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SOUND CORNERvol.120

『LOUD HAILER』
JEFF BECK

LOUD HAILER / JEFF BECK

NYのジミ・ヘンドリクスのエレクトリック・レディランド・スタジオでレコーディングされたことも影響しているのかもしれないが、曲によってはパートによっては、かなりジミ・ヘンドリクス的でもある。超絶技巧よりエモーショナルなプレイ、そして女性Voを活かした音作りだと思う。その女性VoとリズムギターはロックユニットBONESのふたり。そのせいかオルタナ的な要素もあるし、どこかパンク的な部分も感じられる。しかし、それとジェフ・ベック師のギターのマッチングはことのほかよい。個人的には「SCARED FOR THE CHILDREN」と「SHRINE」に強く心を惹かれた。全体を通して聴いていると、ところどころでROGER WATERSの『AMUSED TO DEATH』を思わせることも『AMUSED〜』も主張のあるレコードだったし、女性Voが入る部分もある。ジャンルは違うが、収斂のような現象が起きているのかもしれない。
ジャケットのアートワークはBONES寄りなのだろう。シンプルでインパクトがあり、タイトルの「LOUD HAILER(大声で呼びかける者)」を強く表現している。しかしこのアルバムは大声で呼びかけてはこない。じっくり主張を浸透させてくるのだ。

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