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SOUND CORNERvol.83

『LIVE』
CARMEN MAKI&OZ

LIVE / CARMEN MAKI&OZ

昭和の日本ロックの名盤の1枚。ことライヴでいうなら、最高峰かもしれないとまで思っている。歌唱はもちろん、カルメン・マキの圧倒的な存在感に、比肩しうる日本人ヴォーカリストはいまだ現れていないと思う。歌詞がちゃんと詩であり、そこに描かれている情景を浮かばせる説得力。無駄に弾きたおすことなく、それでいて強烈に揺さぶりをかけてくるギターも秀逸としかいいようがない。自分がロックにのめりこむ少し前、こんな凄い人たちがいた。もう少し早く生まれていたら、体験できたのに…。そう思えば残念でならない。

最近の愛聴曲

  • 全曲『ICARUS』 / DEW-SCENTED『ICARUS』
    *ちょうど1年ほど前に発売されたスラッシュメタル・アルバム。壮麗ともいうべきオープニングインスト「HUBRIS」が終わると、アグレッション全開の「SWORN TO OBEY」をブチかまされる。これはスラッシュ系アルバムの常套手段だが、『ICAR US』のそれは群を抜いてる気がする。アルバム全体が硬質でアグレッシヴ、ヘヴィでありつつも鋭角的、そして対比をなすメロディアスなソロ。きわめて暗示的なアートワークも秀逸だ。
  • KINGDOM OF THE LOST / BLACK STAR RIDERS『ALL HELL BREAKS LOOSE』
  • SOLDIER OF FORTUNE / THIN LIZZY『BAD REPUTATION』
  • DANCING IN THE MOONLIGHT / THIN LIZZY『BAD REPUTATION』
  • KILLER WITHOUT A CAUSE / THIN LIZZY『BAD REPUTATION』
  • ROMEO AND THE LONELY GIRL / THIN LIZZY『JAILBREAK』
  • 品川心中 / 人間椅子
    *江戸音階とロックの融合?色物という人もいるだろうけど、これは凄いわ。目ウロコならぬ耳ウロコです。特にギターソロの導入部と怪僧にシビレました。
  • RETURN TO MYSELF〜しない、しない、ナツ。 / CYNTIA『RETURN TO MYSELF〜しない、しない、ナツ。』
    *どこかで聞いたタイトルだと思えば、あの浜田麻里のカバー。浜田麻里のカバーとは勇気あるなあ…と思いつつ聴いてみると、これが意外によかった。もちろん浜田麻里の驚異的な歌唱力におよぶべくもないが、路線を同じくせず必要十分な歌を聴かせていると思う。似せてないのがイイのだと思う。賛否両論、どちらかといえば「否」のほうが多いようだけど、自分はコレもアリだと思う。よって「賛」です。ギター、若い女の子っぽくなく(←フレージング等の話です)カッコええ。しかしツンデレ・メタルってなんやねん?(苦笑)
    ガールズ・メタルの話になったところで…急な用事のためALDIOUSのサイン会を泣く泣く断念した知人は、SUMMER SONICに行くので、その時BABY METALも観るのだとか。「コンコンコン♪」してきてください。なんなら狐のお面も。なんかこのところ方向性ズレてるんとちゃう? MEGADETHも聴くがPERFUMEも聴くというあたりから、路線がややこしくなってきたような…。さすがにボブもBABY METALはパスだろうな。ひょっとしたら愛聴してたり、ポスター貼ってたり…。冗談冗談、怒るなよ〜。
  • 人間の証明のテーマ / ジョー山中
  • アゲイン / しまざき由理
  • 面影 / しまざき由理
  • 騒がしい楽園 / りりィ
    *思いっきり昭和。歌詞がしっかり日本語として機能していて、完全に楽曲とマッチしていて、きわめて高い表現力で歌われる。これらがよく流れていたのは、自分が小学生の頃でした。HM/HRに染まる前、クラシックとともに好きだったのは、こういう陰影のある曲でした。あ、それと古賀政夫メロディも好きです。いくつかの曲では涙が出そうになります。