• 月刊WHIPLASH
  • PHOTO CORNER
  • SOUND CORNER

vol.29

月刊「WHIPLASH」February(Feveriero),2009

2月の目標:さらなる釣欲の抑制

この雑記は適当にダラダラ書いているので、前回の原稿を渡した日(だいたい各月23日頃)の翌日から、約1カ月のことが出ています。今回の場合は12月23日から1月26日までです。
アップは原稿到着後の5日後ぐらいになるようです。今後ともだいたいこんなペースです。

12月30日夜、作業中に突然PCが崩壊しました。最初はアイコンに入った「AI」などの文字が消え、おかしいなと思ってそのファイルを開けてると、これが「そのデータは壊れていて、どうのこうの」という表示。「さっきまで普通だったのに」と思いつつ、文字が入ったものを開けてみました。するとそれらはセーフ。しかし、データを閉じてアイコンを見ると、文字が消えていました。で、そのままフリーズ。それほど深く考えず、とりあえず再起動して「ちょっと恐いからバックアップを取っておくとするか」と考えていましたが、それっきり起動せず。マック特有の笑顔アイコンは出ますが、そこで起動ストップ。PCの販売や修理をやってる知人に電話すると、ありがたいことに「スペアのハードディスクを持って今から行きます」とのこと。そして内部を開け、ハードディスクをつなぎ、CD起動で立ち上げ、それでバックアップを取ろうとしましたが、ほんの少しコピーしただけでフリーズ。こんなことなら「ちょっとした作業ごとにバックアップを取っておけば良かった」なんて後悔しても後の祭り。深夜まであれこれ作業しましたが、大事なものも含めて、いっさい使えなくなってしまいました。
翌日別の知人がPOWER BOOKを持って来てくれたので、それにウチのモニターやプリンターをつなぎ、なんとか少しは仕事ができる態勢にはなりました。しかし、そのダメージは甚大。壊れたハードディスクは、少し落ち着いてからデータ救出を専門とする社に依頼するつもりですが、はたして救出できるのか。それにとんでもない費用がかかるのではないかと不安です。「ハードディスク復活」にかんしては、いろいろ恐い話がありますからね。それにしても年末の慌ただしい中、修理に来てくれた(しかも深夜まで作業)知人Mと、POWERBOOKを貸してくださったN氏にはとにかく感謝。
2008年は右足の激痛&歩行不可能トラブル、ブラジル釣行時のバゲージ・ロストとヒドイ目にあいましたが、それらに負けないトドメの一発が年末ギリギリに起きてしまいました。気分的にはボロボロですが、ここでイジケ込んでしまえば、一歩も進めなくなります。で、「これは08年最後の厄払いである。2009年はきっとイイ年になるはず」と開き直って、できる範囲 のことをひとつずつやっていくことにしました。
しかし、元旦から体調の悪化がひどく、熱(高くはなかったけど…多分風邪だと思う)と吐き気(吐くほどではないのだが、ずっと胸が軽くムカついた状態)が続き、食もえらく細くなり、げっそりやつれました。体調が復活したのは中旬でした。年の始めがボロボロだったので、きっといろいろ尻上がりでマシになっていくでしょう。そう思わなかったらやっとれんわ。

「何ごともなく終わってくれたらいいな」と書いた年の瀬、個人的にはPCが崩壊。でもそんなことより酷いのはイスラエルとパレスチナ自治区の問題。1/8の時点ですでに死者700人。「個人の死は悲劇だが、多数の死は数字にすぎなくなってしまう」という感覚麻痺が起こりつつあります。「悲劇である個人の死」が700なのに。
そして死傷者は増え続け、人口密集地への白リン弾の使用まで。この先どうなる?アメリカ新政権はイスラエルをどう扱う?そして急な停戦案。米大統領就任式までの地上部隊撤退。しかも撤退時に一般の民家やその内部の家具まで破壊。今回のイスラエルによるガザ攻撃は、ガザの人々とハマスを切り離すどころか、逆効果になったようにしか思えません。そういう戦略的なことはともかく、巻き添えで亡くなった多くの人々に国籍や宗教は違えども、つつしんで哀悼の意を表します。
それにしても年端もいかぬ子供たちが「すべて失いました。夢も将来もありません」なんて言う悲惨さ。見ていて胸が締めつけられました。さらに時間が経つにつれ、超大国と手を組んで好き放題の軍部による、様々な暴虐ぶりが明らかに。あの国にだって良心を持った人はいるだろうに。

山岳渓流に行く釣師の場合、「出会うのは時間の問題」といわれているツキノワさんですが、ついにデザイナーY氏が遭遇。場所は夜の丹後半島、経ケ岬周辺。車で走行中、あるトンネルを抜けると、道の真ん中で黒くて大きいのが立ち上がったそうです。冷静に見てもかなりの大物だったようで。でも大きさにかんしては「シェパード並みのキテン」という有名な表現があるY氏のことなので、100%信じるわけにはいきません(笑)。ツキノワさんがすたこら逃げ出したので、そのまま車で100mほど追走すると、ガードレールのない場所から海際の方へ降りて行ったそうです。後でそのあたりの痕跡を調べると、道端には糞があちこち。そしてあきらかにヤツらのものと思われる獣道や爪痕も多数。実は以前から不思議に思っていたのですが、ツキノワさんはケツの締まりがよくないのだろうか?(笑)奈良の林道でも、決まった場所ではなく、あっちにコロリ、こっちにポロリ、ここにはベチャという感じで、けっこう節操なくタレてるような気がします。自分の標をつけるにしても、そこまであちこちに転がさなくてもいいと思うのだが…。なお冬眠明けのツキノワさんは体内に溜まっていたフンをドドッと放出するそうで、そういう大量のフンがしてあるのを見ることがあるそうです。ある人物によると「ツキノワは冬眠の前にお尻に栓をして、冬眠明けにその栓を抜いて放出するので、大量のフンが一ケ所にしてあるのだ」とのことですが、クマがどうやって自分のケツの穴に栓をするねん?そうそう、デザイナーY氏がクマに出くわしたのは12月中旬過ぎ。冬眠間近の個体なのでムクムクに太っていたとか。ちなみに「あんなヤツには自前の剣鉈では勝てる気がしない」とも。ツキノワさんはムリとしても、大型野犬対策にも刃物よりファイティングバトン(いわゆる特殊警棒)のほうが、長さが稼げるのでいいのでは。

年末にふと思いついて作ったミノー。複数の知人に近所の川等で動きを見てもらったところ、けっこうイイ評価をいただきました。ただプラ化となると、売れるか売れないかという問題が前面に横たわっているのです。たとえば大手人気メーカーなら「一も二もなく」というモノであっても、俺のようなマイナーな日陰者が製作した場合、当然話題にならないしメディアからの引き合いもこないので、認知度を得ることができません。いくらイイものを作ったところで、ほんの一部の話題にしかなりません。しかもその一部が「他人に知られたくないルアー」として隠す傾向がある(別に名前は挙げないけど、困った人たちだ…苦笑)ので、ますます表に出ることがなくなるのです(笑)。それに他メーカーのサポートを受けている人で、ウチのルアーを気に入って使ってくれてる人もいるのですが、彼らはメディアに出る際にはサポートメーカーのものだけを公開するので、日頃それら以上に使って実績を上げていてくれても、ウチのものはいっさい表に出ないという。文字どおり裏事情もあります。これも日陰ブランドの寂しさです。昔、ライヴワイアを作った時は、当時『Rod and Reel』誌にいた指出氏がそのバルサモデルの動きを見て好意的に記事にしてくれたり、『LUREFREAK』(懐かしいね!)でも細谷氏が記事中に出してくれたりで、ちょっとばかり話題にもなったのですが、今はそんな時代ではないので厳しいだろうなあ。

年末、久しぶりに釣り雑誌に出ましたが、内容が内容だったせいもあり、何か俺だけ完全に浮いてしまっていて違和感アリでした(苦笑)。他のバスにかんする記事目当ての人は「なんか知らないヤツがヘンな魚を持って出てるな。ま、キョーミないし…」という感じでしょう。実際、バスの人はバス、ライギョの人はライギョ、マスの人はマスという感じで、自分の一番好きな魚以外に興味を持つ人は極端に減ったように思います。そしてお互いのターゲットを容認しないような…。知人でも「日本のネイティヴ・トラウト(イワナやアマゴなどの天然モノ鱒族)というちゃんとした釣りをやってるのに、キミはなんでバスやライギョみたいな下等な魚も狙うわけ?」なんて言う人もいるし、「もういい加減にバスや渓流なんかヤメて、ライギョの方に戻ってきてくださいよ」というとんちんかんな意見も出てくるし、「バスに比べたらライギョなんかバカっぽいし、アマゴみたいなバスのベイト(ムカッ)やイワナみたいな小さい魚を釣って喜んでるなんて理解できない」という意見も(笑)。バスやライギョがアマゴやイワナより下等だなんて思ったこともないし、むしろ俺は時にライギョの賢さに恐れ入ることもあるぐらいです。バスに比べたらライギョはバカっぽいという人はけっこういますが、それは本当に賢いドでかいヤツを知らないからです。口に針傷ひとつないヤツでも、喰わせるまでに延々と神経戦というのは何度もありますし、キャストしようとロッドをテイクバックした瞬間に姿を消すモノもいます。それどころか立ち止まっただけで消えるヤツも。ま、思い込みの激しい方は何派であろうと、何を言っても耳を貸してくれないので、どうでもいいんですけどね。それとよく鱒派はおっしゃいま すね。「バスって俗っぽい」と。これは言い得て妙かも(笑)。でも鱒派には世捨て人系がけっこう多いような(笑)。
それはさておき、今回の記事の場合、救いはすぐ裏がDAIWAのあのリールの広告だったこと。7と13の事情を知ってる人(3人ぐらいか?)は、その皮肉を笑うかもしれませんね。釣具作りと釣りそのものはさておいて、メディアその他においては最近どうも居心地がよくなく…(なんてエラそう言うほど出てないやん、て?まったくもってその通りですわ)。アマチュア釣師を自認するような人間は、表に出ることなく、どこかでひっそりと人知れず釣りをして、自分だけで楽しみつつ、腕と感性を磨いておくのが身分相応なのかもしれません。特に「上手くなろう」とか「もっと釣れるようになろう」と思ったことはありませんが、プロや有名人の方々とは世界の違う、能書や屁理屈無用の釣りの次元に行きたいなあとは思っていました。ケーハクさも小賢しさもない、感性が支配するお魚釣りの世界が俺の理想ですね。バゲージトラブルでヒドイ目にあったけど、昨年のブラジル釣行はそれに近かったと思います。ワンタックル、ワンルアー、言い訳ナシ。やはり国内では山岳渓流で野生のイワナとか、意外な瀬絡みでバスとか、人のいない湿地で人のいない時間にライギョとか、田園地帯の間を流れる小さな水路でバスまんやライギョまんが言うところの「べいとふぃっしゅ」釣りとか(笑)。今年もそんな釣りをして遊ぼうと思います。で、海外釣行はまだ不明としておきましょう。少なくとも、今年は何か特別な事情でもないかぎり、地球の裏側には行きません(というか行けません)。

元『釣りサンデー』会長の小西和人氏が亡くなられたのを1月8日の夕刊で知りました。俺はずっと以前に用事で『釣りサンデー』社を訪れたこと(10年以上前の新大阪時代)があり、その時担当の方が「今、社長(故小西氏のこと)がいるはずだから、せっかく来てくれたんやからちょっと会わせとくわ」と言って社長室に確認に行ったのですが、あいにくもぬけの殻になっていて、結局そのまま会わずじまいでした。その後もナマで見かけたことはあったのですが面識はないままでした。大阪のオリンピック反対の件や環境問題で、ウチの親父の知人たちとはわりと懇意だったらしいけど。とは言え、直接的には知らない人なので、その人となりは人の話の上でしか知りません。なので、俺の印象としても「釣りにかぎらずけっこうスケールの大きそうな人だな(←好意的な意味ですよ)」というぐらいのものでしかありません。ふと思い出しました。そういやこの人、アマゾンにも行ってたんだな。今ならそんな接点もあるんだけどな。ただぼんやり思うのは、けっこう大きな存在感(面識があれば「存在」だが、そうじゃないので「存在感」という感じです)がふっと消えてしまったなあ、ということ。なんとなく風穴があいて、よくわからないのだけど、そこから冷たい風が入ってくるような…。そしてひとつの時代、というわけでもないけど、なにかそれっぽいものが終わってしまったなあ、と。ふと空虚感、ふと寂寥感。合掌。

ダメ看護士からアマエビとガスエビが届きました。アマエビはお馴染みのアレですが、ガスエビって?モノはややずんぐりした感じで、薄茶に濃茶の縞模様。そして目が小さいのも特徴です。一説によるとワタ抜きの際にガスのような匂いがするので「ガスエビ」とか…。足が速いので早めに食べたほうがいいということだったので、届いたその日に刺身でたくさん。そして翌日には塩をまぶして焼きエビに。どちらにしてもかなり旨かったです。いつもいろいろありがとう。

やはり『TROUTIST』は終わってしまったということです。ラストの号はほぼ編集も終わりかけていたのに、会社側の意向により突然に近いかたちでカットになったそうです。残念です。予告ではイワナだったのに…。宇野君、お疲れさまでした。また違う場(誌面という意味)でその手腕を発揮されることを期待しています。今後とも頑張ってください。応援しています。

何というか、昨年末から今年にかけていろいろありました。機械的物質的なものだけでなく、いろんなモノが崩壊しました。辛かったり苦しかったり、モノ要りだったりすることばかりで、近年稀にみるネガティヴな時期でした。それだけでなく、この場で書くにしのびないことや、一個人的なことも多々重なりました。たいていは自分の弱さを振りほどくために、表向きには「どうってことあらへん」という態度を示していましたが、その分重いものを内にため込んでしまい、だんだん悲観的な視点からモノを見るようになってしまいました。それにしてもよくないことは重なるものですね。で、これは転機のひとつかもしれない、と思い直すことにしました。どうせ人生一回きり、どこでどう転ぼうが死んだらすべてが終了します。「Dead men tell no tales(死人に口なし)」、そして「死馬に鞭打つ」ことはできません。そんなトドのつまりの最終的な結末がきまってるわけだから、ネガティヴなモノも自分の中でできるかぎり転換して、先の何か(何かあったらの話だけど)の肥やしにしようときめました。何の話かわからないでしょう?わからなくていいんですよ(笑)。
知人とそんな話をしていたら、「そりゃ厄神さんにお参りしたほうがええよ。えっ、厄年とかにも行ってへんの?やれ仁義やスジや義理やとけっこう古臭い『和』の精神構造してるくせに…。それに門戸厄神の近くに住んでるやないですか。時間みて早いとこ行っときなはれ!」と言われました。そこまで言われたらお参りしとくか、近所だし…というわけで、ある日のこのこと出かけてきました。で、42歳はすぎてるけど、男厄の階段を上って、表門をくぐり、手を洗ってから、とりあえず近い順にひとつずつお参りしてきました。メインの厄神さんに賽銭を入れ、手を合わせて祈願し、立ち去ろうとした時、境内そばの樹上でイカルが澄んだ声で一度鳴きました。その後も耳を澄まし、居場所を探しましたが、それっきり二度と鳴きませんでした。何かのお告げかな。ひょっとして「願い、聞き届けたり」とか。ちなみに周囲の人は誰ひとりその声に気づいていないようでした。みなさん、鳥の声なんかに興味ないようです。イカルって独特の声なのにね。

イカルはスズメ目アトリ科の鳥で、長さはムクドリぐらい。ずんぐりした体形と大きな黄色い嘴が特徴的です。体は薄いグレーベースで、顔は黒に近い濃紺。尾も同じような色です。宝塚や西宮では普段は低い山地で見ますが、冬場には低地で見かけることもあります。鳴声を詩的に解釈して「月・日・星」、すなわち3つの光、そこからサンコウチョウ(三光鳥)という別名もあります。なお正式なサンコウチョウはスズメ目ヒタキ科の鳥で、オスのやたらと長い尾と、目の周りと嘴のブルーが印象的です。夏鳥として北摂の山にもやってきます。けっこう気の強い鳥で、猛禽類にアタックすることもあるそうです。

ぞっとしましたね、ハドソン川の不時着。よりによって左右のエンジンにバードストライクとは。死者が出なくてなによりでした。実は俺、飛行機に乗った場合、ある程度上空に到達し安定するまでは、けっこう緊張しているのです。離着陸の前後は特にね。双発セスナの片方のペラが回らなかったこともあったなあ。みんなでロープひっかけて回したらうまくいったけど。今となってはあれも懐かしい光景。イタイトゥバからサンタレンにむかう途中、アマゾン河の上で急に機体が降下し、機内にどよめきが起こったこともあったなあ。正常に戻った時には、横に乗ってた知らないブラジル人と肩を叩きあって喜んだものです。機内のいたるところでそんな光景が見られました。そんな時でも平然としていたアエロモッサ(いわゆるスッチーさん)はたいしたもんだと思いました。なんにせよ、飛行機は恐い。ウチの親父なんか飛行機にかんする設計業務に携わっていたくせに、「あんなモノが飛ぶこと自体不自然や」などと言って、仕事としてのテスト飛行以外では絶対乗らなかったもんな。当時のテスト飛行ってのは、それはそれは大変だったらしく…。

ある日の夜12時過ぎ、仕事を一時休止させて、別のPCに向ってメール類をチェックしていると、そんな時間なのに新着メールが届きました。こんな時間にメールなんて夜更かし癖のある雑誌編集者(釣雑誌ではない)のYか、たまに夜が遅いCか、よく時差ボケになるヤツかと思いましたが、たしかその3人は俺のPCのアドレスを知らないはず…。で、受信トレイを開けてみると、地球の裏側に住んでるガイドからでした。そらまあブラジルならお昼の12時だけど。一応元旦に新年のあいさつメールを送っておいたのですが、全然返ってこないなあと思っていたら、その返事でした。「クニさん、コンタクトをもらってハッピーだ。2009年もMuito Peixes(たくさんの魚=大漁)を!実はずっと長い長いトリップに出ていたんだ。○○と△△と□□、そしてまた○○、さらには海でもガイドをやってたんだが、とにかくずっと魚だらけだ。それとマツオカさんからたくさんの写真を送ってもらった。本当にありがとう。(後略)」。英語とポルトガル語がまざったいつもの文面が、妙に懐かしかったです。彼と俺とはガイドと客という関係ですが、3度も会ってると友人的な関係になってきて、昨年もベレンで別れた時には、オジサン、ウルウル状態だったようです。以前はお世辞まじりで「Grande Pescador」だったのに、このところは「Amigo, My Friend」呼ばわりだし…。ま、そうやってビジネスライクな間柄とはいえない部分があるので、いろいろ楽しめるのも俺にとっては大きなプラスです。きっと次は、松岡亀羅マンもベレンの空港の搭乗ゲートから帰る際に「なに?日本に行くのか?デカセギか?いつ帰ってくる?」なんて言われることでしょう。そう冗談言いながらオジサン、ウルウルだったりして。こうやってネルソンおじさんからメールが来ると、またアマゾン水系に戻りたくなるなあ。どこにしよう?○○か、△△か、□□はもういいか、それとも…。で、いつにしよう?また松岡亀羅マンも誘わないと(笑)。20XX年のXX釣行はほぼ決まってるので、それ以外にまずは○○か?△△はXXの前にくっつけるのがベストだし…と、今からわくわくするダメ人間であった。

先日ある機械が届いたのと、ブラジルからのメールと、THE JFK+ELECTRIC EEL SHOCKのライヴで、気分的にはやや元気になりました。THE JFKはバンドとしてずいぶんタイトになってきました。ひとりだけ体形がタイトでなくなってきている気もしますが…ステージ真ん中の人(笑)。キタ君とSENSHO1500君のコンビネーションも○。ヒネ君の存在感もさらにアップ。要所でDr.がスポットを浴びるが、その価値あり。そのうち「BLACKROSE」なみのツインが聴けたりしたらうれしいなあ。THE JFKは近々SEX MACHINEGUNSとツアーするとのことです。ライヴハウスに来てた女の子から聞いたのですが、MACHINEGUNS+THE JFKのツアーはけっこう地方もまわるようです。近くに来たら是非行ってみてください。それとニューアルバムが近いそうです。ELECTRICEEL SHOCKはやはり別格のライヴ力ですね。日本でもどこかのフェスとかにどんどん出てほしいですね。ジャイアン君の靴下の穿き方が問題か。このバンドは問答無用の引き込む力を持ってます。こちらもニューアルバム間近とか。ちなみにG&Voの森本君が親孝行旅行のついでに目論んだ、東南アジアにおける「ピーコックバス釣り」は十分な時間がとれず、泳いでいる姿こそ見たものの釣れずじまいだったそうです。広い湖のほぼ全面が保護区や釣り禁止で、きわめて少数のワンドのみ釣り可能ということで、そこに釣り人が集中すれば極端にスレて当然。南米ツアーやって現地でネイティヴのトゥクナレを釣ろう!サン・パウロからだったら車で10時間のパラナ河パノラマか、飛行機移動だけどゴイアス州が近場だと思う。ともにトゥクナレ・アズ-ゥ(青)とトゥクナレ・アマレロ(黄)、それらのミスチーソがいます。最大5kg。絶対オモロイぞ!ちなみにELECTRICEEL SHOCKの後は極楽浄土でした。メタルな曲とVoの見た目&しゃべりが極端にアンバランス(笑)。けっこう面白かったです。今にも「吟じます」なんて言いそうだったけど、それはナシ。

ふと時間が空いたので、日頃の運動不足解消のために散歩に出てきました。といっても、ついカメラバッグに一眼レフとレンズ3本、小型デジカメとハイパワーのLEDのライト、そして万が一落下して蔓などに絡まった時の脱出用にガーバー/ヒンダラーのCLSフォールダーも1本。で、阪急電車で最寄りから3駅。そこからJRで3駅。武庫川沿いの無人駅で降り、そこからJRというかその前身の国鉄の廃線コースを歩いて、所々で山に登ったり川に降りたりしながら、そのまま家までずっと歩いて戻るというお散歩に出かけました。
本来ハイキングコースではないので、100%おすすめできるわけではありませんし、懐中電灯を忘れた場合は通らない方が無難なトンネルも3つほどあります。中でもひとつは、しばらくは行けども行けども「真の闇」、そして不安になりふと振り返っても「真の闇」。前も後ろも完璧な闇に支配された世界です。俺は前後左右もわからなくなった「真の闇」の中で、ちょっとの間懐中電灯を消し、しばし何も考えず立ちつくした後、なにか少しでも見えないだろうかと無駄な努力をするのですが、ホントに何も見えず、なんとなくそんな自分がおかしくなって、また懐中電灯をつけて歩きはじめます。音は聴覚を限界まで鋭敏化すればたしかに存在します。自分の呼吸や服が擦れる音以外に、どこかで水が壁から滴る音や自分が歩いてきたルート上で、安定しなかった石ころなどが転がる音など。そして匂いも存在します。しかし視界は完全に遮断。子供の頃、親父に連れられて、星ひとつ見えないほど曇った新月の夜に、鬱蒼とした森の中の狭い小道を歩いたことがありますが、どんな闇夜でも必ず空は少し明るいもので、木々の葉の隙間が黒ではなく、かすかに濃灰色だったのを覚えています。その森の小道は能勢の高代寺山にありました。たまに風に乗って読経の声が聞こえてきたり、獣が薮の中を歩く音が聞こえてきたりするので、少し気味悪かったり、時には驚いたりしたものでした。この道のおかげで俺は獣の足音だけで種類を判断したり、薮の中でライトに反射する目だけでそれが何の目なのか分るようになりました。そんなわけで地上では「真の闇」に遭遇したことはありません。それは陸地では地下や洞窟、トンネルの中に存在するものです。そこでは比較的手軽に「絶対的孤独」も味わえます。以前にここを通った時にも、こんな話を書きましたね。複数での肝試し的なノリではなく、行くならひとりがお勧めです。もしくは子供がいる人は、幼いうちに「真の闇」の存在を学ばせるために通るのもいいかもしれません。
そんなトンネルの間には武庫川渓谷が見え、「こんなところにもこんな絶壁があったの?」と目を見張るような風景もところどころ。今回は短いロープを伝って高座岩付近に降りてみました。この岩は犠牲御供の伝説があり、江戸時代でも9世紀の雨乞いと同様の、白い大きな動物を捧げる儀式が行われていたという資料が残っています。何でもこの岩の下は竜宮に通じているとかで、白馬(もっと昔は牛)の首を切って、その血を岩に塗り、その首は付近の溝滝に投げ入れるという風習があったそうです。龍は水や雨を司る存在ですからね。岩に塗られた血汚れを嫌う竜宮のお姫さまが、それを洗い流すために雨を降らせるので、田が潤ったそうです。今でもその血の跡が残っているという説がありますが、あれは岩そのものの単なる変色ではないでしょうか?(笑)で、河に降りて岩場を伝って近づいてみると、高座岩に奇妙なモノが。さらに近づくと正体はっきり。スズメバチの巣でした。これはイイものを見たといろんな角度から撮影。300mmレンズも持っていってたので、かなり詳細なカットが撮れました。ここまでくるともう民家は間近。カメラも仕舞い込み、後はひたすら家まで歩くだけ。
家に着いたのは無人駅を降りて3時間後。歩いた距離は9.2kmぐらい。意外に短いなあ。途中写真を撮ったり、河に降りたりしていなければ、もっと時間は短縮できたのでしょうが、ただ歩くだけではつまらないので…。この時デジカメで撮った写真の一部は「STYLE」のほうに掲載してあります。次回は逆に駅から上流へのコースを歩いてみようと思います。こちらはヤマセミの棲息域。繁殖期にはあの独特の声が聞けそうなので、その頃に行くつもりです。
スズメバチの巣にかんしては家に戻ってから調べると、おそらくキイロスズメバチのものであろうということがわかりました。ついでにスズメバチについていろいろ調べてみると、俺が知ってる以上に種類があることがわかりました。オオスズメ、キイロ、コガタ、モン、ヒメは知ってたし、かつて捕獲して同定したことがあるのですが、チャイロとツマグロは知りませんでした。ま、チャイロはやや北方系で南限がギリギリ大阪らしいし、ツマグロは逆に南方系で沖縄あたりのハチだということで、馴染みがなかったのも知らなかった一因です。ちなみに日本のスズメバチは3属16種だそうで。上に列挙したのは3属のうちスズメバチ属のものです。

日本時間では深夜になりましたが、オバマ大統領の就任演説の中継を見ました。あたりを埋めつくした聴衆もすごかったですね。あらためてアメリカでは「政治がまだ人々に希望を与えるものである」ということを認識しました。日本は引き合いに出す価値もなさそうです。国会で漢字を書いたボードを引っぱり出してやりあうバカさ加減(苦笑)。官僚が書いたモノを、たいした抑揚もなく、棒読みに近い状態で読み上げるだけの総理。別にそれを批判する気はありませんが、つくづく「えらい違いやなあ」と。そして世間が言うように何らかの「歴史的変化」が起きていくのではないかという、予兆めいた胎動のようなモノが伝わってきました。熱弁の中で目がきわめて冷静だったことも印象に残りました。核問題、対アジア政策、そして中東問題はどう展開されていくのでしょう?まずは自国の経済問題だろうけど。

では、来られる方はフィッシングショーで。


INFORMATIONS

> ★2/7(土), 8(日)の大阪フィッシングショーおよび2/13(金), 14(土), 15(日)の横浜でのフィッシングショーには谷山商事さん内で出展させていただく予定です。ブースのサイズや何を展示するのかは未定です。ちなみに2/13は午後2時までには会場に入る予定です。2/6(金)の大阪の業者日は未定です。今回は横浜もメイドさんはいないそうです。

 


2009年新製品情報
WHIPLASH&新家がかかわったVALLEY HILL製品

★RAW DEALER REPURATION RR705HX THE WINGED ASSASSIN

Length:7'5" 1pc(Offset Handle)
Lure Weight:7/16-1 1/8oz
Line Applications:16-30lb
Rear Handle Length:315mm
Fuji S.I.C Guide(T-FST,T-LNSG)
Reel Seat:Fuji TCS-D18 Non Slip Finish(Matt Black)+Long Nut+IP Chrome Hood
細かい振動伝達のために張りを強めたモデル。1/2oz以上のスピナーベイトやロングレンジ&カバーエリアのラバージグなどに。ティップセクションはR707RXに張りと硬度を付加した感じ。バットのパワーはほぼ同等、ややこちらが強いかな。物騒な名前でスミマセン。出所はANVILですけどね。『FORGED IN FIRE』。このアルバム、大好きでした。今でも聴いてるし。ANVILってバカっぽかったりいろいろするけど、カッコいい曲が多かったですね。「MARCH OF THE CRABS」とか「SHADOWZONE」とか「FREE AS THE WIND」は文句なしだし、STONESのカバー「PAINT IT BLACK」もけっこうよかったし、「SCHOOL LOVE」はおバカ全開でケッサクだったし…。えっと竿の話だったっけ?もうええわ。興味のある方はショーで展示品を触ってみてください。この長さ、このパワーということで、テストは河川の岩場急流帯でのオオナマズ(恒例化?)相手でも行いました。用途としてはもちろんソレよりバス向きです。ソレにはもう少しフレキシブルなモデルの方がいいでしょう。

*WHIPLASHのブースでは、ご自分の愛用リールを持ってきて、展示しているロッドにセットしてバランスを試してみるのもOKです。(注意 他メーカーや他ブランドはOKかどうか不明)ただし、なにかトラブル等があってはいけませんので、新家もしくは誰かスタッフがいる時に、一声かけてからにしてください。

★SERPENTRISING RETRIBUTION XSR707ZX THE REDEMPTION

Length:7'7" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#10-12
Rear Handle Length:400mm
Fuji S.I.C Guide(T-MNST, T-LCSG(ローライダー), T-NSG)
Reel Seat:Fuji TDPS-D20 Non Slip Finish(Matt Black)+Long Nut+IP Chrome Hood
RSR707Zと同等のパワー。グラスを省き24tグラファイトと30tグラファイトで構成したブランクスにより軽量化。当然のことながら、グラスコンポジット特有の「粘着質のトルク感は減少」していますので、あの感じが好きな方には「??」かもしれません。アシやガマのブッシュ奥など、一歩も譲れない状況下の釣りにおいては、やはりこんなロッドが必要な時もあります。08年にブラジルに持ち込んでいたテストロッド、XSR701GXは今年もう少し使い込んでから、2010年に陽の目を見る予定です。こちらもよろしくないサブネームをすでに用意しております。

★GUN2 ZERO GGZ-66HH SHORT RANGE MASTER

Length:6'6" 1pc(Offset Handle)
PE Line Applications:#6-10
Rear Handle Length:330mm
Fuji S.I.C Guide(MNST, NSG)
Reel Seat:Fuji TDPS-D20+Long Nut
ライト~ミディアムカバーのショートレンジ・テクニカル派の皆さん(皆さんというほど多くないでしょうが…笑)、お待たせしました。コントローラブルなショートモデルの登場です。GGZ-70HHよりファストに寄せたテーパーデザイン、ショ-ト設定のリアハンドルで、アキュラシーと取り回しを重視したモデル。幅の狭いクリークや、手先しか使いづらいブッシュの隙間からのゲームなどに好適です。昨年のテストではかなり楽しめました。短いために振り切りスピードが上がるので、強振できる人が使えば飛距離も想像以上に稼ぐことができます。

★DRIVIN'WIRE新色 41IRP-C ザ・ゴースト・ウォークス

反射板にクリアクラッシュ・ホログラムを採用。透過光ではほぼ透明になりますが、光の入射角度が少し変わると、ホログラムのクラッシュパターンが表れて、強すぎない反射を水中に散らします。この41IRP-Cは何てことなく弱っちい感じの小魚的なカラーです。

★NOIZE ADDICT

Naked Weight:1/2oz class
デルタバズブレード(一般的なバズベイトのブレード)とWFウィードレスブレードのコンビネーションバズ。サイズとウェイトのわりには浮き上がりも悪くないと思います。特徴としてはヘッドのアタックポイント。オーロラブルーのエポキシアイが妖しい光を放ちます。うまくいけば初夏にリリースできそうです。

★L.D.SR

Length:81mm
5/8oz Class
L.D.MUL YONGとX.O.SRの長所を合体させた大型モデル。多彩なアクションと安定感を兼備しています。テストでは一発合格でした。22gぐらいのチューンでもイイ動きを見せてくれます。キャスト時の抵抗も少なく、よく飛びます。
新色も少し追加されます。中でも個人的なお気に入りは「DO/MUマーブル」。ダークオリーブとマスタード(カラシ)系色のキタナく視認性の悪いカラーです。これまで数々あったマーブルカラーの中で、最も気に入ってます。視認性の悪さゆえに不人気色になりそうですが、こういう色の強みとしては魚の活性に左右されにくいことがあげられます。

★D.O.G(Dropped Out And Gone)

Length:71mm
1/2oz Class
カバーの隙間に滑り込ませる中型モデル。カバーをスリ抜け、小さなポケットでも細かく多彩なアクション。こんなネガティヴな名前をつけるから、年末あたりから最悪な泥沼にはまったのかも…。今後はもっとポジティヴな名前をつけようと思います。シャレだったんだけどね。

★SERPENT-BITE HANDLE TYPE-A

ABU、DAIWA用のリプレイスハンドルです。以前のモデルはチタンプレートでしたが、今回のモデルは高強度アルミプレート。穴は空いていません。フィッシングショーに試作が間に合うかどうか微妙です。別売のノブキャップにはブラックを追加予定。そしてリテーナーも別売予定。これはゴールド、レッド、ブラックの3色。旧モデルにも装着できます。
全長:100mm (Pitch:90mm)
ベースプレートカラー:Silver, Black
[対応機種]
ABU:4000~6000クラス *もっと小型のものにも装着できますがバランス的には4000番以上が望ましいでしょう
DAIWA:MILLIONAIRE CV-Z250J,300,SNAKEHEAD CUSTOMなど。それらとハンドル互換性のあるモデルに適合(CV-Z100,200,253には適合しません)

★HEAD HUNTER-SRV(Specially Reinforced Version)

#6(90lb class):100m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
#8(100lb class):80m 2 colors(Dark Yellow Green, Light Glay) 160m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
#10(130lb class):80m 2 colors(Dark Yellow Green, Light Glay) 160m 3 colors(Dark Yellow Green, Light Glay, Dark Glay)
ハイグレードPE採用によりパワーアップ。耐摩耗性も向上しています。従来のダークイエローグリーンに加え、白っぽいけど白ではない「ライトグレー」とHEAD HUNTER FOR BLACK SHEEPと同じ「ダークグレー」が追加になります。まだパッケージとかスプールシールのデザインとかをやってるので、発売はもう少し先になるかと思います。

 

最近の!!な試合

★UFC92

シウバはランペイジ・ジャクソンに一発KOされるし、ノゲイラはミアにMMA初のKO負けをくらうし、フォーレスト・グリフィンも壮絶KOでライトヘヴィ級王者から陥落するし、年末のUFCは波瀾づくしでした。

★DREAM 2008

まずは中村大介の腕十字。桜井の経験勝ち。そして青木の変態的なヒール。桜庭vs田村はいろんな意味で興味深かったけど、なんか桜庭の動きがおかしなまま田村のほぼ一方的なペースに。内容が薄かったわけではないし、やられながらも一瞬の反撃を目論む桜庭の動きには注目すべき点は多くあったと思います。外国人選手ではマヌーフによるハントKOも鮮やか。ただどうにも「…」なのは武蔵。K-1ルールでアレはなに?

★ヘヴィ級選手権試合 ニコライ・ワルーエフvsイヴェンダー・ホリフィールド

ホリフィールドがもし勝てば、史上最年長でのヘヴィ級戴冠、そして同一階級5度目の王座獲得。圧倒的な体格差(ワルーエフは軽く2mオーバー)とパワー差ながらも、要所で飛び込みパンチを叩き込むホリフィールドの勇気に感心。意外に器用に右アッパーをあわせようとするワルーエフの巧さにも感心。結局2対0の判定でワルーエフが勝ったが、俺の判定では12Rをホリフィールドが落としたためドロー。ただし判定に疑問が上がり、再戦の可能性も。

★UFC93

ライトヘヴィ級に落としたマーク・コールマンは、なんとなく痛々しかった。実はPRIDE時代の2004年に成田空港の通路ですれ違ったことがあり、その時は岩石のような体に驚いたものでした。そして相手のショーグンもなんとなく精彩なし。やはり見所が多かったのはリッチ・フランクリンvsダン・ヘンダ-ソン戦。

★WBAウェルター級選手権試合 アントニオ・マルガリートvsシェーン・モズリー

試合前からマルガリートの苦戦は想像できたが、中盤以降押し返し、スタミナが切れてスピードの鈍ったモズリーをロープに押し込み…というコット戦に近い展開を予想していたのだが、これがハズレました。モズリーの仕上がりは絶好調でスピードはまったく衰えず、「あんなのくらったら倒れるやろ、普通」という強打を何発も入れていく。これにはタフさで有名なマルガリートもダメージが蓄積し、ついに8Rダウン。そして9Rにレフェリーストップ。この試合においてはモズリーを称賛しないわけにはいかない。個人的に目を見張ったのは、8Rのダウンシーンにモズリーが放った水平軌道の左フックにおいて、ものすごくシャープに拳がかえっていたこと。それは凄みや破壊力を備えつつも、あまりにも美しいパンチでした。個人的にはマルガリートのファンなんだけどね。

 

最近の愛聴曲

★HR/HM, R&R, PROGRESSIVE ROCK, BLUES, POPS etc.

・全曲『LET THERE BE BLOOD』 / EXODUS『LET THERE BE BLOOD』
*血が騒いでしかたがない!原始的な衝動を喚起する、あのアルバムが今の技術、今の音で復活!
・全曲『THE DREAM』 / IN THIS MOMENT『THE DREAM』
*やっぱりメロディアスであるということはイイことだと思う。歌唱力、楽曲レベル、格段に向上。
・全曲『REBORN』 / CURVED AIR『REBORN』
*ソーニャ様はあんな風(見た目の話)になってしまわれたが、楽曲や演奏や歌唱に翳りはなし。
・KILL THE WEEKEND / ELECTRIC EEL SHOCK『TRANSWORLD ULTRA ROCK』
・WHEELS OF CONFUSION / BLACK SABBATH『VOL.4』
・TOMORROW'S DREAM / BLACK SABBATH『VOL.4』
*BLACK SABBATHで「PARANOID」の次に触れたのが「TOMORROW'S DREAM」。30年近くも前の話だけどね。ともすると悪魔的などといわれていたSABBATHは、実は虚像であったことがわかりました。そして「WHEELS OF CONFUSION」の歌詞の一部は哲学的だし、どっぷりとSABBATHに浸かる原因になりました。その通り、「あんた(俺)がくたばる時にも世界はまだ回っている」のです。BLACK SABBATHのおかげで、これまでいろいろ味わったクソのような気分やクソのような時間を払拭することができました。今後もまだSABBATHに頼らなければならないこともありそうです。そんな時には『VOL.4』をぐわわ~んと一発。
・CRAZY TRAIN / OZZY OSBOURNE『BLIZARD OF OZZ』

 

最近の愛読書

★特になし

落ち着いて本を読むどころではなく、寝る前に藤田紘一郎先生の寄生虫モノをパラパラと読み返す程度です。先日、エロ師十段氏に「キミも南米で何かの寄生虫に入られて、共生してるんとちゃうか?もしくはヘンな熱帯病に罹っとるんとちゃうか?」などと言われました。実は俺が寄生虫に興味を持ったのは、その昔エロ師十段氏から藤田先生の第1作『笑うカイチュウ』を紹介されたのがきっかけだったのです。エロのかぎりを尽くしてきた十段氏ですが、最近は寄る年波におされ気味(もしくは若い頃に暴走しすぎたツケ)で、弱気な発言が目立ちます。「あのなあ、俗にハ・メ・マラ言うてなあ、まずは歯、次に目、そして肝心なところにダメージが来るんや。ワシは歯もボロボロになったし、目もかなり衰えたし、そろそろ肝心なあたりも不安なんや。笑たな。キミかて近いうちにそうなるんや。よう覚えとけ。そやけどホンマに悲しいなあ…」なんて具合です。「降る雪や タコ足(配線時代)は 遠くなりにけり」って感じ?
雑誌は『NATIONAL GEOGRAPHIC』と『BURRN!』のみ。前者はなんと120周年記念号。俺の「外の世界」への志向の根本には、この本の影響があるのは間違いない。今回特に興味深かったのは探検家の関野吉晴氏の人物記。やれるやれないはともかく、スケールの違いはともかく、俺や松岡カメ羅マンの中には、小さいながらも似たようなものがあるのだ。その他、絶滅危惧種の記事も、ホワイトハウスの内側も、「黄金の魔力」も、北極探検も120年の軌跡も、いずれも興味深かったです。

 

最近の珍事件

★特になし

引きこもり気味(世間的な意味ではありません)で外にあまり出てないから、たいして何ごとも起きません。いや、ひとつ。机に向っている時に何気なく足を組み替えたら、PCデスクのメインスイッチに当たって、スコーンと電源が落ちました。このデスクを使い始めて10年近くになるが、こんなことは初めてです。でも、いろいろ保存した後だったし、作業中のものはなかったからよかったけど。なんかついてない。あまりにもいろいろよくないことが重なりすぎ(苦笑)。

 

最近のお買い物

★車のタイヤとジーンズを1本

このところ欲しいモノがあまりありません。欲がなくなったわけではなく、一時的に欲が休止中です。で、金が出ていくことが減りました。とか言ってたら、車のタイヤが減って(そろそろスリップサインが)走行ノイズがヒドくなったので交換することに。で、オフもけっこういけるブリヂストンのDUELER A/T694を入れました。全体的なノイズは少なくなりましたが、それでも左前方のみノイズ発生。原因は何やろ?足回りご機嫌斜め。
それとジーンズが1本、全体的に末期的なダメージを負い、あちこち同時多発的に破れたので、新しいのを買いました。俺はヴィンテージものとかには興味がないし、余程気に入りでもしないかぎり8,000円以上のモノは買わないことにしているので、今回も安めの価格帯で気に入ったモノを探しました。で、自分なりにはけっこうイイのを見つけました。Eのロンドンブラックと少し迷ったのですが、まっ黒のタイト系は1本持ってるので、Wの黒の色落ち加工のタイトカットにしました。でもタグを見ると企画生産はEだった(笑)。価格も安かったし、すごく得した気分です。いつものようにまず28インチを試着したところ、少しゆるかったので27インチにしました。今回の27インチは、日頃はいてるタイトストレートの28インチとほとんど同じはき心地。洗濯を考慮しても全然問題なさそう。表示サイズはホントにモノによってまちまちですね。あくまでも目安みたい。ロッドの「Lure Weight」と一緒か?アレほどヒドくはないか(笑)。いわゆるボトムスはどんなモノにせよ当分買わないでしょう。急に太ったりしないかぎり…。

 

今月のダメな人

★自分の名前も住所もない年賀状の主

わずかに手書きされていた字の感じと「HAIL!」という言葉から、差出人が閣下であることが判明しました。年始早々ダメっぷり全開。感涙。「今年も爆走しましょう」って言われてもねえ…。返す言葉が見つかりません。閣下は雪の多い地方に住んでおられるので、きっと「ワルキューレの騎行」をボリューム10でかけながら、黒のビキニパンツ一丁でスノーモービルに乗り、刀のかわりにロッドを背負い、ラギ漁に出るべく港へと爆走しておられることでしょう。

★淡水魚をたっぷり生食した雑虫萌え男

自分が所属する淡水魚研究会の新年会で、コイのアライをはじめ、フナの姿造りやナマズの刺身も食ったそうです。横川をはじめとする吸虫類に感染しとるやろ?なんか症状出とらんか?と尋ねたら、「そういや時々腹がチクチクしたり…」という返事。それはきっと感染でしょ。で、その際のフナの姿造りの写真に加え、キョウトアオハナムグリやヒシモンナガタマムシ、おびただしい数のシロテンやコムラサキ、ゴマダラが樹液にたかっている写真等も届きました。中でもイシガケチョウは驚き。どう見てもチョウが止まってる地面は、俺がちょくちょく釣りに行くあの池の近くの農道の地質。あの池の畔で捕ったとは聞いてたけど…。俺はちょうどそのへんでマルタンヤンマの黄昏れ飛翔を目撃したことがあります。実は雑虫男もマルタン目当てで行って、偶然イシガケに出会ったとのこと。その他、これ見よがしの立派なバス(うらやましい)や、ふてぶてしいスッポンのひなたぼっこや、ハス畑(多分)のタシギの群れなど。
ちなみにこの男、子供の頃に回虫らしきモノを出したことがあるとのこと。「引っぱり出す時はけっこう痛くて」なんて言ってたので、ホンマかいなと思いいろいろ聞いてみると、ヤツのケツから出てきたのは何と黒っぽくて細いムシ。それはひょっとして、まさかとは思うけどハリガネムシ?まさかカマキリをナマで食ったとか?当時の思い当たるフシとしては、山で水を飲んだことぐらいらしい。なるほど、これでだいたいの謎が解けます。
ハリガネムシは本来は水生生物。彼らが産卵した卵が孵り、その幼虫が水中に漂い、それが水とともに水生昆虫や水中で幼虫期をすごす昆虫の体内に入ります。水生昆虫をカマキリが食う機会は少ないと思うので、カマキリの体内への侵入は、幼虫期を水中ですごす昆虫経由であることが多いと思います。そんな昆虫がいるのかって?まずはわかりやすいところではトンボ類がそうでしょう。トビケラやカワゲラもそうだし、モンカゲなどのカゲロウ類、ミズアブやハナアブもそうです。もちろんカも。けっこう多いでしょ。それらの親虫が陸上で食われることによって、ハリガネムシはカマキリの体内に移行。そしてその体内で成長し、十分な大きさになると体外に脱出。そして水に帰るそうです。何でもカマキリの脳に働きかけて水辺に行くようにするのだとか。アリの脳をコントロールする槍形吸虫みたいな能力だ。感染した昆虫の脳からは、感染していない昆虫にはない、ある特殊なタンパク質が発見されたそうです。ま、そんなこんなでめでたく水に帰ったら、ハリガネさんは自由生活&繁殖行動。
雑虫男が飲んだ水には偶然ハリガネムシの幼虫がいて、それがヤツの体内で成長し、用を足しに行った際に便所の水に帰ろうとした(?)と考えられます。個人的な推理だけど…。たしかに人への寄生例もあるようです。聞くところではたいてい口から出るそうで…。しかし、ケツから出たということは、この男がカマキリなどの昆虫に近かったということかも。ハリガネムシに寄生されると生殖能力が失われるといわれていますが、この男の場合は現在もそちらはモリモリ。少しぐらい失われたほうがよかったような…。今年のダメ人間杯は、閣下とこの雑虫萌え男の間で争われることはほぼ間違いないと思われます。雑虫萌え男ファミリーには、小学1年生から盆栽を始めた「盆栽名人」や「サルコシ大王(サルノコシカケの略)」などのツワモノもいるようです。

★納品前に請求書をよこすな!

壊れたPCのハードディスクの入れ替えや詳細な検査、外付ハードディスクの新しいヤツその他を知人の会社に頼んでおいたところ、「組み替えとテスト、すべて終了しました。ブツもすべて揃いました。いつでも持っていきます」という連絡がありました。で、「後日、都合のいい日時を連絡する」と言っておいたところ、その日時を連絡しないうちに、もちろんモノも届かないうちに請求書が届きました。知り合いやし、ヤツの天然具合は昔からよく知ってるので、「あの天然ボケ野郎め」と脱力しただけですが、それにしても常識ってものが…。怒鳴られるぞ、フツー…。





ページトップ↑