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vol.08

月刊「WHIPLASH」May(Maio),2007

5月の目標:もうちょっとスピナーベイトのテストを

 『自然倶楽部』9月号別冊『GREAT ESCAPE to BRAZIL』(文&写真:新家邦紹, 写真:松岡芳英, 発行:株式会社廣済堂)価格¥2,100(本体¥2,000)サイズ:B5(横182x縦257mm)196頁
文を読むことに慣れてない人には辛いかもしれないけど、よろしくお願いします。

買いに行く時間がない、買いに行くのが面倒くさい、近くの釣具屋さんや書店では入手しにくいetc.の場合は直接出版社に問い合わせ&申し込みもできます。

株式会社廣済堂 自然倶楽部編集部 〒984-8518 宮城県仙台市若林区舟丁18-2
Tel.022-225-8015 Fax.022-217-2066
URL http://www.shizenclub.com/ E-mail shizen@net.kosaido.co.jp

定価¥2,100(税込)*送料¥100だそうです。買いにいくガソリン代や電車賃より安かったりして…

 3月下旬の取材以降、けっこう(といっても一般的なバスアングラーよりは少ないと思いますが)バス釣りに行きました。それにしても場所の潰れはひどい。自然な土砂の堆積によるポイント消滅は仕方がないとして、水抜きや埋め立ては辛い。
意味のない、というか人間の勝手な「美観」とやらのための河川工事も辛い。ま、美観なんてのは表向きで、背景にはいろいろあるのだろう。そして結果的に、バスのみならず多くの生き物が住めない川が作られる。そこにはもうヤマセミは姿を見せないし、各種小魚たちもオヤニラミも消えてしまった。

 それにしても、施工後3年も経つのに魚が寄りつかない敷石エリアってどういうこと?その前後のどうってことない場所には魚がいるのに、いかにも魚が寄りそうに見える敷石には寄りつかない。魚が嫌う特殊処理(?)の敷石か?また、なにか手を入れたわけではないだろうに、バスがえらく減ったエリアもある。それどころか、まったく見かけなくなったエリアも。いったいどうなる?俺が心配してるのは、もちろんバスの減少だけではない。トータルな生態系の崩壊なのだ。いろんな異常が目や鼻や皮膚から入ってくる。3月の取材内容は、ちょうど今頃発売の『Rod and Reel』誌に。思ってたよりシンプルな作りだったので、裏話を別枠で少し…。

 さて、スピナーベイトのプロトもよく働いて、いいバスを連れてきてくれています。バズベイトの性能もかなりのモノだと思います。浮き上がり&立ち上がりも良好だし、デルタブレード(フツーのバズ用ブレード)のわりには直進性も良好です。もちろんワイヤーもフックも頑丈です。(ワイヤー&フックは後述)スイムテストではBP氏(彼の07年初バスは俺の目の前で釣った川育ち極太47cm!)から「このバズ、かなりヤバイですよ」という言葉も。これならボブにも使ってもらっても大丈夫だろう。
約束は果たすぞ。もう少し待っててくれ。これらは来年には絶対リリースします。どんなに過小評価され、まともに扱ってもらえなくても、自分が詰め込んだ実釣性能を信じます。
とにかくイイ結果が出てるからね。これで全然ダメだと言われたら腹切って憤死するか、そう言ってるヤツを叩き斬るしかないもんな(笑)。

 ダブルウィローの水面引き、スイム時の肉眼ではっきり見えるタイトバイブレーション(ヘッドの左右&前後への振動も目視可能)などは先代譲り。いや、前後振動はこちらの方が強いかも。2サイズの設定で、重いモノはネイキッドウェイトにして5/8oz程度になると思います。
川北さんのご要望には少し軽いかな?まだまだ先の話ですが、メドがついたら最終プロトを渡そうと思います。その際は(失わないように)使ってください。
やっぱり「黒(Raven Blackというカラー名にしようと思ってます)」がいいですか?乞う連絡。

 以下はあくまでも予定ですが…。スピナーベイト(仮称:Flick Addict…まだ変更の可能性あり)
Size:1/2oz class, 5/8oz class(ともにNaked Weight、つまりフック+ヘッド+ワイヤーのみの重量)
Type:Single Willow, Double Willlow
Color:8色(もちろんWHIPLASHらしく、ブレードもヘッドもブラックのカラーパターンやります)バズベイト(仮称:Noize Addict…まだ変更の可能性あり)
Size:1/2oz class(Naked Weight、つまりフック+ヘッド+ワイヤーのみの重量)
Type:Delta Blade(一般的なバズ用ブレード)+Whiplash Weedless Blade#2
Color:6 or 8色(もちろんWHIPLASHらしく、ブレードもヘッドもブラックのカラーパターンやります)

*スピナーベイト、バズベイトともに、フックは先端がわずかにカーブしたロングポイントをもつ太軸オリジナルフックを採用します。しょーとばいと云々ではなく、しっかり食った大型バスにがっちり貫通させ、たしかなホールド性能で確実に獲ることを優先しました。潰しやすい(笑)ミニバーブを採用。でも、できるだけバーブレスにして使ってほしいと思います。ミニであれバーブがついているのは、バーブレスでは商品として正当に取り扱ってもらえそうにないからです。抽象的な表現ですが、具体的に言うとちょっとした問題が出てきて、おもしろからぬことになりそうなので、意味がわかりにくければ詮索せずに、そのままほっといてください。(苦笑)

*ワイヤーは、かつてBLITZに使用していたものより、ワンランクは高剛性のものを採用します。スピナーベイトには1.0mm径、バズベイトには1.2mm径。実釣テストでは人造ストラクチャーの多いエリアで、2kg級の川バスも相手にしていますが、1.0mm径ワイヤーでも過度な変形は発生しておりません。
・使用タックル:Raw Dealer R703RV THE CYBER REAPER+Millionaire 250 BLACKSHEEP+Nylon 25lb スピナーベイトは『Rod and Reel』誌の記事中に写真も出ています。

 まだプロトなので、完成品に向けて細部は変更されます、まだこの時点ではウロコ模様も入れてないし…。たくさんのワイヤーベイト類が世に出てるので、同方向の性能を追求していく上において、デザイン上の若干の類似ぐらいは仕方がないと思います。ただし、意匠登録等の有無に関係なく、道義上の問題としてあからさまなパクリ等はご遠慮願います。いいですか?「道義上の問題」というのが、一番根が深く様々な意味で危険を孕んでいるのですよ。とかなんとか言っても、これを読んでる人がパクって商品化したりするワケはないか。

 スピナーベイト類のテスト結果や進行については、今後も「WHIPLASH STYLE」でも軽く報告します。ただし、場所名はヌキで(笑)。書いてもせいぜい河川とかクリークとか野池とか人造湖とか水たまりとか…。

 そろそろとある人造湖のバックウォーターの急流に、良型バス(40~50cm級)が入ってくる季節。外道の大型ニゴイ(目測60cmは普通)もおもしろそうだし、他の釣りの帰りにちょっと寄ってみようかと思います。湖内にはバス釣り人がけっこういるのに、急流となると誰もやらないみたい。それにバックウォーターに降りるのも面倒なんだろうな。ちょうどええわ、貸しきりで…。たっぷり遊ばせてもらおうと思います。 ヨウムよりセキセイ(シロリンだっけ?)のしゃべりのほうがイイ。ヨウムの左右の動きはおもしろいけど…。ヨウムってのは、オウムの仲間でもトップクラスに物真似がうまいそうだ。

  TYPHOON24のライヴツアーの某日朝に釣りに行き、SENSHO君(30後半と40前半のバスを釣獲)を宿まで送り届けると、B&Voのミヤザワ君が、前日に古着屋で発掘したRATTのラグラン長袖ツアーTシャツを着てメロイックサインを掲げながら登場。「Tシャツはヨメに内緒」ってのが泣かせるねえ。でも、JUDASのメンバー5人のプリントの長袖Tシャツってのも捨てがたいよなあ。JUDASのTシャツってアルバムジャケットや、そこに登場しているキャラクターというイメージだもんな。

 そのSENSHO君から誘われていたので、4/15(Sun)、山岳渓流にイワナを釣りにいき、大急ぎで帰って神戸スタークラブへ。「ペアリングした電気うなぎも来ます」というメールにあったとおり、ELECTRIC EEL SHOCKの森本氏(AKIと呼んだほうがイイのか?笑)と奥さんも来場。ちなみに森本君は、最近淀川で45cmぐらいのバスをジャンボグラブ(たしかそう言ってたような)でバラしたとか。
「アワセ勘が鈍ったんかなあ」とボヤいていました。いや、本来身につけてたモノだから、きっとすぐに戻るよ。

 さて、この日はTYPHOON24を含めていろんなジャンルのバンドが4つ出たのだが、そのうち3バンドのギタリストがメガネ。これはあくまでも偶然らしい。しかも、TYPHOON24の後に出たワタナベフラワーというバンドのギターは、SENSHO君と同じ黒に白ピックガードのストラトだった。驚いたのはトリのザ・50回転ズのギター。RAMONES的なR&Rにコミカル要素もありのバンドなのだが、ここのギタリストのセンスのよいシャープかつジャストなギターワークに感心。音もしっかりしゃっきり通っていて、その存在をすごく主張していた。前もってSENSHO君から「ザ・50回転ズのギターはウマイっすよ」と聞いてはいたのだが…いや、マジでウマイ!実にカッコええギターを弾きよる!

  その4/15、沢から上がって林道を歩いて戻る際にヘンなフン(糞)を2個発見。かなり乾燥した状態で、サイズは長さ約90mm、直径約30mm。色はわずかに赤みがかった茶色。割ってみると中身は植物繊維がぎっしり。サイズ的には大型犬のコーモンなら排泄可能だが、内容物は植物繊維ばかり。そこらにセッソーなく散らかるシカのフンの中、一際異彩を放っていました。落とし主は誰?ひょっとして「黒いの」か?その「黒いの」ことツキノワグマは、去年1年間で過去年間最多の4600頭以上が捕殺されたとのこと。あまりにひどい数字と思いませんか?減ってる種なのに、たった1年で4600頭以上…完全に絶滅へのカウントダウン。
山岳渓流に入る自分たちにとっては、偶発的に出くわす可能性のある彼らは、やはり恐れるべき存在ではあるし、遭遇やトラブルを回避すべきではあるのだが、断じて撲滅なんかすべきではないだろう。少しでも都合のよくないものを片っ端から排除したがる家畜化日本人、同じ生き物としていろいろ考え直す時がきていると思うのだが…。
日本人を「家畜人間」とし、自己家畜化という表現をされたのは、寄生虫で有名な藤田紘一郎教授であるが、まさに言い得て妙だと思う。俺のまわりにも「家畜人間」がどんどん増えている。危険が察知できない、五感が鈍い、身体が虚弱、奇妙な潔癖、自己制御不可能などなど。日本人は世界最弱人種への道を着実に歩んでるようだ。

 さて、今回入った谷はとにかくシカのフンが多いので、これからの季節はオオセンチコガネがたくさん見られそう。ちなみにこのエリアのオオセンチはブルー・タイプ。俗にルリセンチと呼ばれるものです。どれぐらい美しいかは、いずれ捕獲&撮影して写真を掲載します。GWを過ぎたらけっこう出現するはず。また、今年は3度めのブラジル旅行も考えているので、現地でもウシのフンをひっくり返して甲虫類を探すつもりです。過去2回は見かけなかったけど、愛読書であるH.W.ベイツの『アマゾン河の博物学者』にはフンに集まる甲虫類の記述があるので、実際に自分でも確かめたいな、と。同書にはカリピ(ベレンのすぐ南西の町)における、大型で美しいセンチコガネの仲間や額から長い角を1本生やしたファナエウス・ランキフェル(日本のツノコガネの学名に一部が近似。ウチの羅和辞典で調べるとランキフェル(lancifer)とは「槍持ち」の意味。英語ならlancerになるだろう)の記述が残されています。

 この日見た動物他の代表例は以下。ニホンジカ多数、タヌキ、ノウサギ、ニホントカゲ、カナヘビ、ナガレヒキガエル多数(そろそろ婚姻期)、カジカガエル、カケス、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カワガラス、カメノコテントウ、コツバメ、テングチョウ、ビロウドツリアブ等々。中でもゴジュウカラは30年ぶりぐらいの再会。昔、奈良春日山の原生林内で見て以来です。
ホントひさしぶりに、木の幹をらせん状に上ったり、逆さまに下りたりするのを見ました。キバシリもらせん状に上ることができるけど、ゴジュウカラと違って逆さに下りることはできないみたい。ニホンジカは夜間によく目撃します。1頭、立派な角を持ったのが林道で死んでいました。よく角を根元から切断された頭蓋骨を見かけますが、これは角や肉目当ての射殺体ではなく、すべて揃った完全体でした。
崖から落ちて動けなくなって死んだのかな?何にせよタヌキとカラスのエサだな。ニホンジカのオスは深夜の山道で出くわすと、自分よりはるかにデカい車に対してでも角を下げて臨戦体勢をとることがあります。ライトに目がくらんで、その後ろにある車そのものがはっきり認識できないのかも。メシアナ島のコブウシにも、トラックのライト目がけて突っ込んでくる若いオスがいたなあ。奴らも同じなのかな。この谷ではありませんが、ある沢の脇にニホンカモシカの子が死んでいるのを、知人が発見しました。まだ、眼球があったので死後あまり経ってないとのこと。
白いような灰色のようなフワフワした感じのものが沢の脇の岩場にあったので、何やろか?と思って近づいてみると、ニホンカモシカの子だったそうです。

 4/20の朝、ELECTRIC EEL SHOCK森本君からザ・50回転ズのTシャツを着て51cm2400gのバスを手にした写メが届きました。4/15に会った時、俺の川バスのみならず、絶妙のタイミングで携帯に届いたBP氏の野池の50cmの写真も見せておいたので、どうやら悶々としてたみたいで、その2日後に琵琶湖に行って帰り際に釣獲した模様。今後なんかイイ魚を釣ったら、こちらからも送りつけてやろっと。いつもそう思いつつ、携帯で写真を撮る習慣がないもんで、つい忘れてしまうのだ。

 どうも今年はヒゲつきにたかられる。先日もスピナーベイトのテストのため、そこそこ流れのある河川のポイントに入ったところ、1投目からナマズが追尾してきました。そこではバスの姿は1匹だけ見たものの、ルアーを食うにはいたらず。結局1時間ほどでヒゲつきの長いのばかり4本。このポイント、過去においてはそんなにナマズがで他ことはなかったのだが、たまたま集まっていたのかな。
そういえば10年ほど前、300mほど上流の瀬下で夕方に8本ほど出たことがあったなあ。ナマズは好きな魚(というか嫌いな魚はいない。強いていうならサビタチぐらいか)なので、外道で出てもけっこううれしい。この調子で河川のオーナマたちにもたかってもらえたら、もっとうれしいのだが。もうしばらくしたらオーナマにも釣行予定。今年は大きくても口の臭くないヤツを釣りたい。去年の最大魚はドブのヘドロみたいな口臭を漂わせてたもんな。多分、食った魚か何かが腹の中で腐ってたのだろう。

 磯野ヒラ夫からは春ヒラの写真が届くし、そろそろまわりが活性化してきました。俺もいろいろ釣りに行かなければ。でもGWの渋滞や人だらけのフィールドはつらいなあ。GWは人が来そうにないマイナーな場所に、こそっと行くつもりです。2回ぐらい日帰り釣行ができたらいいな。

 GWをすぎてしばらくしたら、セッソーのないガイライギョどものチョーバツ&クジョにのり出します(笑)。ちっとはコラシメてやらないと、ズに乗っていろいろワルサをする一方です。ホント、ロクなもんじゃないヤツらです。他の釣りのジャマです(笑)。これは一部のガイライギョ釣り愛好者間の隠語。

 次回もしくは次次回、うまくいけばマル秘映像を公開しようと思います。そのため、すでにBP氏と日時やポイントの絞り込みに入っています。滅多にお目にかかれないヤツが超近距離スポットから姿を現わす予定。ただし、しろうとだけで撮るので失敗の場合はご容赦ください。思わせぶりだけど、実際に見たら脱力するかも。

 自分が実名を名乗って言えないことは、言うべきではないと思うな。最低限の責任を持つべきだと思うしね。

INFORMATIONS

★2007.06.06 TYPHOON24 2ndフルアルバム『ROCK THE NATION』発売

 アルバムタイトルからしてストレート。彼ら流の「ハードロック」の部分を中心にすえたナンバー多数。80年代アメリカン・ハードロック系のエッセンス以外にも、今日的なハード要素、ポップ要素もふんだん。いずれの曲にもライヴでお客さんとコミュニケーションがとれるパート、シンガロング・パートがあり、部屋や車で聴くだけでなく、ライヴ体感をうながす作りになっています。
また、メンバーが3人ともVoをとれるのも特徴。なお、DVDも同時発売。タイトルは『STEEL AND WOOL~LIVE×CLIPS~』。鉄と羊毛だそうです。
TYPHOON24 LIVE SCHEDULE
5/2(WED)大阪DROP(心斎橋の三角公園の裏手)
5/18(FRI)千葉LOOK、5/19(SAT)HEAVEN'S ROCK埼玉新都心 VJ-3、5/25(FRI)高崎club FLEEZ
5/26(SAT)HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2、5/27(SUN)F.A.D YOKOHAMA
TYPHOON24×10YEARS SPECIAL・第2弾 6/10(SUN)下北沢シェルター
TYPHOON24×10YEARS SPECIAL・第3弾 7/15(SUN)下北沢シェルター
TYPHOON24×10YEARS SPECIAL・第4弾 8/10(FRI)下北沢シェルター
OFFCIAL HOME PAGE URL:http://www.hits-g.com/

★ELECTRIC EEL SHOCK LIVE SCHEDULE

NEW HEAVY METALLIC EDUCATION TOUR 2007 (PANICSMILE&ELECTRIC EEL SHOCK COUPLING TOUR)
5/23(WED)下北沢シェルター、5/25(FRI)神戸VARIT、5/26(SAT)広島NEOPOLICE HALL
5/27(SUN)福岡decadentDELUXE、5/29(TUE)大阪十三FANDANGO、5/30(WED)名古屋CLUB ROCK'N'ROLL
*ELECTRIC EEL SHOCKもニューアルバム発売間近だそうです。

★GGZ-76HH WEED SLIDER
そろそろ市場に出るはず。比較的カバーの薄い時期に好適です。魚の急な動きにもフレキシブルに対応し、バレを低減します。スペックは以下。Length:7'6" PE Line:#6-10G Rear Handle Length:380mm

最近の!!な試合

★UFC 69 ウエルター級選手権試合 ジョルジュ・サン・ピエールvsマット・セラ

これは意外な番狂わせ。マット・ヒューズをも破ったサン・ピエールが打撃で圧倒すると思っていたが、逆にマット・セラの打撃の前に崩れた。セラが活路を開くには、グラウンドしかないと思っていたのだが。ミドル級の日本の岡見はUFC本戦4連勝。2Rは少し危なかったが、着実なファイトスタイルで最終的にはマック・スウィックに判定勝ち。
ただし、アメリカ人が喜ぶ派手なスタイルではないので、タイトルマッチにはもう少し時間がかかるかも。現ミドルの王者はアンデウソン・シウバだっけ。これはかなりヤバイぞ。PRIDEとUFCの提携は朗報だし、PRIDEの民放復活にも期待。

★WBC S.バンタム級選手権試合 イスラエル・バスケスvsラファエル・マルケス

KO率約70%のチャンピオン、バスケスに、IBFバンタム級王者でKO率80%強のマルケスが2階級制覇を目指して挑戦。5Rにはバスケスがダウンを奪い、7Rもかなりいいパンチを入れていたが、度重なるマルケスのストレートや鋭いジャブでバスケスの鼻筋が腫れたため、7R終了時にレフェリーがストップ。したがってマルケスの勝利で2階級制覇達成。しかも、兄ファン・マヌエル・マルケスとともに、そろって同時に2階級制覇の王者という快挙。
ただ、この試合、ストップ時にもバスケスはやる気だったし、ポイントも競っていたし、バスケスのボディブローの効果が出てくる矢先のストップだったので、絶対に再戦を望みたい。メキシカン同士のハイレベルな倒し合いをもう一度見たい。

さて5/6(日)にはS.ウェルターで史上初の6階級制覇(S.フェザー~ミドル)の男、オスカー・デ・ラ・ホーヤと無敗のスピードスター、4階級制覇のフロイド・メイウェザーが激突。どう考えても、現在のデ・ラ・ホーヤが勝っているのは経験と体格、そして1発のパワー(重さというか硬さというか)だけ。スピード面は攻撃も防御もメイウェザーが圧倒的に優れている(どう見ても現在世界最高)し、パンチのキレ、手数、肉体的な若さ、精神的な自信、いずれもメイウェザーが完全に凌いでいる。好き嫌いは別にして、メイウェザーはPOUND FOR POUND、現在世界最高のボクサーである。
個人的な予想ではメイウェザーが3対0で判定勝利。でも、俺はゴールデンウィーク最後の日には、デ・ラ・ホーヤが奇跡を起こしてくれる10%の確率を念じて、AM10:30からTV観戦しようと思う。
デ・ラ・ホーヤのことだ。必ず1度は見せ場を作るに違いない。

最近の愛聴曲

★HARD ROCK&HEAVY METAL, PROGRESSIVE ROCK, BLUES その他

・SATORI PART・/ FLOWER TRAVELLIN' BAND『SATORI』
・DIAMONDS AND RUST / JOAN BAEZ

*JUDAS PRIESTでお馴染みですがジョーン・バエズの原曲のほうです。

・WARRIOR / RIOT『ROCK CITY』
・THUNDERSTEEL / RIOT『THUNDERSTEEL』
・FLIGHT OF THE WARRIOR / RIOT『THUNDERSTEEL』

*ガイ・スペランザの歌う、わりと勇壮なオリジナルの「WARRIOR」も大好きだが、レット・フォリスターの歌う悲壮なバージョンも素晴らしいと思う。あのライヴ音源、CDで出ないのかなあ。なにはともあれ「WARRIOR」は1stアルバム収録ながらRIOT史上最高の名曲だと思うし、HR史上に燦然と輝く名曲だと思う。

・RED STAR FALLING / SAXON『THE INNER SANCTUM』
・ATILA THE HUN / SAXON『THE INNER SANCTUM』

*もっとドスンとヘヴィな音像なら申し分ないのに。…もったいない。

・『THE HEART OF EVERYTHING』全曲 / WITHIN TEMPTATION『THE HEART OF EVERYTHING』

*アルバムを通して素晴らしい。Excellent!!

・『THRASH ANTHEMS』全曲 / DESTRUCTION『THRASH ANTHEMS』

*DESTRUCTIONの名曲群の再録集。EXODUSもそうだけど、実は今が最盛期なんじゃないか、というほどのザクザク・バキバキ・ゴリゴリ、鬼気迫る鞭打ち系のド熱演。OLD THRASH RULES!!

・ACCIDENT / FLATBACKER『ACCIDENT』
・ISRAEL / FLATBACKER『皆殺し』
・DEATH WISH / FLATBACKER『皆殺し』
・皆殺し / FLATBACKER『皆殺し』
・WIZARD OF ARABIAN / FLATBACKER『皆殺し』

*ヨシノリ君、懐かしいモノをありがとう。「ISRAEL」は後の『ACCIDENT』では変更され「追放(BANISHMENT)」、「皆殺し」は「宣戦布告(MASSACRE)」に。

・HARD ROCK BROTHER / TYPHOON24『ROCK THE NATION』

*明快なリフにリードされるハードロックナンバー。『ROCK THE NATION』のオープニング曲。

・THE RIVER / GOOD CHARLOTTE『GOOD MORNING REVIVAL』

*これまではただのポップなパンクだと思っていたが、ここにきてなんかエラく化けたような。クリップで見た他のダンサブルな曲とかには興味はないが、この曲はマジでカッコいい。

・IN THE GARDEN / THE FRONT『THE FRONT』
・VIOLENT WORLD / THE FRONT『THE FRONT』
・SIN / THE FRONT『THE FRONT』

*ずっと昔、たしか1990年になる前、ひとりで旅行した時に偶然どこかで耳にしたバンド。THE DOORS的な匂いが漂う湿ったエモーショナルな楽曲が多い。

最近の愛読書

★『ハンニバル・ライジング』(上下) トマス・ハリス著 新潮文庫

もちろんフィクション。和歌やDr.レクターの伯母は意外でした。ハンニバルの伯母のみならず、いろんなところにスターリングの影がちらつく。映画、見に行こうかな。

最近の珍事件

★アスファルト上を徒歩3時間30分

神戸で飲んでて終電に乗り遅れたので、とりあえずは知人と国道2号線を東にすたこら。
タクシー代ぐらいはあったのだが、その知人も六甲山縦走経験者で足に自信があるし、歩くことが苦にならない人間だったので、まずは一緒に国道171号線と交差する西宮の札場筋まで。
彼はそこからさらに東の甲子園方面へ。俺はそこから北上して宝塚へ。
結果的に約3時間30分、ノンストップで歩き家にたどりつきました。距離にして18km強。途中、甲東園の裏手では、3歳の頃に親父に連れられ初めてコクワガタを捕まえたアカメガシワやらの雑木林前を通過。普段から車ではたまに通るのだが、徒歩でゆっくり通るのはひさしぶり。
懐かしさがこみあげてきました。
翌日聞いたのだが、知人は俺と別れるなりタクシーをひろって帰ったらしい。ヤツの家のほうがだいぶ近いのに。あの交差点からせいぜい30分やろ?あれぐらいでしんどいのなら、ホンマもんの山岳渓流には入れんぞ。入りたいなら、くれぐれも精進するようにね。ちなみに翌日も大姉御の生誕○○年祝賀飲み会。こちらは駅構内を走って、かろうじて終電に間に合いました。

最近のお買い物

★買い物ではないが、白ゴリラ「FLOQUET」氏のパンフ

昭和46年の朝日ラルース『世界動物百科』にも出ていたスペインはバルセロナ動物園の白ゴリラ「FLOQUET」のパンフレット(わざわざバルセロナ動物園に行って収集されたとのこと)を、ある人物にカラーコピーしていただきました。珍しいモノをありがとうございました。それにしても、白いと黒いでこんなに表情の読みやすさに差があるなんて…。その「FLOQUET」氏は数年前に亡くなられたようです。R.I.P。

今月のダメな人

★ウルサイ奴

ようそんだけしゃべるわ…と感心するほどの「立て板に水」の先祖帰りニホンザル系山岳渓流釣師。おのれのしゃべりのせいで30分しか仮眠できんかったやんけ!その前の仕事やらによる睡眠不足と合わせて、3日で6時間しか寝られへんかったんやぞ。おサルさんらしく反省せい、反省!(笑)


取材裏話

 取材は本来は3/22あたりの予定だったのですが、新家の個人的事情で無理矢理変更させてしまいました。その事情というのは俺の門歯の治療。変更していただいたおかげで、今ではちょっと見たぐらいではニセモノかどうかわからないモノになってます。この件にかんしては、本当に申しわけなく思っています。

  さて、取材の前々日は激しい雨、前日は雨から回復したものの、当日は移動性高気圧キンキンの釣りには好適とはいえない状況。晴れて気温はそこそこ上がったが、小バス1匹見えない状態でした。ま、小バスには用はないので、それはどうでもいいのだが、小バスの動きも魚の活性を推測する要素になるので、見えないよりは見えたほうがいい。まずは「ここならかなりの確率で40cm級を1本」というポイントに入るが、まともなサイズの反応は皆無。激小バスが2回ほどルアーを小突いただけ。その上流部にも季節的にいいポイントがあるのだが、そこに行くと完全に干上がっていてアウト。

 Mr.モッタイナイ君なら「これはチャンス」とばかりに根掛かりルアーの発掘に移るのだろうが、こちらは取材で、しかも、無慈悲(?)な編集者に「40cm以上のコンディションのいいバスを3~4本」という条件をつけられているので、根掛かりルアーの発掘なんかやってる時間はない。

 その後、いろんなエリアのめぼしいポイントを見て回るが、いずれもバスの影も気配もない。川は土砂流入で地形変化消失とか、工事でポイント消滅とか、池は水抜きやド減水でアウトとか。これは本格的にダメかな、玉砕かな、などと思いつつも、小バスでいいから確実に釣るという手も使わず、いや使えず、あちこちうろうろ。

 そして、夕方が近づく頃、やっとバスの気配を感じるポイントに遭遇。そこで出たのが47cmの良型だった。狙った障害物からルアーについてきたものの、そのままでは食いそうになかったので、一瞬ロッドワークでルアーのバランスを崩してやると、一気に加速して食ってきた。
朝からマトモなバスのアタリはなかったので、この1本は本当にうれしかった。取材される側としては、うれしかったというよりホッとしたというのが実感だ。2年振りぐらいの、ホントひさしぶりの雑誌取材、さらに巻頭周辺のカラーのトップページと聞かされていたこともあり、実はけっこうプレッシャーを感じていたのだ。その後、めぼしいポイントでもう1本40cm超級。魚影の濃い場所ではないので、個人的にはこれで十分満足。日もかなり傾いたこともあり、すでに気分はビールに移行。それはおそらくカメラマンの松岡氏も同じだったと思うよ。ブラジルではことあるごとにふたりで缶ビールを開けてたもんな。

 また、記事の中では、俺だけがアマゾン水系の酔夢譚なんてニュアンスだが、それは事実とは異なる(笑)。俺はあの程度(ビール中ジョッキx3、焼酎ロックx3)ではまったく酔ってないし、ブラジルの話はカメラマンとふたりであれこれ語っていたのだ。あれは編集者の許される範囲の脚色である。
なにはともあれ、ビールであれなんであれ、酒がうまく感じられる釣りというのは、俺の理想のひとつである。酒がうまいというのは、とりもなおさず充実感があるということだ。釣り自体を楽しいと思うことはあまりないが、魚との出会いに充実感を覚えることはよくある。この時もそんな感じだ。断っておくが、俺はいわゆる「酒飲み」ではない。たしかに酒は好きだが、潰れるまで飲むことはないし、絡みも騒ぎもしない。悪い酒癖もない。気分よく、ある程度の規律をもって飲むだけだ。誤解のないように。

 寝る前の天気予報では、翌日は最高気温16度で降水確率は午後から30%ということだったが、朝起きて新しい予報を見ると、最高気温もそんなに上がらず、降水確率は昨夜の予報の倍になっていた。しかも午前中から降るという。外はすでに完全に曇っている。寒くない曇りなら期待も持てるが、ためしに息を吐いてみると、予想通りやっぱり白い。冷たくないちょっとした雨ならいいが、どしゃっとこられるとかなわない。それが冷たければお手上げになりかねない。とりあえず「雨が降らないうちに1本ぐらいは」ということで、まずはバスの姿が拝めそうなエリアに入ってみることに。

 しかし、天気は待ってくれない。とりあえず1本釣ったところで、水面に雨粒が描く波紋が広がりはじめた。密度を増してきた雨から逃れるように昼食に行く。飯を食いながらも、ずっと外の様子が気にかかる。空の雲はほぼ一様で、雨がやむ気配はない。小康状態→やや強めの降り→小康状態→やや強めの降りの繰りかえしが続く。
これが夕方なら諦めもするが、時間的にはまだ余裕があるので、小降りになった時に釣りを再開することにした。雲の状態から土砂降りにはならないだろうと推測し、動くたびに擦れて音がするレインウェアを着るのをやめ、少々の濡れを覚悟して釣り場に入る。
どんなレインウェアでも、普通の服より擦音がするでしょ?神経質になってる時には、あの音が集中力を削ぐことがあるのだ。

 気温はもとから低かったが、夕方近くになるとさらに下がり、17時の時点で吐く息が白くなってきた。実際の気温は11.5度ぐらいだろうが、体感気温は10度を下まわってるような感じだ。しかもグローブなしでやってたので、手も少しかじかんできた。
冷雨というほどではないが、相変わらずしとしと降り。編集者はフリースを着用していたが、それでも少し寒いという。カメラマンもしっかり着ていたが、やはり寒いという。
で、俺はというと、Tシャツ+アーミーシャツ+薄手のBDU(米軍の野戦服)のみ。手も冷たいが体も寒い。で、編集者の方を振り返り、「岸が途切れるところまで探って、ダメなら終了ということでもいい?」と尋ねた。「40cm以上のいいバスを3~4本」という条件は、この時点でクリアしていたことだし。編集者の答えは「47cmも出てるし、当初の条件もクリアしてるし、大丈夫でしょう」というものだった。
それを聞いて一安心。

 それから数歩歩いた時、ふとふたつのテトラの裏にある水中の落差が気になった。そこにほんの一瞬、魚の気配らしきものがよぎった。すかさずキャストし、その場所でスピナーベイトの動きに変化を与えると、重く鈍い感触が伝わった。それが最後のバスである。
俺は深い充実感を覚える魚を釣った後は、そのポイントでの釣りを終了することにしている。自分が深く満足したら、それ以上そこにプレッシャーを与えることはあるまい、と思うからだ。この時も同じ。この魚をリリースした時点で、釣りを終了した。

 ところが、ロッドを握って水際を歩いていると、手持ち無沙汰ゆえについキャストしてしまうことがあるのだ。記事の最後にある「しまった、投げてしまった!回収せな!!」というのは、つい自分の決めごとに反する動きをしたことへのフォロー。ここで釣れても意味がない。
いや、ここでは間違っても釣ってしまってはいけないのである。そんなことをすると川に嫌われてしまう。いらぬ欲はおさえなければならない。さいわい回収中にアタリはなし。よかった。

 ま、そんなこんなで、当初の予想よりはイイかたちで取材が終了したというわけでした。



当日持参したルアーはたしかこんな感じだった。ホントにこれだけである。言っておくが取材をナメてるわけではない。天気予報等で、行くエリアがいい状況ではないと判断したので、釣れない場合の迷いを捨てるべくルアーセレクトの幅を狭くしたのである。フツーは逆らしい(笑)。行く場所の地形等は頭に入っていたので、そこでの用途を念頭に絞り込んだ。これで「小バスでいいから確実に」なんて手が使えないのがわかるでしょ?


編集者が「この季節にフィールドで好きな花は?」と聞くので、「ホトケノザとオオイヌノフグリかなあ」と答えておいた。他にもオドリコソウやムラサキサギゴケも好き。「好きな鳥」にはミサゴをあげたが、フツーはこんな魚取り猛禽類が飛ぶと、魚が警戒するといって嫌われるらしい。俺はそれ以前にあの姿を愛でてるんだけど…。釣りに絡むことでしか事物を見れない人はサミシイね。写真はホトケノザ
 
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