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vol.65

月刊「WHIPLASH」February(Fevereiro),2012

2月の目標:温い日にはバスでも(多分ムリやけど)

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は12月23日から1月23日までです。

どうもいけない。ロッドを1本改造り終えると、また1本別のロッドに手が伸びてしまいます。自分の場合、飾り巻きや各種装飾には走らないので、改造るのは主にガイドセッティング。オフショアロッドの場合だと、K中心でバットガイドとその次だけMNSG逆付けにしてみるとか、ショアロッドの場合だとFujiカタログ掲載のセッティング例よりガイド数を増やしてみるとか、径をちょっと変更してみるとか…。
フィッシングショーが終わったら、いろんなあわただしさから解放されたら、山岳渓流の痙攣トゥイッチを含むミノーイングでベイトタックルがどこまで使えるかを試すために、5フィート程度のベイトロッドを作ってみようと思います。ブランクは市販のアメリカもののアレを少しカットして使おうと思います。ガイドはいわゆるマイクロセッティングを自分なりにアレンジ予定。クモの巣による糸コブ対策も考えないと。あまりに小径ではつかえてしまうだろうし。リールは昨年末にいただいたALPHASのFINESS CUSTOMで、フロロの3lbもしくは4lbを適量。もし使えるモノであっても「ベイト山岳渓流」なんて絶対流行らないだろうな。だいたいほとんどの釣り人が「ラクしてナンボ」の風潮の中、運動量が多く滑落や鉄砲水や大型動物との遭遇の可能性もある山岳渓流の釣り自体が流行るはずがないし、流行ってほしくもない。沢で使いモノにならなければ、安易な小バスいじめ等に流用します。

FujiのSKTS(スケルトンシート)は、パーミングした時にブランクス露出部に触れる指の感触はよくないものの、そのあたりを何かといじってみようという遊び心をくすぐられます。初回の1本はグラファイトのパイプをスペーサーにしましたが、次はウッド系のスペーサーを自作してセットしようかな…と。竹もアリか?いや、竹はヤリすぎかな(笑)。節をうまく利用したら、パーミング時の指の感触もよくなるかも。WHIPLAHのロッドにSKTSを採用することはないと思いますが、自分用のライト系遊びロッドの改造には楽しそうだ。

どのみち正月休みはないだろうから、年末に半日だけ仕事をさぼって山に逃亡。そのついでに正月のお飾り準備中の能瀬妙見さんにお詣り。気温は0度で雪がぱらついていましたが、新滝道を上るとどっと汗が出て、暑いのか寒いのかわからない状態に。その後北上すると軽い吹雪に見舞われました。山中ではテンナンショウ類の実を見つけたし、水場にはホオジロがたくさんいたし、落ち葉を蹴散らしてイタ公が逃げてったり…そんなのを見てると、ちょうどいい息抜きになったなあ。それに人間やっぱり歩かないとダメだ。仕事の合間に筋トレやってる程度では、特定部分に軽くカツを入れることはできるものの、全身レベルで考えるとやはり体がなまってしまう気がします。時間が空いたら6時間山中行軍とかで、なまった体と精神にカツを入れておこうと思います。

上で記したテンナンショウ類の実は、間違って食べると舌がしびれたり、嘔吐したり、下痢したりするそうです。「子供や認知症の人が誤食しないように注意」と書いてあったが、あんな毒々しいモノ食おうと思うかなあ。ちなみに毒は実だけでなく、根にもあるそうです。アイヌの人たちはトリカブト毒だけでなく、エゾテンナンショウの毒や、マツモムシの毒も混合して矢毒として使ってたそうです。マツモムシにはガキの頃にやられたことが2、3度ありますが、なかなかの衝撃でしたね。

今回も仕事をしてる間に年がかわってしまいました。一段落するまで…と思って作業してると、気がつけば2時30分に。近くのお寺の除夜の鐘も聞こえなかったなあ。まあ、今日はこれぐらいにしとくか…と、PCをオフにして、風呂に入ってビール飲んで、ちょっとTVを見て就寝。
朝起きて仕事の続きをしかけると、プリンターから異音。カートリッジがLV-500みたいに振動して、あれよあれよと言う間に停止。電源ボタンもプツッと消えるし、いったい何事? ヘンな振動してたのだから多分ハード面だろうと思い、とにかくまずは開けてみることに。で、ネジを外してカバーも外してカートリッジまわりをよく見ると、カートリッジがのっかってるシャフトに見なれない金属製リングが。あれシャフトの両端にこんなのあったっけ?…と思って子細に見ると、カートリッジのシャフトが通る穴がスコスコ。そうか、ここにはまっていたリングが使用中の振動で外れたのか。こうなりゃ外科手術ということでカートリッジをセンターに寄せ、両側からシャフト穴にリングを押し込み。これで一応直ったものの、なんとなく機嫌が悪く、それとは関係ないはずの黒インクの出方がおかしくなったり…。ガタが出た時、どこか下方のパーツと接触でもして吐出口がおかしくなったか?後日あちこちを外して、慎重に清掃したらやっとこさ黒インク復活。これで企画書やらイメージイラストやらが作れる。ほっとしたね。まあ、そんなプリンタートラブルがあった程度で、今年の新年は当日の天候と同じく穏やかでした。本年もよろしくお願いします。

手元の仕事がけっこうあったので、世間的な正月休みは当然ナシ。少し手の空いた時間に近所の神社を歩いてハシゴしたのと、ルアーを2つ塗りかえたぐらい。ちょっとした塗装剥がしと塗り替え作業でしたが、なんかすごく遊んだ気分♪それと5cmのミニペンシルも2個作ってみました。ウッド丸材からの削り出しなのでとってもカンタン。でもちゃんとボディ後方にウェイトを入れてあるので、チビでも飛距離は出るし、キビキビ動くはず。世間的手抜きウッドルアーとは違う(笑)。何に使うのかって?さあて…。

年賀メールを送っといたら、すぐにコロンビアのアレハンドロさんとブラジルのネルソンおじさんから返信が届きました。またどちらも行きたいです。しかしサスカチュワンのカナディアン・ビーバーおやじはどうしたのだろう。サーモンが不調だったのでイジケてるのだろうか。まあビーバーはいいとして…。(ビーバーには隠語的としての意味もあるのだ…笑)
アレハンドロさんが手配する、ベネズエラ内でリオ・ネグロに合流するP川への釣り旅行は6~8人を対象としたもの。3人ぐらいでOKならいつか行きたいなあ。他国の釣り人との抱合せでもかまわんし。日本人だけで6~8人というのはイヤだけど。一方のネルソンおじさんのメールによると、気になるアノ場所での釣りはOKなものの、ロッジは使えないらしい。「タバコ・レイクのキャビナが使えるよ」とのことだが、キャビナって船室という意味だから、転じて小屋みたいなものだろう。ひょっとしてアレか?アレしかないわなあ。他にあのあたりで建造物見てないもんな。まあ、俺には十分だけどね。ハンモック生活も5、6日ならイイもんだ。風も通るしね、あの場所。数度昼寝をしたが快適だったなあ。夕方以降は蚊が多そうだけど。それとトイレのハチの巣はちょっと怖いなあ。あの赤っぽいアシナガ系のヤツら、戸を開けた瞬間、一斉にこっちを睨んで迎撃体勢に入るもん。毒性めっちゃ強そうやし、攻撃のしつこさは別の場所で経験済みやし。だからといって殺虫剤をかけて殺すのはかわいそう。刺激せずにしょっちゅう出入りして、ハチさんに「こいつは安全」と覚えてもらうのがよさそうだ。

昨年いろいろお世話になったエクアドルの石倉女史にも年賀メール。そしたらパネシージョの丘のマリア様の写真をつけて返信がきました。長いこと日本に帰ってないと言ってたもんだから、お返しに小さな神社の正月風景の写真を送っておきました。懐かしがってもらえたみたいだ。
その時やりとりしたメールの中に、昨年行ったエリアやもっと奥のエリアでの釣りは、どうやら困難になりそうなことが書かれていました。国立公園内は許可を得れば自然観察ならOKなんだけど、釣りにかんしてはむずかしくなるみたい。すでにいくつかの国立公園は完全不可ということになってるらしい。他に未開に近いエリアで有望なのがあったら、是非とも教えてほしいと依頼しておきましたが、はたして結果は…。(後日魅力的な情報をくれたが、当然リスクも…)
それとエクアドルでは、油田にかんする「ヤスニITT(イシュピンゴ・タンボコチャ・ティプティニ=土地の名称)計画」の今後の進展も気になります。「プランA」は、想定される石油収入の半分を国際社会がエクアドルに提供すれば、ITT地区の石油を永遠に放棄、つまり手をつけないでおくというもの。一方のプラン「B」は国際社会から寄付があつまらなかった場合、ITT地区の一部で石油開発に着手するというもの。最近の情報ではだいぶお金が集まったとのこと。少しは展望が明るいかな。たしかにお魚釣りで辺境に行くのは素晴らしい経験だと思います。しかし自分が行った場所、行こうとしている場所の釣り以外の現状に目を向けるのも当然のことだと思います。どうこうできなくても、ほんの外郭ぐらいは知っておくべきかと。

ふと思ったのですが…「もっと他に知的好奇心を向けたら?」とか「自分の釣りの対象魚以外に、それを囲んでいる環境にもちょっとぐらい目を向けたら?」とか「少しぐらいマトモな本を読んだら?」とか…。大きなお世話だろうけど(苦笑)。

この国(日本)の為政者たちには、自然と親しんだことのある人はいないのか…と情けなくなるね。バスまんやライギョまんをはじめ、釣り人の多くもそうだけど…。

長めの刃物を1本ほしいと思う今日この頃。MIZ谷氏はジャングルに入る場合の万一のために「袋ナガサ」を持っていたな。たしかにアレも魅力的だが、自分の場合はクマやシシをトメるわけではない(MIZ谷氏もトメ用に使うのではあるまい…)ので、「袋ナガサ」なら逆に4寸5分の短いのがいろいろ使えそうでいい。条件としては刃長15cm以上で刃厚も5mm以上ほしいし、ブラックコーティングがいいし、あまり高いとイヤだし…となるとLHRあたりか。それと刃長7cmぐらいで刃厚2mm程度の実用的な小型フォールダーも1本ほしい。半波で軽いのがいいな。やっぱりデリカ4?

「アラバマ・リグ」ってのが話題で…。釣り雑誌といえば写真とレイアウトのキレイな野生マス族をピックアップしたものしか読まない(見ない)自分がそのリグについて聞いたのは、昨年某社と仕事の打ち合わせをしてる合間。「ステンレスワイヤーでアンブレラという傘の骨みたいな形態にして…」という話だったので、それを聞いた途端に思い出したのはブルーフィッシュに使われるアンブレラ。後で現物を見たらちょっと違ったけど。なんでブルーフィッシュのルアーなんか知ってるかといえば、かの開高健氏が『週間朝日』に『もっと遠く!』を連載していた時、その中で紹介していたから。今から30年ほど前のことになるのかな。ブルーフィッシュ用のアンブレラはいいとして、バスのアラバマ・リグには賛否両論あるようですね。自分は賛でもなく否でもなく、ただ単にそういうモノを使う釣り方は好みではないのでやりません。バスの体のあちこちにフックがかかって、がんじがらめになったりしないのだろうか?ブルーフィッシュはメタルジグをサクサクやっても釣れるらしいから、もしそちらを釣りに行く機会があってもアンブレラは使わないだろうなあ。なんかダルそうだし…。

今年も竿やらルアーやらをいくつか企画開発しようと考えています。とにかくヨソの後追いはやりたくないですね。先駆などとはいっさい思っていませんが、流行や傾向や模倣とは無関係の路線で、急がず焦らずやりたいです。でも、長引いてるアレにかんしては今年中に決着をつけないとなあ…なんで進まないんやろ? それと世間的に「○○は安物だ」という認識が蔓延している○○。安物でなく、十分な性能を持ったその○○も作ってみたいですね。さらには「そんなモノ誰が使うの?」といぶかしがられるようなモノもやれたらやりたいですね。売れないモノは作らないというのは至極真っ当なことですが、自分を含めてきわめて少数でもハードコアなニーズがあるなら(←あくまでも「自分を含めて」である!)、「こんなの是非とも使いたいなあ」というものは、生産数量を極端に減らしてでも作ってみたいです。他にもいろいろありますが「ナイものを作る」というスタンスを崩さずに、アンダーグラウンドの精神を忘れずに、マイノリティーの反骨精神とマジョリティーへの叛旗を失わないように、細々ぼちぼちとやっていこうと思います。
だいたいにおいて、ロックがどうのというとる人間が反骨精神を失ったらオワリである。なにかのセリフに「オオカミ様がブタどもに降参した日にはお天道様が西から上る」なんてのがあったような記憶がありますが、意気としてはまさにソレやね。もっとも自分はオオカミではありませんが…。ただいまBGMにHOLY MOSESの『FINISHED WITH THE DOGS』(←荒っぽくて衝動的で、キレイなねーちゃん(今はド迫力オバちゃん。人間変わるもんだ)がキタナイダミ声でアジテーションってのが、ヒドくてカッコええ)が流れているため、ほうっといたら調子に乗って発言が激化しそう。もうヤメておきます(笑)。

「KLSGの小径腰高とか出たらいいな」と思ってたら、偶然ですが本当に出るらしい♪。先日某所でそれらしきモノがついたロッドを見かけました。出たら出たで使いたいが、WHIPLASHにはライトスピニングがないし、そんなのブランドとして作る予定もないので、結局のところ私用竿にしか使えない。でも自分用ロッドを作る、もしくは改造る楽しみが増えました。他にガイドで出てほしいのは、MNSTの#7だ! リングタイプLH型には#7の規格はないのでやっぱりムリか…。

天気のいいある日の午後、ふと正午から18時まで空きができたので、運動不足解消のためイノシシだらけの近所の山へ。で、上る前にちょっと寄り道して、最明寺滝の不動明王さまに新年の挨拶をして、ひさしぶりの山に。一気に岩場を上り、快調にアップダウンの尾根道を歩くも、意外に早く足が鈍る。ひさしぶりなので足は重くなるし、呼吸はちょっとキツくなるし…。でも一旦上ったからには、当初の予定を変更してショートカットするのも「逃げ」みたいでいやなので、中山最高峰(といっても低いけど)を経由して中山寺奥の院にもお詣りして、さらに清荒神にも参拝。そのまま徒歩で帰宅。阪急山本駅を降りたのが13:30。家に帰りついたのが17:10。あの区間を3:40とはけっこうなハイペースのような…。休憩は水分補給のために2分程度のを3回のみ。短時間のわりに歩いた距離は長いしアップダウンが多かったので、いい運動になりました…というかちょっと疲れたかなあ。年末年始の運動不足を反省。だらけた生活を送ってたワケではないので、太ったりはしてない(いまだに60kgに少し足りない)が、蹴る以外には日常生活の中で必要な分しか足を動かしてなかったのがキツかった原因か。この程度で「ちょっと疲れた」なんて言ってるとフツーの人になってしまいかねない。
今回は見かけたものは以下。鳥はヒヨやらメジロやら恒例のシロハラやシジュウカラ、コガラにヤマガラ、コゲラぐらい。哺乳類は正体不明のヘンなヤツを1匹。落ち葉の下をコソコソと近づいてきて、自分の足元50cmぐらいで方向転換して枯れ薮の中へ。落ち葉の動きから推測するに体長は10cm以下、その動きは土を掘る際のモグラによく似ていました。ジネズミ(モグラ目トガリネズミ科)かなんか? それともヒミズ? 後者は落ち葉と土の間で生活するということなので、かなりそれっぽい。それ以外の哺乳類では…そうそう「山珍ガール」を見た(笑)。

MACトラブルは元旦のプリンターにかんするモノだけでしたが、1月中旬にはWINにトラブル発生。何気なくYOU TUBEでメタルを聴いてたら、突然異音が響きだしてスクリーンがブラックアウト。ひたすらノイズが鳴るだけで何の操作できなくなったので、仕方なくメインスイッチをオフ。当然のごとく次の起動は異常だし、やっと立ち上がるもインターネット関連とメールにかんするアプリのアイコンがウチのWINでは読めないことを示すモノに…。前夜起動させた時に、ウィルス対策のソフトが「外部からの危険な○○をブロックしました」なんて表示をしていたが、ひょっとしたらソレが何か影響してるのか?とにかく不意のことでよくわからん。もう一度再起動。すると見慣れない英語の画面。なになに内部のチェッキング開始?とりあえず本体の修復機能に頼ってみよう。10分ほどしたら「100% Completed」という表示。ホンマかいなと疑いつつも、次の手順に移ると、いつもとかわらぬ状態に復帰していました。ホントにホッとしました。MACだけではなく、WINにも仕事の一部をやらせてるので、この時期に大きなトラブルに発展すると大変なことに。

写真家・高野潤氏の『アマゾンの森と川を行く』を読み直していると、エクアドルで夜に鳴いていた鳥が1種判明。鳴き声が「トワヨ!」と聞こえるので、ペルーからエクアドルのアマゾン・ベイスンでは「トワヨ」と呼ばれている(←そのまんま)ヨタカの仲間らしい。現地で買ってきた図鑑にはトワヨという名はなかったので、生態編で鳴き声から調べてみると、近いものでは「実にシンプルに『Triio』と鳴く」と記載されているものがありました。たしかにそうとも聞こえたなあ。その種はアンソニー・ヨタカ(Anthony's Nightjar)というらしい。他にそれっぽい鳴き声が一切出てなかったので、多分ソレだろうと。「トワヨ」はなんとなくわかったが、同じく夜にロッジ横の森で「ワーオ!」と鳴いていたヤツはまだ不明。アレもヨタカの仲間だろうか?勝手に「岡田鳥」と名付けたが…。ちなみにワーオは日没後の早い時間から鳴き始め、たいてい夜中の3時には終了。トワヨは夜半前から明け方まで鳴いていました。
日本のヨタカは無表情に「キョキョキョキョ…」と鳴きます。夏の日没後間もない時間に聞くことが多かったように思います。自分が通ってた高校(宝塚市内)の裏山にもいたし、能勢あたりの山では飛翔する姿も時々見かけたものです。

残念だった。台湾の総統選。またしても親中派か…。経済が大事なのはいうまでもないことだが、もっと根本的なところで自分は破れた対立候補側だったね。投票率8割というのはすごい。日本の総理は民意に関係なく、彼らの間で決まってしまうので、ホントに「どーでもいい」「誰がなっても変わらない」という感覚が抜けないんだろうね。期待もしないし…。
民意といえば、タスウケツのケッカがすなわちミンイらしい。「民の意」も落ちたものだ。小学校の学級委員選挙を思い出すね。ちょっとモノゴトを知った子が「民主主義にのっとって、多数決で決めます」なんて張り切って仕切ってた。あの光景、あの口調を思い出す。

『怒れ!憤れ!』という書物がある。あなたの主義が何であれ、右寄りであれ左寄りであれ、機会があればそこに大きく書かれている字句に目をさらしてみるのもよいと思う。不屈の人による言葉が蔵腑を叩きつけることだろう。

消費税アップにかんする世論調査を見て思う。ホントに賛成者はあんなに多いのか?数字操作してないか?それにマニフェストって何やねん?自分流に解釈すると「建て前」と同義語やな。

ふと気がつけば1/17。東日本の件もあり、昨年は阪神大震災を思い出すことが多かったです。翌18日の午後、思い立ってふらっと神戸を歩いてみましたが、その復興ぶりは阪神大震災は遠い昔と錯覚させるほど。しかし、よく見るとあちこちに小さな爪痕が残っていて、それらが「1/17を忘れるな」と主張しているような気がしました。

自分が海外に出るようになるずっと前、開高健マニアのひとりの知人が、ふらっと南半球に釣りに出かけた。どうやら英会話教室にまで通って、初の海外釣行に備えたらしい。帰ってきてバラムンディ他の写真と釣行記を送ってくれた。ミョーに熱い奴だった。ライギョ釣りもやっていたし、バス釣りもやっていたし、海もフライもやっていた。それが今ではまったく釣りに行ってないらしい。どこかで熱がふっとさめて、そのまま冷却されてしまったようだ。原因は知らぬ。
それからしばらくして別の知人T君が仕事でブラジルに渡り、現地でのコネクションを活かして、現在自分が親しくしているブラジル人ガイドと引き合わせてくれた。この知人のおかげで、単なる海外釣行ではなく、数日ではあるけれど、異国の大都市に滞在してあちこち出かけることができた。彼も以後ぷっつり釣りをやめてしまったようだ。こちらも原因は知らぬ。ただ、この人たちのおかげで自分は外に向ける目を「実質的に開けた」といっていい。
このところほぼ毎年海外に出ているが、それは金に余裕があるからではない。行かなくてはおれない「何か」が芽生えたのだ。ガキの頃からいずれは海外に…とは思っていたが、「実質的に」それを芽生えさせたのは、やはり上記の人たちだ。
海外釣行なんていっても、楽しいことばかりではない。日本だって危険度が上がってるようだが、自分が行った場所のうちのいくつかは「ヤバさの質」が違う。民家の塀の上には電流が流れている線が張り巡らせれていたり…街路に面したテーブルでメシを食ってると、あきらかに病気にかかって涎にまみれた野良犬がすぐ足元で震えながら横になったり…夜の走行は強盗を避けるため信号無視&ウィンカーなしだったり…何気なく車から降りようとすると「前後左右に怪しいヤツはいないか?ちゃんと確かめろ」と指示されたり…車に乗ったら乗ったで「窓は絶対開けるな。ロックを確認しろ。荷物は足元に隠せ」と言われたり…夜の通りには自動小銃を手にした兵士が30m間隔で立っていたり…誰何されている間中、低い位置で銃をもった兵士に見張られたり…。ひとつ言っておくが、あえて危険地帯に行ったわけではない。
ある時「夜のその通りでは金品どころか、身の安全すら保証されない。なぜなら殺してから奪ったほうが、盗る方には安全だから」という知人の忠告を聞いた後で、その通りに接近してみたことがある。ひとりでその通りの前を歩き過ぎながら横目で見てみたが、たしかにそこはただならぬ雰囲気を漂わせながら、わずかな灯りとともに静まりかえっていた。しかしはっきりと「目」を感じた。知人の話を聞いてなくても、本能のレベルで「ヤバイ!」と直感したことだろう。
また、強烈な貧富の差も見せつけられたことがある。小銭をねだる子供だけでなく、食べ物をねだる子供たち。その近くでは同年代の子供たちがラジコンで遊んでいた…客が捨てていったジュースの空き瓶の底に少したまった液体を必死で飲む子供たち…誰かが路面に吐き出したガムをひっぺがして食べる子供たち…思わず目をそむけたくなることもある。自分程度の軽い旅行者でも、こんなものを見ている。類した映像をドキュメンタリー番組で見ることはできるかもしれない。しかし、映像にはその場の匂いはない。
海外釣行に行きたいというお客さんは、フィッシングショーなど、直に会う場でも増えている。自分も「志したからには行ってきたほうがいい」と言っている。しかしタックルや釣りの話などが中心で、こんな話をする機会や時間はたいていない。自然に溢れた素晴らしい場所もある。心が洗われるような朝焼けが広がることもある。目を見張るようなヒットシーンに出くわすこともある。でも行き先によっては、「見なければよかった」とか「ヤバイ!しまった」いうシーンに出くわす可能性はあるのだ。覚悟しておけとまでは言わないが、その可能性は常に頭の隅っこには置いておいたほうがいいと思う。

2/3(金…業者日),4(土),5(日)の大阪のフィッシングショーでは、例年通り谷山商事株式会社さんのブースの一部を間借り(?)する感じで出展させていただく予定です(まだ何も聞いてないので、予定でしかない)。ヒマでヒマで仕方のない方は、ヒマつぶしにお越しください。
3(金)は昼頃から、4(土)5(日)は開場からずっといる予定です。食事やビールのため場を外してたり、他のブース(グローブライド[ダイワ]さんとか、サングラスのZEALさんとか、富士工業さんとか、出てたらオーナーさんとか)に遊びにいったり、製品をチェックしに行ったりするため、たまに持ち場にいないことがありますが、たいていの場合20分もしたら戻ってきます。
展示予定の2012年新製品は下記です。修正依頼後のサンプルがまだあがってないので、WF-ADD WEIGHT(WFアッド・ウェイト)は展示しないかもしれません。コレがどんなモノかは「2012バレーヒルカタログ」を参照してください。カタログは現時点(1/23)では印刷工場内でデジコン(デジタル・コンセンサス)ぐらいまでは進んでるかな。

なんか左肩から首筋にかけて痛いなあ、必要以上の筋トレやったわけでもないのに…と思っていたら、それが風邪の前兆でした。急に咳が止まらなくなり、悪寒が走り、やがて筋肉痛は腹側筋におよび、手の指の関節まで。これはおかしいぞと思って熱を計ると38度を突破していました。翌日は一旦37度台前半に下がったので、そのまま治るかと思ってたら、夜になるとまたしても38度を突破。で翌日もそれを維持、いや、さらに上がった。これは単なる風邪ではないわな…ということで、近所の総合病院に行くと、インフルエンザA型陽性とのこと。奇妙な薬を吸い込まされて、しばらく安静にしてなさいと言われて、自宅でぐたっとくたばって、日がな一日ドネコさんと過ごすことに。寝ていると体の上に上がったり、メシ食うから1階までついてこいとか…要求を無視し続けると咬むのでおちおち養生もしていられない。発症72時間の現在、ほんの少し熱は下がったが、この先どーなることやら。しつこいのかな、このインフルエンザ。


INFORMATIONS


2012年新製品情報

*発売時期等が決まれば発表します。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR609EX THE SHADOW ZONE

Length:6'9" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:150cm
PE Line Applications:#6-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:370mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-LCSG,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
ライト~ミディアムカバーの近~中距離でのテクニカルなゲームを志向したモデルです。シリーズ中で最もライトな設定で、テーパーデザインもレギュラー寄りの設定。ショートモデルとしてはRSR605WやGGZ-66HHがありますが、前者に比べるとライトかつスムース、後者に比べるとトルク特性はややパワフルでテーパーデザインは緩やかな設定です。繁雑なキャストへの対応性やルアーの操作性はなかなかのモノです。カバーエッジにおけるA.M.G.Rのジッターバグ・アクションやCOMA-NZのトリッキーな連続アクションは特にやりやすいです。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR705SX-R THE ADDICTION-II

Length:7'5" 1pc(Offset Handle)
Closed Length:170cm
PE Line Applications:#8-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:390mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
XSR705SX THE ADDICTIONの後継モデルです。XSR705SXよりテーパーデザインをレギュラー寄りにした、ヘヴィカバー全域対応型ロッド。キャスタビリティー&アキュラシー性能の充実、根源的なパワーの確保で、使い込めばXSR705SXよりもさらに離せなくなる「常用癖」を引き起こすことでしょう。

★S.O.B(Son Of Blitz)

Type:Double Willow, Single Willow
Naked Weight:5/8oz class
S.O.Bは基本性能を煮詰めつつ、反射光と振動、水中音に留意して開発されたモデルです。反射光の元となるブレードはオリジナル。流水域での使用も考慮して幅広すぎず、回転角も引き抵抗も大きくなりすぎないように設計され、スローからファストまで安定した回転性能を発揮し、強力な乱反射を撒き散らします。ブレードに起因するヘッドの振動は目視できるレベル。上下左右に振動しているのがわかります。さらには独自のセッティングにより、水面に耳を近づけると聞こえるほどの水中音を発生させます。魚の反射食いを誘発する刺激要素を満載で、2011年後期の集中テストでも突発的な反射食いを連発。その能力の一端を開発者に知らしめました。まずは少し重めの5/8ozクラスから発売。常用サイズの1/2ozクラスも企画中です。
*スカートはVALLEY HILLさんからリリースされてる「シリコンスカート・アンブレラ」のWHIPLASH特注カラーです。このスカートは断裁精度が高く1本1本が均一で高品質です。
*カラーは8色。( )内は前がフロントブレード、後がリアブレードのカラーです。S:シルバー、G:ゴールド、BK:ブラック
01P:Sunrise Special(S/S):パールベースであっさりと嫌味のない色彩です。強いていえばテネシーシャッド風でしょうか。
02P:Deep Green Shad(G/G):パールベースに落ち着いたグリーンバック。スカートはフィッシュスケールタイプ。
03G:Iron Army(S/BK):ガンメタルベースにアーミーグリーンバックの凄みの効いたカラー。この色、個人的には快作です。
04P:Canary[カナリア](S/G):なんとなくカナリア的な色。パールベースにチャートバックの明るいカラー。
05P:Blue Murder(S/S):パールベースにブルーバックのクール系カラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
06P:Black&Gold(G/G):ゴールドベースにブラックバックのシックなカラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
07C:Tropical Fruit[トロピカルフルーツ](G/G):ホットタイガー風。縞がないので虎じゃないけど。定番的派手カラーです。
08B:B.A.D.S[Black Angel's Death Song](BK/BK):制作側としては絶対はずせないブラックカラー。スカート、凝りました。

★BULLPUP.DC [ブルパップ.DC]

7/8oz Class (w/Dead Sting-IIIC #6/0-XL)
Action Style:ドッグウォーク,ショートスライド
シングルカラー6色, フレークカラー6色, マーブルカラー6色, ペイントカラー2色
チューニングウェイト1oz(28g)可能のロングレンジ対応大型モデル。長さはL.D.SRやD.O.G-LDとほぼ同等ですが、ボリュームアップでヘヴィチューニングへの対応性を確保。あくまでも動きにこだわったデザインで、カバー上での安定感を保ちつつポケットでは多彩なアクションを展開。前面をスムースな曲線で構成し、大型モデルが苦手なスリ抜けも性能も確保。ワザで食わせることを喜びとする技巧派釣師も唸らせるはず。26~28gでの動きは大型モデルのくせに相当キレてます。「BULLPUP」とは銃用語であり空対地ミサイルの名称でもありますが、ここではその意味も含ませつつ、BULL FROG(ウシガエル)のPUPPY(子供:普通はイヌの子に使うが…)もかけて、ルアーに命名しました。
*全カラーが2012年に発売されるかどうかは不確定です。あしからずご了承ください。

★DEAD STING-III CLENCH

#5/0-S, #5/0-X, #6/0-XL
少しシャンクに角度をもたせたウィードレスプラグ用のフックです。現行モデルよりもフトコロがやや広くなります。2011 年はフックのみの発売にまで手がまわりませんでした。2012年は#5/0-Sと#5/0-X、その後#6/0-XLにうつる予定です。

★WF-ADD WEIGHT [WFアッド・ウェイト]

1.5g, 2.0g, 2.5g
ブレードチューニング等のためにパーツハンガーをつけるアングラーは多いと思いますが、このWFアッド・ウェイトはそのハンガーに付属のスプリットリングでセットして、手軽に浮き角度やウェイトを調整できる小型のオモリです。別名「ケツリグ」(笑)。オモリの裏側には小さい穴があいているので、そこにマテリアル類を突っ込んで接着し、純粋なウェイトチューンのみならず、プラスアルファのアトラクターとしても使えます。もちろんアイディア次第でウィードレスプラグのチューニング以外にも。
*たとえばこんな使い方もアリです。2フックのトップウォータープラグを腹だけのワンフック仕様にして、リアフック用のアイにWFアッドウェイトをセットして急角度の浮き姿勢にしてアクションを変えるとか…。

*WHIPLASH FACTORY単体のカタログは2012年も存在しません。ご希望の方は谷山商事株式会社さんの「VALLEY HILL 2012」カタログ(←まだ出てないよ)をお求めくださいませ。いずれ当サイトでも「VALLEY HILL 2012」カタログのWHIPLASHおよびGUN2 ZERO、HEAD HUNTERに関するページのPDFデータをアップする予定です。

 

最近の!!な試合

★WBS S.ウェルター級選手権 サウル・アルバレス vs カーミット・シントロン

ケタ違いの強さを見せる21歳のアルバレス。今回も強打者シントロンを難なくTKOで下す。ディフェンス主導型だが、素晴らしいとしかいいようのないアテ勘と、いざという猛攻でいまだ無敗。いったいどこまで強くなるのか不明だ。ミドルのフリオ・セサール・チャベスJr.と並んで、ボクシング王国メキシコの若手2枚看板。華やエキサイトメントはチャベスJr.の方があるが、確実度と巧さはアルバレスだな。

★UFC141 ヘヴィ級5回戦 ブロック・レスナー vs アリスター・オーフレイム

マッチメイクの衝撃度では2011年を締めくくるにふさわしい試合。直前の自分の予想ではスタンドの打撃でオーフレイム、グラウンドで上をキープできたらレスナー、トータルでは進境著しいオーフレイム有利という感じ。レスナーは少し前に大腸を30cmも切る手術をやっているので、それも絶対影響があるだろうと。1R始まって間もなくオーフレイムが顔面をカットしたものの、プレスをかけてヒザを打ち込み、左ミドルをレバーにキメた(K-1キックと言ってた)。これがほぼ決定打。崩れるレスナーにパンチで追い討ちをかけてTKO。その連打の中でも、顔面を叩きつつも右でボディストレートを入れていたのが印象的。勝ったオーフレイムは次回はジュニオール・ドス・サントスとの選手権試合。これもすごく楽しみなカード。一方のレスナーは引退宣言。ミルコ・クロコップといい、B.J.ペンといい、2011年の年末は引退宣言続きでさみしいね。
他の試合では、B.J.ペンに引導を渡したニック・ディアスの弟、ネイト・ディアスの試合がよかったね。前回は五味を完全に圧倒しての1本勝ちだったが、今回は打撃をもらいつつも相手を削り込んで大差の判定勝利。このデンジャラスな兄弟には要注目。

★UFC142 フェザー級選手権 ジョゼ・アルド vs チャド・メンデス

タックルで押し込みテイクダウンを取ろうとするメンデスに、アルドは振りほどきざまにヒザ。そのままパウンドでTKO。やっぱり強い。そして驚異的な運動能力。こんな選手が頂上にいたら、失礼ながら日本人選手はどうしようもないのでは…。その他の試合ではエジソン・バルボーザvsテリー・エティムが印象的。まるでアクション映画のようなバルボーザの上段後ろ回し蹴りで一撃KO。総合の試合でこんなの初めて観た!それとトキーニョのヒールホールドも見事だったね。
次のUFC143は2/5の12:00から生中継。う、その日は大阪フィッシングショーではないか。しかもGSPの長期戦線離脱により、ニック・ディアスとカルロス・コンディットがウェルター級の暫定王者を争うとのこと。仮病とかでフィッシングショーをさぼって家で観戦しようか(笑)。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・THE PLAGUE / DEMON『THE PLAGUE』
・NOWHERE TO RUN / DEMON『THE PLAGUE』
・FEVER IN THE CITY / DEMON『THE PLAGUE』
・BLACKHEATH-PART ONE / DEMON『THE PLAGUE』
・BLACKHEATH-PART TWO / DEMON『THE PLAGUE』
・A STEP TOO FAR / DEMON『THE PLAGUE』
*なぜかDEMONをよく聴く今日この頃。『THE PLAGUE』は3rdでコンセプトアルバム。このあたりからプログレ色が強くなる。オヤジ臭プンプンのVoといい、哀をはらんだギターワークといい、やっぱりベトベトネトネトにブリティッシュだ。もちろんホメ言葉である。
・WALK WITH ME IN HELL / LAMB OF GOD『SACRAMENT』
・RECLAMATION / LAMB OF GOD『WRATH』
・全曲『RESOLUTION』 / LAMB OF GOD『RESOLUTION』
*激烈さの中に実験性・抒情性も持ち込んでスケールアップしたLAMB OF GODの7th。
・RELENTLESS REVOLUTION / DEATH ANGEL『RELENTLESS RETRIBUTION』
*2010年のリリースですが、新生DEATH ANGELのアンセム。今年はこの曲みたいな感じで威勢よくいきたいね!

 

最近の愛読書

★『骨から見る生物の進化(普及版)』 ジャン=バティスト・ド・パナフィユー著 パトリック・グリ写真 河出書房新社

見て読む。逆でもいい。読んで見る。しかもその反復を強制ではなく繰り返させてくれる本だ。実は自分は子供の頃から骨格が好きで、幼稚園の頃からよく鳥類の図鑑を眺めながら、いろんな鳥の骨格の絵を描いて遊んでました。骨格収集癖はありませんが、風雨に晒されたヌートリアの頭蓋骨があまりにきれいだったので、2個ほど所有しておりますが、収集というほどではありません。実はもう1個あったけど、そちらは化石好きのマツオカ亀羅マンが欲しがったので進呈しました。初めて行ったアマゾンではカピバラの成獣の頭蓋骨を見つけたので持って帰りたかったのですが、いろいろあって断念しました。アナコンダの頭蓋骨も持って帰りたかったのですが、まだ腐臭がしたのと多少壊れていたためパス。シングー川キャンプの際に見つけた、先住民に食われたサルの頭蓋骨はいつの間にか消えていたので、これもお持ち帰りならず。骨が好きとか骨萌えとかいうのではありませんが、興味はすごくあります。なぜか?きっとそれは生物のもっとも基本的な部分だからでしょう。そして骨格というのは必然であり、そこには機能美すら感じられます。この本はCGなしのきわめてハイレベル実写だし、特徴的なポージングが絶妙なので、骨とはいえ実にリアル。ものによっては生きている姿が浮かび上がります。
自分の大好きなマンドリルの骨格が掲載されてるのもうれしいし、カピバラのあの体勢も「なるほど、骨がこうなってるからあんな恰好なのか」と納得。一見かなり差異のあるホッキョクグマとヒグマだが、骨格的にはけっこう似ているのも意外でした。ホッキョクグマの頭骨の膨らみは、寒冷地で冬眠しない種であるがゆえの進化であることも目ウロコ。そのホッキョクグマ、ヒグマからの分派といわれているが、このままヒグマが北上してホッキョクグマと交雑すれば、元の大きなヒグマ枠に吸収されてしまうかもしれないというのも興味深い話だ。温暖化で氷は減っていってるし、雑食性の強いヒグマが食う植物類は北上している。ホッキョクグマにかんする温暖化問題では「住む場所がなくなる。エサとなるアザラシが捕れなくなる」ということが話題にされがちだが、絶滅の危機には交雑という事項も含まれるわけだ。
序文はともかく、説明文も専門的すぎない(とはいっても、日頃こういうのを読み慣れてない人には十分専門的かも…)のでわかりやすくて○。手の空いた時間にじっくり鑑賞しつつ読もうと思ってます。普及版ということで意外に安かったので即購入しました。この値段ならマツオカ亀羅マンも買うでしょう。全然ホネに興味のない人でも、カメの骨格写真には驚くだろうし、キリンの頸骨の形状にも驚くのではないでしょうか。立ち読み(立ち見)だけでも目を驚かせてくれるはず。しかし、買って読むと、行き過ぎた資本主義者が「生存闘争」の考え方を社会の不平等を正当化するためにあてはめた話や、「社会的ダーウィニズム」の罪、動物の社会性など、純粋な生物の進化以外についても語られている部分にも気づくだろうと思います。現時点で1/2程度読みました。

 

最近の珍事件

★特になし

冬場は諸事情あって引きこもり気味のため、珍事件には出くわしませんでした。

 

最近のお買い物

★ジャケットを1枚

春や秋の釣り用として、旅行時の上着として、裏は薄いフリース張りで、透湿防水でフード収納タイプで、ベンチレーションが各部にあるジャケットを購入しました。旅行時によくある、傘を出すほどでもない小雨時や、ちょっと涼しい時にちょうどいいかなと思って前から狙っていたのですが、やっと気に入った色のSサイズが入荷したとのことだったので、また店頭から消えないうちに購入しました。モノは釣りウェアでもスポーツアウェアでもなくミリタリー系です。思ってたよりゆったりしてるので、Sでも下にコマンドセーターを着ることができました。これなら冬でも使えるね。珍さんが怖いのでブランド名・品名・品番は公表できません。ミリタリー系なら地味でもカブセてくるからね。極端に高いモノなら大丈夫だけど、この程度の価格帯ならキケン度は相当高い。多分ヤツには似合わないけど(笑)。ヤツにはやはり姐御刺繍入りの派手派手なスカジャンが似合うのだ。
袖にパッチ取り付け用ベルクロがついてるので、8TH FTR SQDNのパッチをつけようと思いましたが、どこのお店も売り切れでした。かわいいから人気なのかな。残念!

 

今月のダメな人

★特になし

年末に会った珍さんはやっぱり珍奇な人だった。カラーコーディネイトという言葉は彼の辞書にないらしい。気の向くままにいったい何色身につけてんやろ…?
そんなこといってたら、ある日某山の米谷高原(あれでも高原?)から下りきったところのお寺で、すごい色彩の組み合わせの山ガールに出くわし、目を疑いました。まるで珍さん並み(それ以上かも)の色数と異様にビビッドかつ法則性のないカオティックな配色、おまけにミョーなサングラスまで…勝手に「山珍ガール」と命名。
それとは別にフィッシングショーでも、某ブースで独特のファッションセンスの人を見かけます(笑)。モニターさんかな。


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