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PHOTO CORNERvol.69

WHIPLASH STYLE
山岳渓流に行ってきました

GW直前に山岳渓流に行ってきました。最初に向かったのは、個人的に一番思い入れのある谷でしたが、途中の林道で工事関係者によりストップ。「この先は無理です」「徒歩でもダメ?」「危ないので入ってもらいたくないんです」「わかりました」ということで別の谷に。ショートカット林道もゲートが閉められ侵入禁止。仕方なく大迂回。かなり時間はくったものの到着した谷は先行者なし。で、イワナがポツポツとアマゴがポツーン。ここもいたるところが昨年の水害で崩れ、土砂のみならず大きな岩が転がり落ちたり、林道のコンクリート護岸が破壊されて沢に倒れていたりと、渓相がずいぶん変わっていました。しかし本当に驚いたのは、釣り終わって車まで歩いて帰る林道。いたるところに大穴が空いていたり、崖崩れで分断されていたり…あらためて昨年の水害のひどさを実感しました。

今年の初イワナ。しっとりした色合いを見るたびに、日本の渓魚は美しいと思う
この谷のイワナたちには朱点は見受けられなかった。ポイントについたのが遅かったので、あまり上れなかった
暴れてもテンションを抜いてもバレない。シングルフックの貫通性と保持能力は◎。初期フックアップ率は低下?

今回の道具類。食料や着替え、ちょっとした怪我に対する救急用品などは、背景のスカウトバッグに入れて携行
ルアーはMEIHOのVS-318DDひとつにまとめる。50mmぐらいの小型ミノー ならけっこう入ります
ショートだが頑強なフィクストと万能小型フォールダーを各1本。小型フォールダーは渓魚の解体にも使います

縦の4本縞ではないがシマヘビ。幼蛇のうちはこんな横縞があるものも。アイラインと目の赤い虹彩が特徴
渓の斜面にひっそりと咲くタチツボスミレ。この谷のは少し青みがかった薄紫だが、花弁の色彩変化は大きい
林道分断。コンクリート護岸も破壊され谷底に落ちている。人為は自然の力に遠く及ばない

巨大な土砂ダムができたことを報道されたA谷の土砂崩れ。これも昨年の紀伊山地を襲った水害によるもの
電柱が基部から引っこ抜かれ、なぎ倒されている。倒されずに残った林道脇の木には、車高よりはるかに高い位置にゴミが引っかかっていた
現場のトラックや施設も、あるいは流されあるいは倒壊。知ってる風景の場所なのに、そこに立っても以前の記憶と一致しない。言葉を失った


再び山岳渓流に行ってきました

子供の日に山奥の渓流に行ってきました。数年ぶりに入る谷では幅広のアマゴが出迎えてくれました。でも少し遡上した地点で、昨年の水害の影響により谷が危険な状態なので入らないでくれといわれ、まったく別の水系に移動。そちらでもアマゴとイワナがポツポツ。尺超えのアマゴに逃げられたものの、最後の最後に尺イワナを釣獲。終わりよければ何とやら…で、山の中で楽しく遊びほうけた一日でした。

入渓後すぐに出たアマゴ。幅広の体形が素晴らしい。この谷で釣れたアマゴはいずれも体形がよかった
潤んだような目が印象的。ヒラを打つミノーに突撃してきたアマゴちゃん
アマゴの側面。個体差もあるし、谷によってかなり異なることも。下の写真と比較してください

当日最大のアマゴ。でも尺には足りない。これぐらいの大きさになると面構えもカッコいい
ここから2番目に入った谷の魚たち。先行者(おそらくエサ師)の後だったが竿抜けポイントではダブルヒットも
パーマーク上に暗色帯が入ったアマゴ。追いかけてきた時には、これがただの黒い縦条に見えることも

釣れたイワナの口内にエサ鈎が。ちゃんと外してやってからリリースしました。三ツ口になりかけている
最後ときめたポイントで出た、ひさしぶりの尺イワナ。カイプが発達しつつあり鼻が伸びた感じ
当日使用タックル。淵の向うには滝。新緑を映しこんだ水が美しい。イワナやアマゴにはこんな風景が似合う

以前リップを折ってしまったミノーたちを釣行前に修理。今回の釣行で使用し、ちゃんとお魚さんを釣りました
クリスタルクリアの水。数ある谷の中でも、自分はこの谷の水の色が一番好きです
こういうモノもよく落ちている。季節柄シカの角が落ちるので、それを拾ってまわってる人にも遭いました

崩れた石と落ち葉の下から異様な生物が。天然のナチュラルプロブルーを身にまとった「シーボルトミミズ」
妖しい光がハカイダーの顔の稲妻みたいに入っている。進行方向から察するにこちらはケツらしい
身長約190cmの知人の野太い人さし指と。このミミズ、首輪が見当たらないのだが…

紀伊山地の渓流につきもののマムシ。「頼むからかかわらずに行ってくれ」と目が訴えてるがそうはいかぬ(笑)
真上から撮影。だんだん頭が三角形になって、尻尾を震わせだした。頼むからほっといてくれと言ってるようだ
マムシのお腹の模様は独特なので、ひっくり返して撮ってみた。ものすごく迷惑そうな顔だ。撮影後リリース

ミミガタテンナンショウらしい。ここらの林道脇には数種類のテンナンショウがあります
フデリンドウが清楚な花を咲かせていました。晩春の渓流の林道脇でたまに見かけます
こちらはキランソウ。ありふれた雑草とも言われるが、そんなにしょっちゅう見かけることはありません

林道には鮮やかな黄色のヤマブキが咲いていました。野育ちの人間はこういう風景の中に身を置くと落ち着きます
新緑の中に花をつけた樹木。少し白く煙った感じの緑が、もうしばらくすると萌える黄緑に変わっていきます
車に戻って着替えていると奇妙な昆虫が飛んできました。ハラナガクシヒゲガガンボらしい。珍さん向きかも

これらも昨年の水害の爪痕。林道が崩落して護岸の下部も破壊され、大穴が開き、渓流が見えている
いたるところで道が崩落していました。今後の雨で崩落は進行する可能性は高い。くれぐれも気をつけたい
林道は崩落し、護岸はひび割れ、沢には流木の山。こんな沢があちこちにあります


青物釣りに行ってきました

青物釣りに能登半島まで北上してきました。ガンド(メジロ)爆!の予定が寒波によるシケ後の水温低下(3度下がって13度)のせいか低活性で不発。おまけに比較的暖かい阪神間在住の人間には骨身にしみる低気温で、人間のヤル気もぐーんと低下。でもまあなんとかジグとトップで、メジロ級をはじめハマチをポツポツ釣獲。雨男ではなくなったものの、天候には祟られ続けてるような…。

真冬並みに思えるほど寒い中出港。道中寒い場所では外気温計は3度を表示。これでもGW明けの5月中旬か!?
長めのジグを使用し、スラックを出したスロー気味のジャークを展開するとやっと釣れ始めた
トップでもポツポツ。この日はスムースなダイビングペンシルよりも、泡トンネルを水中に曳航するタイプが好評

キツネメバルも1匹。これが旨いのである。船長によると「沖で釣れる色の薄いのはもっと旨いよ」とのこと
当日魚を釣れてきたルアー。自作ダイビングペンシルと、W社M君にもらったGLARE 155gと個人的定番STAY
 


その他の釣りなど

渓流や青物以外にも少しだけ釣りに行きました。しかし、これといった釣果はなく…。バスはスポーニングだし、ライギョに本腰を入れる気もせず、なんか中途半端な状態。やっぱりこの季節は渓流がいいな。

川釣りに行ったらルアーに小アユが掛かった。背が黒く、多くの人がアユの象徴のように思ってる淡黄斑はない
天然素材が生み出す淡く微妙な光彩は人工物では代用できない。いくら似せても所詮はニセモノなのだ
コイツもアユを食いに出ていたようだ。この日の釣果はマナマズとニゴイ2本。うち1本は65cm超えのオイボシ・ブツブツ付き絶倫オッサン・ニゴイ(笑)

5月中旬の午後、ライギョ釣りにも行ってみた。大きくないがこってりしたヤツが遊んでくれました
葉巻きを横銜えしたギャング風…だが、60cmちょいのお子ちゃま。ちびっ子ギャングだな
左のちびっ子ギャングの口内。きれいな歯がずらり。こういう写真は下顎持ちで撮る。口開け器具は使わない


生物など
橋の欄干に手を触れた途端、何かがポロッと地面に落ちた。よく見るとゴマフカミキリ。ありふれた種だが地味なので意外に知られてなかったりして
5月になるといろんな場所でシャガが咲く。湿った山地の斜面や日陰の川岸などに群生する多年草。「和」な色彩がいい感じです
パラパラと浮きはじめたヒシと満開のモチツツジ。萼片や花枝がねちゃっと粘り気をもつのが、名の由来らしい

ある山の斜面が一面こんなふうになっていた。で、なんの木の花かな?と気になったので近寄ってみました
どうやらスダジイらしい。ニオイはよくない。クリとかの系統…。でも一面淡黄色に咲き誇る様は見事だ
この季節ニオイがいいものではニセアカシアの花。走行中の車窓から匂いがふっと流れ込んでくると気分がいい


今月の狛犬など
小さなかわいいお社を守る、玉なし子なしの岡崎型。山あいの村で見かけた神社にて
左の神社、名前が○です。「戀志谷神社」。恋患いの人やその方面に縁のない人にご利益あるかも…
スダジイの写真を撮りに山に近づくと、古びた石灯籠があり、雰囲気のいい神社がありました

せっかくだからお詣りすると、構え型の備前焼きの狛さんが出迎えてくれました。備前の構えは2つめかな…
「吽」はいっそう気合いの入った構え。備前の構えは珍さん宅近所に1体いますが、それよりはずいぶん大きい
「阿」は参道方向を睨んでますが、こいつは拝殿方向を向いていて働く気なし。それともわざとこういう配置か?