• 月刊Whiplash
  • PHOTO CORNER
  • SOUND CORNER

SOUND CORNERvol.70

SOUND SELECT
PSALMS FOR THE DEAD / CANDLEMASS

今日でいうところの「DOOM METAL」の始祖のひとつであり、SABBATHをより荘重に厳粛にしたかのような楽曲を生み続けてきたCANDLEMASSのフェアウェル・アルバム。自分がCANDLEMASSに触れたのは2ndの『NIGHTFALL』だが、その前の『EPICUS DOOMICUS METALLICUS』こそがドゥームへの入口だったのだ。個人的には3rdの『ANCIENT DREAMS』以降、『LUCIFER RISING』まですっかりご無沙汰していたのだが、それに続く『DEATH MAGIC DOOM』で再びCANDLEMASSにはまった。そしてこの『PSALMS FOR THE DEAD』。前作『DEATH MAGIC DOOM』よりも荘厳かつ神秘的な色合いの濃いアルバムだと思う。スローでも独特のグルーヴとダイナミズムが発生するためノリの悪さを感じない楽曲は、CANDLEMASSにしか作りえないものかもしれない。またひとつの時代の終焉が近づいている。まさにエンディングの「TIME AS BLACK」のごとし。
PSALMS FOR THE DEAD / CANDLEMASS