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SOUND CORNERvol.95

『WHITE DEVIL ARMORY』
OVERKILL

WHITE DEVIL ARMORY / OVERKILL

前作『THE ELECTRIC AGE』も前々作『IRON BOUND』も実に優れたアルバムだったが、今作はさらに上をいったと思う。『THE ELECTRIC〜』よりも多彩だが、スラッシュメタルとしての攻撃性や破壊力には微塵の翳りもなし。硬く響くベースといい、エキセントリックに切り込むVoといい、ザクザクのリフといい、時に前のめり気味に焦燥感を煽るDrといい、OVERKILL以外の何者でもありえない。「ここにきて最高傑作!」と賞しても言い過ぎではあるまい。今年のベストアルバム候補。
それにしてもNAZARETHのカヴァーにおけるブリッツ師のVoはハマリすぎ(笑)。「THIS FLIGHT TONIGHT」や「RAZAMANAZ」のド・メタル・バージョンとかもやってほしいね。

最近の愛聴曲

  • R.I.B.(Rest In Beer) / TANKARD『R.I.B.』
    *快飲スラッシュ!!(笑)
  • STAMPEDE / ACCEPT『BLIND RAGE』
    *アルバム発売に先がけてYOU TUBEにアップされた1曲。コレが小気味よいスピード感のあるカッコいい曲でアルバムに期待大。
  • 全曲『REDEEMER OF SOULS』 / JUDAS PRIEST『REDEEMER OF SOULS』
    *PCでYOU TUBEで曲をチェックした際の感想が薄れてよかった。楽曲は全体的にイイし、何曲かでは素直にカッコイイと思わせる部分もあるし、円熟のワザだと思う。やはりこういうメタルやハードロックの年輪がぎっしり詰まったアルバムを作ることができるのはJUDAS PRIESTだけなんだろうなあ。脳天に衝撃をくらわせるような一撃はないが…。
  • SIGN OF TIMES / DEATH PENALTY『STATE OF THE WORLD ADRESS』
    *CATHEDRALのG.ギャリー・ジェニングスとSERPENTCULT(←バンド名がステキ)のミシェル・ノコンが結成。聴くなりソレとわかるアイオミ師の系譜にあるジェニングスのギターは健在で、ミシェル・ノコンのVoと絡むと、そこはかとなく異端の妖しさを漂わせています。8月発売のアルバムに期待大。
  • 全曲『THE LAST SPIRES』 / CATHEDRAL『THE LAST SPIRES』
    *CATHEDRALのラストアルバムもよく聴いてます。「PALLBEARER」ってタイトル、懐かしいねえ。アンダーテイカーというプロレスラーの登場シーンに付き添ってた、大袈裟な表情の顔のたるんだオッサン。ポール・ベアラーって名前のマネジャーかなんかと思っていたが、「PALLBEARER=棺の付き添い人」という役名だったのだ。ちなみにUNDERTAKERは葬儀屋さん。その昔そーいう名前のクランクベイトもありました。ウチには小型のLIL' UNDERTAKERというのが1個あります。
  • 全曲『ALL MY LIFE - THE BEST OF KARLA BONOFF』 / KARLA BONOFF『ALL MY LIFE - THE BEST OF KARLA BONOFF』
    *全然メタルでもハードロックでもないが、中学生の頃からけっこう好きだったカーラ・ボノフのベスト。HEARTのソフトな面とかが好きな人はハマるかも。カーラ本人による選曲から「TROUBLE AGAIN」がもれて、日本版にしか入ってないとは…。
  • 全曲『CAPTURED LIVE』 / JOHNNY WINTER『CAPTURED LIVE』
  • 全曲『WINTER OF '88』 / JOHNNY WINTER『WINTER OF '88』
    *ジョニー・ウィンター師逝去。またしても深い寂寥感…。R.I.P.
  • ANTISOCIAL / TRUST『REPRESSION』
    *ロックが染みついた人間には、多かれ少なかれこのタイトルの心意気があるんと違うかい?