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vol.42

月刊「WHIPLASH」March(Marco),2010

3月の目標:1度ぐらいはバス釣りに行くこと

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は1月23日から2月22日までです。

昨年あたりからヘンな嗜好が増えました。言うなれば「狛犬萌え」。「萌え」というのは冗談ですが、どうも狛犬が気になります。で、ヒマな時や出先で時間が余った時には、神社やらお寺やらの狛犬を見物に回ることにしました。あちこちいろいろ見てますが、今のところは昨年訪れた倉敷の阿知神社の通称「ハッピー狛犬(阿)…勝手に俺が命名」が断トツです。狛犬が気になりだしたきっかけは、まさにこの狛犬です。たまたま俺は「吽」の正面に近い方向から歩いてきたので、「吽」を何気なく眺めていたのですが、その時不意に後ろから「おいっ」と軽い声がかかったような気がして振り向くと、そこに「阿」のハッピー君がいたわけです。一見したところ端正な佇まいなので何気なく見るとわかりませんが、正面から、まさに正視するとすごく楽しそう。耳まで楽しさを表現してる感じ。意図的におもしろく作ったものはかえって興醒めですが、阿知神社のハッピー君はそういうわけでもなく、文化14年からちゃんと狛犬としての職務を務めつつ風雨に曝されて、いい表情になったという年季も感じさせてくれます。阿知神社の隅には荒神社というのがあって、そこの小柄な狛犬は玉乗りしてます。玉を片足で踏んでいる狛犬はけっこうありますが、荒神社のは狛犬が小さくて玉がデカくてかわいいのです。狛犬には「阿吽」がありますが、たいていは口を開けている「阿」のほうが表情豊か。今年の目標は「吽」なのに素晴らしい表情のものを探すこと。釣りに行った先や出張先などでも時間があれば見て回ろうと考えています。2010年に入ってから2月現在までに見たものの中で一番のお気に入りは、神戸市中央区の「小野八幡宮」の狛犬。なかなかご立派な体躯だし愛嬌もあるし、造形的なバランスもいいし、九つに分かれた尻尾もお見事。それと生田神社(某芸能人の結婚式で日本全国に知られた神戸の神社。離婚しちゃったけどね)本殿裏にある戎さんの「怒れるフレンチブル(←新家命名)」かなあ。本殿前の「ステロイド狛犬(これも新家命名)」もいいけど。

「手ブレ」や「ピンボケ」の奇跡というのがあります。ピシッと撮れた写真よりも、妙なブレ&ボケ具合がカッコいいってヤツ。プロのカメラマンはこれをNGとするはずですが、自分のようなアマチュアは特にコンパクトデジカメ(さすがに一眼で撮った時のブレ&ボケは、意識して撮ったのではないかぎり気分的に失敗でしかない)で撮った場合の偶作を「お、雰囲気ええやん」と認めてしまうこともあります。今回の「表紙」もその類。宝塚市西部の山の中にある小さな滝に祀ってある、小柄な不動明王像を撮ったものです。

治ったかな?と思って出歩くと、またブリ返すうっとうしい風邪。そのせいで仕事の合間には山にも行かずひたすら読書。単行本も3冊買ったし、文庫本も2冊。単行本のうちの1冊は下に紹介してある『羆打ち』です。いわゆる「動物好き」の人たちには耐えられないような描写もありますが、なかなか興味深い本です。

ちょっとした用事があったので、近所の武庫川を歩いて渡りました。橋の上から眺めると、数年前まではよく来ていたカモ類(ヒドリ、コガモ、オナガ)の姿もなく、川底の石は汚れ、橋の上からでもわかるほど富栄養化のイヤな匂いがしていました。以前は夏場にはオイカワもキラついていましたが、昨年あたりからヒラを打つ姿もほとんど見えず。以前はマナマズの姿も見えたのですが、これも消えてしまいました。平坦で深みも淀みも隠れる場所もない川。コイは少しうろついているけど、あんなものはそこらにまき散らされた放流モノ。早い話、国内外来種にすぎない。これほど生き物が住みにくく、みすぼらしく哀れでくだらない姿に変える必要などなかったはずだ。気づいたら景勝地として昔の地図に載っていた特殊な地形までぶっ潰して、無機質な護岸に変えられています。数年前までは「まだ少しはマシだった川」が今は異臭とともに流れている。この匂いがわからないのか?水質があるレベルに達するまでならそれでいいのか?生き物がどんどん住めなくなっていく川を見ても何とも思わないのか?俺は昔から馴染んでた川や自然が陵辱されていくのを見るのは耐えがたい。最近では武庫川渓谷さえ、やたらと「匂う」のだ。健康な川はあんな匂いを発しない。石の色も明らかに変わっている。それらは川からの悲鳴であり警告なのだ。俺なんかより、もっと直接的に切実に訴えている人もいるし、そういう団体もあるはず。しかし行政には対応の気配すらみられないようだ。

その武庫川。いわゆる武庫川ダムは兵庫県が「事実上建設を見送る」発表をしたという。しかし、知事は「現段階では凍結とか中止とか決めているわけではない」と、うやむや発言。それにしても調査費などに約15億円もかかってたなんて知らなかったなあ。ダムに頼らない治水の検討も肝心だが、武庫川渓谷をも蝕んでいる水質にかんしても改善策を検討すべきではないだろうか?自然を象徴するカッコいい岩場にキタナイ泡がたまったり、ヘンな付着藻類が腐ったトロロのようにたなびいてるのはおかしくないか?釣り人の皆さんには、バスさえよければいい、ライギョさえよければいいという偏狭さから脱却して、もう少しでいいから水辺の環境に目を向けてほしいと思います。そしてできれば水も陸地も動植物もひっくるめて、広い視野をもっていただけたらと思います。釣りのメディアにもこういうことをお願いしたいが、過去そういうことについてマジメに記事を組んだことがある雑誌はわずか。毎回昆虫やら鳥やらをピックアップして載せてた『LURE FREAK』が懐かしいな。雑誌自体の統一性はあまりなかった(失礼)けど、社会問題にも言及していたし、野池のバス問題では近く農家の人まで取材するという現場主義を見せていたもんな。『LURE FREAK』ってわりと短い刊行期間だったけど、多くの釣り人の間では、子供の頃の愛読誌『釣りトップ』、手作り感があり編集者が身近な感じの『TACKLE BOX』に並んで、懐かしがられる雑誌ですね。俺、3つとも時々出してもらってたんだ。いずれもホントにお世話になった雑誌です。『釣りトップ』編集長のNさんや『TACKLE BOX』のFさん、『LURE FREAK』のHさん(←きわめてHなお方。誌面においては「バカH」氏)には、特にお世話になりました。あの頃の自分と体形的にも人格的にもかけ離れたオトナにならないように気をつけてます。向こうっ気だけは意識してだいぶ丸くしてるけどね。

毎年のことながら、自分は冬場にはまったくと言っていいほど釣りをしていません。水抜きや減水などのフィールド状況は気になるので、ふらっとひとりで見て回ることはありますが、「バスってどんな魚だったっけ?ライギョってどんな顔してたっけ?」というぐらい、それらを釣るという行為にかんしては忘れています。特にライギョ釣りにかんしてはすっかり頭の中から消えています。知人がライギョがどうのと、このルアーのこの動きがどうのと言っても、「今は冬やで冬。あんたら春から秋までびっしりイジメてんねんから、冬場ぐらいライギョのことを忘れてやりいな」なんてつい言ってしまう始末。古くからの釣りの仲間たちは俺と同じく、冬場はライギョを頭の中で冬眠させてるみたいです。本気でライギョ釣りをやると無双の実力を持つ閣下も、冬場はあれこれ食用魚釣りにいそしんでる模様。暖かくなるまでは脳内まで完全オフ。フィッシングショーなんかがあっても、釣りそのものには何の実感も湧いてきません。やはりちっとは暖かくならないとね。少し暖かくなる頃には国外逃亡中だったりして。行くぞ、美人が多いことで知られるアノ国へ!もちろんそれが目的じゃないし、自分たちが行く辺境にはそういうのはまったく無縁だけど…。人里離れた河の畔にキレーなオネーチャンがいると逆に恐ろしい。

現在最も興味があるのは今年の小旅行先のお魚たちです。メインとなるのはアレの亜種ですが、自分がこれまで釣ってきた数種よりも大型化するタイプなので、いっそう楽しみです。その地の動植物などの自然環境も含めて今からわくわくしています。もちろん多少の危険はあると思います。外務省の危険地域図ではオレンジや黄色だし…。釣りに対しては「目標○○ポンド」なんてバスぷろや有名人みたいなことは掲げずに、ヘンな欲を張らずに気楽にあれこれ狙ってみようと考えています。カッコつけず、イキらず、自然体で遊んできます。過去2度ほど海外釣行に一緒に行った某亀羅マン氏が今回は不参加なのは残念ですが、氏にもいろいろ事情があるので仕方がありません。とにかくこの小旅行が今年一番の関心事です。知らない国、知らない土地、知らない人々、そこに行けるだけでも俺は幸せです。懐というか通帳にはズシッと響くけど(笑)。車検とデジタル一眼レフ購入も重なるので、ズシッとどころが、通帳残高を見たくないぐらいだけど…。それなのに自分はちょっとしたものであっても、旅に出ないとロクなことはない人種のようです。旅に出たい人は、出ることができる時に出てみるべきだと思いますよ。いたれりつくせりのものではなく、もすこしあれこれ不便するような旅のほうが楽しいと思うなあ。

「人生、遊んで暮らせてええよなあ」などとロクに自分のことを知らない人にイヤミを言われることもありますが、もちろん遊んで暮らしているわけではなく、生活費やその他諸々のために仕事はやってるんやけどなあ。ひどい時は1日の仕事時間が20時間なんてこともあるんやけどな。あんまり報われないけど…。しょっちゅう海外に行ってるように言われるけど、それはとんでもない話。年に1回ですよ。年に1回。それが目標であり同時に実情でもあるわけで…。だから海外釣行なんて通算でまだ5回だけです。海外釣行回数イコール海外旅行回数ってのは、我ながら如何なものかと。

ある晩、PCのメールをチェックしていると、馴染みのブラジル人ガイドのネルソンから「ついさっきマナウスからベレンに帰ってきたところだ。ネグロ河でトゥクナレ爆釣」というメールが来ていました。遅いけど俺からの「A HAPPY NEW YEAR」メールに対する返信だったんだけどね。しかし、景気がよかったのはそこまで。「悲しい知らせがある。Mr.Luis Rebeloが飛行機事故でシングーで亡くなった」。え、Mr.Luis Rebelo?Luisなんて名前のスタッフいたっけ?そうだ、たしか我々の常宿Marajo Park Resortの経営に関わる会社REICONの人だ。ネルソンが指定した現地のニュースサイトにアクセスすると、10人乗りの小型機が滑走路から3kmほどのところに墜落したとのことでした。場所はシングー河畔の町アルタミラ。原因は不明。すぐに「Meus pesames. I pray for the repose of his soul. R.I.P」とお悔やみの返信をしておきました。あらためてPlease Rest In Peace, Sr.Luis Rebelo.

知人の親御さんが長く患った末に亡くなられました。生前、お元気な頃はいろいろお世話になり、ありがとうございました。長い闘病生活、本当にお疲れ様でした。安らかにお休みください。合掌。

フィッシングショーにご来場の皆さん、ありがとうございました。いくらアンダーグラウンドブランド・WHIPLASHとはいえ、お客さんが重なる時には重なるもので、愛想なしで終わったかたもいらっしゃると思います。またせっかく来てくださったのに、自分がメシや打ち合わせごとや会場の隅でビール飲んでたり(!?)で不在だったり、通路ですれ違っただけというかたもいらっしゃるかと思います。失礼いたしました。
大阪では、すでに一杯気分で現れたイツザイ・ナオキスタン君(ホカホカ小銭の件忘れてたやろ?)や、「釣りビジョン」に出てるなんとかいう女の子のサイン会だか握手会だかに行くついでに立ち寄ったエテキチ君(しかも2日連続らしい)とか、日頃イカツイ女性しか見てないので目の保養のために来場した元高射砲部隊のスカンクことミスター自衛官(税金をムダに使うなよ)とか、いろいろあれこれ様々な方が来てくださいました。他にも岐阜のモロに格闘系のお客さん(やはりオーフレイムよりレスナーやろね…)やら、環境関係の方やら、Z社の婚活の大ベテランS君(今年こそ成功?)やら…。
横浜ではELECTRIC EEL SHOCK森本君や、そのロンドン・パイク友達や、THE JFKのSENSHO君(ビールありがとう)や、最終日終了寸前に「覚えてますかー?」と現れたSEX MACHINGUNSのANCHANGや、DAIWAのPRESSO高田さんや、DUEL西島君や、危険な仕事のKさんや、FRAのK氏(巨匠が現れなくて残念でしたね)や、ちょっとしか言葉をかわしただけですが、奥多摩之迷彩頭巾氏やら…。とにかく皆さん、ありがとうございました。お土産類もありがとうございました。
それとS氏、N氏、T氏、H氏、O氏、YさんをはじめDAIWAの皆さん、いろいろとありがとうございました。あ、忘れてた。MELVIN君も(笑)。
フィッシングショーで奇妙なのは、室内なのにサングラスをかけてカッコつけてたり(「オレ様だと気づけよ」と無言でアピールしてるのかな)、ヘンにイキって振る舞ってる釣りの有名人のみなさん。お客さんたちがどう思ってるかは知りませんが、メーカーサイドの人間はそういうのを見て、内心「アイツ、イキっとるなあ~。ヘンやなあ~」などと思ってることが多いものです。自分は有名人ではないし、もちろん室内ではかけません。写真を撮る場合には、いただきもののサングラス(最近の普段用はたいてい「BOUCHE」)なので、そのメーカーさんやディストリビューターさんの宣伝(とまではいかないだろうけど義理はあるしね)としてかけることはあります。
今回一番ムカつくのは自分が師匠の写真展のため不在だった大阪の金曜日に現れて、いらざる置き手紙を残していったダメ棟梁。なにが「エラ洗いに気をつけて~」や。それはそっくり返したるわ。一言おまけにつけてな。「知っとるよー」。それとカッちゃんの船で吠え面かくなよ(笑)。さらにもう一言。「ヒラメってオイシイよー」。

バスにかんするトラブルを口にする人がいなくなったかわりに、四国方面からのカムルチーの持ち出し(釣って持ち出すだけではないという話も)や、昔からライヒーが生息してる池へのカムルチーの組織的としか思えない移植への不満の声がたくさん上がっていました。こういう声は年々大きくなってるように思います。関西のみならず関東でもこの件は知られてるようで、遺憾の意を表する人が何人もいました。バスの二の舞いになりかねない行為だし、落ち着いていた生態系にも変化が生じるだろうし、昔からそこでライギョ釣りをしていた人たちの気持ちを踏みにじることにもなる。ちなみに環境省によるとカムルチーもライヒーも「要注意外来生物」指定で、これらを生息地から持ち出したところで法的措置はないのだが、その行為自体はよいものであろうはずがない。

フィッシングショーのバタバタと風邪のせいでまったく山歩きもできず、普段通りの軽い筋トレだけで我慢してたら、フラストレーションがたまってきました。で、時間を見つけて、ちょいと3時間半ほど近所の山を歩いてきました。やっぱり舗装してない山道をしっかり踏みしめて上り下りするのはいいなあ。

ある知人は加圧エクササイズに興味深々ですが、ラクしてつけた筋肉には根性は宿らないと思うよ。しんどいトレーニングをやるのは、単に筋力のためだけでなく、同時に根性も叩き込む意味もあるのですよ。ここ一番という場面や危機的状況下において、筋肉と精神が一線を超えて頑張れるか…それが重要なのでは?そんなの今どき流行らないって?たしかにそうやろなあ。バスでもライギョ釣りでも、ほとんどの人がラクして釣りたいって感じやもんな。ま、自分はそんな流れには乗らないけど。

あと少し暖かくなったら、水温の上がりやすい小規模クリークのバス釣りにでも行こうかなと考えております。それまではお仕事としてのルアーの原型製作をやっとくか…。それと完全私用のでっかいスウィッシャーを2個ほど作っとこう。

*2010年フィッシングショーで気になったモノ

ほとんど見て回る間がなかったのでメーカーが偏ってますが…

・NEW CERTATE(Daiwa)
09年から話は聞いていたが、これは性能と価格を考えると、かなりスゴイことではないだろうか。なんや、この回転は!?と思わず笑ってしまいそうな回転性能もウリのひとつ。防水性もさらに向上。トータル性能の高さのわりに価格は懐に優しめ。個人的に2010年の目玉はやはりコレ。一部の方になぜか「EXISTは触らないでほしい」と言われている俺も、CERTATEなら使ってもいいらしい(笑)ので、2500あたりを是非とも使ってみたいと思います。EXISTは触るなって、俺の手は破壊工具か何かか(笑)? それともただ単にイメージが合わないだけ(笑)?

・RYOGA 1016(Daiwa)
「2020よりデザインに締まりが出ましたね」なんてWEBで見た印象を話したら、「それがスタードラグの色がフツーになってしまって…」と担当氏。あらあら…。いろいろ聞きほじるといくつかのリールはスタードラグが流用可能、メカニカルブレーキのキャップも流用可能だそうで。ということはWEB上のRYOGA1016みたいなことも可能なわけだ。それならウチの2020とかも見た目をいじってみようかなんて、担当氏と話しながら考えてしまいました。そんな話はどうでもいいとして、いかにも精度は高そうだし、バス相手ならきっと余裕のパワーでしょう。小さいのが出たんだから、次はデカイRYOGAを期待してしまうのは当然のこと。お客さんたちからもそんな声がたくさん上がっていました。3030とか3040とかお願いしますよ。PEの10号を最低80m巻けるモノがほしいですね。市場的に見ると需要台数が少ないのは百も承知ですが…。

・DAIWA Z 2020H&2020SH(Daiwa)
これも09年から開発担当者から話は聞いていましたが、こういうデザインだったのか…。正直な話、好みが分かれるデザインだなと思いますが、ロッドのハンドルにつけていろいろ握って触ってみると、なかなか考えられたエクステリアデザインだと実感しました。それと見た目はハナシが別ですが、まず「実用性ありき」で選ぶならこの外見もアリだと思います。自分はもちろん使ってみたいと思いましたよ。機能的な部分はカタログ等を参照すればわかりますが、60段階マグ(!)をはじめ技術の粋を集めた、ロープロファイル・ベイトリールのフラッグシップモデルという感じです。ま、俺は60段階マグよりフツーの遠心力ブレーキが好きだけど(笑)。「設定によっては遠心力ブレーキに近いニュアンスの効き方も実現可能です」と担当氏はハナの穴を膨らませて言ってたが、自分はまだキャストしたことがないので、個人的なインプレッションを述べることはできません。マグのおおまかな切り換えが3段階ありますが、その中のニュートラルな設定がRYOGA 2020と同じ感じだとか。

・KWSG, KTSG, KLSGにステンレスフレームEカラー(Fuji)
ウチの何本かのロッドにセットしてみようかな。チタンフレームで揃えると懐に強烈に響くのだ…。

・FLAT RAP FLR10(Rapala)
個人的にちょうどいいサイズ。小規模河川やクリークのバスに使ってみようと思います。J-13にホイルのゴールドカラーが追加されたのも○。BOFやBPが追加されたらもっと◎。


INFORMATIONS


2010年新製品情報

*発売時期等が決まれば発表します。

★SERPENT RISING RETRIBUTION XSR701GX THE SPELLBOUND *初夏過ぎから盛夏頃発売予定

Length:7'1" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#7-10G
Rear Handle Length:370mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-LCSG,T-TWSG)
Reel Seat:Fuji T-DPS-D20 Non Slip Finish+Long Nut+IP Chrome Hood
RSR701Vの後継的モデルですが、グラスコンポジットではないので、あの独特の使用感ではありません。もっとシャープになった感じです。ティップセクションの張りが少し強くなり、RSR701Vよりテーパーデザインがややレギュラー寄りになりました。最終プロトは2008年の盛夏から2009年の盛夏まで、野池や溜め池を中心に様々なシチュエーションでじっくりテストしました。カバーのライギョ以外では、2008年、アマゾン河口域の島にある水生植物まじりのラゴア(湖沼)でピラルクーにも使いました。けっこう釣りましたがもちろん問題なし。近距離から中距離のライトカバーからヘヴィカバーまで、いろいろあれこれ使いやすいロッドに仕上がったと思っています。大袈裟なことは言いたくないので、この程度で…。
RSR701V THE EXTORTIONはこれで生産終了となり、2010年よりカタログからも消えますが、現時点では在庫は少々存在します。「やはりあのグラスコンポジットの独特の感触がいい」とおっしゃる方は、VALLEY HILLにお問い合わせください。

★RAW DEALER R711RR-S THE TRIAL BY FIRE *盛夏頃発売予定

Length:7'11" 1pc(Offset Handle)
Lure Weight:3/16-5/8oz
PE Line Applications:#1.0-2.0G
Rear Handle Length:290mm
Fuji S.I.C GuideTitanium Frame(T-MNST,T-KTSG,T-LCSG)
Reel Seat:Fuji VSS-D17 Black+IP Chrome Hood
長めのスピニングモデルです。PEラインの使用を前提として、新型傾斜ガイド(T-KTSG)とローライダーガイド(T-LCSG)でセッティングしました。最小ガイド径は「6」ですので、摩擦系ノットでノット部を細くすれば20lbリーダーも使えます。ターゲットはバス、小規模港湾や運河のスズキ。そして中型トラウト類にも。使用ルアーの幅も広く、5gのミノーでも一応なんとか飛距離が出るし、ちょっと引き抵抗はキビシイですが、ネイキッドウェイト1/2ozのスピナーベイトも使えないことはありません。そんな範囲内でいろんなルアー、いろんなターゲットに使っていただけたらと思います。テストでは流水域のバス、瀬や淵のマナマズ、港湾のスズキなどに使ってみました。さらに50cm前後のハマチや河川のトラウト類にも使ってテストしてみたかったのですが、海の状況や日程の都合上できませんでした。R703RR-Sよりもティップセクションはソフトタッチ。バットセクションは気持ち強めです。ファストテーパーからスムースなベンドカーブを描き、気持ちのいい使用感(←どんなんやそれ?)を発揮します。適合リールはDAIWAなら2500クラスです。2500Rはやや大きいかな。一応許容かな。自分は新型CERTATEの2500と組み合わせて使おうかなと考えています。

★NOIZE ADDICT

Naked Weight:1/2oz class
デルタバズブレード(一般的なバズベイトのブレードね)とWFウィードレスブレードのコンビネーションバズ。コンビネーションタイプなので直進性も出ています。サイズとウェイト、ブレードタイプのわりには浮き上がりも悪くないと思います。飛行姿勢にも配慮して設計しましたので、飛距離も期待にそえると思います。期待以上かも。特徴としてはヘッドのアタックポイント。オーロラブルーのエポキシアイが妖しい光を放ちます。あとはワイヤーを残すのみです。自分要因で遅れてるのではないので余計歯がゆいです。初夏までにはリリースできそうです。

★S.O.R

3/8oz Class
一部(某お店の店長さんとか…笑)で好評だったS.O.DXを基本に細部をチェンジ。ノーズ部分を外から糸で縛れるようにしました。多彩なアクションとカバー上での安定感を兼備しています。

★D.O.G-LD

5/8oz Class
D.O.Gの大型モデル。さすがにボディが大きくなると細かく多彩なアクションはD.O.Gより鈍くなりますが、まあ、これぐらいできたら悪くはないと思います。全体的に大型化したわけではなく、のっぽにした感じです。原型はもちろん100%自分の手作業です。PCとかは一切使っていません。PC上での3D作業はやったことがないのだ。

★HEAD HUNTER-SRV(Specially Reinforced Version)

#6(90lb class):100m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
#8(100lb class):80m 2 colors(Dark Yellow Green, Light Glay)
#8(100lb class):160m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
#10(130lb class):80m 2 colors(Dark Yellow Green, Light Glay)
#10(130lb class):160m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)

ハイグレードPE採用によりパワーアップ。耐摩耗性も向上しています。従来のダークイエローグリーンに加え、白っぽいけど白ではない「ライトグレー」とHEAD HUNTER FOR BLACK SHEEPと同じ「ダークグレー」が追加になります。ライトグレーはスプールに巻いてあると濃く見えますが、使ってるとかなり白っぽく見えます。どのみち使ってるうちに宿命的に色落ちするし…。09年はライトグレーの#6(100m), #8(80m), #10(80m)のみでしたが、今年は全色全アイテムリリースされる予定。
*ダークグレーには80m設定はありません。#6(100m), #8(160m), #10(160m)のみです。

 

最近の!!な試合

★ミドル級12回戦 ポール・ウィリアムス vs セルヒオ・マルチネス

サウスポー同士の素晴らしい試合でした。超スター候補のウィリアムスが、技巧的かつ強打も持つマルチネスに苦しめられた内容。1Rのマルチネスのダウンが実は有効なパンチによるものではなく、スリップであるという事実が認可されたなら、判定はドローもしくはマルチネスの僅差の勝利になっていたかもしれない。自分の採点ではマルチネスのダウンをレフェリーがダウンをとったので、その事実に基づくと僅差でウィリアムス。しかし、あのダウンがスリップである事実をふまえると僅差でマルチネス。それぐらい均衡したいい試合だったということです。で、マルチネスは、あのケリー・パブリックと対戦予定。これも楽しみ。パブリックはマルチネスを追い込みきれるか?

★UFC110 ライト級3回戦 ジョー・ステーヴンソン vs ジョージ・ソティロポウロス

久々にスピーディーでテクニカルな寝技の展開を見た。UFC110のベストバウトかも。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・BLEED IN MY ARMS / SENTENCED『CRIMSON』
・FRAGILE / SENTENCED『CRIMSON』
・KILLING ME KILLING YOU / SENTENCED『CRIMSON』
・KONEVITSAN KIRKONKELLOT~CROSS MY HEART AND HOPE TO DIE / SENTENCED『THE COLD WHITE LIGHT』
・YOU ARE THE ONE / SENTENCED『THE COLD WHITE LIGHT』
・THE LUXURY OF A GRAVE / SENTENCED『THE COLD WHITE LIGHT』
・NO ONE THERE / SENTENCED『THE COLD WHITE LIGHT』
*冬が似合うSENTENCED…。メロディック・デス脱却後なら、これら2枚が好きやなあ。
・INDEPENDENT / SACRED REICH『INDEPENDENT』
・FREE / SACRED REICH『INDEPENDENT』
・IF ONLY / SACRED REICH『INDEPENDENT』
・CRAWLING / SACRED REICH『INDEPENDENT』
・PRESSURE / SACRED REICH『INDEPENDENT』
・全曲『HIGHWAY TO HELL』 / AC/DC『HIGHWAY TO HELL』

 

最近の愛読書

★『羆打ち』 久保俊治 小学館

別の本を探している時に、偶然書店の棚で目にした本。2009年4月25日が初版第1刷発行だが、時期がら自分が買ったのは2010年1月13日の第6刷でしょう。買って帰ってその日のうちに読み切ってしまいました。「相手」の命を絶つことの意味と責任、これは「相手」の種類や大きさが違うにせよ、自分がキャッチ&イートの釣り(いわゆるミート・フィッシング)の際に行うものと近似だと思います。自分は魚をシメる時には、まず手を合わせ、一瞬ではありますが、命を奪う詫びと食のための感謝をし、静かに頭を固定し瞬間的に頚椎を切断するように心がけています。それはその昔ガキの頃、誰かに以下のように言われた記憶があるからです。「尊敬と感謝の念をもって苦しませず殺しなさい。そして無駄なく食べなさい」と。「そうでなければ殺す資格などありません。傷つけないように元の水に返しなさい」。それでも殺して食べるのであれば「殺す時の胸の痛みを忘れるな」とも。その声のトーンまで覚えているのですが、誰に言われたのかは覚えていません。言いそうなのは親父だけど、あのトーンは絶対親父ではないし…。もちろん「食いたい!だからシメます」という直接的かつ根源的な動機のキャッチ&イートもアリだと思います。絶命する魚の色が変わっていくのを眺めていると、ある意味崇高な気持ちにならざるをえません。もちろんこの本の筆者のようにヒグマ相手なら、そんなことやってる間はないでしょうが、「留め矢」後の記述には、氏の「仏性」ともいうべきものを垣間見るような気がします。野や山や海で遊ぶ人や釣りをする人は、一度読んでみてはいかがでしょうか。自分がやってる釣りにかんする雑誌しか読まない釣り人が多いようですが、それは視野を狭くするだけだと思うけどな。本なんか読む間がないっていう人が多いけど、それなら「タメになることはあまりない(←失礼…笑)」釣り雑誌を読むのをやめて、その時間をちゃんとした読書に当てたらいかがでしょうか?(笑)
お店に売ってある肉や魚は、誰かが殺したもの。しかし、買う側のほとんどの人にとっては「殺す」という行為は壁の向こう。解体するという行為さえも最近では壁の向こう。見えないし、聞こえないし、匂わない(自分も長いこと食肉獣の解体を直接的に見たり、思わず「ウッ」となる生々しく温々しい臓器の匂いを嗅いでいない。食うのなら体験しておくべきかもね)のです。まるで一般社会から忌避され隠蔽されているかのように。そのあたりも頭に入れて読むのもいいと思います。
犬の「フチ」にかんしては、やや似たことがあり、それを思い起こして胸が苦しくなりました。オビには「必涙。―an an」とありましたが、もちっとマシな文句はなかったのかい?「フチ」と筆者の別れのシーンに涙するために読むのなら、あきらかにもったいない。まさかヒグマを撃ち殺すシーンでの涙ではあるまい。
釣りの「すたあ」とか「プロ」とか「有名人」とかいった人たちの中で、俺と話の合う人はきわめて少数(そんな人たちと話をする機会もあまりないが、生い立ちも自然観もまったく違うことが多い)ですが、一部狩猟者や登山者の手記などを読むと、考え方や自然観にけっこう共通する点が多いことに気づきます。自分は大型獣の命を絶つ責任を負いきる自信がない(獣肉が好きではないということもあるが…)ので、狩猟に手を出すことはありません。どこかヨソの国で鉄砲ぶっ放して野生動物を撃つなんてことも、いっさいやるつもりはありません。命を絶つ責任を負いきれないのと同時に、自分には殺す理由がないからです。ただ、単独かイヌ1頭とともに獣を追跡して山に入るのは、想像するだけで静かに血が騒ぎ始めますね。
「山の魔物」については、そう深くない山でもふとそれらしきモノを感じることはあります。それは複数の時に感じることはほとんどありません。単独で山に入った時、開けた尾根よりも両側が茂った尾根、谷筋などで不意に「得体の知れない何か」を感じることがあります。そういう現象を「行き逢い神」と称することもありますが、自分の場合はそれを山からの警告や信号と受け取ることにしています。何かが変わる前兆、この先に潜む危険、人間の立ち入ってはいけない領域への接近などを教えてくれているのではないかと…。体感したモノの質を自分なりに判断し、時には念を凝らしてから進むこともあるし、手を合わせて侵入を詫びてから引き返すこともあります。優れた猟犬に限らず、日頃はだらけたウチのドネコでも、人間の目に見えず、耳にも聞こえない何かに対し、時に鳴きかけたり、その動きをずっと目と耳で追ってることがあります。そんな時は自分も無になって五感を集中し、それが何であるのかを確かめようとするのですが、ただの1度も確認できたことはありません。野良上がりのただのドネコ(分類的にはニホンネコ。土着系ネコという意味で略してドネコなのだ)ですが、時にヒトにはおよびもつかない能力を発揮し、生物として俺よりも優れていることをさりげなく見せてくれます。

 

最近の珍事件

★2010年に入ってまだ1枚も…

今年に入って1カ月半以上経つのに、まだ1枚もCDを買ってません。これはけっこう珍しいこと。たいてい月に1枚は買うもんな…。海外逃避費用と車検とデジタル一眼レフが重なるので、ちょっとしたモノは完全に切り詰め態勢です。

 

最近のお買い物

★T-MNST

あるロッドのトップガイド交換のためT-MNSTを購入。その他では、MODEL-Aの大きいヤツを安売り(なんと\480)してたから1個買ったのと、半額になってた8本撚りのPEラインも。

 

今月のダメな人

★ニホンザルからヒヒへ

「釣りビジョン」に出てる女の子のサイン会だか握手会だかに、嬉々として通ってた某ニホンザル系中年渓流&イカ釣師。妻子ある身でありながらそーいうのに馳せ参じるそのアホパワーに感心。何でもその女の子が握った手を離してくれないので困ったとか。「モテる男は辛いわ~」などとウソ八百。アンタが手を離さんかっただけやろが、この狒々親爺(ヒヒオヤジ)!近江の国の長浜から「しっぺい太郎」を連れてくるぞ。その他のダメな人たちは寒さのせいかおとなしめ。ニホンザルは世界最北端のサルだけに寒さにめっぽう強いのであった。





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