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vol.32

月刊「WHIPLASH」May(Maio),2009

5月の目標:一度ぐらいは渓流に。それと…○○と△△

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は3月24日から4月22日までです。

セッソーのない釣師にとって、あれこれ気持ちが揺れ動く季節になってきました。といっても、水生植物が広がりはじめ、ある川の水が温み、ある山の雪がかなり溶け、大潮には湾岸の水面が騒がしくなる5月後半ほどではなく、まだバス数回、時々近所のマナマズといった具合です。山岳渓流にはまだ釣行できていません。ところが今年の5月後半は、ちょっとした事情で、水生植物エリアにも、押しの強いあの川にも、ニホンカモシカや野ザルの多い冷たい沢にも、水面の騒がしい湾岸にも行けないのが残念です。

ちょっとした用事があって、谷山商事さんの春の受注会に顔を出しました。「BRADIA出てるかな?」と思ってDAIWAスペースをのぞいてみましたが、ブツはなし。以前聞いた話ではボディはマットブラックということだったので、わりに手頃な価格とあいまって、個人的にもかなり食指が動いていたし、知人の何人かも「気になるリールやなあ」と言っていたので、現物を確認しようと思っていたのですが残念。DAIWAさんの裏側スペースに大柄なオジサンがいて、よく見るとやっぱりG-CRAFTの専務さん(たしか)。ここで「オッ」と思ったのは13フィートなのに2ピースのヒラスズキ竿。持ち運びを考慮して3ピースのものが多い中、ブランクそのものの性能にこだわった姿勢はいかにもG-CRAFT。3ピースモデルに発生しがちなベリーのブレもなし。磯ヒラ師は要注目かも。足元サラシでの不意のアタックにも対応しやすそうな、イイ感じの竿でした。うろうろするうちにDAIWAのフィールドスタッフ辻原氏に遭遇。神戸港のヘンなスズキの話を聞かせてもらいました。普通この時期のスズキはゾーキン状のモノが多く、釣ってもあまり面白くないし、特に河口エリアのは大型ヒルをブラ下げていて気の毒なヤツが多いのですが、一部パンパンに太っていて、引きまくる良型がいるとのこと。この引きまくる方がヘンなスズキというわけ。陸伝いには行けない場所らしいけど。この秋は河口の立ち込みに誘ってね。時間がほとんどなかったので、他はせいぜいあいさつ程度でほとんど見ることはできませんでした。

海外釣行の話をすると、すぐに「取材ですか?」と聞いてくる人がいますが、そういうことはありません。行きたいから自腹で行くだけで、今後ともどこにも資金をたかることはありませんし、そういう計画をあらかじめメディアに持ち込んで旅費等の負担を軽減、もしくはメディア側持ちにする気(つまりは「たかり」…この手を使う人が多いと映像関係の仕事の人から聞いたことがあります)もさらさらありません。偶然、ホントに万が一、おそらくないと思うけど、メディア絡みのことと重なっても、自分のことは自分ですべて負担します。だから金の切れ目が海外釣行との縁の切れ目に(笑)。そんなふうにならないように努力はしますが…。ブラジルだけでも数カ所、それ以外の南米でも数カ所、他にも△△にも□□にも▽▽(どれも熱帯だ)にも行きたいし、行けずに死ねるか!と思ってるし。ちなみに今年は南米には行きません。

ややネムリの入ったジギング用フック、2.0mm径ハードワイヤー、ネイキッドウェイト約50gのシングルウィロー・スピナーベイトを自作してみました。そしてネイキッドウェイト約60gのモノも。プライヤーが壊れないようにアームを曲げるのがけっこう難しいです。ちょっと無理すればプライヤーが折れるので、微妙な力加減とコツが必要です。CRAFTMANのゴツいプライヤーでもイヤな歪み感が発生するほど、2.0mm径ハードワイヤーは手強い。ルアーの用途はいずれ…。

3月末なのにクソ寒い日、BP氏とバス釣り兼ポイント探しに行ってきました。で、結果は新家:チビニゴイ(約45cm)1本。ヒゲモノと思われるアタリ2回(いずれも食い損ね)。BP氏:ヒゲモノと思われるアタリ1回、ニゴイらしきアタリ1回。後者は一瞬のったらしいが…。というわけでふたりともド貧果に終わりました。最後のポイントに向かう途中に卑屈な顔(?=BP氏的表現。わかる気がする)のパグに遭遇。BP氏はこれで撃沈。新家も最後にジョーカーを引いた気分。もはやヤル気なし。ちなみにこの日の収穫といえばカヤネズミの巣ぐらい。これは河川敷におりるべく薮をわけていたBP氏が発見。特に珍しいモノではありませんが、その形状はかわいらしく、気分が和みます。(表紙写真他参照)

この日BP氏がニゴイらしきモノ(歯形がいっさい残ってなかったのでバスやヒゲモノではない)をかけたルアーは通称「役立たず」。れっきとしたバス用ルアー(スイムベイト系)なのに、なぜかバスを連れてきたことがありません。新家もこれでバスを釣ったことがない(ちなみに同日、俺もニゴイの食い損ねあり)し、BP氏もバスの釣果なし。BP氏が唯一釣ったのは数年前のヘラブナ。このヘラ、しっかり口の内側にフッキングしていて、どう見ても口を使ったことは明らか。そんな経緯もあり、今回のニゴイとあわせて勝手に「コイ科用」に分類。これは俺らがおもしろがって言ってるだけで、多分問題なくバスは釣れるはずです。どこの何というルアーかは、そのブランドの名誉のため申し上げることはできません(笑)。「役立たず」の小型モデルにはジグスピナーアームをつけて、生まれ変わりをはかりました。これで○○でも。

雑虫萌男と春のバス釣りに行ってきました。朝の間は日が照らず、10時になっても気温は9℃。雑虫萌男の住処に着くと、やっと日が出て気温は11℃まで上昇。この分だと少しずつ暖かくなるだろうということで、まずは小場所回りのためチャリ2台で出発。雑虫萌男は会社の駐車場に放置されていたのを引き取ったボロい折りチャリ。新家は自分の折りチャリを積んでくるのが面倒だったので、雑虫萌家所有の通称オタヌキ号を拝借。大のオトナが竿を担いで二人で市街地をチャリで走り回る…かなりヘンな光景かも。特に先頭を走る雑虫萌男は怪しさ抜群。いろいろ回りましたが、ココ!という場所に全くバスの姿はなかったし、活性も低そう。そのうちとあるクリークで雑虫萌男がナマズを1本。しかし、俺は無視されたり、ラバージグのトレーラーだけくわえて走られたりと、ナマズどもにもナメられる始末。バスの姿も見たものの、あまりの浅さと水の透明度のため、こっちの姿はバレバレ。しかも雑虫萌男はド派手な黄色のピークドイエローの姐御つきロンT。釣りに行くのにソレを着るか?ちなみに新家の姿を見ても平気だったバスが、ヤツを見た瞬間にダッシュして逃げたことも。とにかくダメ感いっぱいだったので、公園でコンビニ・サンドイッチ(+泡の出る飲み物も1本だけ)で昼食をすませた後は、まだゴミ箱化していない雑虫号(車)で野池巡りに変更。
ひとつめは平日なのにすでにバスマンの姿。ふたつめの池でやっと1本目のバス。口の大きさなら45cm級だったんだけどなあ(笑)。そこから後ろがちょっと…。その後、新規ポイントの開拓に向かうがバスは不発。そこでもひなたぼっこ中のヒゲモノに無視される屈辱。ロープまで使って水辺に降りたのに…。
あまりにダメなので気分転換することにしました。で、ある山の山頂部にある、岩に刻まれた毘沙門天立像を見に行くことに。この像は旧山陽道沿いに残る磨崖仏の中でも最も古いもので、鎌倉時代後期の作(麓に置いてある冊子では、ページに掲載されている記事によって「鎌倉後期」と「室町後期」という大差の説明。どっちや?)ということです。俺や雑虫萌男にとってはなんてことない(一般の人には少しキツイか?)山道を10分ほど登ると、立像の彫られた岩に到着。正面に回り込むと、そこにはちょっとおマヌケな顔した邪鬼を踏みつけた、厳めしい毘沙門天像が。さらに少し岩場を登り山頂に達すると、町が見渡せる、すがすがしい眺望が広がっていました。そして季節柄そこここにツツジの花。バス釣りを中断して来た甲斐がありました。ちなみに時々名の出るサルコシ大王は、この立像のある山の麓にお住まいらしい。
夕方になったので、とある広めのクリークエリアでバス釣り再開。ここは一面ポイントだらけでバスのつき場を特定しにくいエリア。いくら手返し良く探っても2時間では足りません。少しやってみましたがラチがあきそうにないので、同じ区域内でもつき場になるモノが少なく、地形変化がからむ場所を探しました。で、数投すると軽いアタリ。まずは35cmほどのバス。そろそろ移動の時間だしコレ1本でいいかと思いつつ車に戻る途中、ある地形変化が目に入りました。いきしなには出なかったのですが、あれから10分以上経つしポイントとしてはイイ感じなので、移動前にラスト1投をやっとくかとキャスト。1.5mほどリトリーブしてルアーがカケアガリに到達した瞬間、ティップよりもベリーに響く重いアタリがきました。そして直後から重量感のある走り。濁り気味の水の中に時々見える側面は、けっこう良いサイズの予感。で、ランディングすると体高、幅とも十分なガチガチに固太りしたバス。そりゃ引くわな。これで本日は十分満足。過去数度この場所でバス釣りをしたことはありますが、こんなイイ感じのバスは初でした。
その後、午前中に探ったポイントに戻り、ゴロタ石エリアで食い損ねの小アタリ1回。それと雑虫萌男がいいサイズのを一瞬カケたがすぐにバラしたのみで、時間切れ終了。暖かいというほどのことはなく、水の状態もイイというわけではなく、魚の活性も高くはありませんでしたが、そこそこ楽しめた春のバス釣りでした。

[当日使用タックル-1]
Rod: RAW DEALER REPURATION RR611MX THE IRON SWAN(Whiplash)
Reel:RYOGA 2020(Daiwa)+NYLON 25lb
Lure:ADDICT S.O.B(Test Model) 1/2oz Double Willow-Moss Green/Gold(Whiplash)

[当日使用タックル-2]
Rod: RAW DEALER R703RV THE CYBER REAPER(Whiplash)
Reel:RYOGA 2020H(Daiwa)+NYLON 20lb
Lure:BLITZKRIEG SPIN 1/2oz Double Willow-Gold(Whiplash)
   BLITZKRIEG SPIN EXCITER 1/2oz Double Willow-Black(Whiplash)

UNCLOUDさん、BOUCHE(「ブーシュ」と読むらしい。ということはフランス語の「唇」ですね)のWRAP WIRE、ありがとうございました。グリーンレンズは昔からのRAY-BANの定番色G-15系で違和感なかったです。実際にかけてみると、見た目の印象より明るいしね。細部まで凝った作りでカッコいいデザインですね。いわゆる「釣り用」然とした機能優先タイプのサングラスより「シェイプやデザインのカッコよさも求めたいなあ」という人はBOUCHEブランドに注目しても損はないと思いますよ。パンフレットの写真より、実物はかなりカッコいいです。たいていのモデルは、スモークとブラウンとグリーンの3色の偏光レンズが用意されているようです。

今後の課題は、まずは158という数字を完全にクリアして、さらにその数字を小さく…ということ。

最近、生活の周辺部にイソヒヨドリが多いような。実はコイツ、名はヒヨドリですが、ホンモノのヒヨドリのようにスズメ目ヒヨドリ科ではなく、スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科。本来は崖や岩場のある海岸の鳥ですが、工場やマンションなどにも出没。ウチの近所ではスーパーマーケットのイズミヤと、知人の住んでるマンションと、コーナンやデポなどが入っている大型ショッピングセンターの屋上駐車場によく出没。特に屋上駐車場は高確率ですね。ちょうど繁殖期なので、鮮やかな色彩のオスがよくさえずっています。実はメスは数度しか見たことがないんだけど。

ある暖かい日の午後、偶然「仕事の空き」が重なった知人たちと野池回りに行ってきました。最初に行った場所は、もう少しカナダモが伸びたら楽しいだろうなという池。しかしピーカンの昼下がり、ルアーを投げたところでムダっぽかったので、池の周囲をウロウロ。1枚だけ25cmほどのギルがいたので狙いたかったけど、ヤツらに適合したモノを持参してなかったので諦めました。最近大型ギルをあまり見なくなったので、ギル用ルアーを持ち歩くのを忘れていました。次回から携行しようと思います。目の前を25cmオーバーがうろついたりすると、バスそっちのけで釣りたくなるもんな。そのギル以外にはとりたてて興味深いモノもなく、他のふたりが釣れずに戻ってくるのを待って移動。次の池はだだっ広く水の色もよくなく、見るからにダメ感満タン。ここもパスして別の場所に。そこは地元の子供達が数人いましたが、その日はまだ釣れてないとのこと。大昔に何度も来たことがある池なので、懐かしくなって、タックルも持たずに池の周囲を徘徊。それにしても当時に較べ薮が深くなったなあ。昔通れた場所が森&薮に大変身して通行不能。それどころか薮コキも困難なほどに。この池もイマイチな感じだったので、キャストもせずに移動。でも近日マジメに攻めてみようかなと。そんなわけで結局俺はキャストもしないまま夕方を迎えてしまいました。で、最後の野池群へ。ここはこれまで見て回ったどこよりも少しは釣れそうな感じだったので、タックルをおろし本日の初キャスト。ある池の薮をかき分けて下りた倒木エリアで軽い食い損ねが1回。その周囲を細かく探るが反応はそれっきり。で、さらに池の奥に。すると湧き水+倒木のなかなかいい感じのポイントを発見。まずは右サイド。アタリなし。その直後何かの気配を直感したので即座に左サイドにキャスト。するとスピナーベイトの背後に魚影。足元まで残り2m、ルアーが水中の地形変化を乗り越えた瞬間に魚が体を少しひねって口を開け、ブレードの光が消え、ドスンと重さが乗り、フックセットと同時に水面が割れ…暴れ回るも約4秒後にランディングされたバスはけっこういいサイズ。長さはちょうど50cmですが、体高がありガチッと固太りしたキレイなバス。野池でこんなのは久しぶり、なんかツイてるなあ。
その後は隣接する池で小マシなバスの追いが一度あったので、知人にそのポイントを譲ったがそれっきり。で、あたりは薄暗くなり、本日も打止め。今年は調子イイかも。この調子で他の魚もイっときたいですね!

[当日使用タックル]
Rod: RAW DEALER REPURATION RR611MX THE IRON SWAN(Whiplash)
Reel:RYOGA 2020(Daiwa)+NYLON 25lb
Lure:BLITZKRIEG SPIN 1/2oz Double Willow-Moss Back Head, Black Blade(Whiplash)

その後もそこそこの好調は続いています。数は出ない(というか数を稼ぐ釣りは一切やっていない)がサイズは上々。フィールドがだだっ広く魚影が極端に薄く、しかし稀に出れば大型バスというエリア。その中の知人たちが度々攻めながらも、いまだバスは1本しか出ていないポイントで、フットボール体形の大型バスを釣獲。それも狙いこんだスポットでスピナーベイトを一瞬ダートさせた瞬間にドスンというアタリ。釣ったのは午前中だったのですが、その日はすでにもう満足。で、昼食時には眺めのいい溜め池の畔で、桜吹雪の中、500mlの泡の出るヤツを(この日は仲間の車だったのでアルコールOK)。ホントに今年は調子イイかも…。でもパルテノン神殿は全然釣れないなあ。反応ひとつなし。バスが嫌う何かがあるのかな?ポイント条件としてはイイし、その前後では釣れてるし、いつ大型が出てもおかしくないんやけど…。

[当日使用タックル]
Rod: RAW DEALER REPURATION RR611MX THE IRON SWAN(Whiplash)
Reel:RYOGA 2020H(Daiwa)+NYLON 20lb
Lure:BLITZKRIEG SPIN 1/2oz Double Willow-Moss Back Head, Gold Blade(Whiplash)

NHKスペシャルでヤノマミ族の映像を見ました。いろんな意味で「人間とは?」ということを考えさせられる内容でした。TVを見ながら、レヴィ・ストロースの『悲しき熱帯』におけるナンビクワラ族にかんする記述を思い出し、かさねあわせたり…。

この日はNHK教育で曽我簫伯の特集をやってたし、いい番組が続きました。簫伯の絵を初めて知ったのは小学校3年生の頃です。それは「群仙図屏風」という屏風絵なのですが、西王母という女仙のかたわらに置かれている、3000年に一度しか実をつけない桃を狙っている、体はセンザンコウ、顔はサル?ネコ?という奇妙なモノに目が釘付けになった記憶があります。その後かなり時間が経ったのちに「寒山拾得図」の異様さなどに触れることになったのですが、個人的に最も興味のある画家のひとりです。

ある日の夕方、宝塚北部の林道を通っていると、車の前方にヤマドリの♂が現れました。超低速で近づくと、一定の距離をキープしたままで、特に急いで逃げるわけでもなく、路肩の草地をうろうろ。残念ながらコンパクトデジカメしか持ってなかったので、とりあえず最大倍率にして撮影。山道や林道を通る際は必ず一眼レフと300mm望遠を携行しようと、再び心に決めました。ヤマドリを見たのは久しぶりです。ガキの頃、親父に連れられて山歩き(小学校低学年でも山の中を10kmぐらいは当たり前というレベル)をしていた時には、よく見かけたんだけどな。至近距離の薮からドドドドッという羽音とともに飛び出すので、けっこうびっくりしたものです。キジやヤマドリは繁殖期には翼を激しく震わせて「ドドドド」ってやってます。これはドラミングと呼ばれ、縄張り宣言みたいなモノらしいです。ちなみにこの周辺では昨年はキツネを2回、キジの♂を2回、そしてコジュケイも1回目撃しました。この林道を抜けたあたりでは、数年前まではヤマセミもよく見かけました。

史上初の6階級制覇を成し遂げたオスカー・デ・ラ・ホーヤが引退宣言。オリンピックで金メダルを獲得し、プロ転向後もスター街道をまっしぐら。「ゴールデン・ボーイ」というニックネームを地で行く華のあるボクサーでした。数々の名試合がありますが、個人的にはウェルター以降の試合が好きです。特に興味深い試合としてはフェリックス・トリニダード戦、そして究極的善玉VS悪玉対決のバーナード・ホプキンス戦。ありゃ、どっちも負け試合だ。特に後者は唯一の完全ノックアウト負け。因縁のフェルナンド・バルガス戦もよかったですね。アイク・クォーティー戦も。しかしラストのパッキャオ戦は見ていてつらかった。今後もボクシング界にとどまりプロモーターの仕事に従事することは決定していますが、リングからは大きなひとつの華が消えた気がします。

南米の反米大統領ヴェネズエラのチャベス氏が、オバマ氏と急速接近。徹底的なブッシュ叩き、そして反米同盟的な南米の連携を呼びかけていたのに。個人的になぜか興味を引かれる今後の両国の関係。

ド晴天の日曜でしたが、すでにいくつかの野池の良型バスは繁殖行動に入ってしまったので、それを邪魔するのは可哀想だし、多分いたるところ釣り人だらけだろうなと思って、バス釣りには行かず、久しぶりにバイクのチョイ乗りに出かけました。軽く六甲山系の東側を流した程度でしたが、けっこう気分良かったです。で、その後は宝塚市長選の投票に。相変わらず投票率は低かったようですね。初の女性市長か…。さすがに「二度あることは三度ある」にはならないだろうけど。

深夜に『戦世を生きる』という番組をやっていて、関西在住の沖縄系の人の戦争体験を紹介していました。俺の場合、両親が戦争を知ってる世代なので、ガキの頃から戦中戦後の生活や空襲の話を聞いて育ちました。親父にいたっては尼崎の町で艦載戦闘機の機銃掃射に遭い、溝に飛び込んで逃れた経験もありました。親父の兄弟には戦病死した人もいるし、その人が「日本に帰って来た」時には、ほんのわずかな遺品と死んだ場所の小石が1個だけだったという話を、親父からも祖母からも聞かされていました。今も生きている親父の長兄は、多岐にわたる設計能力を買われ、本人の意志とは別に、名称だけ美しい『桜花』という特攻兵器の設計に携わっていたし、他にもいろいろ戦争にかんすることが周囲にある中で育ちました。それに俺がガキの頃には、西宮の鳴尾浜他には機銃の弾の跡が残っていた建造物がけっこう残っていたしね。釣りに行くたびにそれを眺めていました。親族以外でも、勝手に師匠と崇めている(?)カメラマンは戦跡を撮り歩いていて、風化させてはならないものを残そうとしているし、高校時代の日本史の教師は、通常の授業では表に出せない、戦争にかんする写真(あまりに無惨で今でも時々夢に出る。映画『キリングフィールド』のあのシーンのモノクロ版のようなものもあった。しかもそれは映画のように作り物ではなく、かつては本物の人間であった物体によるものだった)や資料を提示し、その悲惨さと狂気にかんする一端を示してくれました。ちなみにこの時の教師の行動は見つかったら懲戒モノだったそうです。この人、歴史教科書問題にも言及していましたね。「このように段階を経て事実は曲げられていき、学校教育の場においては当たり障りのないことや、美化されたことしか語られないのだ。お前らは一端でもいいから事実を知っておくべきだ。さらに知りたい者は自分で調べろ」なんてね。俺からすればいい先生だったなあと。時間が経ち景色も人も変わり、今ドキの子供たちには、もはや戦争はなんの実感もないものになっているのでしょう。今回たまたま見た番組も、深夜では俺のような人間が目にする程度なので、より多くの人が目にすることのできる時間帯にやってほしいですね。

北陸のブリ&ガンド・ジギングは、金沢の風神と富山の雷神のコラボにより天候悪化の兆し。今年もなかなか乗れないのかな…。

昨夜はTHE RUDEBOYSのヨシノリ君とコーヘイ君&カヨコさん夫婦と、ひさしぶりに神戸のVIN SANTOでウマイものを食って飲みました。この日の珍しいモノは「タモリ」。もちろんそれは地方名でヒゲダイのこと。これがまた旨かった。特に頬の身がえらくたっぷりあって、まっ先にそこをいただきました。で、翌日はこの更新データを代理店さんに送ってから、昼過ぎからコーヘイ夫婦とオーナマポイント散策へ。この時期にはほとんど行かないので、どんなもんやら…。釣れたらイイんだけどね。

 


INFORMATIONS

★ROCK'N'ROLL FISHERMAN ~Fishing forever, Rock'n'Roll whenever~

2009,05,08(Fri) 渋谷 屋根裏
出演バンド:KIRIHITO、JIGHEAD、THE JFK、ELECTRIC EEL SHOCK
18:30 Open 19:00 Start
adv(前売) : \2,300 door(当日) : \2,500
infio,ticket :
Shibuya Yaneura 03-3477-6969
www.electriceelshock.com
reserve@electriceelshock.jp
チケットぴあ(322-117)
ローソン(79557)
eplus.jp 4月11日発売

ELECTRIC EEL SHOCKのG&Voにして社長の森本明人氏の呼びかけで、釣り人がメンバーにいる4バンドが集結したイベントです。ELECTRIC EEL SHOCK以外には、KIRIHITO、JIGHEAD、THE JFKが参加。DJにはSUSPENDコマツ氏も。
◆先着30名の釣りバカの皆様には協賛スポンサーからのプレゼントがあります。入場の際に受付に「釣りバカ」であることを伝えてください。
◆ライヴ終了後にイベント特注カラーのルアー等、豪華商品の当たる抽選会もあります。
◆このイベントはロックコンサートであり、釣り大会ではありません(笑)。
*WHIPLASHも協賛しているので、豪華とは呼べそうにありませんが、抽選会用としてなんらかの商品(市販されてないカラーのルアー?…)を提供します。それと先着30名様用プレゼントにもWHIPLASHのなんらかのモノが入る予定です。
*新家が会場に顔を出せるかどうかは、イベント1週間前ぐらいにならないと確定しません。顔を出せる可能性:約75%
*森本氏から届いたフライヤーも添付しておきましたので、そちらもご覧ください。細部の文字とか読めるかな?(フライヤーはこちら

★WHIPLASH「TWIN DRAGON」ステッカー *5月初旬発売決定 デザインはトップページを参照してください

サイズ:縦60mmx横110mm プリントカラー:ダークシルバー/ブラック 税込価格\400(1/pac)
屋外の使用でも色落ちしにくい耐候仕様です。デザインは新家が適当(?)にやりました。
「Dead, Jail Or Rock'N' Roll & Fishin' And Drinkin'(フヌケ野郎になるか、ブタバコ行きか、Rock'N' Rollか。そしてお魚釣りと酒!」という、マトモでフツーな人生を送っている方、もしくはそれを望んでいる方には縁のない文句を掲げたステッカーです(笑)。ちなみに新家はフヌケ野郎になったことやブタバコに入れられたことはありません。向かって右の龍が持ってるのが「左仕様のSG」というのがミソ。最初に絵を描いた時には指板の十字架インレイも入れといたんだけど、ここまで縮小すると当然のことながら細部は印刷不可能。(ステッカーの写真はこちら


2009年新製品情報
WHIPLASH&新家がかかわったVALLEY HILL製品

*発売時期等が決まれば発表します。

★RAW DEALER REPURATION RR705HX THE WINGED ASSASSIN *6月末頃から発売予定

Length:7'5" 1pc(Offset Handle)
Lure Weight:7/16-1 1/8oz
Line Applications:16-30lb
Rear Handle Length:315mm
Fuji S.I.C Guide(T-FST,T-LNSG)
Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish(Matt Black)+Long Nut+IP Chrome Hood
細かい振動伝達のために張りを強めたモデル。1/2oz以上のスピナーベイトやロングレンジ&カバーエリアのラバージグなどに。ティップセクションはR707RXに張りと硬度を付加した感じで、ウィード切り感もアップしました。バットのパワーはほぼ同等、ややこちらが強いかな。

★SERPENTRISING RETRIBUTION XSR707ZX THE REDEMPTION *6月末頃から発売予定

Length:7'7" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#10-12
Rear Handle Length:400mm
Fuji S.I.C Guide(T-MNST, T-LCSG(ローライダー), T-NSG)
Reel Seat:Fuji TDPS-D20 Non Slip Finish(Matt Black)+Long Nut+IP Chrome Hood
RSR707Zと同等のパワー。グラスを省き24tグラファイトと30tグラファイトで構成したブランクスにより軽量化。当然のことながら、グラス特有の「粘着質のトルク感は減少」していますので、あの感じが好きな方にはイマイチかもしれません。一歩も譲れない状況下の釣りにおいては、やはりこんなロッドが必要な時もあります。

★GUN2 ZERO GGZ-66HH SHORT RANGE MASTER

Length:6'6" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#6-10
Rear Handle Length:330mm
Fuji S.I.C Guide(MNST, NSG)
Reel Seat:Fuji TDPS-D20+Long Nut
ライト~ミディアムカバーのショートレンジ・テクニカルモデル。GGZ-70HHよりファストに寄せたテーパーデザイン、ショ-ト設定のリアハンドルで、アキュラシーと取り回しを重視したモデル。幅の狭いクリークや、手先しか使いづらいブッシュの隙間からのゲームなどに好適です。

★DRIVIN'WIRE新色 41IRP-C ザ・ゴースト・ウォークス

反射板にクリアクラッシュ・ホログラムを採用。透過光ではほぼ透明になりますが、光の侵入角度が少し変わると、ホログラムのクラッシュパターンが表れて、強すぎない反射を水中に散らします。この41IRP-Cは何てことなく弱っちい感じの小魚的なカラー。

★DRIVIN'WIRE新色 42IRP-C イリュージョン

こちらも反射板にクリアクラッシュ・ホログラムを採用。水中に消え入りそうなカラーです。アイにはオーロラブルーを採用。

★NOIZE ADDICT

Naked Weight:1/2oz class
デルタバズブレード(一般的なバズベイトのブレードね)とWFウィードレスブレードのコンビネーションバズ。サイズとウェイト、ブレードタイプのわりには浮き上がりも悪くないと思います。飛行姿勢にも配慮して設計しましたので、飛距離も期待にそえると思います。期待以上かも。特徴としてはヘッドのアタックポイント。オーロラブルーのエポキシアイが妖しい光を放ちます。うまくいけば初夏にリリースできそうです。

★L.D.SR *4月末頃から発売予定

Length:71mm
5/8oz Class
L.D.MUL YONGとX.O.SRの長所を合体させた大型モデル。多彩なアクションと安定感を兼備しています。

★D.O.G(Dropped Out And Gone) *4月末頃から発売予定

Length:71mm
1/2oz Class
カバーの隙間に滑り込ませる中型モデル。カバーをスリ抜け、小さなポケットでも細かく多彩なアクション。

★SERPENT-BITE HANDLE TYPE-A

ABU、DAIWA用のリプレイスハンドルです。以前のモデルはチタンプレートでしたが、今回のモデルは高強度アルミプレート。穴は空いていません。
[対応機種]
ABU:4000~6000クラス
DAIWA:MILLIONAIRE CV-Z250J,300,SNAKEHEAD CUSTOMなど。それらとハンドル互換性のあるモデルに適合(CV-Z100,200,253には適合しません)

★HEAD HUNTER-SRV(Specially Reinforced Version)

#6(90lb class):100m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
#8(100lb class):80m 2 colors(Dark Yellow Green, Light Glay)  160m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
#10(130lb class):80m 2 colors(Dark Yellow Green, Light Glay) 160m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
ハイグレードPE採用によりパワーアップ。耐摩耗性も向上しています。従来のダークイエローグリーンに加え、白っぽいけど白ではない「ライトグレー」とHEAD HUNTER FOR BLACK SHEEPと同じ「ダークグレー」が追加になります。

 

最近の!!な試合

★UFC97

なんといってもウェルター級の長南亮vsTJ.グラント戦が見ごたえあった。判定でグラント勝利だったが、長南は株を落としてはいないだろう。チャック・リデルvsマウリシオ・ショーグン戦には一抹の寂寥。UFCを支えてきたリデル、引退か…。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・全曲『THE WAY OF THE FIST』 / FIVE FINGER DEATH PUNCH『THE WAY OF THE FIST』
*PANTERA+80年代系HM+コア。咆哮とマトモな歌唱。渦巻くグルーヴ、刻みリフに流麗系ソロ。Voにはえもいわれぬナマナマしさ。特に「THE BLEEDING」の慟哭っぷりは狂気と紙一重。「TRUE METAL」と呼ばれているらしいが、「REAL METAL」「REAL STREET METAL」なんて称したほうが似合ってるのでは?というストリートに根ざしたゴッタ煮型HM。純メタルファンはどう思うかわかりませんが、個人的にはかなり、いや、とっても気に入ってます。
・HAKAI(破壊) / SABBRABELLS『SAILING ON THE REVENGE』
・DIAMOND CITY / SABBRABELLS『SAILING ON THE REVENGE』
・YOUR SONG / SABBRABELLS『SAILING ON THE REVENGE』
・WATER NIGHT / SABBRABELLS『DOG FIGHT』
・THIS I LOVE / GUNS N' ROSES『CHINESE DEMOCRACY』

 

最近の愛読書

★『アダムの呪い』ブライアン・サイクス著 大野晶子訳 ヴィレッジブックス

なぜか買うのを忘れていた本書は、いうなれば『イヴの七人の娘たち』の男性版。前者が母系ミトコンドリアDNAなら、こちらはY染色体の遺伝指紋。遺伝子と聞くだけで頭の中が白くなりそうな人にでも、まるで科学小説のように、無理なく興味深く読める内容です。なんとなく買い忘れていたらヴィレッジブックスから文庫化されて出ていたので、金額的にもこちらを購入しました。個人的にもきわめて「お薦め度」の高い書籍です。タバコを3箱程度の値段(タバコって今1箱300円ぐらいなのか?)だし、ほんの軽い外食程度の値段で、長時間に渡り知的好奇心を刺激し満たしてくれるって、すごく得した気分ですよ(笑)。ひょっとしてギタリスト、ジョン・サイクスも著者と同系のサイクスだったりして…。ちなみに染色体という名称の由来は、か つて新しく開発された染料によく染まって、強い色を放ったためって知ってた?

★『桜の森の満開の下』坂口安吾著

季節柄、ふと手に取った名作短編。坂口安吾ではこの『桜の森~』と『耳男と夜長姫』、そして『堕落論』が好きです。前二者は救いのないのが救いのような…。破滅的で美醜の表裏一体性が独特の世界を演出しています。小説に描かれている情景がすぐさま脳裏に浮かぶのは、坂口安吾の表現者としての能力の高さでしょう。都市部周辺の桜の下は人だらけで、虚空など張りつめてないから安心かな。たまに酔っぱらった鬼ババは出るけど(笑)。しかも複数。

 

最近の珍事件

★パンの袋が空中へ

長い信号待ちの際にふと歩道に目をやると、どこかのオバハンがチャリのかごに買い物を入れたまま古本屋へ。すると近くの電柱から1羽のハシボソが舞い降りて、下手クソなホバリングをしながら、かごの中のスーパーのレジ袋から、小型パンの詰まった小袋を引っぱりだし、そのまま古本屋の屋根へ。その様子がこなれていたのでおそらく常習犯と思われます。人間の仕業なら咎めるのですが、相手はハシボソさんなので、そのままおもしろがって眺めていました。オバハンには悪いけどね(笑)。

 

最近のお買い物

★ZEAL OPTICS 「CEREBRO」

フィッシングショーで抜群のかけ心地が気に入ったので、ちょっと悩んだあげくに発注したモノが届きました。レンズカラーはTVSに。これまではどこのブランドのモノもほぼスモーク系ばかりかけていましたが、このTVSは少しブラウンがかっていて視界のコントラストが上がる感じ。俺にとって色入りはこのあたりが限界かな。このTVSとTVの中間ぐらいが理想だけど…。今後、一般的な釣りのシーンでは多用することになりそうです。もちろん、以前から愛用してるモノもかけ続けます。特にFUEGO FLYにはアマゾン水系での思い出がいっぱいある(3回ともこのサングラスがメインだった)し、SUBMIT FLYは普段用として一番スタイルが気に入ってるし、先日いただいたBOUCHEのWRAP WIREもカッコいいデザインだし、COMBEXのPOLAR WING SP(現行SPX)系の淡色レンズは、光と影が目まぐるしく入れ替わる山岳渓流釣行には好都合だし。さらには他にもいくつかもってるし…というわけでサングラスだらけに(苦笑)。コレクターではないんだけどね。

 

今月のダメな人

★雑虫萌男、落とす、落ちる

農道を走行中にチャリのフェンダーが落下したり、ポイント移動しようと出発しかけると、ルアーケースを水辺に忘れてきたことに気がつき慌てて戻ったり、「そこ、危ないで」と言ってやってるのに、言うてるシリから敷石と護岸の隙間に落ちたりとダメっぷりを存分に発揮。さらには車の助手席には本屋の袋が置いてあり、買ったばかりの巨乳系エロ本がハミ出していました。ヨメに見つかっても平気なんだろうな、この男の場合…。とにかくダメでエロでヘンタイで不注意。
それと「EOS40Dがどうのというには10年早いわい!現在所有のEOS KISSでしっかり勉強してからや!レンズも新調?だいたい何を撮るねん?」などと罵っといたら、一応基本中の基本は勉強したようで…。「フォーカスロックしてからのアングル等にかんしては、タヌキに大根を持たせて、いろいろ試してみました」と言ってたが、なぜタヌキに大根なのかは不明。





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