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vol.53

月刊「WHIPLASH」February(Fevereiro),2011

2月の目標:2月末になったらバス釣りに行こうかなあ

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は12月23日から1月23日までです。

大阪で少し打ち合わせ事と配達モノとがあったので、そのついでに開店当日の「MARUZENジュンク堂書店」に行ってきました。その後神戸の小奇麗なお魚のイタリアンに行く予定があったため、1時間ほどしか余裕がなかったので少ししか見ることができませんでしたが、各ジャンルの書籍の充実には目を見張りました。民俗学では「サンカ」に関するモノだけでもけっこうある(やはり三角モノが多い)し、動物コーナーでは「ヒグマ」コーナーまで(『慟哭の谷』もあった)あったし、ダーウィンのそばにはウォレスのコーナーまで。自分の場合は書店に行くと民俗学や文化人類学、生物学や動植物図鑑コーナーに張りつくことが多いので、それらのコーナーの書籍が充実しているとすごくうれしくなります。神戸のジュンク堂もけっこういい感じだけど、こちらはもっと多いなあ。
「紙メディアに未来はない」などと言ってる人も多いようですが、そんなのはクソくらえ。時代を先読みしたつもりで誇らしげに言ってるようだが、勝手にホザいてろ!本当に未来がないとしても紙には紙にしかない良さがある。俺は電子書籍にこそいまだ懐疑的だね。それにしても自分の回りには本を読まない人が多いなあ。彼らはせいぜい釣り雑誌や写真週刊誌程度やもんな。『ナックルズ』愛読者も少々(笑)。自分はどっちも読まないけどね。釣りならせいぜい野生鱒族系の雑誌ぐらいかな。彼らの家にあがっても書籍らしい書籍が皆無に等しい場合が多いし、辞書類もないし…。知的好奇心とかないのかな?
そんなことはどうでもいいとして、「MARUZENジュンク堂書店」は半日ぐらいかけて店内を探索しようと思います。

その後お魚のイタリアンでいつものメンバーで年末恒例の飲み食い。特別に並びのお店から取り寄せてもらった野生のニホンジカの刺身とタタキも◎。魚のお店でシカを食ってるこの違和感(笑)。でもやっぱり野生モノは旨いですね。自分はウシやヒツジやブタは苦手ですが、野生シカの背ロースのナマはけっこう好きです。もちろん季節や性別やサイズや個体によっても差はあるはずだけど。魚もグレやらマサバやらキンメやら…どれもこれもめっちゃ旨かった。さらにはコウヘイ君が「冬至やからカボチャを食いたい」とダダをこねてメニューにないカボチャ料理を作ってもらったり…。俺らはよくない客かな?身なりも他のお客さんとは明らかに違って、黒やODの比率が圧倒的に高いし…(笑)。で、あれこれ食べてけっこう飲んで意外と安かったお勘定(♪)。これで年内の飲み会は某漁師料理系のお店で大阪イツザイ組とのモノを残すのみ。
呼ばれた全部に行ってたら酒漬けになってしまう。この年になると周囲が騒がしいのはイヤ(昔からイヤだ)やし、飲んで騒ぐのもイヤ(昔から嫌いだ)やし、大衆居酒屋さんでのいかにも忘年会ってのも気乗りがしない。2次会でカラオケなんてのもパス。やっぱり気が合って話が合う少人数で、旨いモノつついて楽しく飲むのがいいやね。おねーちゃんとなら差し向いで旨いモノ食いつつ静かに飲むしね。おぉ、なんかオトナなこと言ってしまった。でもおセレブ気取りの人たちが行くような有名高級店はパス。気楽で旨くて高くないお店でないとね。

珍にして奇なるヒト、珍「わ」氏(面倒だから「珍さん」でいいや)が「道場の百丈岩の上で『わおーん!』したい」「ついでに川で分断された国鉄廃線のトンネルを見たい」といってわざわざ岡山から来たので、JR道場駅→百丈岩→川下川ダム下→JR武田尾→国鉄廃線跡→生瀬→宝塚というルートを全部歩きで案内してきました。
まずは百丈岩。このあたりの最低気温はマイナス3度まで下がっていたので、一部凍結していたら「珍さん滑落!」なんてことになりかねないので、以前見つけた尾根ルートで迂回して上がることに。身体的にはラクなルートなのですが、途中の眺めやまばらな低い松の中を通る雰囲気がいいので、珍さんも御機嫌。やがて足元の地質が変わり、百丈岩を見なくてもそれが近いことがわかるようになります。で、岩に上がると270度ほど開けた眺望に喜んだ珍さんは早速「わおーん」。しかし岩の上は気温は低い(3度ぐらい)し風は強いしで、あっという間に体温を奪われ早々に退散。その後静が池に立ち寄って北向きルートで下りようとするが、第二名神の工事のため侵入禁止になっていました。別のルートも同様の理由で侵入禁止。しかたないので看板に指示されているルートで下りることにしました。
そこから川下川ダム下までは車道を歩く退屈なコース。途中武庫川沿いの一部で異様なニオイ。いつ通っても気分が悪い。一体何をやってるんやろ?そのあたりからしばらくの区間は消えない泡が目につく。川下川ダム~道場の道は時たま車で通るのだが、こうして徒歩で通るとけっこうゴミだらけなのに気がつく。いわゆる不法投棄だ。ダム下でやっと車道からそれて武庫川内に。そして浅場から頭を出した日溜まりの岩の上で昼飯。すぐ近くのトンネル間の鉄橋を列車が通るので、珍さんはそれを見て萌え。で、斜面を登って高低差のない撮影ポイントに。ヤツは鉄ヲタの気もあるのか?
そこからしばらくは流れの近くの岩場を歩いたり軽く登ったりと変化のある行程。浅場には小魚(多分オイカワの子供)もいるし、水の色もマシになったし、地形の関係上風もないので気分がいい。やがてシシの掘り跡だらけの小道に出てそれをしばらく行くと、川の対岸に珍さんが見たかったトンネルがポカリ。その「廃」っぷりに珍さん異様に萌える。対岸に川に垂直にトンネルがあるということは当然こちら側にもあるわけで、それを見て珍さんさらに萌える。彼が穴を見ると萌えるのは、脳のどこかに継承されたクロマニョン時代の穴居生活の記憶のせいかもしれない。そのトンネルから後はすぐに人間の生活エリアに入り、少し行くとJR武田尾駅に到着。
武田尾駅近くで泡の出るアルコール飲料を買い、桜の園の下で飲むと寒さにさらに拍車がかかる。気温が5度もないのに冷えたそういうモノを飲めば当たり前である。しかし車の運転がなく、いろんな意味で気分がいいとつい飲みたくなる。念のため言っておくが、自分はアルコール依存症ではありません。家にいてヒマな時は午前中から飲むというタイプでもありません。それに毎日飲むわけでもありません。周囲が思ってるよりは節制しているのです。でないと体を維持できないって。
とにかく寒くなったので歩を速めて国鉄廃線跡を生瀬方面に。最後のトンネルを越えたところには、有名な高座岩が武庫川内にどーんと鎮座。で、落差の小さいところを探し、廃線跡からひょいと飛び下りて岩場を伝って高座岩に接近、そして24畳敷けるという平らな岩上に登り大の字に。2、3年前は岩の下流の鉄柵に短いロープがかけてありましたが現在は撤去されているので、垂直跳びに自信のない人は手ぶらで下りるのはヤメましょう。また垂直跳びで飛びついて両手の先がコンクリートにかかっても、そんな状態から懸垂で登る腕力のない人も下りないほうがいいでしょう。
高座岩より先はどうということはなく、八幡神社と木ノ元地蔵尊と生瀬皇太神社に立ち寄って、すたこら歩いて見返り岩を経由し、宝塚温泉街を抜けて阪急宝塚駅に。全行程で考えるとまあまあな距離を歩いたように思います。しかし山は百丈岩周辺だけだったので、「歩く」ということにかんしてはかなりモノ足りない感じでした。

FRA・K氏&ナオキスタン氏の大阪イツザイ組との飲み会も楽しく終わり、これで年内の酒の席はすべて終了。イツザイ的な話もいろいろ聞けて楽しかったけど「次は○○がブレイクしますよ~」なんてアイドルの話をされるとさっぱりわからん。自分はアイドルどころか芸能界ネタはほとんどわからんが…。それにしても40間近と40過ぎなのになんでそんなにアイドルに詳しいねん?ま、好きだからだろうけど。家でメタルを聴きたいのに、小さい子供がいるばかりに子供向けのモノばかりエンドレスで流されるというFRA・K氏に一抹の哀愁。俺はかりにそういう境遇になっても仕事部屋で聴くからいいけど。ま、ヨメも子もいないけどね(←「いい加減に落ち着け」という声が急に増えた)。

大晦日といってもなにも変わらない。いやいつもより遅れて、除夜の鐘を聞きつつ仕事をし、終わったのは3時過ぎ。「DYNAMITE」を見た分仕事が延長された感じでした。おもしろかったのは断然「所vs渡辺」やね。特に渡辺選手の総合での今後に期待。ナチュラルにキメのポイントをずらしてるし、意外に軟らかいし、すごいバネもあるし、体の芯の力が強い。逆につまらなかったのは「石井vsバンナ」。海外ならこんな試合してたら石井にド級ブーイングだな。前のミノワマン戦もつまらなかったしなあ。それと青木選手、ナメてたんやね。TV観戦後は景気よく「BEAT THE BASTARDS」を流しつつ残りの仕事に復帰。で、仕事の後は風呂に入って、いただきモノのビールと日本酒をキュッと飲んで、短い睡眠に落ちました。
元旦の午後には仕事に2時間ほど空きを作って、近所の神社に歩いて行ってみました。拝殿にお詣りしようとするとけっこうな行列。仕方ないので最後尾に並んで15分ほど待ってガランガランして二礼二拍一礼。で、次の神社に。こちらの行列はもっとすごい。30分以上並んでガランガランと鳴らして二礼二拍一礼。どちらの神社も普段の日ならほとんど人に会わないのに。

ずうっと年末から日に14~16時間は仕事だったので、1/4の午後に空きを作って山を歩いてきました。たまには抜け出さないと肩凝りもヒドくなるし、運動不足を筋トレでごまかすのも能がないし…。で、ルートは阪急山本駅→最明寺滝→岩場→満願寺西山→中山山頂→中山寺奥の院→米谷高原→清荒神清澄寺→そのまま徒歩で帰宅…に決定。
阪急電車で山本駅下車。まずは最明寺滝に行って、そこに祀られている不動明王に新年の挨拶。そこから満願寺西山を経由して中山の山頂へ。満願寺西山への急な岩場の登りもこの日は意外にラク。体が慣れたのかな。晴れていたのでてっぺんからの眺望も良好。いつ来てもこの場所はいいなあ。そこで汗を乾かしてから小ピークのアップダウンを繰り返して中山へ。正月休みも終わりかけのせいか登山者も少ない。珍さんは「元旦早々Cuteな山ガールに遭遇。今年は幸先いいかも(←珍さんは最近それが目的で○山△跡あたりに出没するのかもしれない)」なんてメールをよこしてきてたが、そーいう人種は皆無。熟年のご夫婦といった感じの人たちに数組、単独山オヤジ(←ヒグマではなく)に数人出くわしたぐらいかな。時々山を歩いてるせいか、少々のアップダウンも快適に乗り切れる。ちなみに山を歩いてる時は頭の中にBLACK SABBATHの「FARIES WEAR BOOTS」が流れていることが多いです。特に上り。この曲のリズムが一番自分には合うかな、SABBATHなのにそこそこ跳ねてて気楽な感じで。ま、トリップした曲だからね。「ブーツをはいた妖精が小人と踊ってた。ウソじゃない、ちゃんとこのふたつの目で見たんだ」なんてね。
山頂がかなり近くなってきたあたりで、山道の前方20mぐらいからイノシシが突然ダッシュ。林の中をガサガサブリブリブリーッと疾走。低木の隙間からかろうじて確認できましたが、推定40kgぐらい。ダッシュ地点の雪の上にはしっかりアシが残っていました。いたるところに掘り跡があるのでイノシシが多いのはわかっていましたが、日が高いうちに出るとは珍しいです。ここらのシシは昼は寝屋でおねんねなのに。
そこから少し先の松林にはコガラ(スズメ目シジュウカラ科)の群れ。道に立ってじっとしていると2mぐらいの距離まで寄ってきました。この日はコガラとシロハラが多かったです。コゲラ(キツツキ目キツツキ科)もけっこういたかな。道端の松でコゲラがドラミングしていたので、そっと近づき松の幹に触れるとけっこうな振動が伝わってきました。体長15cmぐらいの小さい鳥なのにすごいパワーだと感心。
中山寺奥の院にお詣りして清荒神に下る山道の途中で、試しに本来の道と異なる方向に分岐してみました。うまく巻けばとある出会い点近くのシダ山に出るかなと思って。しかし普通に歩けたのは20mぐらい。そこからは明らかに獣道だけど木につかまりながら20mほど進む。するとウラジロに覆われた獣道というより寝屋(ケモノのネグラのこと)の入口のような場所に。風がないのでニオイもわかる。臭ーっ、かなり強烈なシシの獣臭。この先はシシのお宿に違いない。それも常宿。そのままシシの寝屋に突撃しても仕方がないのでUターンし、本来の道を下ることに。以降は眺望のいい場所が少しあるぐらいで、1歩ずつ人間の生活域に近づいていく。
山から下りて清荒神の駐車場を上から見ると、たいした車の数ではなかったので参拝客も多くないと判断しお詣りすることに。さすがに多少は混んでたけど…。そのまま露店でにぎわう参道を下ってすたこら下界へ。人が多いので参道の地域ネコは1匹もおらず。いつものデブのクロスケ(正式名は知らん)すら定位置にいないし…。あとは惰性で歩き続け、山本駅下車後、4時間弱で帰宅しました。でもこれぐらいなら「歩いたなあ」という実感はなし。ま、軽い気晴らしやね。

ブラジルの友人やコロンビアで世話になった人に「NEW YEAR'S MAIL」を送っといたら、コロンビアはプエルト・カレーニョのAlejandro Ernesto-sanから、すぐに返信がきました。「またこちらに来てくれ。友達連れてこいよ。こっちはみんなでニマハイで待ってるよ」とのことでしたが、次はいつになるかなあ。少なくとももう1回は行っておきたい場所だけど。
しばらくしたらベレンのNelson-sanからも返信がきた。「ネグロもシングーもオーシャンも魚だらけだ。でもたくさんの魚を釣るにはたくさんのお金もかかる。amigo、また会う時まで元気でいてくれ」とのこと。ブラジルにもまた行きたいなあ。ネグロ水系にREX601HX-Gを持ち込みたいし、諸条件がうまく整うなら、また湿原のピラルクーに自分の開発したタックルと自作ルアーをもって相対したい。自分の腕が回りきらないヤツの胴を抱えたいのだ。

石畳神社のご神体に登った罰は時間差で珍さんにも降ってきた模様。朝起きるなり足首の痺れと不意の腰痛に襲われたらしい。痛い、うまく歩けない、仕事に支障が出る、xxできないという4重苦。なんせ腰だからなあ。自分よりも珍さんの方が日頃からいろいろヨクナイこと(どんなコトかは書けない)をしてるので、罰も随分重かったようです。こうして弱ってる間に「かかれーっ」なんてタヌキに襲われて貪り食われてたりして…。

北陸ジギング等でなにかとお世話になってるスエムラ会長からズワイガニが届きました。コウヘイ君夫婦の分も一緒にまとめて送ってきたのでトロ箱の中はカニだらけ。カニのみならずガスエビとマトウダイの刺身まで。で、どれもこれも半分こ。それでもけっこうな数だったので、夜に引き取りにきたコウヘイ君夫婦はびっくり。カニのオマケにナオキスタン氏からことづかっていたアヤシげなアニソンCDも渡しておきました。エヴァなんとかのスペイン語バージョンとか入れてあるらしい。ひょっとしたら氏が愛聴している「太陽○△□▽▽※☆」の曲も紛れ込ませてあったりして…。それはヤバイか。
それはさておき、オスの甲羅にカニビルの卵殻はいつ見てもキモイなあ。今回は御本尊まで出てきたし…。このカニビルの卵殻、たくさんついてるのは脱皮してから時間が経ってるということなので、脱皮による体力消耗の影響がなく、その分栄養分がいきわたっていておいしいのだとか。メスにはついてないんだけどね。カニビルについて少し触れておくと、この生物はズワイガニ等の甲羅に卵を産むだけで、カニの体液は吸わずに魚類の体液を吸うとのこと。カニビルの体液から魚類の血液に寄生する原生動物が発見されたことからも、それが証拠づけられたという。カニビルは大きなものでは10cmぐらいになるという。以上、自分が寄生虫の聖地「目黒寄生虫館」で購入した『さかなの寄生虫を調べる』より。
カニは焼いたり茹でたり、そしてガスエビは塩振って丸焼きに、マトウダイはワサビ+醤油とポン酢でいただきました。どちらかといえばポン酢が合うかな。ポン酢にユズの直搾り果汁を少し混ぜてみました。そらもうどれもめっちゃ旨かったですわ。ありがとうございました。
魚介系いただきモノといえば、多国語スピーカー・マキちゃんが送ってくれたカマスの干物もめっちゃ旨かったです。ありがとうございました。こんなの近所で釣れたらイイなあ。馬ヤラシイなあ。そういや以前ブンブンマンが「カマスが回ってきたら一緒に行きましょ」なんて言ってたが、どうもそれっきりで忘れてるみたい。いや、ヤツには俺に声をかけにくいちょっとした事情もあるみたいだし…(苦笑)。
それと年末年始、酒類を中心にリンゴ&ミカンの果物類など、いろいろ送っていただきありがとうございました。ここにあらためてお礼申し上げます。

ベイトタックルで小さいモノを扱うためのマイクロガイドのロッドを流行らせる伏線があるそうだ。「右向け右」で能書きにつられて飛びつくのは勝手だけど、自分の用途に合ってるかどうか、よく考えてからにしたほうがいいと思うよ。などといいつつ、WHIPLASHも流行りの尻にのっかって、ちょっとだけ甘い汁を吸おうかと画策中(←ウソに決まってますよ)。ウルトラライトのベイトロッドは個人的な遊び用として去年から企画中だし、それにはFujiのスペック参考例より小径ガイドを少し多く付ける予定だけど、世間的なマイクロガイド仕様ではありません。国内でも使いますが、一番使いたいのは海外釣行時。どこかの川の中洲で昼食休憩をとってる時や、宿泊施設のすぐ前が水の場合に、そこらでちょいと小物釣り(30cmのトゥクナレとか来たら楽しい、というか大変だろうなあ)に興じたいですね。Rio Xinguの砂浜の野営地が懐かしいなあ。エジウソンとかメーロとか元気かな?ビヨーンじいさんも元気かな?

「エルモ」さんがブログでアメリカの道具について熱く語っておられるのに触発されて、少しロッドについて語ってみようと思います。少しだけですけどね。それと自分はブランクメーカーではありませんので、ひょっとしたら事実ではなく「思い込み」でモノを言ってる部分もあるかもしれません。もしあればそのあたりは御容赦を。
たしかにアメリカのロッドの中には「安価でもいいブランク」というモノがあります。注意を要するのは、ここでいう「いいブランク」とは日本プロ志向的・アタマでっかち的・煽動型メディア的、バスオンリー的「いいブランク」ではなく、釣竿としての基本的事項をちゃんと押さえたブランクという意味です。日本ではそれがわりとおろそかになってる傾向があります。もてはやされているバスロッドを、たまにショップで触ってみることもありますが、「何でこんなのがエエっていわれるんやろ?」と首をかしげることもあるし、触るなり思わず吹き出したこともあります。ついでに値段を見て慌ててロッドラックに返したりして(笑)。触らぬ何とやらに祟りなし…。
相対的に体も大きく力も強いアメリカ人がちょいと気合いを入れて扱うと、ヒ弱な日本人が想像しているよりはるかに大きな力が発生することがあります。そんな時にテーパーデザインに問題があればどうなるか?それでも中弾性グラファイトなどの粘り系素材でできたロッドならある程度耐えることができるかもしれません。しかしパリンパリンの超高弾性で肉薄のロッドならどうなるか?わずかなキズでも表面にあればなおヤバイ。それは想像に難くないはずです。
素材が高弾性であるほどイイと思ってる人が多いようですが、用途に合った素材を採用されてるロッドの方がイイのは当たり前のこと。個人的にはアタマでっかちの人たちが半ば小馬鹿にしているようにも思える24tや30tという中~高弾性素材の特性が好きだし、様々な意味で耐久性を求められる釣りには向いていると思います。もっと低弾性素材を肉厚にしっかり巻いて、いわゆる「底力」的な、ピーキーでなく強靱に粘る復元力(トルク)を実現したブランクも好きです。自分の好みですがブランクは肉厚モノが好きですね。自分が必要とする種類の復元力は高弾性すぎない素材特性とグラファイトのシートを厚く巻いたコンストラクション(構造)の合体から生まれると思っています。超高弾性でも肉厚に巻くことはもちろん可能ですよ。しかしそんなことをしてしまえばカキンカキンの槍みたいなロッドになってしまうでしょう。となると超高弾性で適度な曲がりや使用感を表現するにはシートを厚く巻けないことは想像に難くありません。
また総重量が軽いほどがイイと思ってる人も多いようですが、自分はロッドの総重量よりもリールとルアーをセットして適度な重量感であり、持ち重りしないバランスに設定されていればイイと思っています。逆にティップが跳ね上がりすぎるロッドは好きではありません。これは使用ルアーや使用リールに左右されるので、セットして確かめなければわかりませんが…。
こうして話していると自分は極端なモノが好きではないことがわかりますね。実は安定志向なのがはっきりしています。理由は自分の釣りのスタイルにもあります。普段の陸からの釣りはほぼワンタックルでやる。海外釣行でも荷物の関係上タックル数は制限されている。となると当然タックルには汎用性を求めることになるし、トラブルの少なさも求めることになります。そうすると極端なモノや物理的に弱い・脆いモノからは自然に遠のいていきます。
ロッドの耐性は角度によっても大きく変化します。ファストテーパーのロッドでも水平に近い方向のファイトには角度を浅く保持して力を逃がすことができますが、垂直に近い方向の力には負荷を分散できずに一点集中し、結果的にその部分の耐用限度を超えて破損なんてことがあります。「それぞれの釣りにそれぞれの専用ロッド」という発想が日本のバスロッド市場の根底にありますが、「専用こそすべて」とばかりに特化したものは指定された領域をハズレた瞬間に大コケすることもあります。一方一般的なアメリカものにはそこまでの「専用・特化意識」はあまり見られないように思います。ひとつふたつのタクティクスを中心として、その周囲にも少しは対応できる感じのモノが多いような気がします。そういう汎用性が安っぽく見られて、特化したものだけがイイともてはやされるのが日本のバスロッド事情。もちろん中には正確な目や感覚をもった釣り人がいることも知ってますよ。ただ、全体的には汎用性を軽視する傾向があるのではないでしょうか。
以前にも言ったことがありますが、サン・パウロの日系人が経営している釣具屋さんでたまっていた時、お客さんのブラジル人が「オレは○○(日本の超有名メーカー。どことは言わぬ)の日本で評判のロッドを持って、マト・グロッソのトゥクナレ(ピーコックバス)を釣りに行ったんだが、なんと1本カケただけで折れてしまったんだ。ちょっとボートの下に突っ込まれただけで。それも1.5kgもないペケーニョ(チビ)だ。あのロッドはたまたま不良品だったのだろうか?」なんて言ってたのを思い出します。日本に帰ってそのモデルを触ってみましたが、おそらくそれは不良品とかではなく、元々タフではなかったのだという結論に(笑)。多くの人が誤解していますが「硬い」ってのは「タフ」と同義語ではないですよ。そのモデルの特徴は「硬さのわりに異様に軽い。つまりブランクがやたら薄い」「粘りに欠ける。そして復元力が上っ面にすぎない」「テーパーデザインが滑らかではなく負荷が一点集中しやすい」など。サイズは大きくデブいけど鈍くてパワーのない日本のバス相手には耐えることができるのかもしれませんが、パラナ水系のトゥクナレとは相手が悪い。きっと州境のイキのいいアズーゥ(青)かアマレロ(黄)かミスチーソ(混血)にやられたのでしょう。
自分はまだたいした大型魚を釣ったことはありませんが、ロッドにかんして体感していることがあります。それは相手が大きく強くなるほど、ドラグ値を上げてファイトすればするほど、ファストテーパー(「ファスト」ではなく「ファースト」やろ?という指摘を受けますが、英語では「FAST」であり「FIRST」ではないので自分としては「ファスト」という表記にしています)は扱いづらくなるということ。超高弾性素材で薄く硬く作られたロッドはなおさら。突然意外なまでの脆さを露呈することがあります。こんな話になると、口の達者なプロとかいう人種の人たちは「それを使いこなしてこそホンモノだ」などと言いたがる傾向が強いように思われますが、使い手の技術云々以前の問題として、竿の適性の話なので、そーいう自慢ぽいマトハズレな横ヤリはほっときましょう。
つまりところ魚とのファイトもキャストも竿の特性なんてのもみんな物理の問題です。釣りにかんして「物理」なんてモノを持ち出すと、こむずかしい屁理屈をこねくりまわされるのか…と思う方もいるかもしれませんが、自分が言う「物理」は数式でどうのこうのというモノではなく、文字通り「物の理(ことわり)」つまり「物や力にかんするアタリマエのこと」なのです。極論すると「回転半径と遠心力の関係」とか「重さx速度=運動エネルギー」とか「梃子の原理」とか、日常身の回りに溢れていて誰もが気づかないうちに利用している「力の関係」レベルのことです。それさえわかっていればロッドの基本的な良し悪しはわかるはずです。つまり日常生活を普通にしている我々誰にでもわかるのです。しかしそれを見失うのは「思考を惑わす、外部からのおいしそうな扇動的情報」に誘惑されるからです。
別に自分はアメリカものの良さに気づけ!とか日本の能書きだけでロクに役に立たない高価なロッドに唾を吐け!なんて言ってるのではありません(笑…たまに言いたくなるけどね)。安くてもけっこういいアメリカものもある(グリップを日本人向けに細くして、ガイドセッティングを変更したらマジでかなり良くなるモノもある)し、能書きと値段だけでよくない日本ものもある、それに気づくのはユーザーさん自身だと言ってるだけです。そしてそれは日常にありふれた「物の理(ことわり)」で判断できるということ。煽られて核心を見失ったらカッコのイイものではないですね。誇大広告や大袈裟な発言の受け売りを、ある程度モノがわかった人にタレるのもなかなかカッコ悪いかも。モノがルアーだって同じです。日本で評判のモノが海外のスレてない魚にさえ相手にされないことだってあります。魚は洗脳された釣り人と違ってちゃんと見抜くみたいですよ。な、ナオキスタン先生。

魚に相手にされないついでにダメジグ活用法。まずは説明書きと正反対のジャークパターンを試してみる。それでダメなら逆セッティングで超ショートの「コチョコチョ」ジャークからロングまでの各ピッチを、様々なスピードでやってみる。逆セッティングは某ダメジグにおいて即効性を発揮しました。それでもダメなら削り込んでシェイプを変え、ホログラムやカラーも変えてみる。しかしここまでいくと別モノになるため、周囲から「技を使ってダメジグを克服した」という評価は得られないでしょう。かわりに「そこまでやるか?」という執念は認めてもらえると思います。でも一番いいのはどんなジグでも投入すれば釣れるという高活性時に使って、魚にボロボロにしてもらってさっさと引退させること。爆裂爛漫息子閣下や会長に言わせると、そんな状況でも「ダメなものはダメ」で、ひとりだけアタリなし状態になるほどのマイナスオーラを放つモノでないとダメジグとは呼べないそうだが…。でも俺はダメジグとして名高い○△を逆セッティングにしてけっこう釣ったぞ。会長は見てたよな。アレは新潟のムラタ弟が「サイアク!投入すると魚が沈黙する」と言ってたほどのシロモノだったし、自分も順セッティングではそんな目に遭ったジグだしね…。目の位置や塗装まで変えたので反則?今年は自分にとってはさらに青物が釣れる気のしないダメジグBを投入予定。青物以外はちょくちょく釣ってるが、コレはハマチ入れ食いの中でも小アタリ1回のみ…というツワモノ。しかも困ったことに2個も持っている。はっきり言って2個とも魚にボロボロにしてもらえる自信は…ナイ。ダメジグでお困りの皆さん、なにはともあれハマチやサワラがオラオラ状態の時こそダメジグを投入しよう!サワラ(サゴシでもヨイ)の方が歯によるジグのダメージが大きいので引退が早くてイイかな(笑)。ハマチの場合はランディング後に船の上で暴れてジグが傷む程度やもんな。ハマチ&サワラがオラオラ状態に投入してもまったく相手にされなかったら…泣くがいい、声をあげて泣くがいい。

先日代理店の営業さんと雑談してたら、「山ガール」の次に「釣りガール」という動きがあるのだとか。かなりムリがあると思うけど。もしブームになったらそれにつられてしょーもない男がぞろぞろ釣りのほうに流れたりして。女につられて男が流れるというのはよくある現象だからなあ。でも山には若い男なんてあまり来ていませんね。今ドキのほとんどの男はしんどいことを嫌うもんな。女性よりもラクしてウマイことやろうとするヤツが多いもんな。それはともかく最近女性の精神的タフさを、いい意味でもよくない意味でも思い知らされることが数件…。

大阪のフィッシングショーで発表する予定の2011年新製品は以下です。ところで3月末の横浜のフィッシングショーって谷山商事さんは出展するのだろうか?大阪にかんしても出展するというだけで、まだ具体的な話は何も聞いてないし…。2月頭の大阪と3月末の横浜、今後とも2つのショーの間がこんなに空くのなら、その間を利用して海外逃避行がやれるなあ。今年はムリだけど。Nelson-sanに頼んでRio Negroでも行くか。ベストじゃないが2月中旬ならRio Negroも釣りになると言ってたはずだし…。それともRio BitaかRio Tomoか?こちらは絶対大丈夫だな。

[RODS]
●SERPENT RISING RETRIBUTION XSR609EX THE SHADOW ZONE
Length:6'9" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#6-10G
Rear Handle Length:370mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-LCSG,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
ライト~ミディアムカバーの近~中距離でのテクニカルなゲームを志向したモデルです。シリーズ中で最もライトな設定で、テーパーデザインもレギュラー寄りの設定。SERPENT RISING RETRIBUTIONはこのままショート&技巧志向になるのか?このままでは6フィートジャストぐらいのも?それは多分ナイ。短くなった後はまた少し長くなると思う。わからんけど…。

●RAW DEALER EXTREME EDITION REX601HX-G THE OUTRAGEOUS
Length:6'1" 1pc(Offset Handle)
Lure Weight:1/2-1.1/4oz
Line Weight:16-30lb
PE Line Applications:#3.0-5.0G
Rear Handle Length:330mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
極端な志向のRAW DEALER、EXTREME EDITION(エクストリーム・エディション)の1stモデルです。どう極端かと申しますと、このモデルのメインターゲットはピーコックバスの名で知られるアイスポット・シクリッドだからです。ホントかな?日本での用途は触って各自で判断してください。もちろんバスに使えますよ。バスロッドですからね!アシや杭が多いクリークでのスピナーベイトなんかにはかなりイイと思います。短いのでアキュラシー性能はいいし、手返しはいいし、カケてからの速攻もききますよ。テーパーデザインはムリのないレギュラー系です。
*このモデルは諸事情により最終テストブランクを組んだモノを展示します。メッシュグラファイトを焼き込んでいませんし、ブランクカラーも市販状態とは異なるクリア系です。VALLEY HILLカタログに掲載されるのも同じテストモデルです。実際のブランクカラーはバットのメッシュ部はクリア、その先は旧RAW DEALER系のクリアオリーブドラブになります。
*WHIPLASHの各ロッドおよびGUN2 ZEROに関して、ご自分のリールとのバランスを知りたい方は、愛用リールを持参して、担当者(新家もしくはバレーヒルの白石君)に一声かけたうえでセットしていただいてもOKです。

[LURES]
●NOIZE ADDICT
Naked Weight:1/2oz class
デルタバズブレード(一般的なバズベイトのブレード)とWFウィードレスブレード#2のコンビネーションバズ。コンビネーションタイプなので直進性も出ています。サイズとウェイト、ブレードタイプのわりには浮き上がりも悪くないと思います。飛行姿勢にも配慮して設計しましたので、飛距離も期待にそえると思います。期待以上かも。特徴としてはヘッドのアタックポイント。オーロラブルーのエポキシアイが妖しい光を放ちます。黒好きの方には08B:B.A.D.S[Black Angel's Death Song]というカラーがお薦めです。黒ベースの3色をブレンドしたスカートも凝ってます。カラー名の由来はTHE VELVET UNDERGROUND&NICO。え、知らない?アンディ・ウォーホルのバナナのジャケット…。俺はこのアルバム、けっこう好きですよ。

●COMA-NZ [コマネズミ]
3/8oz Class (w/Dead Sting-II #5/0-S)
シングルカラー6色, マーブルカラー8色, フレークカラー4色, ペイントカラー6色
マウスタイプの小型モデルです。A.M.G.Rとサイズ的には同じぐらいですが、より細かくトリッキーなアクションが可能です。どーでもいいことですがWHIPLASH史上最もカワイイです。

●M.U.D
5/8oz Class (w/Dead Sting-II #5/0-X)
シングルカラー6色, マーブルカラー8色, フレークカラー4色, ペイントカラー6色
やや大型のマウスです。アゴ裏に小さいながらもカップをつけてあるので、「ピチュ」とか「プチュ」とかいった独特の音を発生させることもできます。

[EQUIPMENTS]
●DEAD STING-III CLENCH
#5/0-S, #5/0-X
少しシャンクに角度をもたせたウィードレスプラグ用のフックです。現行モデルよりもフトコロがやや広くなります。

●SERPENT-BITE HANDLE Type-A (Daiwa-Z, Ryoga)
ハンドルプレート全長:100mm, ピッチ:90mm
カラー:シルバー, ブラック
DAIWA-ZやRYOGAなど、ハンドルをナットではなくネジで固定するタイプに対応するハンドルスクリュー付きです。

●SERPENT-BITE HANDLE Type-A用 Daiwa-Z, Ryoga ハンドルスクリュー
DAIWA-ZやRYOGAなど、ハンドルをナットではなくネジで固定するタイプに対応するハンドルスクリューです。リテーナーはSERPENT-BITE HANDLEのものをそのまま使えます。

久しぶりに学校の試験に苦しむ夢を見ました。しかし今の夢の中の自分は数年前の夢の中の自分よりタフになっていました。なんと苦しみながら回答を書き込みつつも、その試験の意義を問うのである。「こんなもので高い成績を取ったところでそれが何になるのだ?」と。それは現在の潜在意識にあるものなのかもしれません。いろんなものを通過してきて実感しているものなのかもしれません。詰め込まれたモノはいつの間にか必要なモノだけ残して消えていく。新たな何かを入れることによって整理の末に消去される。大学受験の際にあれほど覚えていた世界史の年号も、各事件の関連性もほぼ忘却の彼方です(笑)。だからといって歴史を学ぶことが無意味だと言ってるワケではありません。人間が人間である以上、根本的には同じことを繰り返しているということが、薄ぼんやりでもわかればそれでいいのです。「普段の生活で難しい数学の計算なんか要らない。そんなの無意味だ。携帯にも計算機能がついてる時代にばかばかしい」なんて広言する人もいますが、物事を順序立てて考える訓練としては、数学の計算なんかは実に理に叶っているはずです。ソノ道で身を立てるのでなければほどほどでいいとは思うけど。つまり何事につけ、ハナからやらないよりはやったほうがイイということ。たいして身につかなくても、なんとなくでも通過しただけで、なんらかのプラスはあるということ。以上、小さい頃から塾と名のつくところには一度も通ったことがなく、お勉強やお稽古などの習い事は一度もやったことのない、しかもそれほど学校が好きでもなく、時々サボってそこらの野や森や川に遊びに行ってたガキの成れの果ての戯れ言でした。

その2日後、今度は卒業が間近なのに卒論を出してない夢を見ました。なんかいろんな強迫観念みたいなモノがあるようです。

コンピュータ上の仕事量が増えると肩凝りが辛くなる。その対策としていいのかどうなのか知らんが、本来の筋トレとは別に50回程度の拳立てを日に数度。さらにフィッシングショーに来たお客さんからいただいたピップマグネループを巻いてみたり。このふたつで少しはマシになった気がします。体はもちろんのこと、こもりきりだと気分的にもよろしくないので、軽登山や山の方に軽いドライブに出てみたりもします。で、ある日山に雪雲がかかってるのにタカをくくってドライブに出かけたら途中から吹雪。道の両脇にはけっこう積雪あるし、山はほぼ雪化粧。吹雪ぐらいはまだいいのだが、帰りの山越えでは凍結寸前。ヤバイなあ、遠回りして国道抜けたらよかった…普通のタイヤのわりに雨や泥や雪に強いATをはいてるとはいえスタッドレスやないし…。たまにツゥと流れるイヤな感触があるけどギリギリセーフや…と思ってほっとしたら、その先の下りが一部ホンマに凍結していて、ガードレールに刺さってる車や、前が潰れてパグみたいになった車が路肩に数台。行きしなはなかったから、自分の少し前にやっちまったらしい。あぶないあぶない。

ある晴れた午後、ふと思い立って阪急芦屋川駅からごろごろ岳に登り、そこから観音山を経由して鷲林寺に下りてみました。鷲林寺以降も歩き続け、神呪寺から仁川ピクセンを経由してそのまま自宅まですべて歩きで帰りました。阪急芦屋川駅以降の所要時間は4時間。行程的にはどうってことありませんでしたが、ごろごろ岳手前あたりには珍さんが喜びそうな「わおーんポイント」が点在。自然石なので乗っかって「わおーん」しても祟られないので大丈夫。そういや社家郷山~樫ケ峰の馬の背あたりにも「わおーん」岩はけっこうあります。登山者のいない時間帯なら下界に向かって思いきり「わおーん」できます。ほんのちょっと険しめだったのは登山地図に危険印がついている、鷲林寺への下り岩場のみ。他は特に険しくも辛くもなく。今回の一番の収穫は「ソウシチョウ」を目撃したこと。それと頭をかすめるほど警戒心のないのヒガラの小群れに出くわしたこと。ソウシチョウにかんしては以前「外来法」の件でパブリックコメントを書いた人なら憶えてるかも。外来法の候補としても挙げられてたんだけどな。みんな魚というかオオクチ&コクチについてしか興味なかったかな。あの時は賛成派も反対派もまるで「バス・ヒステリー」だったもんな。そのソウシチョウ、いわゆる「籠抜け」というヤツで、飼われていたものの逸出や、ハワイへの中継貿易のための一時保管施設からの逸出、経営破綻業者による放鳥が原因らしいが、六甲山系では1930年代から目撃されています。林の中で聞き覚えのない声がするなあと思って足を止めたら、木々の隙間を飛び交う数羽の群れが現れ、枝の隙間を透かしてよーく見ると、オリーブ系の体色で翼に赤と黄色の紋があったので、ソウシチョウと判明しました。それにしても外来法のその後ってどうなってるんだろうね。憎っくきバスを指定したからもうどうでもいいのかな。ちょっとした動きがあったことは知人が教えてくれたけど、それも随分前の話。指定についての議論も一過性の熱病みたいなモノだったのかな?

B4のプリンター用紙がほぼ消えた。かわりにA3がどどっと増えた。ウチのお仕事用MACに繋いであるプリンターはA3ノビ対応だから用紙サイズは問題ないけど、A3でプリントアウトしたものって保管が面倒なのだ。それもあっていろんな図面などはB4で作ってたのだが。断裁トンボつけてA3の紙にプリントして校正切りみたいにカットすればいいのだが、その余白がすごくもったいない気がする。これって貧乏性だろうか?いや、もったいないと思う気持ちが大事なのだ。余白はカットしてメモや落書き用に使おう。

間寛平氏が地球を回って帰ってきた。すごいことをやらかしたのに何故かそう思えないところが凄い。61歳の人間としてありえないと思えるほど鍛えられた身体が凄い。本来ならとてつもない感動の渦が巻き起こるはずなのに、無意味とも思える「ア~メマ~」の合唱が巻き起こるところが凄い。ある意味バケモノだと思う。ホント、カミに近い存在なのかもしれない。

徴兵制ってワケではないが、規律を学ばせ辛い目に耐える訓練を積ませる意味(軍事訓練という意味ではない)で、高校生あたりで自衛隊に3カ月入隊なんてのをやったほうがいいのではないか…と思ったりもします。高校生の頃の俺なら、そういう「訓練としての短期入隊」があれば志願してでも行っただろうな。最近のオトナ相手にマトモな口をきけない、根性もなく体力もなくダラケきった態度のガキどもを見てると、今ドキのスポーツ的な鍛え方ではなく、弱音も文句も言えないぐらい叩き上げる「訓練」こそが必要な気がします。どう思う?ミスター自衛官。そんなヤツらを教練するのは面倒臭いか?つい手が出てしまうか?罰としてトラップで捕まえたアライグマをナマで食わせてやるとか(笑)。アライグマのネタは自衛隊出身アイドル(という触れ込みの…えーと名前忘れた。閣下並みに名前を覚えなくなったかも…)にウケてたぞ。そのせいか本番中に「野人」発言をされてしまったが。俺がやったんとちゃうのに…。

「タイガーマスク運動」は純粋な善意の連鎖であってほしいですね。それなら日本も捨てたもんじゃない。で、やっぱり匿名で続けてほしいですね。その方が「粋」だと思うね。

「大は大を誇らず、小は小を恥じず」。そうあるべきだ。


INFORMATIONS


2011年新製品情報

*発売時期等が決まれば発表します。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR609EX THE SHADOW ZONE

Length:6'9" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#6-10G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:370mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-LCSG,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
ライト~ミディアムカバーの近~中距離でのテクニカルなゲームを志向したモデルです。シリーズ中で最もライトな設定で、テーパーデザインもレギュラー寄りの設定。ショートモデルとしてはRSR605WやGGZ-66HHがありますが、前者に比べるとライトかつスムース、後者に比べるとトルク特性はややパワフルでテーパーデザインは緩やかな設定です。繁雑なキャストへの対応性やルアーの操作性はなかなかのモノです。カバーエッジにおけるA.M.G.Rのジッターバグ・アクションや下記のCOMA-NZのトリッキーな連続アクションは特にやりやすいです。そんなのやる人いないか…(苦笑)。何にせよ操作性重視のショートロッドです。仕舞寸法は150cm。海外釣行に出るようになると、どうしても仕舞寸法が気になるのです。

★RAW DEALER EXTREME EDITION REX601HX-G THE OUTRAGEOUS

Length:6'1" 1pc(Offset Handle)
Lure Weight:1/2-1.1/4oz
Line Weight:16-30lb
PE Line Applications:#3.0-5.0G
Taper Design:Regular
Rear Handle Length:330mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KWSG)
Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
極端な志向のRAW DEALER、EXTREME EDITION(エクストリーム・エディション)の1stモデルです。どう極端かと申しますと、このモデルのメインターゲットはピーコックバスの名で知られるアイスポット・シクリッドだからです。ウソです。いや実はウソではありません。たしかに企画開発段階においてピーコックバスという魚の存在はこのモデルにかなりの影を落としています。もちろんその他の用途にも使えますよ。国内でももちろんバスにだって、汽水~海水域のボートからの大型魚狙いにだって…。だいたい10kg級までの魚がターゲットです。「売れるモノを作ることより既存しないモノを作ることに意義がある」という制作サイド(というか新家)の一方的な志向の表出の一形態とでも思っていただいたらけっこうです。ブランクス特性は「ルアーロッド界のAK47(byナオキスタン。ワシはそれにBと1を足したほうがスキ…byFRA・K氏)」と呼ばれるR607RW直系です。R607RWはコロンビアのガイド元締めの日本通アンドレス氏に「ゴジラをDESTROYするためのロッドだ!」と言われたことも。REX601HX-Gはパワー的にはそのR607RWとほぼ同等で、テーパーデザインはレギュラー寄り。不意の大型魚のアタックでももっていかれないように、リアハンドルは脇にもなんとか挟めて、しかも取り回しにギリギリうっとうしくない330mmに設定。ショックリーダーの使用も考慮して最低ガイド径は「7」です。テストはバス、ナマズ以外にソウギョやコイ、青物相手にもやってみました。仕舞寸法も150cm以下なので海外釣行時のロッドケース全長も抑えることができます。

★NOIZE ADDICT *発売は今春です。

Naked Weight:1/2oz class
デルタバズブレード(一般的なバズベイトのブレード)とWFウィードレスブレード#2のコンビネーションバズ。コンビネーションタイプなので直進性も出ています。サイズとウェイト、ブレードタイプのわりには浮き上がりも悪くないと思います。飛行姿勢にも配慮して設計しましたので、飛距離も期待にそえると思います。期待以上かも。特徴としてはヘッドのアタックポイント。オーロラブルーのエポキシアイが妖しい光を放ちます。
で、テストの結果はなかなかのもの。待ってくださってる人の期待を(多分)裏切らないモノになったと(自分的には)思います。人間、謙虚でないといかんから、驚異的だの圧倒的だのというような大袈裟なことは書かんときます。ま、驚異的とか圧倒的とかいうほどではないわな、所詮バズベイトやし(笑)。バズのくせに気持ちよーく飛ぶことにかんしては自信あるけど。キャスト時にデルタブレードは回転しますが、同じネイキッドウェイトのダブルウィローのスピナーベイトより爽快なキャストができてしまいます。
*最終的にネイキッドウェイトは約15.5gになりました。細かいことをいうと、切断加工前のワイヤーが約1.9g、フックが約1.3g、残りがヘッドの金属+アイ+塗料の重量です。
*スカートはVALLEY HILLさんからリリースされてる「シリコンスカート・アンブレラ」のWHIPLASH特注カラーです。このスカートは断裁精度が高く1本1本が均一で高品質です。
*カラーは6色。( )内は前がデルタバズブレード、後がWFブレードのカラーです。S:シルバー、G:ゴールド、BK:ブラック
02P:Deep Green Shad(G/G):パールベースに落ち着いたグリーンバック。スカートはフィッシュスケールタイプ。
04P:Canary[カナリア](S/G):なんとなくカナリア的な色。パールベースにチャートバックの明るいカラー
05P:Blue Murder(S/S):パールベースにブルーバックのクール系カラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
06P:Black&Gold(G/G):ゴールドベースにブラックバックのシックなカラー。スカートはフィッシュスケールタイプ。
07C:Tropical Fruit[トロピカルフルーツ](G/G):いわゆるホットタイガー。定番的派手カラーです。
08B:B.A.D.S[Black Angel's Death Song](BK/BK):制作側としては絶対はずせないブラックカラー。スカート、凝りました。

★COMA-NZ [コマネズミ] 

3/8oz Class (w/Dead Sting-II #5/0-S)
シングルカラー6色, マーブルカラー8色, フレークカラー4色, ペイントカラー6色
*全カラーが2011年に発売されるかどうかは不確定です。あしからずご了承ください。
マウスタイプの小型モデルです。A.M.G.Rとサイズ的には同じぐらいですが、より細かくトリッキーなアクションが可能です。名前には「COMA(昏睡状態)」なんてついていますが、本来は「KOMA(独楽)」。コマネズミ(ハツカネズミの別称)のようにチョコマカとよく動くモデルです。2010年シーズン終了直前の集中テストでは好成績をあげました。どーでもいいことですがWHIPLASH史上最もカワイイです。特にペイントモデルのいくつかはライギョに食われると悲鳴を上げそうです。そんなに可愛いくても、新家の節だらけで部分的に骨の潰れた、可愛げのカケラもない手から生まれました。

★M.U.D

5/8oz Class (w/Dead Sting-II #5/0-X)
*全カラーが2011年に発売されるかどうかは不確定です。あしからずご了承ください。
シングルカラー6色, マーブルカラー8色, フレークカラー4色, ペイントカラー6色
やや大型のマウスです。アゴ裏に小さいながらもカップをつけてあるので、「ピチュ」とか「プチュ」とかいった独特の音を発生させることもできます。角度の浅い斜め浮きチューンでも独特の動きをしますが、カップによる音と多彩なアクションを期待するには立ち気味チューンが好適です。カラーはCOMA-NZと共通です。

★DEAD STING-III CLENCH

#5/0-S, #5/0-X
少しシャンクに角度をもたせたウィードレスプラグ用のフックです。現行モデルよりもフトコロがやや広くなります。夏頃に発売予定です。

★SERPENT-BITE HANDLE Type-A (Daiwa-Z, Ryoga)

ハンドルプレート全長:100mm, ピッチ:90mm
カラー:シルバー, ブラック
DAIWA-ZやRYOGAなど、ハンドルをナットではなくネジで固定するタイプに対応するハンドルスクリュー付きです。

★SERPENT-BITE HANDLE Type-A用 Daiwa-Z, Ryoga ハンドルスクリュー

DAIWA-ZやRYOGAなど、ハンドルをナットではなくネジで固定するタイプに対応するハンドルスクリューです。リテーナーはSERPENT-BITE HANDLEのものをそのまま使えます。

 

最近の!!な試合

★RING MAGAZINE, WBA, WBOライト級選手権 ファン・マヌエル・マルケス vs マイケル・カチディス

3Rにモロなダウンをくらいながらも挽回し、最終的にレフェリーストップTKOで勝利したマルケスにボクシングの真髄を見た思いだ。折れない心と攻防兼備、追い詰められても適格にパンチを入れる技術。「素晴らしい」以外に言葉はない。カチディスの果敢なファイトも素晴らしかった。

★UFC125 ライト級選手権 フランク・エドガー vs グレイ・メイナード

あのBJ.ペンに2度勝っているエドガーの過去の1敗がメイナード戦。そのメイナードは無敗のままタイトルに挑戦という試合。1RにKO寸前というか「普通ストップするやろ?」というぐらいのダメージを負いながらも超人的な回復力で、3Rからはそれまでに何事もなかったかのように動いて、計5Rを闘い抜いたエドガーに驚嘆。「これはドローかな」なんて思ってたら、やはり3者3様の採点でドロー。絶対再戦観たいなあ。エドガーは格闘アスリートとして凄いよ。それを追い込んだメイナードも当然凄い。五味選手のUFC本戦デビューも興味深かったが、よさを活かせないままにクレイ・ギーダのスリーパーでタップアウト。このギーダも特徴的な選手。カーリーの長髪を振り乱して常に動き回り、きわめてハイレベルのレスリング技術と恐るべきスタミナを持っている。次のUFC126は2/6…ということは大阪のフィッシングショーの日だ。さっさと帰って観ないと。22時からの放送やから余裕か。126での注目のひとつは山本キッド選手の初参戦。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・BEAT THE BASTARDS / ACCEPT『BLOOD OF THE NATIONS』
*1/1に日付が変わった直後、延々と終わらぬコンピュータ上での仕事をしながら聴いたのがコレ。今年はいろいろ威勢よくいきたいね。
・STARGAZER / RAINBOW『RISING』
・A LIGHT IN THE BLACK / RAINBOW『RISING』
・THE GATES OF BABYLON / RAINBOW『LONG LIVE ROCK'N' ROLL』
・KILL THE KING / RAINBOW『LONG LIVE ROCK'N' ROLL』
・EYES OF THE WORLD / RAINBOW『DOWN TO EARTH』
・LOST IN HOLLYWOOD / RAINBOW『DOWN TO EARTH』
・STILL I'M SAD / RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW『RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW』
・DO YOU CLOSE YOUR EYES / RAINBOW『RISING』
*1/2の深夜にTVでRAINBOWのライヴ映像をやってたが、コージー・パウエルはホントにカッコいいドラマーだったとつくづく思いました。テクニックを見せびらかすだけではないリッチーのギターソロ・タイムも同様。コージーはすでにこの世になく、リッチーはルネッサンスにハマったまま。そしてロニーも昨年永眠。三頭政治が虹の彼方に消えたことを痛感…。
・全曲『THE WORLD IS YOURS』 / MOTORHEAD『THE WORLD IS YOURS』
*深いコクをまぶしながら叩きつけるR&R。AC/DCがAC/DCであるようにMOTORHEADはMOTORHEADだ。あのドラムスがなだれ込んできて、リッケンバッカーのベースがガラガランと野蛮に鳴って、シブいギターが絡み付いて、御大のダミ声が響けばMOTORHEADなのだ。問答無用!
・ALPHA CENTURY~FORSAKEN AT THE GATES / FORBIDDEN『OMEGA WAVE』
・ADAPT OR DIE / FORBIDDEN『OMEGA WAVE』
・SWINE / FORBIDDEN『OMEGA WAVE』
・BEHIND THE MASK / FORBIDDEN『OMEGA WAVE』
・OMEGA WAVE / FORBIDDEN『OMEGA WAVE』
*HEATHENといいOVERKILLといい、そしてこのFORBIDDENといい、激しさに年季を絡めた実にイイものを作ってくる。うれしいね!弾きまくり度の高いパワーメタル寄りのスラッシュです。特に「ALPHA CENTURY~FORSAKEN…」は文句なくカッコいい!最近のヘヴィエスト・ローテーション・チューンです。
・INNUENDO~I'M GOING SLIGHTLY MAD / QUEEN『INNUENDO』
・THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES / QUEEN『INNUENDO』
・BIJOU~THE SHOW MUST GO ON / QUEEN『INNUENDO』

 

最近の愛読書

★『秘密の動物誌』 ジョアン・フォンクベルタ ペレ・フォルミゲーラ 荒俣宏監修 ちくま文芸文庫

世界各地の奇妙きわまりない珍獣(?)を発見した後に謎の失踪を遂げたペーター・アーマイゼンハウフェン博士の観察記録や写真類を紹介した本。荒俣先生の書籍でその存在は知っていたが、オープン当日に立ち寄った「MARUZENジュンク堂書店」の生物コーナーで文庫本を発見し購入。以前どこかの書店で見つけた時には所持金がなくて買えなかった。文庫なのに意外に高いのよ、これが。なんと税抜きで\1,500。一応オトナなのにその時の所持金が\1,000未満だったってのもなさけないか…。『秘密の動物誌』の隣には平凡社ライブラリーの『鼻行類』 もどっさり並べられていました。そういう意味においてこの書店はスゴイ!というか、このコーナーのアレンジメントを担当した人はなかなかの「好きモノ」と見た。そうでないと『秘密の~』と『鼻行類』 をどっさり並べるはずがない。前述のアーマイゼンハウフェン博士と『鼻行類』のシュテュンプケ博士に交際があったという本書の記述を知ったうえで並べているのなら、なお素晴らしい。
それはさておき『秘密の~』の中で自分のお気に入りは「ケンタウルス・ネアンデルタレンシス」。なぜかはわかりませんが「教授とケンタウルスの友好的交渉」という写真には奇妙な郷愁的なモノを感じます。「存在するとは写真に写ること」という逆説が、ここに紹介された奇妙なモノたちの存在を主張するのがおもしろい。その他いろんなところにつっこみどころ満載です。大阪大学の「鹿鳴助」という教授名とか…。おそらくこのページを読んでる人の95%には「???」な本でしかないと思います。自分は好きですけどね、こういうの。でもわざわざ動物を殺して作ったのなら生命への冒涜だな。荒俣先生と茂木健一郎先生の解説も興味深いです。
最近書店で『幻獣標本なんとか』って本を見かけたが、待ち合わせ時間に遅れそうで急いでいたので、中身を開けないまま後ろ髪を引かれつつ通り過ぎてしまいました。コレは偶然通過したファンタジー・コーナーにありました。

★『ぼくの生物学講義―人間を知る手がかり』 日高敏隆 昭和堂

日高氏が亡くなられてもう1年と2カ月になります。オビに「最後の講義録。」と書かれたこの本を読んでいると、つくづく惜しい方が亡くなったものだという感慨を深くすると同時に、一度でも受講してみたかったなという思いが強くなります。自分にとってはコンラート・ローレンツの『ソロモンの指環』やシュテュンプケの『鼻行類』の訳が出会いで、それ以後あれこれちょろちょろとつまみ読み(?)させていただいた感じですが…。THE JFKの千正君だったっけ、以前自分に「日高氏の書物でお勧めは何ですか?」って尋ねてきたのは。あの時は何かのシリーズもの中から興味のあるモノを選んでみたら?なんて勧めたような記憶があるが、今あらためてこの本を勧めるよ。いや千正君だけでなく、ちょっとでも哺乳類や人間という動物に興味のある人みんなにお勧めしておきたいと思います。「生物学講義」なんてタイトルがついてますが、専門的な内容ではなく大学でいう一般教養としての講義みたいな感じで、平易な言葉で受講者の誰もが興味を持つように語られています。

 

最近の珍事件

★一味唐辛子からムシ

ある日、封を切ってたたんで輪ゴムをかけたままおいていた一味唐辛子の袋から、容器に中身を移していると、軟らかいマユのような物が出てきました。「何かのムシかな?まさかねー、一味にたかるムシなんて」なんて思いつつ見ていると、一味をまとったマユっぽいモノの中から茶色の頭部がのぞき、やがて白っぽい体が這い出してきました。うわ、ホンマにムシや!この幼虫、細身で長さは伸びると10mmぐらい。形態と動きからガの仲間であることは間違いありません。シャクトリみたいな動きもするし、米に来るヤツに似てるし…。あれこれ調べてみると確かに一味や七味に湧くムシがいることがわかりました。しかし、それは甲虫のシバンムシの仲間。ちなみにシバンムシとは死番虫という漢字を当てられる小型の甲虫で、トサカシバンムシやタバコシバンムシ、ジンサンシバンムシなど、ウチの図鑑でも18種類ほど出ていました。枯れ木などにつくものが多いようですが、ジンサンなどは乾燥植物や加工品にもつき「クスリヤナカセ」なんて俗称もあるようです。カツオブシムシに似た感じかな。しかしウチの一味にいたのはガの幼虫なので全く別モノでした。

★閣下がYOU TUBEに

爆裂爛漫息子閣下がタチウオを釣ってるところがYOU TUBEにアップされてた。ちゃんとした取材形式の乗り合い船での光景だが、やはりよく釣るから他の人よりクローズアップされてたのだろう。「まるで主演男優じゃないですか」とはジン君の感想。「リーダーを切られないようにするには?」という問いに対し、ちゃんと「ジグを跳ねさせないこと。ジグが跳ねてラインスラックが出るとやられやすい」なんて至極マトモに答えてたのも妙におかしい。普段なら「そんなもん自分で考えたらええちゃ」なんて邪魔臭そうにのたまいそうだが(笑)。あまりにマトモだったので逆に身内でウケた模様。

★なんやもう…

六甲山系でのこと。シシの掘り跡の多い薮道脇の小さい岩の上で水分補給をしていたら、進行方向20mほど先の小道脇の斜面で落ち葉を踏む音。気配を消し、まずは風向きを確かめる。こちらが一応風下だ。ガサガサ音は近づいてくる。かなり大型の動物だ。ヒトかシシか。ヒトなら道を来るだろうに足音は道を外して近づいてくる。自分の位置からは岩と濃い重なりの木々のため、足音のするあたりは見えない。先日も同一山系でシシがヒトを襲い手の指を咬みちぎるという事件が発生したばかりだ。万が一のため頑丈そうな枝を探すが、そんなモノはない。登れるほどの木もない。背後も崖だ。仕方ない。襲ってきた時はコレを使うか…と、スカウトバッグのストラップに挟んでいたナイフ(レスキュー用に携帯)を抜き、コードを手首にかけ、刃を起こす。自分でも気味が悪いほど度胸がすわる。野犬に襲われた時もそうだった。あの時は左腕にタオルを巻き、少々咬まれるのは覚悟して、まずはリーダー犬を殺すために向き合った。野犬どもは自分の殺気で退いたがシシにそれは通じるだろうか。足音はいよいよ10mほどに近づいてきた。と、ここで気づく。山を渡る風の音に紛れて聞き取りづらかったが、足音はたぶん直立歩行のものだ。「ヒト?」。刃を半ばたたみ、でも聞き違いに備えて一応ナイフは握ったまま待つ。しばらくすると薮の隙間から山オッサンの頭がひょっこり。オッサン、開けた眺望を見るため左方向に目をやると、少し先の誰もいないと思ってた岩の上に自分がいたので、思わず「うわーっ!!」と驚きの声。「なんやもう、びっくりさせんとってーな」とのたまうが、こちらも「道以外から枯葉を踏む音が近づいてきたんで、ひょっとしたらシシかなと思って、風下のここで待機してたんや」。「こんなシシおるかいな」「そらまあ二本足で歩くシシなんかおらんわな」。ということでお互い笑って一件落着。片方の肘の下に隠してたので手に握ってたモノは見られずにすみました。握りも刃もマットブラックだから、見られても至近距離でないかぎりソレとはわかりにくいしね。で、なぜオッサンは道以外から現れたか…。岩から下りて歩き始めて気づいたのですが、岩から20数mほどのところに植物の生える境目があり、それにそって斜面を下りた形跡を発見。オッサンは多分道から見えない位置で用を足していたか、何らかの植物を採集していたと思われます。で、下りたルートを間違えて、自分のいた岩に接近する方向に薮を分けつつ斜面を登ってきたのではないかと。

 

最近のお買い物

★書類整理用クリアファイル

2011年初のお買い物は、近所の100円ショップで書類整理用A4クリアファイル12枚入り。

★パラシュートコード100yds

フラッシュライトのコードや財布チェーンの代わりや刃物に握りやネックナイフのコードなど多用途。他にも身の回りのあれこれに活用してます。珍さんが活用しようとすると出来がキタナイけど(笑)。これも珍さんがマネするんよな…(溜息)。

★FLAT RAP FLC16

全長16cmのフラットラップ。FLC8を高く評価している自分としては期待大だったのだが…。まずはトレブルフックが3つもついてるのがイヤだ。魚の顔にあちこちかかるのはうっとーしくて仕方がない。しかし、フック本数を減らすとバランスがおかしくなり、3本でしか本来のアクションをしないルアーもある。そんな場合は真ん中のフックを全部内側にヒン曲げてフッキングしないようにしています。で、FLC16の場合はどうか…。まずは3本のまま浴槽で泳がせてみる。あれ、この程度?ある程度覚悟はしていたが、FLC8に遠く及ばず。試しにサイズアップしたフックの2本仕様(尻フックは胸フックより番手を下げた)にしてみる。重くなったので鼻を斜め上にしたスローフローティングに。引いてみるとサラサラッとしたローリングから泳ぎのスタイルが変化。振幅も増えた。これでも十分使える。しかし、単なるリトリーブでは魅力が少ないなあ。で、ショートジャークしてみる。ストップした瞬間にヨレヨレッと身悶え。おぉエエ感じや。ゆっくりした浮上途中にほんの軽くトゥイッチ。これもエエ感じ。思わず食ってしまうぞ。ボディ形状がこの手のロッドワークにうまく反応している。で、自分なりの用途も決定。FLC8を大いに評価(自分はまだFLC10を使っていないので、そちらは不明)している人が試しにタダ巻きのみ使うとコケるかもしれません(魚は釣れるだろうが魅力に欠ける)が、ちょっとロッドワークを加えてやると、バルサのロング&フラットボディが活きるはずです。自分としてはスレたトゥクナレ相手にジャーク&身悶えをかましてやりたいです。でもピラーニャ・プレタや大型ノタートゥスがいるエリア、タライロンが潜む場所ではバルサボディだけに怖いよなあ。ちょうどベレンのNelson-sanからメールがあった後なので、そっち方面の用途ばかり頭に浮かびます。

 

今月のダメな人

★他人の持ち物が欲しくなるヒト

珍さんは他人の持ってるモノがすぐに欲しくなるらしい。また自分と同じサングラスを新調してた。いったい俺と何個かぶるんや?4タイプぐらいは同じやろ?BLACKFLYSもBOUCHEも…。そこらに置いた時などまぎらわしいから、もうこれ以上マネすんな!せめて違う色にしてくれ!(苦笑)。ま、俺のは手入れがいきとどいてるけど、ヤツのはたいてい汚れてるからわかるか…(笑)。清掃や整理整頓に縁のないヤツだからなあ。いや、そーいう問題ではない。それとサングラスだけでなくTシャツとかもかぶらんようにしてくれ。俺もキミと同じ姐御系Tシャツは着ないから。それと皮モノで同じのは絶対ヤメてくれ。いやヤメろ!でも俺の次はコウヘイ君夫婦に珍さんが思いっきりかぶられそう…。カヨコさん、コウヘイ君とではなく珍さんとPEAKEDペアルックになったりして(笑)。それはマズイぞ。でも実は珍さんにかぶられないコツは意外に簡単。無地などの地味なモノを着ればほぼ大丈夫なのだ。派手な柄が好きだからね、ヤツは…。






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