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PHOTO CORNERvol.85

グラファイト型に手を入れる

G13のグラファイト型(金型の放電加工用)の仕上げ作業をやりました。エッジを調整したり、磨いたり…。手袋をはめて触ると微妙な感覚がつかめないので、まっくろけ覚悟で素手でやります。まあ金型手前の通過儀礼みたいなものです。この作業を自分でやるからこそ、ルアーへの愛着が強まるような気がします。ルアーデザイナーなんて名乗るのなら、これぐらいはやっとかないとね。このセリフ、LIVE WIREの時にたまたま工場に居合わせた、FFのOG氏から言われたんよなあ。OG氏の某ミノーのスローシンキング・モデルは、流れやサラシに対応できる数少ない名品のひとつだと思うね。OG氏、元気にしてはるのかな?

  • 工場からグラファイト型到着。開封直後のカット。すでに精巧な出来。これに手を加え、金型のベースにします

  • 片方の仕上げが終わった時点で手は真っ黒け。残り半分を仕上げると倍汚れるかも…

  • 完成品が別嬪さんになるように、丁寧に手を入れます。数時間後、左のグラファイト型はこんな感じになりました

ロッドテスト中。仕事ですから…(←仕事感覚はナイが)

時間がない時は近所の川のヒゲモノ。近所の川とはいえ、近くを流れているだけで、釣場までは車で数十分かかるけどね。

  • まずは瀬絡みのポイントに入る。岩の背景に少し瀬が見えています。こんな場所で小魚を食ってるヒゲモノは強い。今日は3pcMLベイトロッドで遊ぶことに(…もといテストすることに)

  • 水面を蹴散らして、平均よりやや大きめのヒゲモノが出ました。瀬の中なので、このサイズでも十分なパワー。MLよりやや強めのロッドを、バットからきれいに湾曲させます

  • やっぱりマナマズは間の抜けた顔がかわいい。いかに大きく見せるかより、いかに特徴をとらえるかのほうが、自分が魚を撮影する際の重要事項です

今年最後の渓流に行ってきました

降り続いた雨のため、沢は増水して押しが強く、地盤はゆるゆる。もう少し水量と押しの強さが落ち着いてくれたら釣りやすかったのですが、自然相手の遊び、なかなかうまくはいきません。小型のイワナと遊んで、これにて今年は打止めです。

  • まずはチビイワナがお出迎え。頭頂部にも白斑があるけど、ゴギ生息域はもう少し西

  • 今回は小型ばかりでした。1本9寸クラスの追いがありましたが、ルアーが流木に根掛って食わせにいたらず(T_T)

  • 3本目に入った薮沢のイワナは、小型ながらもどれもこってり太っていました。で、その場で塩焼きに(←ウソ)

黒くて長いヤツも釣ってます。仕事ですから…(←仕事感覚はゼロだが)

お魚釣りが仕事になるのは嫌なのだが、製品のテストとあれば仕方ありません。で、諸々のテストをかねて、減水で厳しい中、数度黒くて長いヤツを釣りに行ってきました。

  • なんかタウナギみたいな顔のヤツ。イツザイルTOMO氏によると、タウナギは「口元が『きうっ』とした感じ」なんだそうだ。こいつもたしかに「きうっ」としてる

  • ルアーの目視が厳しくなる時間帯、それまでの沈黙を破ってイイのが出ました。水深50cm、立ち上がったヒシの隙間から。引きは抜群でした

  • 降り続いた豪雨の後に晴天が続きました。水生植物は一気に秋模様になりました。めくれたオニバスも毒々しい紫色が減退しています

  • 9月上旬、今年最後の釣行。最後の釣行なのに時間がとれず、フィールド到着は正午。結局今年も丸一日かけたライギョ釣行はゼロでした。最初の池でカバーの隙間からいきなりチビ…

  • しばらくしてまた小型…。その後、あれこれ池を回るも、どこに行っても小型のアタックのみ。このままテストは尻すぼみで終わるのか…

  • しかし夕方、ついに出た。かすかに草が揺れ、数十秒後、小さな音とともにルアーが消えた。リリース後、まだ時間は少しありましたが、これ以上欲を出さず池を後にしました

生物など

  • チビしか出ないライギョ池の畔で休憩していると、タイワンウチワヤンマが目の前にとまりました

  • タイワンウチワの胴の後端。体の大きさでもある程度見分けがつきますが、やはりこの部分が決め手です

  • こちらは7月末に見かけたウチワヤンマの胴の後端。黄斑があきらかに左のタイワンウチワと異なります

  • イトトンボは面倒と知りながら、やはり撮影後は同定作業。これは多分セスジイトトンボ。きわめて普通種だけど

  • そのセスジイトトンボがいた池では、アカウキクサの隙間からドチカガミが葉を出し、白い花を咲かせていました

  • 8〜9月に野外でよく見かけるセンニンソウの花。きれいな十字花だが、茎葉の汁には局所刺激作用があり、肌につけば水泡ができます。誤食もヤバイ

  • 入渓点近くで複数のヒョウモンを目撃。確認するとミドリヒョウモンでした。後翅裏面の緑地に白のラインが特徴

  • 橙色系のヒョウモンが多いが、ミドリヒョウモンの♀は表面がくすんで、なんとなく緑がかっています

  • ツリフネソウの写真を撮っていたら、クサキリが草化けしていました。クビキリギリスより一回り小型

  • 渓流の岩の上にオオマルハナバチがいました。地域によって色彩変異があるようです。とてもおとなしい種です

  • 指でちょいとつつくと、ヨガのようなポーズ。大きな複眼、ずんぐりむっくりの体形とあいまってとてもかわいい

  • こんなポーズもとってくれた(笑)

  • 沢から駐車点に戻る途中、湿った木陰に奇妙な形の花が咲いているのを見つけました。これはツリフネソウといいます

  • 花の形状を船に見立ててその名がついたらしいが、どう見たら船に見えるんだろう

  • その花は外見も中身も、なかなか複雑な形状です

  • 今回の渓流釣行でもマムシに遭遇。いろんなパーツカットを撮るために棒で触ると、怒るより逃げ出しました

  • 今回はかなり寄って撮れたので、顔面アップもどうぞ。以前言ってたとおり、「金泥の目」でしょ?

今月の狛犬

今月はコレというのに出会いませんでした。来月は駿河湾に行くつもりなので、そのあたりでいくつか神社を訪れてみよう と思います。