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vol.70

月刊「WHIPLASH」July(Julho),2012

7月の目標:6月に行けなかった分、釣りに行く

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は5月21日から6月22日までです。

ちょこちょこライギョ釣りにも行ってます。丸一日の釣りはなく、たいてい夕方だけ。時間がないから小さい池なら1周だけとか、釣りのできる岸辺を2往復だけとか。勝手を知ってる池ならそれで十分というか、ちゃんと結果が出るんよなあ。
ある日の夕方、どうも魚のコンディションがよくなく細り気味だったので、昨年丸1年間手をつけずにおいた池に行ってみました。サイズは小振りでしたが、魚のコンディションは復活。釣れた魚はどれもよく太っていました。1年ほうっておいたからコンディションが復活したワケではないでしょうが、フナの数もけっこういたし、ウシガエルの合唱も以前よりうるさいぐらい(夕方ブッシュ内で釣りをしていると、ヤツらに包囲された気分になる…笑)だったし、ライギョの食糧源は大丈夫な感じ。これで4、5年前みたいにポツンとでも大型が出てくれたら申し分ないのだが、そういうヤツの立てる音は、捕食音も呼吸音も聞こえてきませんでした。すっかり世代交代したのかもしれません。大きくなる遺伝子をしっかり引き継いでくれてたらいいんだけど。
この日の夕方のその池の魚は、特定のアクションへの反応が顕著でした。必要事項はクィックであること。ファスト(FAST)ではなくクィック(QUICK)であること。どちらも「速い」と訳せますが、そのニュアンスは違います。怠慢こいてファストでやれば出ない。しんどいけどクィックでやれば前触れなしに出る…という感じでした。なんとなくテクニカル…。
ちょこちょこ行ってはいるものの、著しく心証を害することがあり、以前よりもライギョ釣りから足が遠のいています。そういうクソ以下のモノゴトが片づいたら、ゆったりと釣りをしたいと考えてます。

[最近の高頻度使用タックル_1]
Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR???GX-TF THE AERONAGA_test-2(Whiplash)
Reel:MILLIONAIRE BLACKSHEEP 300(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS BS #10(Valley Hill)
Lure:X.O.SR, D.O.G, BULLPUP.DC, TEST MODEL(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_2]
Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR???GX-TF THE AERONAGA_test-1(Whiplash)
Reel:MILLIONAIRE BLACKSHEEP 300(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS BS #10(Valley Hill)
Lure:X.O.SR, D.O.G, BULLPUP.DC, TEST MODEL(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_3]
Rod:GUN2 ZERO GGZ-??HHTR T♯*※◇▽ △O◎※□E♯_test model-3(Valley Hill)
Reel:MILLIONAIRE 300 SNAKEHEAD CUSTOM(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS #8&10(Valley Hill)
Lure:COMA-NZ, D.O.G, X.O.SR(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_4]
Rod:GUN2 ZERO GGZ-73RH SNAKE CHARMER(Valley Hill)
Reel:MILLIONAIRE 300 SNAKEHEAD CUSTOM(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS #10(Valley Hill)
Lure:D.O.G, X.O.SR(Whiplash)

[最近の高頻度使用タックル_5]
Rod:SERPENT RISING RETRIBUTION TASK FORCE XSR???GX-TF▽ THE AERONAGA_b△△less_test-1(Whiplash)
Reel:♪◇▽○*♂◇(Daiwa)+HEAD HUNTER-RS #8(Valley Hill)
Lure:X.O.SR, D.O.G TEST MODEL(Whiplash)

*○や△の伏せ文字に期待しても仕方ないですよ(笑)。特にリールの♪◇▽○*♂◇は正体知ったらがっかりするかも…。
おもしろがって伏せ字にしてるだけだからね。たいていの人が知ってるリールですよ。フツーにカタログにも出てるし。

なんか喉がおかしいな…肩の裏がピリピリ痛いな…股関節も少し痛いな…と思ってたら急に熱が出て、あれよあれよという間に38度を突破。寒気はするし、節々は痛いし、いわゆる夏風邪をこじらせたらしい。おかげで山岳渓流に行く予定だった貴重な週末を含め、丸々3日部屋でドネコさんと寝て暮らす羽目に。喉が痛くてあれこれ食えないので、フルーツゼリーなんぞ買いに行って、それをちゅるちゅる食いながら(←奇妙な光景?)ふと思う。これはアイツの怨念だと(笑)。さいわい熱は3日で落ち、仕事もできるようになりました。しかし完治するには1週間かかりました。で、完治したら梅雨入りで雨が続いて釣りに行けず…。
ちなみに自分が合流できなかったため、2人で渓流にでかけたコーヘイ君夫婦は、先行者による場荒れと、そこらに点在する野ザルの対人地雷の多さに閉口。魚も2匹しか釣れず、「アイツの怨念」の深さに、今さらながら恐れおののく今日この頃でありました。さて「アイツ」とは一体?

夏風邪にくわえ諸事情あって、丸2週間1度もお魚釣りに行けませんでした。晴れた日にかぎって約束事があったり、急な用事が入ったり…。で、前日は土砂降りかつ大雨警報なんぞが出ていたにもかかわらず、前回渓流でサル地雷に悩まされド貧果に終わったコーヘイ君&カヨコさんとイワナ狙いで北上しました。もちろん目的地の降水量を含む雨の状況をしっかり確認した上での決行です。たんなる天気予報だけでなく天気図を参考にして、多分危険はないだろうと判断して釣行しました。実は源流に行けば行くほど、枝沢や支流が少なければ少ないほど、増水や濁りは早く収まります。「えっ?」と思われるかもしれませんが、常識的に頭を働かせると理に叶ってるでしょ。ただ地面がゆるんでるし、コケ類は一層滑りやすくなってるので、その方面の危険はいろいろありますけどね。ちなみにこの水系、コーヘイ君たちはちょくちょく入ってるものの自分は初めて。というわけで、まずはコーヘイ君夫婦宅に迎えに行って一気に北へ。
自動車道を降り、スキー場の点在する山地の国道を延々と走り、駐車できるスペースに車を停めると、すぐ近くにはモリアオガエルの卵塊。そしてそこここからモリアオの声。「そこの池がヒドイことになってる」というカヨコさんの声に、ふと近くの小さな貯水池に目をやると、せっそーなくおぞましいほどの卵塊。感動と寒気が相半ばする光景がそこにありました。こんなの初めて見た。
モリアオガエルの声に背中を押されるように沢に向かうと、落ち葉の散らかった雨に濡れた道端を、しゅるしゅるっと素早く歩く細長い生き物。「アカハラ?いや動きが速すぎる。これはサンショウウオ!」ということでコーヘイ君が素早く捕獲。たしかにサンショウウオには違いないが、よく見かけるカスミやクロとは違う。ベースカラーは黒に近い暗色だが、背中にはアカハラ(ニホンイモリ)の腹みたいな赤色系模様。帰宅後調べたらハコネサンショウウオと判明。地域により変異が多く、西日本型は背中の模様が赤色系なのだそうだ。そしてこのハコネちゃん、成体でも肺がないらしい。雨の日や夜間に活動し、普段は倒木の下や樹洞内に潜んでいるらしい。これも初の対面で「今日はお魚が釣れなくてもいいや」ってぐらい感動。
最初の沢は1/25000地形図にも水色で記載されてない小さな流れですが、思っていた通り前日の雨で増水し、押しも強くなっていました。当然斜面はずるーっと崩れやすく、ずっこけやすい状態。入渓するなり「いつもはいない」といわれたポイントで、いきなりイワナのチェイス。しかし「いつもはここについてる」というポイントはほとんど追いもなし。水位や流速のせいで、普段とはずいぶんあれこれ違ってるようだ。雨後の増水はいい結果をもたらすことが多々ありますが、今回のこの沢は逆な感じ…。押しが強すぎてアップストリームではルアーが一瞬でポイントを離れれてしまうし、小規模な沢なのでルアーの「引きしろ」もほんのわずか。たまに追いがあり、うまく食ってくれたら、白斑が大きめで腹の橙色が鮮やかな野生のイワナが水中でぐりぐりっと暴れる。で、ぽつりぽつりと釣りながら「多分ここが魚止めの滝」という小滝まで上りつめました。カヨコさんには下で待っていてもらって、コーヘイ君とふたりでその小滝を登り、念のため滝上もチェックしてみましたが、ポイントとしてはいい感じなのに魚はゼロ。やっぱりあそこでおしまいらしい。ちなみにふたりで滝から降りてくる時、「写真を撮ろうにも風景に溶け込みすぎ。ふたりともプレデターみたい」と言われました。ホメられてると勝手に解釈。
沢沿いを下りつつ、行きがけに空アタックがあったものの、食い損ねを恥じて(?)岩陰に消えた魚がいた淵をチェック。その空アタックは大口を開けてもんどりうって出たものの、文字通りルアーにもフックにもまったく触れない「空」だったので、時間が経てば食ってくれるかと…。そのイワナは尾ビレと尻ビレが妙に赤く、空アタックの後に反転した時、赤い着物の裾を翻したかのように見えたのが印象的でした。
その小さな淵にルアーを投入し、トゥイッチを入れると岩陰から魚影が突進。そしてルアーを追いきれずUターン。少しコースを変えて数投。すると行きがけに見たような、もんどりうったアタック。今度はしっかりフッキング。ランディングするとけっこういいサイズのオスでしたが、腹の橙色はもちろんのこと、尾ビレと尻ビレのエッジがアマゴのように赤く染まっていました。こんな色彩のイワナは初。初の沢、おぞましいほどのモリアオガエルの卵塊、ハコネサンショウウオの西日本型と合わせて、この日4つめの「初」。魚はあまり釣れないけどいい日だ。
その後本流筋を少々と異なる枝沢を2本チェック。いずれの沢でも特徴的な色彩のコンディションのいいイワナが顔を見せてくれました。枝沢はいずれも魚止めとおぼしき滝までチェック。1本は滝を登ってさらに上をしつこく探ってみたが魚影ゼロ。朝から夕方までけっこう歩きまわり釣りまわり、梅雨期の雨後の晴れを満喫して帰ってきました。

[当日使用タックル]
Rod:GILLIE HEADWATERS 53(Zenaq)
Reel:LUVIAS 1003 w/RCS2004 Spool(Daiwa)+4lb Floro
Lure:EMISHI 50S(Ito Craft)
*実はもうひとつ「初」があって、この日は計5つのうれしい「初」の日。もうひとつとはとあるトンボ。釣りの手を休めたコーヘイ君のルアーに、どこからともなく1匹のトンボがフラフラと飛んできて、わしっとつかまりました。エサと間違えたか?いや、メスと間違えたか?それともたんなる休憩?よく竿にトンボがとまることはありますが、竿先からぶら下がったルアーにとまることはあまりないでしょ?一見サナエ風なのに飛び方はなんかイトトンボみたいで、それに違和感を覚えたので素手で捕獲。捕獲して観察すると、イトトンボみたいな飛び方は翅のせいか…頭部や胸部、腹部の雰囲気はサナエ系なのに翅はイトトンボに似たものでした。全体的になんとなく毛深いし、また奇妙なことに腹部をにゅーっと反らせたりする。トンボって自分で腹端を噛めるほど腹部を内側に丸く曲げますが、こいつはそこまでではないにせよ、おもいっきり反らすという珍かつ奇妙な動きを展開。これまでいろんな種類のトンボを触ってきましたが、こんな動きをされるのは初めて。これまで捕獲したことない種類だし、動きは奇妙だし、サナエ系ではなく、ひょっとしてムカシトンボかな?なんてぼんやりと思っていたのですが…。帰宅後撮影した画像をもとに調べると、やはりムカシトンボでした。ムカシヤンマはここ数年で3~4回見ましたが、ムカシトンボは目撃なし。兵庫県のレッドデータブックでは「要注意」レベルですが、個人的には「激珍(激レア)」レベル。その昔、親父が捕獲した個体は見たことがありますが、自分の手で捕獲したのは初。というわけで「初」はめでたく5つになりました。
*みっちり4年間山岳渓流で使い込んだ(ほとんどこれ1台で渓流釣りをしてきた)せいもあり、LUVIAS 1003はボディのあちこちに下地が出てきて、機能的にもいろんなところに疲労が出てきました。もちろんまだ十分使えますが、そろそろ最前線からは引退させようかなと。で、最前線から引き上げた後は渓流の控えリールとして、渓流以外のルアーによる小物釣り用として、海外旅行時の小物遊び用として使っていこうと思います。で、後継リールは7月にどこかの沢でデビュー予定。はたしてそのリールとは? ヒント1:ワタクシのフトコロ具合は最上級機種に手が出るほど潤沢ではない。ヒント2:ボディはかなり小型だが超軽量ではなく、軽さより頑丈さを選択…以上です。さらにRCSの範囲でパーツをふたつほど変更する予定。たんなる市販状態のモノよりカッコよくなると思うよ。もちろん外見でなく使用感重視のパーツ変更だけどね。
*リールもメゲてきましたが、もっとメゲてるのはウエーディングシューズ。当て革は剥がれるし、縫製はいたるところで切れてるし、ソールは行くたびにめくれてくるし、フェルトソール交換以前に靴本体がヤバイ。でも補修につぐ補修で、今シーズンはなんとかもたせようと思います。でも考えてみれば長持ちしてるよなあ。

エクアドル女子になくてコロンビア女子にあるものとは?答えは下のほうに。

先月、PEラインにかんしてちょっとマジメな話を書くと予告しましたので、その話を。
PEラインの直線引張強度には、時代時代によって驚かされています。その昔、ブレイデッドライン(編み糸)といえばダクロンかナイロンだった頃、それらの終焉を宣告するかのようなカタチでPEラインは登場しました。なんせダクロン・ブレイデッドの30lbと同じぐらいの太さで3倍近い強度だったので驚きました。しかし、当時は様々なノットも開発されていなかったため、結節ということにおいては扱いづらいラインでした。実際のノット強度を計るため、秤に様々なノットで結んで水を入れた容器などをブラ下げてみましたが、単なる直線強度は恐ろしく高いのに、フツーに結ぶとその半分の強度も出ないということがわかりました。さいわいライギョ釣りにおいては、ダクロン時代からビミニツイストや三つ編みでダブルラインを作り、リンキングパーツやルアーにはオフショアスイベル・ノットで結節してきたため、それをそのまま流用できました。つまり止めハーフヒッチ以外に結びコブを作らないやり方です。ちなみにビミニや三つ編みは大学生の頃に海外の釣り雑誌で知り、その後海の大型魚釣りをやってる人から、実際にその効力について教えてもらいました。オフショアスイベルは高校生の頃に海外の釣り雑誌と、海外ラインの取説に出ていた図説で知り、すぐにライギョ釣りで使用しました。自分の知る限り、当時(30年以上前)このノットを淡水の釣りに使う人はいませんでした。そんなわけでPEをライギョ釣りに流用するのは特に難はありませんでしたが、ひとつ問題はありました。それは細さゆえの根ズレの弱さでした。いくら耐摩耗性の高い素材でも細ければ当然弱りやすいのです。
ライギョ釣りを例にあげると、ラインは水生植物のカバーに常に接触し動いています。軟らかい植物相手であっても当然何らかの摩擦抵抗は生じます。茎に棘のあるハスの場合、そこにラインの編み込みがひっかかるし、摩擦抵抗は大きくなります。オニバスもいたるところ棘だらけなので同様。細かい棘のある湿生植物もあるし、枯れアシの茎なんかも摩擦抵抗が大きいはず。また岸辺の木の枝などに絡むことがよくありますが、これも摩擦抵抗は高いはず。イバラなんかに絡むとなおさら磨耗は進行します。それとヒシの種子。よくラインについてきますね。ラインについてくるということは、その棘がPEラインの編み目に刺さって絡んでいるのです。これもケバ立ちの原因になります。ケバ立つということは、当然そこがそれ以外の部分より弱ってるということになります。モノフィラメントのラインではまずありえないことですが、ブレイデッドラインという編み込まれたラインには、こんな意外な弱みもあるのです。もちろんファイト中にコンクリートの人造ストラクチャーや、護岸に擦れるとダメージは一気に大きくなります。つまりいたるところでPEラインは摩擦にさらされてるわけで、素材上磨耗に強いとはいえども、常に気を配っておく必要があります。
そんな磨耗対策としては、1.太めのラインを使う、2.こまめにラインをチェックし傷んでいたらカットする…ぐらいです。1.にかんしては、こと水生植物エリアのカムルチー釣りにかんしては#8と#10しか使っていません。ハスなどの摩擦抵抗の大きい植物の密生エリアでは#8も使いません。たしかに飛距離は犠牲になります。ラインが風を受けて流されるため横風にも弱くなります。しかし、磨耗によるブレイクのようなヘマは絶対やりたくないので、飛距離の低下は割り切って考えています。自分の好んで行くフィールドは、飛距離よりも25m以内のリトリーブコースの微妙な設定が求められる場所が多く、わずかにズレただけでも無視されたり警戒されたりすることが多いし、障害物は水面のみならず自分が立っている陸にも、イバラや樹木やゴロタ石などがあれこれ点在するので、ラインは強度重視のセレクトになります。ビワコオオナマズの場合も、いたるところに岩がある流水域でやることが多いので、オープンウォーターの釣りとはいえ、細くても#5+ショックリーダーです。普通は#6+リーダーというセッティングです。そのオーナマ釣り、ファイト中にあらぬところが岩に当たる感触が伝わり、後でチェックするとリーダー以外の部分が磨耗していることもあります。細いPEを使用するのは、ドラグが使えて根ズレの心配がない海のゲームぐらいですね。そんな場合にもちゃんとドラグセッティングをして、ショックリーダーを使用して、急激な引きや魚体擦れへの対策をやっています。
2.にかんしては「ちょっとヤバイかな」というぐらい磨耗していたら、思いきってその部分をカットするぐらいのほうがいいでしょう。水生植物との摩擦、陸の樹木の枝との摩擦、ストラクチャーとの摩擦、ガイドへの絡み、エアノットなど、いずれも度重なれば重大な磨耗につながります。
どんなPEラインを選べばいいのか?あえてメーカー名は書きませんが、国内の名の通ったいくつかのラインメーカーさんの8本撚りなら、まずは安心できると思います。もしくはそういうラインメーカーさんのOEM商品です(ちなみにVALLEY HILLのHEAD HUNTERシリーズは、国内の名の通ったラインメーカーさんに依頼して作ってもらっています)。「8本撚りは高いのでフトコロに厳しい。4本撚りではダメなの?」という声もあります。4本撚りもライトゲームなど用途によっては十分使えますよ。ただし、表面の粗さゆえスムースさがイマイチな感じがします。微妙なところでは6本撚りというのもあります。この6本撚りラインはあくまでもライトゲームを想定しているようで、太号数の設定はありません。自分もこれはライトゲームに愛用しています。「名の知れたメーカーのPEは高いからイヤだ。安いPEを使う」という考えは時にヒドイ結末を生むことがあるようです。たとえば新品なのに「投げ切れ」。PE#6でフロッグを投げたら切れて飛んでいったなんて話も聞いたことがあります。さらにはアワセでの高切れや魚をかけてからのあっけないラインブレイクなども。ライギョ釣り以外でもトラブルはよく聞きます。フックセットの瞬間のウソみたいな高切れ、ファイト中の高切れ、シャクってる最中になぜかプツンなど。ノット部のように釣り人の技術と関係のあるところなら、技術不足を指摘できるでしょうが、それとは全然関係ないところで簡単に切れるとはねえ…。自分はそういうラインは使わないし、触ったこともないので本当の理由はわかりませんが、おそらく均一性に欠ける箇所があるのでしょう。またちょっとした摩擦でも極端に磨耗が起こりやすいのかもしれません。
いくら上等のPEを使っても、ノットがダメなら性能は活かせません。ダブルラインからルアーやリンキングパーツに結束する際には、オフショアスイベルノットを使えば問題はありません。若干の不安材料もありますが基本的にチチワでもいけるでしょう。ショックリーダーを使用する場合、その接続には個人的には「FGノット」を多用します。これは結び部分が短くてすむし、リーダーで結びコブを作らないので、ガイドを通過する際の抵抗が最も少ないノットのひとつといえるでしょう。キャスティングにはほとんどコレです。摩擦系ノットの中ではリーダーとPEが接触している面積は最も小さいし、リーダーで結びコブを作らないため、不安に思う人も多い(実は自分も昔はそうでした)でしょうが、確実に結べばその構造上強力な結節が可能です。次点は「SFノット」と「ノーネームノット(8の字ぐるぐる)」かな。リーダーで結びコブを作らないと不安という人には、これらふたつをおすすめします。もちろん「MIDノット」も優秀だし、結びしろの長さがあまり気にならないジギングなどの釣りには「PRノット」も優れていますよ。「PRノット」はボビンをセットしてぐるぐるやるので、それがちょっと面倒という人も…。「PRノット」用ボビンについてる取説には、ジギング用とキャスティング用の2種類の説明があったと思いますが、自分は結びしろが短いほうが好きなので、ジギングにもキャスティング用の短い結びを使用しています。
PEラインを単線で普通のノットでルアーに直結で使いたい?それはお勧めできませんね。結節強度は直線の40%に低下すると思ってください。50lbのPEなら20lb、20lbのPEなら8lb。「このラインは20lbだから約9kg対応。だから少なくとも7kgとかなら大丈夫でしょ」なんてモノフィラメント感覚でタカをくくっていたら、その半分程度の3.6kgでプツン!というわけです。タカをくくってる時のブレイクほど、精神的にダメージが残るものはないでしょう。人間のダメージはともかく、魚はかわいそうなことにルアーをくわえ、ラインを引きずったまま泳ぎ、最悪の場合にはそれが原因で死ぬこともあります。単なる根掛かりなどの場合でも、ラインブレイクによってポイントに残されたルアーはただのゴミでしかありません。そのゴミが理由で釣禁になることもあるのです。ロッドやリールやルアーにお金をかけるわりに、ラインは安上がりかつ無頓着な人が多いですが、魚と人間の「命綱」でもあるわけなので、そのあたりの事情も考慮してセレクト、使用してほしいと思います。とにかく直線引張強度の数字を過信しないでください。お魚釣りは直線引張強度だけでは成り立たないのです。

ベイトリールのスプールまわりのボールベアリングに使用するオイルについて尋ねられることがあります。自分は主にダイワのリールを使っているので、純正の「REV」を使うことが多いです。驚異の高回転をうたうオイルに比べると粘度はやや高いようですが、その分安定性と耐久性はけっこうあると思います。シマノユーザーの知人たちは、ステラ等の最高機種に採用されているシマノ純正を使用している人が多いです。こちらのほうがダイワのモノより粘度は低く、高回転タイプというウワサを聞いたこともあります。もちろんCRCとかWD40といった一般的な金属部用潤滑剤も使ったことがあります。CRCの場合、5-56のほうが6-66より低粘度、6-66のほうが5-56より防錆性能が上のようですね。また近年出た5-56無香性はプラスチックパーツ等も傷めないということが「売り」になっています。他にもスーパー5-56や5-56DXという特化した性能を持つものもあるようです。
使ってみなくては何ともいえないので、5-56無香性と5-56DXを入手して試してみました。5-56無香性はベアリングとレベルワインドを駆動するプラスチック製ギア(英語ではIdle Gearというらしい)の中心回転部にも使用してみましたが、回転はきわめてスムースでした。また5-56DXはスプール両サイドのベアリングに使ってみましたが、純正オイルよりも高回転型という印象です。しかしオイルの耐久性はまだわからないし、ベアリングを洗浄してから使ったものの、純正オイル分が少しでも残っていて混ざった場合の性能低下などについては未知数です。5-56シリーズの多くは金属専用となっているので、使用時には金属以外の部分や、金属でも念のためメッキ部には塗布しないように注意したほうがいいと思いますよ。滅多なことはないと思うけど…。
試しにいろんなオイルをあれこれ使ってみるのもいいと思いますが、もしトラブったら嫌やなあ…という向きは、ダイワなら「REV」、シマノなら「リールオイルスプレー」という具合に、各リールメーカーさんの純正オイルを使っておけば無難でしょう。必要十分な性能を発揮するし、純正ってことで安心感は得られますからね。
一方、驚異の高回転をうたうリール用オイルは最近使用していません。実はワタクシのフトコロ具合では価格がネックだったりして(笑)。以前、そういうものを使ったことがありましたが、たしかに釣り開始後しばらくは素晴らしい回転フィールがありました。しかし、その性能が持続する時間が意外に短かったような…。また、知人が調合してくれたシリコン系も同様で、釣り開始後1時間程度は爽快至極でした。しかしこちらも性能低下が市販品以上に速かったです。ただ、リールが汚れるほどの泥系濁り水の池で使ったので、むしろ使用条件に問題アリという説も。そんなわけで短時間の超高回転より、長時間の回転安定性と耐久性をとって純正品を使用することが多いです。ただ、高回転型オイルにかんする話は6年以上も前のことなので、現在では持続性や耐久性も改善されているかもしれません。
大事なのは、オイルだけで飛躍的に性能がアップすることを期待せずに、釣行後は面倒臭がらずに、ちゃんとリールのメンテナンスをすることだと思います。普段は、汚れを落とす、必要な場所に適量注油するという簡単な内容でいいと思います。というわけで珍さん、たまには清掃・整備せえ!道具のヨゴレ度No.1やぞ。キャラもヨゴレ系だけど(笑)。キャラまでは清掃しなくていいからね。

エクアドル女子になくコロンビア女子にあるもの、あゆさんいわく、答えは「くびれ」だそうです。そういえばたしかにそんな気も…。ないというか、ズン胴気味の人が多かったような…(思い出し笑)。

ネットショッピングは便利だけど、たまに奇妙なモノにたどりつくようだ。どういった出所なのだろう?と疑わざるをえないモノや、明らかに不義理のニオイのするモノなど。クサイ、クサイ。

海外旅行募集の資格をもたない会社や、まったくの個人による海外釣行の募集みたいなのを、最近よくネット上で見かけるという話を聞きました。うまく仲間集めみたいに装ってるらしいが…。何かあった時にややこしいことになったりするだろうし、おそらくちゃんとした対処はできないだろうし。自分は海外釣行の相談に来るお客さんには、ちゃんとした資格をもった旅行会社を紹介することにしています。だいたい無資格ということは違法になるわけでしょ…。

当たり前の商道徳、人としての仁義、そういうものを無視して陰でこそこそうごめく人たちは、いつかきっと痛い目に遭うことになる。それが世の慣わしだと思う。そうならなければマトモにやってる人が浮かばれない。俗に「天網恢恢疎にして漏らさず」という。高校の授業で覚えたんだけどね、この言葉。

世界中どこでも何らかの特有の匂いがする。それが心地よい匂いであれ、不快な匂いであれ。家を例にあげるなら、どこの家にも特有の匂いがある。それはとりもなおさず生活の匂いだ。ペットを買ってたら彼らの匂いがする。食事の後の匂いだってする。化粧品の匂いや書籍の匂いもする。洗濯物の柔軟剤の匂いだってする。畳や床の匂いもある。もっと小さなことでいうなら、釣竿のEVAのグリップだって匂うし、洗ってもコルクには独特の匂いがある。小さなステンレスのボルト1本にも匂いがある。そういうものが混ざりあって、その家特有の匂いを形成するのだ。しかし、今や日本は無臭化時代。世界で最も勘違いして暴走してる消臭大国。自分にとっての不快な匂いをイイと思うわけではないが、まったくニオワナイってのをイイと思うほどバカでもない。適度な消臭ってのはいいと思うが、徹底的な匂いの排除は、ある意味情報の喪失だと思う。当たり前のことだが匂いは信号なのだ。個体識別にもなる信号だし、それによって様々なことがわかるわけだ。つまるところ情報なのだ。情報ってのはインターネットを含む各種メディアからもたらされる、あるいはそれらから入手するモノと思ってる人がいれば、それはすでに退化が始まっているのだ。五感の退化である。徹底的な消臭とともに失っているモノは、物質領域だけでなく、メンタル領域にもある。それに気づかない人の多いこと。自分はある状況下でふと思いました。「日本人が世界最弱の民族になるのは、そう遠い先のことではないなあ」と。いや、すでにそうなってるような気もするなあ…。


INFORMATIONS


2012年新製品情報

*発売時期等が決まれば発表します。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR609EX THE SHADOW ZONE

Length:6'9" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:150cm
PE Line Applications:#6-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:370mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
ライト~ミディアムカバーの近~中距離でのテクニカルなゲームを志向したモデルです。シリーズ中で最もライトな設定で、テーパーデザインもレギュラー寄りの設定。ショートモデルとしてはRSR605WやGGZ-66HHがありますが、前者に比べるとライトかつスムース、後者に比べるとトルク特性はややパワフルでテーパーデザインは緩やかな設定です。繁雑なキャストへの対応性やルアーの操作性はなかなかのモノです。カバーエッジにおけるA.M.G.Rのジッターバグ・アクションやCOMA-NZのトリッキーな連続アクションは特にやりやすいです。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR705SX-R THE ADDICTION-II

Length:7'5" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:170cm
PE Line Applications:#8-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:390mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
XSR705SX THE ADDICTIONの後継モデルです。XSR705SXよりテーパーデザインをレギュラー寄りにした、ヘヴィカバー全域対応型ロッド。キャスタビリティー&アキュラシー性能の充実、根源的なパワーの確保で、使い込めばXSR705SXよりもさらに離せなくなる「常用癖」を引き起こすことでしょう。

★S.O.B(Son Of Blitz) *間もなく初回分ダブルウィロー出荷です

Type:Double Willow, Single Willow
Naked Weight:5/8oz class
S.O.Bは基本性能を煮詰めつつ、反射光と振動、水中音に留意して開発されたモデルです。反射光の元となるブレードはオリジナル。流水域での使用も考慮して幅広すぎず、回転角も引き抵抗も大きくなりすぎないように設計され、スローからファストまで安定した回転性能を発揮し、強力な乱反射を撒き散らします。ブレードに起因するヘッドの振動は目視できるレベル。上下左右に振動しているのがわかります。さらには独自のセッティングにより、水面に耳を近づけると聞こえるほどの水中音を発生させます。魚の反射食いを誘発する刺激要素を満載で、2011年後期の集中テストでも突発的な反射食いを連発。その能力の一端を開発者に知らしめました。まずは少し重めの5/8ozクラスから発売。常用サイズの1/2ozクラスも企画中です。
*スカートはVALLEY HILLさんからリリースされてる「シリコンスカート・アンブレラ」のWHIPLASH特注カラーです。このスカートは断裁精度が高く1本1本が均一で高品質です。
*カラーは8色。( )内は前がフロントブレード、後がリアブレードのカラーです。S:シルバー、G:ゴールド、BK:ブラック
01P:Sunrise Special(S/S):パールベースであっさりと嫌味のない色彩です。強いていえばテネシーシャッド風でしょうか。
02P:Deep Green Shad(G/G):パールベースに落ち着いたグリーンバック。スカートはフィッシュスケールタイプ。
03G:Iron Army(S/BK):ガンメタルベースにアーミーグリーンバックの凄みの効いたカラー。この色、個人的には快作です。
04P:Canary[カナリア](S/G):なんとなくカナリア的な色。パールベースにチャートバックの明るいカラー。
05P:Blue Murder(S/S):パールベースにブルーバックのクール系カラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
06P:Black&Gold(G/G):ゴールドベースにブラックバックのシックなカラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
07C:Tropical Fruit[トロピカルフルーツ](G/G):ホットタイガー風。縞がないので虎じゃないけど。定番的派手カラーです。
08B:B.A.D.S[Black Angel's Death Song](BK/BK):制作側としては絶対はずせないブラックカラー。スカート、凝りました。

★BULLPUP.DC [ブルパップ.DC]

7/8oz Class (w/Dead Sting-IIIC #6/0-XL)
Action Style:ドッグウォーク,ショートスライド
シングルカラー6色, フレークカラー6色, マーブルカラー6色, ペイントカラー2色
チューニングウェイト1oz(28g)上限のロングレンジ対応大型モデル。長さはL.D.SRやD.O.G-LDとほぼ同等ですが、ボリュームアップでヘヴィチューニングへの対応性を確保。あくまでも動きにこだわったデザインで、カバー上での安定感を保ちつつポケットでは多彩なアクションを展開。前面をスムースな曲線で構成し、大型モデルが苦手なスリ抜けも性能も確保。ワザで食わせることを喜びとする技巧派釣師も唸らせるはず。24~26gでの動きは大型モデルのくせに相当キレてます。総合性を重視するなら総重量を24~26gに設定するのがいいと思います。「BULLPUP」とは銃用語であり空対地ミサイルの名称でもありますが、ここではその意味も含ませつつ、BULL FROG(ウシガエル)のPUPPY(子供:普通はイヌの子に使うが…)もかけて、ルアーに命名しました。
*全カラーが2012年に発売されるかどうかは不確定です。あしからずご了承ください。
*2012VALLEY HILLカタログでは、チューニングウェイト26~29gとなっていますが、それはプロトモデルでテストした際の数値であり、実際の製品は成形の事情によりプロトより少し縮小しますので、チューニングウェイトは「24~28g」に変更させていただきます。

★DEAD STING-III CLENCH

#5/0-S, #5/0-X, #6/0-XL
少しシャンクに角度をもたせたウィードレスプラグ用のフックです。現行モデルよりもフトコロがやや広くなります。2011年はフックのみの発売にまで手がまわりませんでした。2012年は#5/0-Sと#5/0-X、その後#6/0-XLにうつる予定です。

★WF-ADD WEIGHT [WFアッド・ウェイト]

1.5g, 2.0g, 2.5g
ブレードチューニング等のためにパーツハンガーをつけるアングラーは多いと思いますが、このWFアッド・ウェイトはそのハンガーに付属のスプリットリングでセットして、手軽に浮き角度やウェイトを調整できる小型のオモリです。別名「ケツリグ」(笑)。オモリの裏側には小さい穴があいているので、そこにマテリアル類を突っ込んで接着し、純粋なウェイトチューンのみならず、プラスアルファのアトラクターとしても使えます。もちろんアイディア次第でウィードレスプラグのチューニング以外にも。
*たとえばこんな使い方もアリです。2フックのトップウォータープラグを腹だけのワンフック仕様にして、リアフック用のアイにWFアッドウェイトをセットして急角度の浮き姿勢にしてアクションを変えるとか…。

★お知らせ 2012年生産予定のロッドにパーツ類の変更があります(ブランクスは基本的に変更ナシです)

・RAW DEALERシリーズのK-GUIDEへのランニングチェンジが始まります。対象モデルは今年生産予定のR701FZ, R703RV,R707RX, R703RR-Sです。R703RR-SはVSS-D17リールシートになり、ハンドルデザインも変更になります。
・RAW DEALER REPURATIONシリーズのK-GUIDEへのランニングチェンジが始まります。対象モデルは今年生産予定のRR611MX, RR705HXです。
・SERPENT RISING RETRIBUTIONシリーズのK-GUIDEへのランニングチェンジが始まります。対象モデルは今年生産予定のXSR609EX, XSR701GX, XSR705SX-R, XSR711XXです。
・RAW DEALER R703RS THE CROSSFIREも2012年発注モデルから、ガイドセッティングが変更になります。変更内容はR703RVと同じです。
*変更点はトップページからご覧いただけます。

*WHIPLASH FACTORY単体のカタログは2012年も存在しません。ご希望の方は谷山商事株式会社さんの「VALLEY HILL 2012」カタログをお求めください。当サイトでも「VALLEY HILL 2012」カタログのWHIPLASHおよびGUN2 ZERO、HEAD HUNTERに関するページのPDFデータをアップしています。

 

最近の!!な試合

★WBC L.ヘヴィ級選手権 バーナード・ホプキンス vs チャド・ドーソン

前回は2R無効試合。因縁の対決はホプキンスを研究し、けっして感情に走らず、深追いをしないドーソンが2:0で判定勝利。しかし、ユナニマス・ディシジョンではなく、2:0というのがはっきりしないところ。しかも12R終わった時点では47歳のホプキンスのほうが息切れもせず平然としてたし…。別に再戦は望まないが、ホプキンスが他団体の王座に挑戦して、さらにL.ヘヴィ級をかき回してくれることを望みたい。来年頭に48歳になってから、またしても最年長世界王座奪取というとんでもないことを仕出かしてほしいですね。

★WBO ウェルター級選手権 マニー・パッキャオ vs ティモシー・ブラッドリー

パッキャオ、王座陥落。いくらジャブのポイントを取るアメリカとはいえ、ブラッドリーが勝ってたとは思えないなあ。有効打と相手に与えたダメージは間違いなくパッキャオが勝っていたけどなあ。自分の採点では3ポイント差でパッキャオの勝利なのだが…。後日WBOが5人の国際ジャッジにビデオでの仔細な検証をさせたところ、全員パッキャオ勝利で一致したとのこと。しかし判定はくつがえらない。やっぱり再戦かな。

★IBF ウェルター級王者決定戦 マイケル・ジョーンズ vs ランドール・ベイリー

そのパッキャオvsブラッドリー戦の前座がこの試合。圧倒的なスピード差を誇る無敗のジョーンズにずっと押されながらも、不意のワンツーでベイリーがダウンを奪う。そしてキメは乱打戦になりかけた瞬間に右アッパー一閃。ヴェテラン右一発屋の真骨頂だな。衝撃のKO。素晴らしい!

★UFC147 ヘヴィ級選手権 ジュニオール・ドス・サントス vs フランク・ミア

破竹の進撃を続け王座に昇りつめたドス・サントスにフランク・ミアが挑戦。本来はアリスター・オーフレイムが挑戦するはずだったのだが…。相手が変わってもドス・サントスの闘いには迷いはない。自分の距離をとって正確にパンチを打ち込む。前回のノゲイラ戦ではかなりパンチをもらいながらも、一瞬の隙をついてアームロックで勝ったミアだが、今回のドス・サントスには隙はない。上下のパンチをくらって削り込まれ、ドス・サントスの予告通り2Rで余裕のTKO。やはりアリスター・オーフレイムかケイン・ベラスケスぐらいしか太刀打ちできそうにない充実度。
前回ドス・サントスに破れて王座を奪われたそのケイン・ベラスケスは、ストライクフォースでヒョードルを破ったアントニオ・シウバと対戦。開始直後からつっかけてグラウンドに持ち込みパウンドで削る。シウバに大出血させTKOで勝利。ベラスケスvsオーフレイムってのも観てみたいね。

★WBC WBA ミニマム級統一戦 井岡一翔 vs 八重樫東

仕事から帰ってメシ買いに行って、家についたら9R開始。わずか4Rしか観てないが、これは年間ベストバウト候補かも…という試合だった。井岡の正統派的な実力の高さは認めていたが、とにかく八重樫が素晴らしかった。たいしたモンだ。ユナニマス・ディシジョンで井岡の勝利だったが、気分的には「ドロー」にして再戦を観たいぐらいだ。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・全曲『CHOICE OF WEAPON』 / THE CULT『CHOICE OF WEAPON』
*『LOVE』ではない。『ELECTRIC』の歯切れもないし『SONIC TEMPLE』でも『CEREMONY』でもない。やはりTHE DOORSを通過したからか?もちろん嫌いではない。ここは常に変化するバンドなのだ。
・SPELL EATER / HUNTRESS『SPELL EATER』
・EIGHT OF SWORDS / HUNTRESS『SPELL EATER』
・CHILDREN / HUNTRESS『SPELL EATER』
*狂気を孕んだ女性Voが暗黒性と背徳性をあらわにする。いわゆるトゥルーメタルの流儀にスラッシュ由来の激しさが加わったかのような…。珍さんのような人が「露出度の高さ」で購入すると、耳も財布もヤケドする(笑)。
・KILL THE KING (RAINBOW COVER) / CANDLEMASS
・(Don't Fear) THE REAPER (BLUE OYSTER CULT COVER) / CANDLEMASS
*軽快かつメランコリックなBOCの超名曲が底なし沼のようなドロドロのドゥームに(笑)。これはこれでおもしろいけど。一方の「KILL THE KING」はかなりマトモ。
・全曲『PSALMS FOR THE DEAD』 / CANDLEMASS『PSALMS FOR THE DEAD』
*前作『DEATH MAGIC DOOM』よりも原点回帰した観のある、SABBATHの系譜を臭わせる新作。これがラストアルバムとなるのか…と思えば感慨深い。そして最後を飾るにふさわしい出来栄えだ。己の出自を明らかにして去る、その去り際のカッコよさよ…。
・全曲『HUMAN TARGET』 / 5X『HUMAN TARGET』
・全曲『SAILING ON THE REVENGE』 / SABBRABELLS『SAILING ON THE REVENGE』
*ふとネット上で見つけた『HUMAN TARGET』の紙ジャケ仕様。ちょうどLOUDNESSの衝撃のデビューの後だったので、そちらに話題を取られがちだったのを憶えています。当時の高校のクラスでもメタル系の人間はLOUDNESSに夢中になっていた記憶があります。でも自分はLOUDNESSの1stには馴染めなかったなあ。この頃すでにジャパメタ派と洋楽メタル派は分化していたと思います。自分は明らかに後者。見た目もこの頃分化してきたようなあ…ジャパメタ系はキラキラ・ガチャガチャ、洋メタ系はゴリゴリ・ゴワゴワ(皮とデニム)…笑。それはさておき、自分はむしろ5Xの夜のストリートの匂いがする、R&Rテイストを絡めたシンプルな音が好きでした。カルメン・マキの凄さはOZやLAFFで知ってたけど、ここにきて攻撃性剥き出しの歌唱を展開(ちょっとムリも感じるが…)。ジョージ吾妻氏のギターワークも随所でメタル化。特に『悪い夢』は日本語HR/HM屈指のキラーチューン。大麻での逮捕、ドン底からの復帰宣言みたいなものか。たしかにあらゆるメディアからシャットアウトされてたもんな。この『HUMAN TARGET』に続くライブアルバム『LIVE-X』(そんな名前のルアーが某社にあったが、そこの社長はメタル好きとはいえ、このアルバムにちなんだのではないと思う)も好盤で、そこに収録されている「THE LONELY ROSE」というランディ・ローズに捧げたジョージ吾妻氏のギターソロは、後にOZZYの『TRIBUTE』でも聴けるランディのソロとリンクします。また『NIGHT STALKER』に収録されていたバラッド「EASY COME EASY GO」は、このライブアルバムでは涙モノ・鳥肌モノの出来。このアルバム『LIVE-X』も復刻を強く望みます。
で、もう1枚のSABBRABELLSの『SAILING ON THE REVENGE』は4曲入り『DOG FIGHT』に次ぐフルアルバム。好悪は別れる(特にVo)と思いますが、当時他に類を見ない(今でも類を見ない…か)バンドで、SABBRABELLSにしかなしえない独特の世界を構築していたと思います。1曲目の「DEVIL'S RONDO」はやはりキラーです。それと「DIAMOND CITY」のソロもキュンときます。個人的には『DOG FIGHT』がCD化されるとうれしいのですが…。
・全曲『CLOCKWORK ANGELS』 / RUSH『CLOCKWORK ANGELS』
*これは数度聴いた程度であれこれ言えんなぁ。ひとつ言えるのは「RUSHにしか構築しえない世界」ってこと。凄いよ。

 

最近の愛読書

★『日本人のちょっとヘンな英語』 原案:デイヴィッド・セイン 漫画:中野きゆ美 株式会社アスコム

夏風邪でくたばってる間、この本見ながら笑ってました。街をぶらぶら歩くのが好き=「I like street walking.」と、ここで降ろして=「Please get me off here.」はイミを知ってたので、思わず吹きました(笑)。

★『旅芸人のいた風景 遍歴・流浪・渡世』 沖浦和光著 文春新書

こちらも夏風邪でくたばってる間に読み直し。自分の幼い頃でさえ、旅芸人や香具師や行商人の人たちは数えるほどしか見た記憶がないので、ウチのHPを見てくれている人たちのほとんどは、せいぜい親からそんな話を聞いたことがある程度ではないかと思います。この本は消えていった「道の人」へのオマージュであり、「おわりに」にあるように沖浦氏による挽歌だと思う。埋もれかけていたモノトーンのほんのわずかな記憶が、ちらっと瞬間的にセピアトーンに変わったような…。

 

最近の珍事件

★特になし…と思ったら…

強固な箝口令の出てることならいくつかあるけど、そんなコト書けないし…。あ、そうや。某池で70cm弱の野太く黒々したカムルチーに、45cmぐらいの斑紋のきれいなライヒーが寄り添って泳いでました。なんかランデブーって感じだったけど。微笑ましい反面、おかしなことになるなよ…という気も。

 

最近のお買い物

★携帯

ずいぶん古くなったし、ボディにも不都合が出てきたので機種変更。結局スマホにしました。なんか携帯とパソコンの中間みたいな感じ。いろんなプランとかはよくわからないので、そういう仕事をしているコーヘイ君のヨメのカヨコさんに出てきてもらって、お店の人と一緒にあれこれ決めてもらいました。ありがとうございました。メカオンチではないので操作とかは大丈夫なのだが、プランがどうとか、そーいうことには無頓着きわまりないので…。

 

今月のダメな人

★珍なる人の珍なる釣りモノ

「珍」なる人は「珍」なるモノを釣るのである。バスをバズベイトで狙っていたら、追い波立てて○○とか、シロヒレタビラをエサ釣りで狙っていたら、まさかの△△(テンネンキネンブツにつき写真も種名も掲載しません。もちろん即リリース済みです)とか…。バズに出た○○は「WHIPLASH STYLE」参照。やはり珍さんはタダモノではない…。