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PHOTO CORNERvol.01

WHIPLASH STYLE
秋の川バス

 よく「秋はベイト(なんや、ソレ?)が大きいので、大きなルアーがいい」とか、まことしやかにおっしゃる人がいるが、どうも意味がわからん。その説得力のなさは「この川にはアユがいないから、アユカラーのルアーでは釣れない」という名言とタメをはれるほどだ。いちいち小理屈たれて釣りするのも大変だね。ま、どうでもええわ。俺には関係あらへんねん。

 さて、川のバス。秋の長雨に祟られて、釣りにくい状況が続くこともあるが、そんな場合は状況を逆利用しよう。メインに設定していたエリアがダメなら、彼らの退避場所を探すのである。合流する水路内の水位や水温が安定する場所、エサとなる小魚たちが集まる場所などは狙い目である。跨げるような狭い水路で、50cmクラスが出ることもある。もっとひどい例としては、本流を避けて、陸生植物が重なった幅30cm以内のU字溝に大型が入ってたこともある。とにかく怪しい場所を見逃すな、ということだ。

 ルアーの種類やサイズ?どうでもエエんとちゃうかな。俺が使うスピナーベイトは、年間通じてネイキッド・ ウェイトが1/2ozクラスがメインだし、トップは100mm前後で3/8~1/2ozクラスがメイン。DRIVIN'WIREのような115mm、3/4ozクラスなんてのを使うこともあるが、基本は前者。ミノーも90~110mmが中心だ。ラバージグも1/2ozクラスで#5/0太軸フックのものが中心。このサイズ設定は春からずっと変わらない。それで、ほとんどのバス専門の釣り人をしのぐ釣果が上がっているのだから、このセレクトは間違いではないということだ。タックルは当然それらを正確に扱えるパワー設定のもの。「それらを正確に扱えるパワー設定」という意味、わかるかい?簡単にいうなら「それらを気持ちよく扱える」という意味だ。「気持ちよく使える」ということは、釣り人にストレスが少ないわけで、ルアーのトレースコースの微妙な設定や、アクションの一瞬の変化もつけやすいということだ。

 その他のいちいち細かいことは気にしない。ルアーそのものに気を遣いすぎるより、ポイントや魚そのもの、 そしてワザに気を遣おう。それだけで、結果は確実に変わるのである。「それだけで」なんて書いたが、実はお魚釣りにおいては「それ」が一番の重要事項なのだ。もちろんバスに限ったことではない。あらゆる魚種に
おいて「それ」は当てはまるのである。