年ぶりにTHE JFKが大阪に来たのでライヴに行ってきました。翌日はSENSHO1500君とヒゲモノ遊び。その後ギターのキタ君(実はわりとご近所なのだ)と合流して夕食。運転のため飲めない自分を前にして、ふたりともさんざんビールを飲みやがった(笑)。大阪のライヴはホントにひさしぶりということもあって、顔なじみのファンの女の子たちとも同窓会みたいな感じに(笑)。なっちゃん、小笠原もいいけど一度ガラパゴスに行ってきな。

もうすぐアブの季節だ。ヤツらが大発生して押し寄せると、もはや沢に入る気もしない。車を停めて林道に降りたつ気もしない。というか、その勇気が起こらない。車にぴとぴとぴとっと張りつくヤツらを見ていると、あらゆるヤル気が失せてくる。これこそ「心を折られる」というヤツだ。木々が茂った薮沢はさほどでもないが、開けた沢は大変なことになる。で、そんな季節になる前に、もう少し渓魚を釣っておこうと思い、山岳渓流に行く計画を立てました。すると、難手術から復活したマオ先生からひさしぶりの電話。手術後渓流にも2度行ったようで、体力は以前ほどではない(といってもすでに一般人並みには戻ってる気も…)ものの、かなり回復した模様。で、とある水系に一緒に入ることに決定しました。「日帰りできるほどの体力は戻ってない」とのことだし、里まで下りて宿を探すのも面倒なので、火を炊いて、釣った魚を少し生木に刺して焼いて、ビールを飲んで、自然林の下で野営することに決定。キャンプというよりただの山中泊。野育ちの人間には、こーいうのがなんとも心地いいのよ。クマと聞いただけでヤミクモに恐れる人にはムリだけど。以前もマオ先生と野営した地点から100mほどのところにツキノワさんの足跡がくっきり残ってたなあ。
それともうひとつ。実は最近購入したCERTATE 1003のうれしい筆下ろし(?)なのですよ。そのCERTATE 1003、これまで使ってきたLUVIASの回転が「しゅるしゅる」って感じなのに対し、こちらは「にゅるにゅる」って感じ。シルキーといえなくはないが、シルキーという語感から想像するサラサラ感よりにゅるにゅる感。悪い意味で言ってるのではない。金属のギア同士がかみあってる感じがしないほど、なめらか(←ひらがなで書いたほうが雰囲気が出る)なのだ。
前日も前々日も雨だったが雨量は少なめ。当日は梅雨の晴れ間が望めそうなので決行。朝3時に出発し入渓は8時30分。意外に早かったね。林道がきれいになったせいかな。以前はもっと時間がかかったよなあ。沢に入るとやはり水量は多いし押しも強い。しかし、この程度ならソ上に問題はなさそう。いそうなポイントをチェックすると、数分もたたないうちに1本目のイワナがヒット。相変わらずキレイな魚体だ。そしてすぐさま2本目。その後もいい感じで釣れてくる。この分なら本日はかなりの釣果が望めそう…と早くも余裕をかまし、その時点で反応のいい、反射効率のよいルアーから、真っ黒けに塗ったルアーにチェンジ。するとさっきまでの好反応はウソのよう。追いはあるもののヤル気のない感じでふらーっとついてくる。ふたつほどのポイントで試してみたが、いずれもダレた感じの追い方でした。そこで同じルアーの反射効率のいいカラーを投入すると、一目散に追いかけてきてヒット。この日、この時間帯は黒のような吸収色は好みではなかったらしい。黒が効く時もあるんだけどね。
ポイント条件はよくても魚がまったくいない区間もありましたが、いるところにはけっこういて、23~27cmの美しく体形のいいイワナが釣れました。そうこうするうちに尺丁度のも。やがて前方にいい感じの滝。マオ先生は左、自分は右をチェック。2本ほど釣った後ふと振り向くと、マオ先生がこちらを見てさかんに指示を出している。どうやらデカいヤツの追いがあったらしいが、ルアーの引きしろがとれず食わせられなかったらしい。自分の側からなら引きしろは十分あるし、そのイワナが潜んでいる岩の隙間に打ち込みやすいので、早くやってくれということらしい。再度そのスポットを確認しキャスト。これが珍しく(?)正確にピンスポットを射抜きました。一瞬沈めてから細かく連続トゥイッチ。そしてかすかに見える水中の岩をかすめた瞬間、ぐん!と重みがのり、チチッ…とドラグが滑りました。明らかに尺超えだ。水中の岩をかわして誘導し、中洲状になった岩床の上でランディング。やはりデカい。目測で35cmいったか、いやちょっと足りないか…。とにかく今年一番のサイズでした。さーて写真でも…と思って背中のバッグを回した瞬間、まさにそのタイミングを待ってたかのように暴れるイワナ。あ、こら、おとなしゅうせんか!となだめようとしたその時、ヤツはフックを外しマオ先生の足をスリ抜け、元の滝ツボに一目散に帰っていきました。まあたしかにリアフックの1本掛かりだったので外れそうではあったのですが、リリースを前提にしてたので陸に上げる気もせず、岩床中洲の浅い水に浸しておいたのが逃げられた原因でしょう。今後は撮影用に小型ネットを持ち歩こうか。まあでもイイのが釣れただけでもよかったです。マオ先生も「追いから食う瞬間までばっちり見れておもしろかった」と喜んでくれたし、自分もジャストのキャスト、ジャストのタイミングで食わせてフッキングできたので、満足感はたっぷりでした。その後、ちょっとお疲れ気味のマオ先生を残して、単独でふたつほど滝を登って上流へ。そこでまた尺丁度のを釣り、当日の尺モノは3本に。数も20本を超過。ホント、久しぶりの大釣りだ。
遅めの昼食の後は本流筋へ。まずはテン場を確保してからお魚釣り。先に入った支流も水量が多く押しが強かったのですが、本流のそれは比べ物にならないほど。渡る場所も少なく、わずかな区間を釣っただけで、すぐに超えられない岩場に出くわしてソ上を断念。ここでも4本釣ったので総数は25、6本てところでしょう。うち数匹はキープし夕食のおかずに。もし支流をあのままいつもの場所まで上っていたら、一体何本釣れただろう?40本突破とか?多分ね。
なんにせよよく釣れたしよく遊べたので、野営の準備をしてから、イワナを焼くことにしました。生木の枝に刺したイワナを地面に立て、そこらの流木や倒木の枝を集めてじっくり焼く。できるだけ一定の火で焼いたほうがいいので、つきっきりで火の番。やがて魚の鼻ッ面から水分がポトポト落ち、それがなくなって全体的に飴色に焼けたら食べ頃。今回は岩塩を忘れたので素焼き。でも素のままでも十分旨い。ガスのグリルで焼くのとは明らかに味が違う。マオ先生夫婦にも「旨い!」と喜んでもらえてうれしかったね。身を食った後の頭と骨は、焚き火の熱で焼いた石の上で「骨せんべい」に。これもまた旨いのだ。臓物は沢で解体した際に山の動物たちに供えたが、それ以外は自分たちが全部腹に収めました。こんな贅沢は釣師以外には味わえないよなあ。
翌朝目が覚めたのは9時前。12時間近く寝てたらしい。曇りだったせいもあるが、前の夜は2時間も寝てなかったのと、沢を歩きまわったので多少の疲れもあったのかなあ。寝起きのコーヒーを沸かしてもらって飲んでると、曇天から水滴がポツン。そしてあれよあれよという間に雨らしい雨に。土砂降りにならないうちにさっさと片づけて退散。
「昨日たっぷり釣ったので、今日は釣りナシでいろんな沢を見に行こう」ということになり、白山水系の沢ををあちこち案内してもらいました。途中、雨雲の隙間から雪を戴いた白山の峰々が見えたのはよかった。まだあんなに雪が残ってるので、沢によっては雪シロが少し入ってるわけだ。本降りの中、あちこちの沢を見てまわり、ゆったり帰路へ。いや、ホントによく遊んだなあ。

[当日使用タックル_1]
Rod:GILLIE HEADWATERS 53(Zenaq)
Reel:CERTATE 1003(Daiwa)+3.5lb Floro
Lure:EMISHI 50S(Ito Craft) , DR.MINNOW 5FS(Daiwa), SPEARHEAD RYUKI 50S(Duo)

[当日使用タックル_2]
Rod:GILLIE HEADWATERS 48(Zenaq)
Reel:LUVIAS 1003(Daiwa)+3lb Floro
*なんでナイロンでなくフロロを使うの?という質問をたまに受けますが、理由としては、1.比重の関係上トゥイッチの際にミノーが浮き上がりにくい気がする、2.ラインに張りがあり伸縮が少ない分、細かいロッドワークがダイレクトに伝わってる気がする、3.根ズレに強い…という点です。それとナイロンではルアーやリンキングパーツへのノット部近くに、イヤな感じの細かいコイルが発生することが多かったですが、フロロのほうがソレが少しマシかな…ということ。さらに300mスプールで買ってしまったので、とりあえず使いきらないと…てのも(笑)。
逆にフロロのマイナス点は、1.やはりしなやかさに欠けハネやすいこと、2.一旦ヨレたらすごくタチが悪いこと、3.水中でも空気中でも見えにくい色なので、ラインを見ることによってルアーの位置を確認するのが困難なこと。山岳渓流の細かいゲームでスピニングで使うにはマイナスが多いかな…。現在、山岳渓流用として特別気に入ってるナイロンラインもないので、フロロの細号数を使ってます。VARIVASの「トゥイッチマスター」というのを試してみようと思っているのですが、ウチの近所のいくつかの釣具屋さんには置いてないので未購入のままになってます。ここらは渓流人口が極端に少ないからね。そうそう蛍光色などの色付きラインは、ルアーが見えにくい、ざわついた流れの中でも、ラインによってルアーの位置を把握できるので大いに助かるそうですよ。ちなみに仲間内でフロロを使ってるのはマオ先生ぐらいかな。マオ先生はイグジストの1003ネイティヴカスタムという、ワタクシのフトコロ具合からは手の届かないリールを愛用。そーいや富山の爆裂爛漫息子センセーも同じく1003ネイティヴカスタムだ。うう、さすがはセンセーたち…。
*ルアーの色はまずは好みでいいと思います。しかし、シルバーベースとゴールドベース、パールベースによる食いの差や、ボディの模様(パーマーク系のスポットなど)の有無や、蛍光色の有無による反応の違いを見せられることもあります。一応いろんなカラーをもってたほうがいいですね。この日多用したのはめっちゃフツーな黒/銀(黒のフチがダークグリーンぽいけど)や赤/銀など、模様なしで反射面を大きくとったカラーリングのモノでした。林の中でも頭上が開けたポイントでもイワナたちに好評でした。

前回の白山水系では、本流筋でチビヤマメの追いが数回あったものの、いずれもルアーへのコンタクトはなく、イワナのみの釣果でした。で、その約1週間、イワナよりアマゴ中心で紀伊山地に釣行してきました。
雨の後なので本流筋はけっこうな水量で、見るからに押しの強そうな流れ。枝沢も水は増え、場所によってはアップストリームの展開は厳しそう。でもまあ、これぐらいのほうが活性が高かったりするんよな。で、最初に入った沢では1投目にヒット。これは珍しい。その直後に同行者も1投目にヒット。これはもっと珍しい。ふたりそろって1stキャストでアマゴを釣獲なんてね。その後も魚は高活性でルアーを追い、真っ昼間にもかかわらずけっこうな釣果。3時間ほど釣り上り、十分な結果が出たので、別の沢に移動。
次に入った沢はアマゴとイワナが混棲。これまでは上の方に入っていたためアマゴを釣ったことはなかったのですが、今回はやや下手からいつもの入渓点までを探ることにしたせいか、アマゴも姿を見せてくれました。イワナも丸々した9寸のが釣れ満足していたところ、流れの強い岩の下を通過させた瞬間に重く引ったくるようなアタリ。沈んだ流木をかわして浮かせると、なかなかいいサイズ。「これはぎりぎりで尺いったかな」と思ったが、水たまりに魚を入れてロッドで計ってみると、尺にほんの数ミリ届かず。こういうわずかに尺に届かないのを「泣き尺」といいます。釣り人の心情をうまく表現した、いい言葉でしょう(笑)。でもこのイワナ、顔のイカツさは今年NO.1。前回釣った2本の尺ジャストのよりも、35cm近いヤツよりも、鼻が伸びて口が大きく裂けた、カッコいいオスでした。まだ出そうなポイントでしたが、リリースしたその魚がツボめがけて帰っていったので、他の魚たちも警戒して沈黙。
そうこうするうちに晴天だったはずの空からポツリポツリと水滴。予報は晴れでも、さすがに日本で最も雨が降るといわれている地域。「ところにより雨」のまさに「ところ」といわれているエリア。水滴の密度はどんどん上がり、やがて本降りになりそうな徴候が出てきました。ちょうど区切りのいい場所まで釣り上ったので、当日のお魚釣りはこれにて終了。

[当日使用タックル]
Rod:GILLIE HEADWATERS 53(Zenaq)
Reel:CERTATE 1003(Daiwa)+3lb Floro
Lure:EMISHI 50S(Ito Craft) , DR.MINNOW 5FS(Daiwa)
*なんとなくラインを0.5lb落としてみました。狭い場所で細かい釣りをするため、やはりラインのヨレは宿命的。2004スプールを使ってた時より、ヨレの頻度も程度も高いような…。あれこれ試しましたが、フロロにはRCS2004スプールでいくことにします。純正1003スプールにはナイロンラインを入れようと思います。
*山岳渓流をやってない人の中には「3lbなんて大丈夫なん?」って思う人もいるでしょうが、衝撃を吸収するタックルと正確に調整されたドラグのもとでは、3lbラインといえども想像以上に頑張るのですよ。それに魚は大きくないし、引きも強いわけではないし、ルアーが根掛ってもたいてい沢に入って外せるし…という安全条件を踏まえた上での設定ですからね。操作性のためにやみくもに細くしてるわけではありません。

たしかに日本の在来鱒族には興味があります。でもいわゆる山岳渓流以外の釣りをする気はあまりありません。やはり山の中の狭い渓の雰囲気が好きなのと、自然が多く残されている環境に身をおきたいからでしょう。それは、かつて自分が好きで通っていたライギョの棲む池や沼のいくつかが、キレイに護岸されたり、時には公園化されたりして、お気軽感や人工感にまみれたことも一因です。そこに入ってしまうと上にしか空間のないアシ原、それを分けて行くと地質が変わり、泥に足をとられ、それでも進むと水生植物に覆われた水面が見える…自分なりのそんなライギョ釣りの原風景と、木々の茂った斜面をつたって下方に見えるジンクリアの小さな流れに出る山岳渓流は、タイプはまったく違えども、あい通じるものがあるのです。それにイワナもライギョも腹這いができるし、生命力が強いし(笑)。

急な海外出張が決まったと思ったら、いろいろ行き違いがあって直前で中止に。まあ、その分、時間ができるわけで、釣具のテストやら身の回りのことやらに費やすことに。でもすうっと気が抜けたなあ(苦笑)。
で、その釣具のテスト。またしてもヘンな竿に着手してます(笑)。メディアやプロを盲信しているバス釣りの人が、高弾性素材&ケツの先までワンピース&マイクロ系ガイドセッティング以外のロッドはお呼びでないというのであれば、こんなモノ、まったくもって彼らの対象外。また、今の市場に合ってるかといえば、まず間違いなく合ってないだろうし、お値段が安いはずもない(苦笑)。それなのになぜ作るのかといえば、自分が使いたいから。そして世間にそういうモノがない(いや、あるにはあるがきわめて少ない)から。WHIPLASHみたいなマイナーかつアンダーグラウンドのブランドには、主流がどうの、商業主義がどうのってことはまったくもって無意味だ。そんなふうに言えば少しカッコよく聞こえますが、つまりは「スキマ商売」こそ似つかわしいってこと。こう言ってしまうと身も蓋もないなあ(苦笑)。でも事実やからね。

昼下がりに仕事が一段落して外を見ると曇り。天気予報をチェックすると「夜から雨。ところによっては雷雨」という。うーん、降る前に竿(GGZ)のテストでも行っとくか…ということで出かけたのだが…。
しかし山を越えると雨。野池群に近づくと、それまでポツポツだった雨は密度を増し本降りに近い様相に。空を眺めるとまだ少し雲の薄いところがあるので、風向きと合わせて、しばらくしたら元のポツポツの小康状態になるかも…と希望的観測を立て、薮を分けて水辺に下りる。
だが雨足はさらに強くなり、岸辺からオーバーハングした木に雨宿り。それでも濡れる。やっぱりダメかあ~と空を眺めていたら、ふっと水滴の密度がマシになった。今やー!ということで、木の下から抜け出しマジメにキャスト開始。しかしマシになったとはいっても小雨というレベルではない。あっという間に濡れネズミ状態に。でもお魚の活性は悪くない。水深40cm未満に密生した湿生植物群が揺れ、暴発音とともにルアーが消える。寸詰まりのイイやつがルアーをくわえてジャンプ。手早くランディングし、進行方向と逆方向にリリース。その数投後、やや沖の立ち上がった植物際で着水後3アクションで水飛沫。こいつがブッシュに絡むやら跳躍するやらの大暴れを展開。ロッドの曲がりを確認しながら植物群から引き離し、湿地を突き切ってランディング。この池には珍しい、なかなか色黒の野太いヤツ。1本目より二回りは大きい。そりゃこの体格なら引くはずや…と納得。
こいつをリリースして、さらに池の奥に進もうとブッシュ内に入ると、何かが空で光ったような。そしていやなゴロゴロ音が。余裕をかまして「…And the weather has been wonderful, like thunder and lightning」なんてTHIN LIZZY『BBC LIVE』の「THUNDER AND LIGHTNING」前の故フィル・ライノット師のMCのマネをしてみるが、はっきりいって怖い。雨は一層強くなるし退散するしかない。どうか雷サマ、これ以上近づいて来んとって…と祈りながら、車を停めた場所まで草地をガサゴソと逃げる。池に着いてまだ30分も経ってないのに早くも撤収だ。
その途中、ふと1カ所気になるスポットを発見。雷は怖いし、雨はうっとうしいが、いいポイントを見るとつい投げてしまうのが釣師の性。するとまたいきなり出た。今度こそヒゲが生えとるんとちゃうか?と疑いつつ寄せると、ヒゲはなく色白の小型カムルチー。フックを外している間にも雨はまた強くなる。雷は近づいてこないが、相変わらず鳴っている。もうかなわん、これで終わり。もと来た薮を上り、早足で車へ。当然ズブ濡れ。しかも着替えを持ってくるのを忘れてた。わずかな救いは口をしっかり絞っていたので、ブーツ内にほとんど浸水しなかったことぐらい。
結局池にいた時間は30分強。アタリ4回、ルアーが消えたのは3回、お魚は3本。でもまあけっこう満足でした。めったにこんな雨の中でライギョ釣りなんてしないのだが、釣り人ひとり見かけなかったし、雨が他の雑音をかき消したせいか集中できたし、たまにはええもんやなあ…と。

[当日使用タックル]
Rod:GUN2 ZERO GGZ-??HHTR T#*※◇▽ △O◎※□E♯_test model-3(Valley Hill)
Reel:MILLIONAIRE 300 SNAKEHEAD CUSTOM(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS #8&10(Valley Hill)
Lure:COMA-NZ, A.M.G.R(Whiplash)
*GUN2 ZERO GGZ-??HHTRの3rdモデルのテストは「だいたいこんなもんかなー」というレベルに達しました。曲がりもけっこうキレイで特に不安材料もなく、GGZ-70HHより微妙にハード(ヘヴィというニュアンスではない)な感じです。後日別の池で、夕方のみの集中テストでうまい具合に5本立て続けに釣りましたが、この時も調子はよかったなあ。バラシもゼロだったし。

そういや今年はマナマズ釣りに一度も行ってない。バス釣りやライギョ釣りの際に頻繁に釣れてくるので、ウチから車で20分も走ればマナマズ・ポイントがいくつかあるのだが、あえてマナマズ狙いには行ってませんでした。いずれもけっこう流れのある場所で、イマドキのナマズのルアー釣りのイメージにあるような、大きなノイジープラグをノタノタ・カポカポ引いてられるような場所ではありません。そのうちひとつは特に押しの強い流れの岩場で、ヒゲモノのサイズもけっこうよく60cm級は普通、たまに70cm級も出たりします。そんなサイズが流れに突っ込み抵抗すると、リップ幅が10cmの特大ディープダイバーを引いてる気分(←そんなルアーないけど)。梅雨時のちょっと雨が止んだ時間にぷらっと出かけて、ヒゲモノに遊んでもらうってのもイイもんだ。なんて言ってたら、近畿地方梅雨明け宣言。いよいよ真夏か…。熱中症や水辺の危険には十分注意してくださいね(←「その言葉、そっくり返すよ!」と言われそうだが)。

[当日使用タックル_1]
Rod:RAW DEALER R703RR THE FLICKER改(Whiplash)
Reel:T.D.ZILLION 100H(Daiwa)+16lb Nylon
Lure:SPINNERBAITいろいろ

[当日使用タックル_2]
Rod:RAW DEALER EXTREME EDITION REX???○○-T サブネーム未定(←ネタが尽きたか…)_test model-1(Whiplash)
Reel:DAIWA Z2020H(Daiwa)+20lb Nylon
Lure:SPINNERBAITとBUZZBAITいろいろ

テキサスにレコーディングに行ってたELECTRIC EEL SHOCKの森本君が帰ってきた。久しぶりにメールが来たので見ると、添付ファイルにはデカいバス。7.5lb、約62cmだそうだ。日本のぶよぶよでぶバスと違って体も締まってるし、エエなあ、こんなの…と思いつつ眺めていると、口元に見慣れたルアーが。コレ、DRIVIN'WIREやんか。うれしいねえ。使って釣ってくれたんや。なんでも彼の持ってる釣り雑誌のコラムにも写真を出してくれるらしい。自分が全然釣りメディアに出ないもんだから、かわりに宣伝してくれるみたいだ。ありがとよ!自分は今後とも釣り雑誌には縁がなさそうなので、またイイのを釣って宣伝しといてください(笑)。イイ魚でうらやましいし、「ドヤ」ってポーズが憎たらしいけど、ウチでも写真出しとくわ。

近畿地方梅雨明け宣言後、またしても山岳渓流。今回はコーヘイ君夫婦と薮沢のイワナ。この1カ月で渓流は3回目だ。前日に雨が降ったので魚の活性が上がってることを期待。
日曜日ということもあって、最初に選んだポイントは1/25000地形図にも載ってない沢。ところが入渓点に近づくと、すでに林道脇に車が停まっていました。雰囲気からして釣り人ではなく沢登りかな。彼らが本流に入ってることを期待して、こちらは、枝沢に入るべく、沢から離れた入口のわかりにくい杣道に。ところがその杣道を少し登ってみると、真新しい人間の足跡を発見。足跡の位置関係から、こういう急で滑りやすい杣道に慣れた感じが読み取れる。やられた、本流ではなくこっちを登るとはマニアックな…。しかも沢の見える地点から100m以上離れた入渓ルートを知ってるとは。釣人でないにせよ、沢の中をじゃぶじゃぶやられたら魚は出てこないので、諦めて彼らのルートからアプローチできない、ほんのわずかな流程をチェック。そのわずかな流程でもポツポツとイワナが釣れたので、すぐに別の水系に移動することに。誰かさんたちが寝坊して、出発が1時間遅れなかったら、こちらが先行できたかも(笑)。
次に入った沢は先行者の形跡はないものの、魚の追いは少ない。なんか警戒してるみたいだ。たまに追いがあったり釣れてくるのは瀬や浅場で、ツボやプールは沈黙気味。その反応具合から察するに、どうやら前日エサ師が入って抜いたらしい。エサ師にとって攻めづらい場所でのみ魚が反応するのだ。そしてそれを示す落とし物(人間のハイセツブツ)も発見。そーいうモノは沢から少し離れてするとか、埋めるとか上から石を置いて隠すとかしろよな。流れのそばの石の上に堂々と置いていくもんじゃない。テンやイタチのマーキング糞なら許せるが…。魚が沈黙気味なことより、このウ○コ・エサ師(多分)の一件で気分は急激に↓。
気を取り直してソ上を続けると、ある地点から急に魚の追いが活発に。夕方が近づいてるせいもあるだろうけど、荒れてない感じが伝わってくる。どうやら昨日のウ○コ野郎、林道に登りやすいその地点で釣りを切り上げたらしい。「この先はいただきや!」と釣り上ると、20cm前後の平均的なイワナに混じって9寸程度のも。さらにソ上するうちに平坦な淵はなくなり、急勾配の岩場のところどころにせいぜい車1台分ぐらいの小淵が点在する溪相に。その岩場をよじ上りつつソ上を続けると、一際大型の潜んでいそうな気配をたたえた小淵に出くわしました。淵に沿う流れを読んで、青い水中に沈んだ岩陰にアプローチ。岩陰をかすめた瞬間、「ん、根掛かり?」という感触。しかしその感触は岩や沈木などの硬質なモノではありませんでした。聞きを入れた直後に、ドラグがチリッ、チリチリ…と滑り、岩陰から褐色の背に淡色の斑点をちりばめた魚体が、ゆっくり流芯へ動き始めました。元の岩陰に戻られないように誘導しつつ、淵の真ん中でコントロール開始。激しい動きはないがさすがに力はある。走るたびにドラグが小さく鳴く。岩だらけの淵、底には沈木。それらに絡まれないように慎重にあやしながら寄せ、最後は岩の隙間に誘導してランディング。さっとロッドを当てると、グリップエンドから「GILLIE 48」の「G」少し上あたりまで。前回白山水系で釣ったヤツとほぼ同等のサイズだ。
撮影場所を探すが、あたりは急な岩場を激しく水が落ちる場所ばかりで、魚を入れる水たまりが見つからない。岩場に取り付いたまま下方を見ると30mほど離れた岩陰にコーヘイ君の姿。そういや、彼はまだ完全な尺上を沢で見たことがないと言ってたなあ。こいつを見せてやりたいなあ…と思いつつ、魚をブラ下げて岩場を下る。すると岩床の水深2cmほどの流れの隙間にちょっとした亀裂が。ここが浅かったら撮影までのキープに使えるな、深いかな?と思って見ていると、下げていたイワナが自らそこへダイブ。で、そこに入った瞬間フックが外れました。まあ底は深くなさそうなのでキープできるだろうと手を突っ込んでびっくり。深い!手は届かない。しかも岩盤の下にエグレがあり、その向うは本来の流れにつながっている。「しまったー!」と喚いた声は、岩場を激しく落ちる水音を突き切ってコーヘイ君にも届いたらしい。こっちに向かって「どうしたの?」ってポーズ。ゴメン、逃げられた。尺上、見せられなかったよ。
そういう残念なこともありましたが、けっこうな数を釣ることができたし、間近でニホンジカに遭遇した(しかもシカがカヨコさんに驚いてコケた。4本足なのに…笑)し、けっこう珍しいギンリョウソウも見ることができたので、満足して沢を後にしました。
特に釣行回数が多いわけではありませんが、今年はなんか好調です。すでに尺モノを5本、泣き尺を1本。でも、もうすぐアブの季節。すでに今回、けっこうたかってきやがったし。で、アブが消えるとすぐに禁漁期。でもあと3回ぐらいは山岳渓流に行っときたいと思ってます。

[当日使用タックル]
Rod:GILLIE HEADWATERS 48(Zenaq)
Reel:CERTATE 1003(Daiwa)+3lb Floro
Lure:EMISHI 50S(Ito Craft)
*はっきり言います。「趣味は山岳渓流釣りです」(笑)。バスやライギョ釣りとなるとモノの開発を兼ねることが多いので、若干なりとも仕事のニュアンスを帯びてきますが、今のところ山岳渓流のルアー釣りにはソレがないので、遊び感覚100%の、まさに趣味の釣りです。
*またしても尺上の撮影ならず…しかもほとんど35cmというヤツの撮影を2本のがすとは…ということで、次回からこれまで面倒がって持ち歩かなかったランディングネットを入手&持参する予定。撮影までのキープ用ネットとしての機能さえ果たしてくれたらいいので、コストパフォーマンス・タイプで、魚体のダメージを抑えるリリースネット採用で、尺上の魚を体を曲げて収める程度のコンパクトなモノを。ところがネットなんかを持ち歩くと、デカいのが釣れなくなるんよなあ…。
*今回の尺上、後でロッドの位置で計測すると約34cmでした。
*今回の山奥の沢のちょっと怖い話は、珍事件のコーナーに。

「FACE BOOKやってないんですか?え、TWITTERもやってないんですか?ブログも?どうして?」「いや、別にたいした理由はないけど、どれもなんか面倒くさそうやから」「じゃあ、どうやってコミュニケートしたらいいんですか?」「いや、顔の見えない、声の聞こえないコミュニケーションはあまりやりたくないんで…」「ほー、なるほどね。イマドキ変わってますね」「そーですか。変わってるかどうかは、自分ではよくわからんけど」
いまどき、どれもやってないって珍しいのかな。ネット上では調べもの(主に生物関係)や、たまにお買い物はするが、他人のブログなんて滅多に見ることはないもんな。たまに東京在住の某ギタリストのブログを見て「またネコにまみれてやがる…これだからオトナになってハマったヤツは…」と苦笑するぐらい。自分は顔の見えない、声の聞こえないコミュニケーションは好きではない。海外の友人と連絡を取る場合は別だが、それでもメールのやり取りをする以前に、実際に会ったり、一緒に何日か過ごしたりして、顔も声も人となりも仕草もある程度は知っている。むこうも同様だ。現代的なコミュニケーションを否定するわけではないが、顔も合せたことがなく、声も聞いたことがないのに「友達」なんていうのも空虚な気がするなあ。自分は現代的なコミュニケーション手段を使って交際範囲を広げようとは思わないなあ。それに、そういうコミュニケーション手段を使った「交際のトラブル」をいくつも見ているしね。

お金が力を持ちすぎた。すでにそうなった国があちこちで支障をきたしているが、ブ○ヤローどもはそれでも自らが肥え太るために、貪欲にエサをあさることをやめない。日本もそんな国のお仲間らしい。動物のブタはおしなべて善良だが、人間のブ○ヤローどもは醜くタチが悪い。

それとアブみたいなヤツらもね。でも夏が終わったら消えていく。季節に消されてしまうのだ。

嘘をひとつつけば、それを隠すために百の嘘をつかねばならないというが、百の嘘でも隠しきれるものではないと思うよ。

中国では「不得好死」というらしい。いい死に方をしないって意味だ…。


INFORMATIONS


2012年新製品情報

*発売時期等が決まれば発表します。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR609EX THE SHADOW ZONE

Length:6'9" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:150cm
PE Line Applications:#6-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:370mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
ライト~ミディアムカバーの近~中距離でのテクニカルなゲームを志向したモデルです。シリーズ中で最もライトな設定で、テーパーデザインもレギュラー寄りの設定。ショートモデルとしてはRSR605WやGGZ-66HHがありますが、前者に比べるとライトかつスムース、後者に比べるとトルク特性はややパワフルでテーパーデザインは緩やかな設定です。繁雑なキャストへの対応性やルアーの操作性はなかなかのモノです。カバーエッジにおけるA.M.G.Rのジッターバグ・アクションやCOMA-NZのトリッキーな連続アクションは特にやりやすいです。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR705SX-R THE ADDICTION-II

Length:7'5" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:170cm
PE Line Applications:#8-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:390mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
XSR705SX THE ADDICTIONの後継モデルです。XSR705SXよりテーパーデザインをレギュラー寄りにした、ヘヴィカバー全域対応型ロッド。キャスタビリティー&アキュラシー性能の充実、根源的なパワーの確保で、使い込めばXSR705SXよりもさらに離せなくなる「常用癖」を引き起こすことでしょう。

★S.O.B(Son Of Blitz)

Type:Double Willow, Single Willow
Naked Weight:5/8oz class
S.O.Bは基本性能を煮詰めつつ、反射光と振動、水中音に留意して開発されたモデルです。反射光の元となるブレードはオリジナル。流水域での使用も考慮して幅広すぎず、回転角も引き抵抗も大きくなりすぎないように設計され、スローからファストまで安定した回転性能を発揮し、強力な乱反射を撒き散らします。ブレードに起因するヘッドの振動は目視できるレベル。上下左右に振動しているのがわかります。さらには独自のセッティングにより、水面に耳を近づけると聞こえるほどの水中音を発生させます。魚の反射食いを誘発する刺激要素を満載で、2011年後期の集中テストでも突発的な反射食いを連発。その能力の一端を開発者に知らしめました。まずは少し重めの5/8ozクラスから発売。常用サイズの1/2ozクラスも企画中です。
*スカートはVALLEY HILLさんからリリースされてる「シリコンスカート・アンブレラ」のWHIPLASH特注カラーです。このスカートは断裁精度が高く1本1本が均一で高品質です。
*カラーは8色。( )内は前がフロントブレード、後がリアブレードのカラーです。S:シルバー、G:ゴールド、BK:ブラック
01P:Sunrise Special(S/S):パールベースであっさりと嫌味のない色彩です。強いていえばテネシーシャッド風でしょうか。
02P:Deep Green Shad(G/G):パールベースに落ち着いたグリーンバック。スカートはフィッシュスケールタイプ。
03G:Iron Army(S/BK):ガンメタルベースにアーミーグリーンバックの凄みの効いたカラー。この色、個人的には快作です。
04P:Canary[カナリア](S/G):なんとなくカナリア的な色。パールベースにチャートバックの明るいカラー。
05P:Blue Murder(S/S):パールベースにブルーバックのクール系カラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
06P:Black&Gold(G/G):ゴールドベースにブラックバックのシックなカラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
07C:Tropical Fruit[トロピカルフルーツ](G/G):ホットタイガー風。縞がないので虎じゃないけど。定番的派手カラーです。
08B:B.A.D.S[Black Angel's Death Song](BK/BK):制作側としては絶対はずせないブラックカラー。スカート、凝りました。

★BULLPUP.DC [ブルパップ.DC]

7/8oz Class (w/Dead Sting-IIIC #6/0-XL)
Action Style:ドッグウォーク,ショートスライド
シングルカラー6色, フレークカラー6色, マーブルカラー6色, ペイントカラー2色
チューニングウェイト1oz(28g)上限のロングレンジ対応大型モデル。長さはL.D.SRやD.O.G-LDとほぼ同等ですが、ボリュームアップでヘヴィチューニングへの対応性を確保。あくまでも動きにこだわったデザインで、カバー上での安定感を保ちつつポケットでは多彩なアクションを展開。前面をスムースな曲線で構成し、大型モデルが苦手なスリ抜けも性能も確保。ワザで食わせることを喜びとする技巧派釣師も唸らせるはず。24~26gでの動きは大型モデルのくせに相当キレてます。総合性を重視するなら総重量を24~26gに設定するのがいいと思います。「BULLPUP」とは銃用語であり空対地ミサイルの名称でもありますが、ここではその意味も含ませつつ、BULL FROG(ウシガエル)のPUPPY(子供:普通はイヌの子に使うが…)もかけて、ルアーに命名しました。
*全カラーが2012年に発売されるかどうかは不確定です。あしからずご了承ください。
*2012VALLEY HILLカタログでは、チューニングウェイト26~29gとなっていますが、それはプロトモデルでテストした際の数値であり、実際の製品は成形の事情によりプロトより少し縮小しますので、チューニングウェイトは「24~28g」に変更させていただきます。

★DEAD STING-III CLENCH

#5/0-S, #5/0-X, #6/0-XL
少しシャンクに角度をもたせたウィードレスプラグ用のフックです。現行モデルよりもフトコロがやや広くなります。2011年はフックのみの発売にまで手がまわりませんでした。2012年は#5/0-Sと#5/0-X、その後#6/0-XLにうつる予定です。

★WF-ADD WEIGHT [WFアッド・ウェイト]

1.5g, 2.0g, 2.5g
ブレードチューニング等のためにパーツハンガーをつけるアングラーは多いと思いますが、このWFアッド・ウェイトはそのハンガーに付属のスプリットリングでセットして、手軽に浮き角度やウェイトを調整できる小型のオモリです。別名「ケツリグ」(笑)。オモリの裏側には小さい穴があいているので、そこにマテリアル類を突っ込んで接着し、純粋なウェイトチューンのみならず、プラスアルファのアトラクターとしても使えます。もちろんアイディア次第でウィードレスプラグのチューニング以外にも。
*たとえばこんな使い方もアリです。2フックのトップウォータープラグを腹だけのワンフック仕様にして、リアフック用のアイにWFアッドウェイトをセットして急角度の浮き姿勢にしてアクションを変えるとか…。

★お知らせ 2012年生産予定のロッドにパーツ類の変更があります(ブランクスは基本的に変更ナシです)

・RAW DEALERシリーズのK-GUIDEへのランニングチェンジが始まります。対象モデルは今年生産予定のR701FZ, R703RV, R707RX, R703RR-Sです。R703RR-SはVSS-D17リールシートになり、ハンドルデザインも変更になります。
・RAW DEALER REPURATIONシリーズのK-GUIDEへのランニングチェンジが始まります。対象モデルは今年生産予定のRR611MX, RR705HXです。
・SERPENT RISING RETRIBUTIONシリーズのK-GUIDEへのランニングチェンジが始まります。対象モデルは今年生産予定のXSR609EX, XSR701GX, XSR705SX-R, XSR711XXです。
・RAW DEALER R703RS THE CROSSFIREも2012年発注モデルから、ガイドセッティングが変更になります。変更内容はR703RVと同じです。
*変更点はトップページからご覧いただけます。

*WHIPLASH FACTORY単体のカタログは2012年も存在しません。ご希望の方は谷山商事株式会社さんの「VALLEY HILL 2012」カタログをお求めください。当サイトでも「VALLEY HILL 2012」カタログのWHIPLASHおよびGUN2 ZERO、HEAD HUNTERに関するページのPDFデータをアップしています。

 

最近の!!な試合

★WBO,IBF S.バンタム級統一戦 ノニト・ドネア vs ジェフリー・マセブラ

ドネアの攻めの雑さが目立つ試合だった。しかし、S.バンタムなのに身長180cmというマセブラを攻め続け、4Rには左でダウンを奪うなど、ポイント面では文句なくドネアの圧勝。さて、注目必至のドネアvs西岡は実現するのか?

★UFC148 ミドル級選手権 アンデウソン・シウバ vs チェール・サネン

前回逆転の三角絞めで辛勝したシウバは、1R開始早々からテイクダウンを奪われ、ほとんど何もできないままラウンドの終了を迎える。「2Rもテイクダウンを取られて削られたらヤバイぞ」と思っていたら、サネンがスタンドの金網際でバックハンドブローを大失敗。ひょいとダッキングでかわしたシウバがボディにヒザ。これが事実上の決定打となったようだ。その後のパウンドに対処しきれず、レフェリーストップのTKO。1Rはホントにヤバかったが、一瞬の隙を逃さず勝負を決する「決定力」はさすがだ。148のもうひとつのビッグマッチは、ライトヘヴィ級の華々しい時代の立て役者ティト・オーティスのラストマッチ。フォーレスト・グリーンとは僅差の判定で1勝1敗なので、今回はラバーマッチ。ティトは打撃で2度のダウンを奪うが、全体的に見るとダメージはティトのほうがやや大きく、残念ながら引退試合を勝利で締めくくることはできなかった。あのでっかい悪童面がオクタゴンから消えるのは寂しい。

★IBF S.ミドル級選手権 ルシアン・ビュテ vs カール・フロッチ

左でKOの山を築き、無敗のまま9度の防衛を重ねてきたビュテに、セオリー無用の乱打戦男フロッチが挑戦。絶対判定まではいかないだろうと、大いなる期待とともに観ていたのだが。いや、驚いた。フロッチのパンチには。その印象はとにかく「硬い」って感じだ。右はショート気味でも、一瞬タメを効かせて肩からヒネリ込み、拳がかえっている。そりゃ効くわ。そしてほぼビュテを完封した感じで、5RTKOを呼び込み新王者に。再戦条項により、次はビュテのホームであるカナダでリマッチがあるらしいが、これも楽しみだ。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・全曲『CLOCKWORK ANGELS』 / RUSH『CLOCKWORK ANGELS』
・全曲『THE PARAGON OF ANIMALS』 / CRASH『THE PARAGON OF ANIMALS』
*地に足を着けた貫禄を示しつつも、アグレッションをまき散らす、韓国スラッシュメタルバンド。リフとリズム隊のカッコよさもさることながら、煽情力のある構築されたGソロも◎。途中に挟み込まれたタイトル通りのCOLD BLOODEDなバラッドもいいメリハリになっている。そうとうカッコいいと思うよ、このアルバム。
・BUSINESS SUITS AND COMBAT BOOTS / THE AGONIST『ONCE ONLY IMAGINED』
・全曲『PRISONER』 / THE AGONIST『PRISONER』
*激しくもドラマティックな楽曲と、グロウル/クリーン・ヴォイスを壮絶かつ絶妙に駆使するVoがマッチ。時折背筋がゾクッとする。歌詞のメッセージ性もさることながら、全編に異様な緊迫感が漲っているアルバムだ。Voの見た目で買ってはいけないよ、珍さん(笑)。
・全曲『IN ROCK』 / DEEP PURPLE『IN ROCK』
・全曲『MACHINE HEAD』 / DEEP PURPLE『MACHINE HEAD』
・全曲『BURN』 / DEEP PURPLE『BURN』
・全曲『STORMBRINGER』 / DEEP PURPLE『STORMBRINGER』
・全曲『LOVE HUNTER』 / WHITESNAKE『LOVE HUNTER』
・全曲『READY AN' WILLING』 / WHITESNAKE『READY AN' WILLING』
・全曲『LIVE... IN THE HEART OF THE CITY』 / WHITESNAKE『LIVE... IN THE HEART OF THE CITY』
・全曲『COME AN' GET IT』 / WHITESNAKE『COME AN' GET IT』
*ある朝、釣り&ロックの知人から「ジョン・ロード師逝去」のメール。ますますロック界が寂しくなる。追悼として参加作品をあれこれ。CDでは持ってないけど『BEFORE I FORGET』もよかったなあ。まさに「巨星墜つ」という感。合掌。
・山羊にひかれて / カルメン・マキ
・EPITAPH(墓碑銘) KING KRIMSON COVER / ザ・ピーナッツ
*いやはや驚きました、ザ・ピーナッツ。自分たちの世代ではモスラで有名な双子の女性Voです。後のモスラはWINKだけど、元祖はザ・ピーナッツ。YOU TUBEであれこれ見ていると「対自核」が出てきて、これはこれで「おっ、さすがの歌唱力やなあ」と感心して聴いていたのですが、次に出てきた「EPITAPH」は鳥肌&耳ウロコ。対訳付の背景映像も効果的。この動画、原子力問題で揺れる今の日本に何かを暗示しているような気がします。
…そんな動画を見つけた3日後、そのザ・ピーナッツの伊藤エミさん死去のニュース。虫の知らせだったのかな…。合掌。
・MOTHER ROSE / PATTI SMITH『TRAMPIN'』
・GANDHI / PATTI SMITH『TRAMPIN'』
・全曲『BANGA』 / PATTI SMITH『BANGA』
・LIBBIE'S SONG / PATTI SMITH『GUNG HO』
・GUNG HO / PATTI SMITH『GUNG HO』
・TRAMPIN' / PATTI SMITH『TRAMPIN'』

 

最近の愛読書

★『キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(上・下)』 平敷安常著 講談社文庫

ベトナム戦争。自分がガキの頃、それは激しく泥沼化していて、思わず目をそむけるような映像や報道写真が日常的に溢れていました。ガキの頃の自分にとって、ベトナムやカンボジア(特にカンボジア)はまさに地獄の象徴みたいなものでした。その影響は様々なカタチで日本にも波及していて、ウチの親父(技術者)もそれに起因する仕事で度々出張し、顔を見ない日も多くありました。出張先の地名は知っていたし、「基地」という言葉は聞いたことがありますが、その内容については語ってもらえませんでした。やがて中学生ぐらいになって、その戦争にかんするモノをあれこれ読むようになると、様々な意味で頭が混乱しました。その混乱は今でもあります。いくらいろんな書物を読んだり、当時の映像や今日的解説番組を見ても、混乱は深まるばかりです。今の若い人たちは「ベトナム、何それ?」って感じでしょう。同時に「キャパ、誰それ?」って感じだと思います。開高健モノを読んだ人なら故・秋元啓一カメラマンのニックネームって思うかも。この本はその理解・解析しづらい戦争にかんする様々なシーンを切り取って、従軍カメラマンの視線から描いた、素晴らしい(←なんて軽々しく言いたくはないが、他に言葉が浮かばない)ドキュメンタリーだと思います。シーンによっては涙が出ます。戦状そのものよりも記者やカメラマン、サウンドマンといった、報道側の人物、つまり語り部たちに光を当てた意味において、異色といえるかもしれません。まさに語り部の語り部だ。開高健の『ベトナム戦記』や『輝ける闇』を読んだ人にもおすすめしたいです。もちろん開高健も少し出てくるし、登場人物も一部重複します。できればディス・プランとシドニー・シャンバーグの件(映画『キリング・フィールド』のネタ)にかんして、もう少し詳しく書いてほしかったなあ。

 

最近の珍事件

★テントから這い出してきた○○

朝、沢で顔を洗っていると、後ろのテントがガサガサ動き、黒くて大きい物体が這い出してきました。なんのことはない、マオ先生だったのだが、黒づくめの服と一面のヒゲの下にチラッと見えた首の地肌色のコントラストが、すごくツキノワグマちっくでした。居心地がいいのか、マオ先生のテントのフライシートには、ザトウムシが何匹もとまっていました。

★山奥でバーベキューの匂い?

新家&コーヘイ君が岩場を登って先行し、カヨコさんがひとりで木々の茂った淵に残って休憩している(取り残したわけではない)と、どこからともなくバーベキューの匂いが漂ってきたそうだ。車止めからは何キロもある山奥だし、人ひとりしか通れないさびれた杣道の奥なのに何故?と思っていたら、視界の隅になんか動くモノが。一瞬ツキノワさんか?と思ったが人影らしい。しかもそれはすぐにふっと消えた…という気味の悪い話を、自分たちの後を追って登ってきた本人から聞かされました。その時、空腹のあまり、もしくは好奇心でバーベキューの匂いをたどっていったりすると、「神隠し」にあうんだろうね。まだ夕方前だったけど、山はやっぱり魔界だな…とあらてめて思うお話でした。後日、知人から聞くところによれば、その沢でも過去何人か亡くなってるとのこと…。

 

最近のお買い物

★山岳渓流用新リール

たった1台で長いこと山岳渓流のお供をしてくれたLUVIAS1003がずいぶんくたびれてきた(でもまだ十分使える)ので、思いきってリールを新調しました。思いきった原因のひとつはVHの担当氏。別件で打ち合わせの際、「コレ、陸っぱり用に買いました」とZILLIONのJD(←日の丸ついたヤツね)を見せびらかすものだから、つい「実は自分も1台新調するつもりなんですよ。渓流用のスピニング…」なんて切り出して…。このタイミングでなくても、そう遠くないうちに新調するつもりではあったのですが…。
新しいリールはCERTATE1003です。この小型ボディと標準装備の40mmショートハンドルは狭い沢に好都合です。標準スプールに加えLUVIAS1003に使っていたRCSの2004エア・スプールも併用予定。ノブはロッドのコルクグリップと雰囲気をあわせるためにクリアのコルクI型に変え、ノブ内の樹脂カラーを外してボールベアリング2個仕様にしました。少なくとも5年以上はみっちり使い込むつもりです。

 

今月のダメな人

★特になし

ダメな人ではないが、久しぶりにマオ先生に会って、その強烈なアピアランスにびっくりしました。ツキノワさんと間違われて山でてっぽーで撃たれたり、古典的な山賊と間違われないことを祈ります(笑)。