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SOUND CORNERvol.153

『TROUBLE』
WHITESNAKE

TROUBLE / WHITESNAKE

シンプルにWHITESNAKEとなった初のアルバム。荒削りな印象もあるが、それも味となっている。次作の「WALKING IN THE SHADOW OF BLUES」やタイトルトラックほどのキメ曲はないが、T-1は昔のライブの定番曲だし、軽快なややエロR&RであるT-3もいい。T-6も◎。このアルバムはリアルタイムではなく、やや後追いで聴いた(『COME AN' GET IT』発売後)のだが、その時は重厚さがないのがモノ足りなく、あまり入れ込まなかった記憶がある。しかし年を経るごとに気に入りはじめ、やがてWHITESNAKEが全米で大成功する頃には、音も見た目もゴージャスになりすぎたことへの反動か、圧倒的にこちらの方が好きになっていた。最近のデジタルリマスター盤には『SNAKEBITE』からの4曲が追加されていてお得

最近の愛聴曲

  • 全曲『FLESH&BLOOD』 / WHITESNAKE『FLESH&BLOOD』
    *「あぁそんな歌い方するんや…」というのが第一印象。まだどうにも歌い方に耳が慣れないなあ。それと曲調がバラエティに富む というレベルを通りこして散漫な気もする。やはり自分の大好きなWHITESNAKEは『COME AN' GET IT』が最後かな。多くの人はのちのゴージャスな時代の方が好きなんだろうけど。これは良い・悪いの問題ではなく、たんに個人的な好みの問題。自分はブルーズが前面に出ていた時代、カヴァさんの声に独特のツヤと枯れが同居していた時代が好きです。そしてスライドギターが入って、独特のベースが響いて、センス抜群のキーボードがはじけて…というのが好きです。
  • 全曲『RELAYER』 / YES『RELAYER』
  • 全曲『CLOSE TO THE EDGE』 / YES『CLOSE TO THE EDGE』
  • HEART OF THE SUNRISE / YES『FRAGILE』
  • MOTEL BLUES / ALVIN LEE
  • THE BLUEST BLUES / ALVIN LEE
    *2016年に死去したアルヴィン・リーのブルーズ。強烈なギターを披露したTEN YEARS AFTER時代よりも、のちの曲主体のスタイルのほうが好きだなあ。
  • 天国の扉 / 遠藤ミチロウ
    *いつだったか耳にした遠藤ミチロウ氏の歌う、内臓を絞り出すような、痛々しく刺々しく生々しい破滅的な『天国の扉』。「サボテンのように砂漠に突っ立ったまま死ぬのか?」という比喩について考えた時、心にぐさっと刺さるものがありました。合掌。
  • OLD L.A.TONIGHT / OZZY OSBOURNE『OZZMOSIS』
    *最近この曲が沁みます。プランに組み込まれていたはずの人がいなくなってしまったからか…。